エージェント・オブ・シールド Agents of S.H.I.E.L.D. シーズン3 第13話 ラスト・ショット Parting Shot

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第13話 ラスト・ショット Parting Shot

脚本/Paul Zbyszewski
監督/Michael Zinberg

【これまでのあらすじ】

メイはここに居るのはボビーの為でしょとハンターに告げる。
あなたがシールドのエージェントになったのもそうだと。
ハンターはメイに対してそれでも友達かというと、友達じゃない
という。コールソンはマリックがヒドラ最後の首だと思っていた
が彼が誰かの為に動いているような気がするという。マリックは
インヒューマンズが必要だと軍隊を作るという。
マシュー・エリス、アメリカ大統領は、マリックはありとあらゆる
国の経済に深く関わり莫大な財産をかけて影響力を与え続けている
という。ロシア代表のペトロフはインヒューマンズは敵ではなく
我が国では彼らを迎入れて故郷を与える用意があるという。保護区
を作るとのこと。しかしペトロフは帰国する飛行機の中でマリック
に対して国内にも問題が有るとし、マリックの影響力が有れば
なんとかなるとして協力を求める。ボビーとハンターはそんな
飛行機に同乗していた。コールソンたちには到着したら連絡する
と語る。

【ストーリー】

モスクワ・インターポール秘密施設。
デュヴァルはボビーに対して尋問室でに対して君が生きて居ること
は奇跡としか言いようがないという。政府の介入に感謝するんだ
なと。我々インターポールを巻き込んだとし、ロシアの政府高官
が3人も殺されたのだとし、それもロシア国内で、だと。
しかもシールドの元エージェントによってだとし、昔なら君は
今頃氷漬けで殺されているという
言い分はあるかと問うと、ボビーは”チーズバーガー1つ、ミディ
アムで、トッピングはチェダーチーズ、ケチャップ、マヨ、レタス
にトマト、それにポテトはクリスピーで”と語る。私だけが
君を救えるんだぞとしシベリアでは何をしていたのかと問う。

■34時間前
ボビーとハンターはマリックの車がそこを通ると言う。
しかしハンターは体力切れで疲れ、ボビーは持って来たのに目標
照準機を無くしたという。俺を使えとしてハンターは投げ渡す。
バードからゼファーへ、ターゲットを発見だとボビーは報告する。

フィッツはそれを受けて了解したとして追跡すると語る。
フィッツはコールソンに対してマリックの車は廃炉の発電所へ
向かっているという。マックは何故最果てのシベリアに来たのか
という。デイジーもどうして気候の良いところにインヒューマンズ
の保護区を作らないのかと口にする。コールソンは捕虜収容所を
マリブに作らないのと同じで住民が嫌がるからだという。
フィッツはボビーに対してそこに行く為の足は調達出来るかと
問うとハンターが既にロシア人兵士を倒して車を調達していた。

デュヴァルはハンターを取り調べる。
正直君のような男は初めてだと言われるハンター。全部事実を
言っているのだというハンターはキノコ狩りに来ていたのだと
いう。真冬のシベリアの森でなのか?というと、でかいカバノ
アナタケを採ろうと思ったらシベリアだという。銃を持って
死体のソバに居たんだぞとし、暗殺は誰の指示なのかと問われる。
暗殺じゃなく森に居たら声をかけられたのだという。俺たちは
逃げようとしただけ。キノコは乾燥ポルチーニに限ると語る。

■31時間前
ゼファーワンに目的地に着いたと報告するボビー。しかしターゲ
ットは見えないという。フィッツはそれを受けて熱センサーで
君たちの位置は確認したが、レーダーブロックで中の様子が見え
ないと語る。マリックはSUVや軍用車が見えるというハンターは
建設中の本部かという。コールソンは中を探りたいとしマリック
はインヒューマンズの軍隊を作ると明言したと。兵士の補充に来た
のかも知れないとすると、なんとか中を確認出来ないかという
コールソン。それならば潜入道具を送ってというボビー。マリック
は殺しても良いのか?とハンター。世界安全保障委員会の元
メンバーをロシア圏内で殺すのはダメだという。捕まったりアメ
リカ政府の関係が見つかれば戦闘行為と見なされるので絶対に
関与を疑われることもダメだという。あくまでも狙いだけ突き止め
ろというコールソン。

