ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof シーズン2 第16話(16) 完璧な家族 Home Invasion

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第16話(16) 完璧な家族 Home Invasion

脚本/Andrew Dettmann
監督/John Terlesky

【ストーリー】

トラヴィスとグレッグは女性を連れてダブルデート。グレッグのこと
を彼女は気に入っているとしてトラヴィスと彼女はグレッグを応援して
いた。映画館から出た後、取りあえず両親に連絡しないといけないと
するが、もう寝ている可能性も有るのでネットの防犯アプリで
調べるという。するとなんと父親のマイケルが書斎でのど元を切られて
亡くなっている光景がスマホに映し出される。

ミーガンはエイデンとデートし、自宅に彼を連れ込む。
キスして服を脱がせようとするミーガンに慌てないでと声を掛ける
彼。ミーガンは長いことこうしていないので焦っていたことを認める
中、彼女にキレイだとして再びキスする。そんな中電話が鳴る。
出なくても良いというが受話器を落としてしまった為に、ピーターから
聞こえるぞと言われ電話に出る。

ピーターと現場にいくミーガン。庭師とのデートはと問われると、
彼は造園家よと語る。嫉妬しているんでしょというミーガンに対して
そうだとして邪魔して楽しかったと語る。ミーガンは実は電話して
くれて助かったとし、深入り寸前だったのだという。

カーティスが現場にやってくる。オレは局長だからという彼に対して
ミーガンは代理でしょという。ケイトは来なかったというが、新しい
局長はこうだというカーティス。バドに対して現状の説明を求める
カーティス。最初は押し込み強盗だろうとし、同じ手口の事件がこの
界隈で2件起きているという。手足をイスに縛り付けて口を封じる
もの。しかし死者が出たのは初めてだという。金庫を開けるのを拒否
して逆上したのだろうという。
ミーガンは頸動脈が切られている事を語る。
現場に不慣れなカーティスが写真に触っているのを見て手袋無しで
触らないでと語る。

被害者はマイケル・ラックス。高級宝石店の共同経営者だという。
息子がネットで発見したこと。防犯映像のHDDを盗まれ犯行シーンの
映像はないという。奥さんはどうしたのか。サムはカレンダーによる
と教会の集会に行っているハズだが確認したら行ってなかったという。
犯人が連れ去ったのかも知れないという。
息子のグレッグは父はスポーツや勉強を見てくれたと語る。
そんなグレッグにDNAを取らせて欲しいという。この部屋にある君の
DNAを除外する為の措置だとすると、母に相談させて欲しいとして
電話する。カーティスは上の階から音がするとすると二階から携帯の
呼び出し音が鳴る。ピーターが銃を構えて音の鳴る方に近づく中、
なんと母親のロビンもまたイスに縛られてクローゼットの中にいた。
脈を確認するミーガンは首を横に振る。そこにグレッグがやってくると
亡くなった事を知りパニクるのだった。

レイシーは母に遅れてごめんと語る。ジェナの家に泊まったとして
タイラーの車のバッテリーがあがってしまったのだという。
ミーガンは帰宅した彼女にタイラーのことを聞くと16歳だというレイ
シーはイケテルでしょとし、バンドをやっているのだという。
しかしミーガンは10代の子に乗せてもらうのはダメだと語る。男の子の
車はダメだと。ママと過ごす素敵な一週間の始まりねというレイシー。

イーサンの元にカーティスがやってくる。
カーティスは無駄遣いは許さないとして、使い捨て手袋が3箱も開いて
いることに違和感を唱える。備品を節約できなければ人件費を節約
するという。
ミーガンがやってくると遅刻だとしてやっとお出ましかと語る。
ケイトはもう検視している事を語ると私の担当のハズだというミーガン。
「遅刻・カーティス・待たない」と語る。

ケイトはテープの指紋とDNAを調べる様告げる。
イーサンたちはカーティスが厳しいことを愚痴ると、ケイトは私は
傲慢な局長じゃなかったでしょと語る。すると周りは何の反応も
示さなかった。ケイトは奥さんの方を調べさせてもらっているとし、
まだ死因が特定出来ていないからだという。湿疹が出来ているとし
頬と両手首だという。

共同経営者のオーウェン・クリーガーから話を聞くサムとバド。
よく食事に招いてもらったという。コンロ前にはロビンが立っていて
マイケルがビールを飲んでいたという。マイケルとは10年間共同で
経営しているが友達づきあいはもっと長いという。ロビンを彼に紹介
したのも私だとし、彼は正直者で意思が強くてよく働いたという。
何で金庫を開けなかったのか・・死なずに済んだのに・・と。
そこに規制線を突破してグレッグがやってくる。バドに対して今後どう
すれば良いのかとして相談する。児童保護局からの指示があるハズだ
と語る。
そんな中サムは保険によるとあるべき宝石が6つないという。金庫の
中かも知れないがというが、バドはすぐに質屋と故買屋に連絡する
という。そんな中バドはL&P社の名刺があることに気がつく。
近所の2件の強盗でもどちらも一週間前にL&Pが修理しているのだという。

■概要

・ラックス家のグレッグは友人たちとダブルデートする形で映画を
見に行き、親の様子を見る為に自宅の防犯アプリで調べると、
なんと書斎で父親がノドを切られて殺されていた。
・被害者はマイケル・ラックス。高級宝石店の共同経営者。
母親・ロビンの姿がないということで様子を心配したグレッグは
電話すると二階のクローゼットに縛られてこちらも死んでいたことが
分かる。
・最近この界隈では似たような手口の犯行が続いていて、現場を調べる
と強盗が発生しているのは、同じ改装業者/配管工が一週間前に修理して
いることが分かる。
・遺体から見てノドを切断したのはギザギザの刃物で犯人は右利き。
背後から迫ってノドを裂いていること。切断の右上にはキズが有った。
・一方の妻・ロビンの方は窒息死で、テープで口を塞がれていたが、
何故鼻づまりが発生していたのか。
湿疹からしてアレルギー反応が有り、何かに接触してじんましんが
出ていた事が分かる。
・テープに付着している指紋やDNAを調べると、ロビンとマイケルの
半分の血を継いでいるものだと分かり、息子のグレッグかに思われた
が、グレッグのサンプルとは一致せず。
・ミーガンとケイトは遺体の腹を見ると、自然分娩の跡はなく、
帝王切開で一度切っているが、実は二度同じ場所を切っていて二人の
子を産んでいた事が分かる。

■感想

殺された家庭の家族は完璧な家庭だと思われたが、実際には父親が
暴力を振るい絶対権力の下、管理された家庭だった。
それと同期させるようにして今回は、前回の失態によって降格した
ケイトの変わりに局長に就任したカーティスが、やはりここでも完璧
なラボを目指そうとして手腕を発揮しようとするが、そこはやっぱり
カーティスっぽく、何処か抜けているところが有ったりして、憎めなさ
溢れるところが有ったのかな。

カーティスはどちらかというとラボ内でのことに関しては、まだまだ
不慣れな一面を見せたけど、被害者の家庭に対して寄り添い、そして
最大限の協力を見せようと努力する姿が有り、その辺でケイトからは
評価されて、ケイトが一人遺恨を残してカーティスを恨んでいた格好
だったけど、最後は和解し、彼の存在を認めるような感じだった。

人間味という意味ではやはりカーティスに軍配が上がる。
ドラマの中でケイトが私は(カーティスと違って)傲慢な局長じゃなかった
でしょと語る際に、周りが凍るような静けさが訪れたところが笑えた
けどね。

またケイトがカーティスとつばぜり合いを起こしたかと思えば、
ピーターとミーガンとの間でもちょっとしたやりとりが有った。
ミーガンの彼氏のエイデンに対してみんなが庭師だと語るが、
ミーガンは造園業者だとして何度となく訂正させようとする流れが
有る。そしてミーガン本人が彼との関係に深入りすべきかどうかで
悩む姿が有った。年の差とキャリアはやはり女性にとっては負担
が大きいのかな。しかもレイシーという子供までいるからね。
でもまだレイシーは13歳くらいだし、ミーガンも年上で疲れた感じが
しないので良い感じには見えるけどね。