建物内を遠くから観察しているボビーのことを横からハンターが
見つめる。ボビーはテレながら何なのよというと、悪くないなと
してこうやって二人きりで森の中にいるのも。決してエロい意味
で言ったんじゃないこと。最後に旅行に行ったのって何時だっけ?
というと、リオはシーザーパークではないかというボビー。
それは張り込み任務だというと、ボビーはサンディエゴかという。
それはボビーの実家だろうと。フィレンツェは?ハンターは
行っていないという。正解は一度も行っていないだというハンタ
ー。こういう仕事に犠牲はつきものだというボビー。しかし限界は
有るだろうというハンター。仲間二人を殺したクリールと同じ
任務に就くなんて・・と。引き込んだのはタルボットよという
ボビーだが、コールソンもokしたんだという。去年はウォードと
組んでボビーが殺されかけたという。ヒドラ最後の首を追っても
殺さずに監視だと言われたが何でだと。同じ琴の繰り返しでロクな
終わり方をしていないという。ホントの所は何が言いたいのか?と。

そんな中、動きが有るとして頭を巻かれたインヒューマンズらしき
ものが入っていくという。そんな折り二人は兵士に見つかってし
まう。”道に迷ったんです。キノコを探していました”。
隙を突いて兵士たちを倒す中、建物の門番たちは閣僚が到着した
と無線で会話しているのが聞こえてくる。

■29時間前
■28時間前

■感想

シナリオ自体は前回からの流れを引き継ぎ、ボビーとハン
ターが先日台湾でのシンポジウムでの任務でマリックを尾行して
飛行に乗っかってからのエピソード。
その飛行機は何処に向かっているのか。マリックがペトロフと
会話していることを見れば明らかにロシアだということは分かる
のだけどね。

ドラマでは冒頭からいきなり取り調べのシーンで始まり、ボビー
とハンターが捕まったことが伺えるが、それまでの間に何が起きた
のかを過去に時間が遡って解明していく流れとして描かれる。

しかしドラマを見ていくウチに、なんとなくハンターがシールド
の仕事に対して食傷気味な感じで語っていたし、組織の任務と
個人の感情との間で揺れ動いていたことも有って、何かが起きる
とは思っていたけど、まさかここで二人が退出してしまうとは
思わなかった。

このドラマらしく食事ネタが多かったし、やたらとキノコの話が
出ていたのも面白かったけど、今週の月9ドラマ「貴族探偵」
もポルチーニ茸が話の流れに使われて居たので、数日前に見た
シールドの前回のエピソードの話と混同してしまった。

ボビーとデイジーファンの私としては、その一角が退出して
しまったことで興味も半減するなぁ。
でもこの二人が何処かで亡くなってしまわないかとヒヤヒヤして
いたことも確かなのでこういう終わり方っていうのも悪くはない
のかも知れない。

劇場版の「アベンジャーズ」の一作目のクレジット後で任務中に
語っていた”シャワルマ”を全員でダイナーに食べに行った
光景を思い出す。
まぁあのシーンはシュールだったけど、今回のボビーとハンター
の別れはスパイ流の別れの儀式みたいで切ないところだったね。

アベンジャーズ The Avengers Marvel's The Avengers (aka.Marvel Avengers Asse...

■ロシアに作られるインヒューマンズの保護区

シベリアの地に既に建設されていたけれど、ロシアの首相の
オルシェンコはそれに反対する立場。ユーリ・クルピーという
首相の側近を殺してしまった為に、このままだと計画が頓挫する
だけでなくペトロフ自身が危ない。

ロシアでも推進派と政敵でインヒューマンズの扱いは分かれている。
ユーリを殺したのはロシアの国防大臣をしていて元KGBの殺し屋
のアンドロヴィッチ将軍。ただこの将軍は自身がインヒューマン
ズ。
世界で初めてインヒューマンズの政治家故に、大量殺戮兵器を
扱える立場の人物が力を握ることになってしまうということで、
アメリカとしては当然容認出来るものではない。ロシアとしても
能力者を武器として利用出来るならば、これ程楽なことはないけ
ど、逆に制御出来るものなのだろうか。

■スパイ故の難しい選択

同じ日に見ている「殺人を無罪にする方法」での法廷ドラマじゃ
ないけど、一つの事件・事案に対して真実がどうこうというより
も、陪審員や市民にはどう見えるのかということが大事。

エリス大統領とオルシェンコ首相は、デミトリーとマシューと
名前で呼び合う中だけど、残念だけどこの件ではロシアにも
メンツが有る訳で、クーデターを起こそうとしていたものがいた
と分かるとロシア首相としても立場がない。
そしてアメリカとしてもシールドの存在は秘密にしている訳で
一応公には存在していないことになっているけど、インターポール
はその事実を掴んでいるのかな。
シールドの存在もマリックの存在も掴んでいるのであれば
別の方法論や抜け道もありそうな気がしたけど、結局手っ取り早い
方法としては、アメリカ政府下のものではないということで
処理を進めることになり、保護下にも入る事が出来ず結局
シールドとの関係も断ち切るしかないということになった。

ただボビーとハンターにとっては旅行をしたことがないという
ことで私生活を楽しむ為にはこういう選択も悪くは無い。
ただ彼らは生粋のスパイだし前線で働くことで生き甲斐を求めて
いるところがあるんだろうからね。

■ロシア語

今回は舞台がロシアだったのでロシア語は必須。
会話する事が出来るのはボビーだけ。
それぞれの人に話を聞くと、

メイは「発言が流ちょうとは言えない」
マックは「一言も言えない」
デイジーは「ロシア人とデートしたことが有るけどHな言葉しか
知らない」

そんなロシア語のやりとりで面白いシーンが幾つか有った。
デイジーがハッキングしようとして警備室のパソコンを操作しよう
とするが

「機械が古すぎるしロシア文字は読めない」(Daisy)
「ニューハンプシューに足が生えたみたいな字ってDよね?」(Daisy)
「ダー」(Bobbi)

「ボビーに扉をあけてあげないと・・ユニコードを変換してこれ
でどうか?」(Daisy)
「スパスィーバ、デイジー」(Bobbi)
「デ・ナダ(De nada)」(Daisy)
「ロシア語じゃないわよ」(Bobbi)

「将軍を倒すしかない。また影が出た。スィストウ(sestra)、
行ける?」(Bobbi)
「ダー」(Daisy)

■使用された曲

・Agents of S.H.I.E.L.D. Theme Song
Written by Bear McCreary

■出演者

フィル・コールソン (Clark Gregg) S.H.I.E.L.D.の捜査官
メリンダ・メイ (Ming-Na Wen) エースパイロットで兵器の専門家
グラント・ウォード (Brett Dalton) Hive(ハイヴ)
デイジー・ジョンソン / スカイ (Chloe Bennet) S.H.I.E.L.D.、能力者
レオ・フィッツ (Iain De Caestecker) 兵器技術を専門
ジェマ・シモンズ (Elizabeth Henstridge) 生命科学に精通

ランス・ハンター (Nick Blood) シールドの傭兵
アルフォンソ・マッケンジー (Henry Simmons) “マック”、メカニック
ボビー・モース (Adrianne Palicki) ハンター元妻バーバラ

リンカーン・キャンベル (Luke Mitchell) 能力者
ギデオン・マリック (Powers Boothe) 世界安全保障委員会?
マシュー・エリス (William Sadler) アメリカ大統領
ステファニー・マリック (Bethany Joy Lenz) マリックの娘
アントン・ペトロフ (Ravil Isyanov) ロシア代表
デュヴァル (Ivo Nandi) Inspector / インターポール
ディミトリー・オルシェンコ (Endre Hules) ロシア首相
アンドロヴィッチ (Kristof Konrad) 将軍 / 知覚を持つダークフォース
— (Roman Varshavsky) FSO Agent
— (Julia Aks) ウェイトレス
— (Vladimir Orlov) ロシア人兵士
ユーリ・クルピン () オルシェンコの側近

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