レイシーは今回バンドのボーカルのタイラーに恋心を抱くも、
バンドのボーカルはモテるものだということで、彼には彼氏がいて
レイシーは一人片思いの恋の終わりを知って涙する姿が有る。
こういう時、ミーガンが預かる番で良かったね。
ピンクのゾーの”スティンキー”。今では茶色くなってしまっている
けど、レイシーが変わってしまったことを意識させる意図を持たせ
つつも、最終的にはまだまだ子供であることを示していた。

■事件

昨日見た「コールドケース」S7-2も兄が家出してしまう家庭として
描かれていたので、ちょっと切なかった。父親が死んで兄弟と母親
で過ごせればどれだけ理想的な家庭が築けたのだろうか。
グレッグは両親を失い親友さえも失い完全に迷走してしまった。
レイシーの失恋とは比べものにはならない状況だけどこういう時に
安心させてくれる人が傍にいることが如何に大切かだよな。

容疑者としては・・

・共同経営者・オーウェン

マイケルが独立して一人で宝石店をやりたがっていたこと。
オーウェンはロビンを愛している為に三角関係も考えられた。

・配管工のリー

過去のこの界隈で似たような事件が発生したとしているけど、
偶然だったのか。それともこの事件に便乗した上で、その上で
リーが働く会社が偶然浮上してきたのかな。

・アーロン

マイケルとロビンの息子でグレッグの兄。
家出してアラスカな漁業に行ってしまったけど、結局漁業権は持って
いたみたいだけど、実際には働いていなかったみたいだ。
テープから彼のDNAが出ただけでなく、ラックス家の宝石が売りに出さ
れたことも有って、アーロンで決まりかと思わせたけど、彼はそれを
否定した。

■結論

マイケルの傷口に付着していた物質は、修理につかうパテだった。
車の傷口などのヘコミを修理するもの。

トラヴィスが車の修理をしている光景が有り、そこで気がついた様だ
った。しかしトラヴィスって彼と映画を一緒に見に行っていたし、
親から虐待を受けていたとしたらグレッグのことを家に泊めること
など出来たのだろうか?

アーロンはグレッグに対して何も喋るなよと語っていたけど、何のこと
差して言っていたのかな。

アーロンのことを憎んでいたグレッグだけど、二人は和解出来るのだ
ろうか。虐待によって傷ついている心は少なからず存在している
ので、信頼を取り戻すにはなかなか険しい道になりそうだね。

■使用された曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht
・I Won’t Let You Down by Alex Clare
・Wild by Royal Teeth
・Funky Cold Medina by Tone-Loc

■出演者

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
バド・モリス (John Carroll Lynch) 刑事
ピーター・ダンロップ (Nicholas Bishop) 医療捜査官
サマンサ・ベーカー (Sonja Sohn) “サム”、刑事
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長
ダニー・アルヴァレス (Nathalie Kelley) 遺体の搬送係

レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘
トッド・フレミング (Jeffrey Nordling) ミーガンの元夫

グレッグ・ラックス (Cody Christian) 次男
アーロン・ラックス (Casey Jon Deidrick) 長男、家出中
オーウェン・クリーガー (Tom Gallop) マイケルと共同経営者、宝石店
トラヴィス・ポープ (Paul David Story) グレッグの友達
エイデン・ウェルズ (Jamie Bamber) ミーガン家の元庭師
リー・グラハム (Ken Costanza) 配管修理
タイラー (Cameron Boyer) レイシーが崇拝している16歳バンドボーカル
— (Rachael Kathryn Bell) Greg’s Date
— (Sloane Avery) トラヴィスの彼女
— (Rachel Brett) タイラーの彼女
— (Kaylee Bryant) ミュージシャン

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