ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言 Body of Proof シーズン3 第8話(9) 試された友情 Doubting Tommy

リンク広告 テスト




第8話(9) 試された友情 Doubting Tommy

脚本/Matthew V. Lewis
監督/Michael Grossman

【ストーリー】

バッドを持った男が入って来る。傷ついた男(バニング)は辞めて
くれと懇願するが・・

裁判の法廷。
ジェイソン・バニング殺害事件について検察のダン・ラッセルは
検察側証人としてミーガンを召還して証言させる。
バニング氏の頭蓋内の凶器の破片に誰のDNAが付いていたのかと
問うダンにミーガンはスティーブ・オーウェンだという。被害者
バニングのビジネスパートナーで被告人。DNAプロファイルが
間違っている可能性、そして彼がバッドを持っていた確率を
尋ねる。すると確率は10億分の1だという。
トミーも弁護士側の証人として法廷に召喚される。バニングが
殺されたと通報したのか誰かという弁護士に対してスティーブ
だという。現場に到着した際のスティーブの様子を尋ねる弁護士
のジェームズ・ローソン。被害者の前でうずくまって涙していたと
いう。どう思いましたか?とし依頼人は被害者を殺したと思うかと
問われる。そうは思わなかったがその後の検視の結果が出たと。
今も依頼人が殺したのは疑わしいと思っている?と問われトミーは
“はい”と答える。

法廷が終わった頃、トミーとミーガンは語る。
苛ついているんだろう?とし俺がスティーブの殺人を確信して
いないことに怒っているのだろうという。DNAが脳内から見つか
ったのよとし何を見落としていると言うのかというミーガン。
酒を飲んで話をしようというとレイシーが居るから帰るという。
それに事件の話ではなくベッドに誘っているのでしょというと、
トミーは自分が間違っているかも知れないから話すのが怖いの
だろうと問う。

バーへ行くトミーとミーガン。
有罪と認めなさいというミーガン。君は生身の人よりも証拠を
扱うのが楽なんだろうと。人は複雑で厄介な感情が有る。
人格はDNAでは決まらないとし自分の直感を信じないと。
しかし俺はスティーブは犯人ではないと思っていること。
するとミーガンは私の直感は私を飲みに行く策略だと思っている
という。そう思うなら何故来たのか?とトミー。ニューヨーク時代
を覚えているかと問うと建物の屋上に閉め出されて陽が昇る
まで裸で踊ったなという。私が覚えているのは凄いケンカを
したこと。あなたが浮気をするまでねと。
トミーはホテルにチェックインしようというが、ミーガンは帰る
という。しかし一度は店の外に出るが店の外でカップルたちが
いちゃつくのを見て考え直し、そして店に戻るとトミーは別の
ブロンド女性と話をしているのを見てミーガンは帰宅する。

ミーガンの自宅に母・ジョーンがレイシーを連れてやってくる。
リビングに服を脱ぎっぱなしにしているとしてデートだったのね
という母。相手は誰なのかと問うがデートではないという。
ジョーンはあなたとケンカをしたくないとし父の遺書のことは
私が悪かったという。ちゃんと話していれば今になって疑うこと
もなかっただろうと。ミーガンは真実を知りたいだけだという。
そんな中ミーガンに事件の電話が鳴る。

現場にいくミーガン。
するとそこにはトミーではなくアダムがいた。被害者は女性で
20代後半。一時間前に清掃業者が発見。室内には争った形跡が
有るという。今朝トミーと話をしたか?と問われる。トミーに
連絡しているが繋がらないのだという。夕べ遅かったのよという
ミーガン。
被害者の名前はスカイラー・グリーン。
聞き込みしているが今の所有力な情報はないという。
ミーガンは遺体を見て驚く。クビに模様状の擦り傷から見て
絞殺されたのねと。硬直が有るとし亡くなったのは夕べだと
いう。ミーガンはアダムに二人でちょっと話したいと語る。
トミーの居場所は分かっていないのかとすると、すぐに彼を
見つけないといけないという。夕べは彼と飲んだが、彼は私が
帰る時には被害者のスカイラーと居たのだという。
アダムは電話してみるとすぐ近くから音が聞こえる。その音の
方を見ると、トミーは外の草村の中で怪我して倒れているのが
見つかる。夕べのことは何も覚えていないというトミー。

スカイラーが死んだのかと驚く。トミーは何でここにいるのか?
何か覚えていることは有るのかと問う。ミーガンとバーにいた
こと。君が帰ってその後スカイラーと一緒にいたが後のことは
ハッキリしないという。
薬を飲まされたのか?スカイラーとはスティーブの件で聴取した
時に顔を合わせただけで、彼女はスティーブのクラブのホステス
だという。彼女はスティーブの無実を証明しようとしていたこと。
その後も彼女は事件の話だとして電話してきたが俺に気が有った
だけで俺は電話に出なかったという。会話したのは2ヶ月ぶりだ
という。トビーに対して首にひっかき傷があるとしてどうした
のかと問う。マニキュアのように見えると。

アダムはトミーにマーティン署長が署に戻れと言っていると語る。
聴取をとりたいのだろうというアダム。
スカイラーがスティーブの知り合いなのは偶然ではないとし、
トミーとの関係を早く突き止めた方が良いと語る。

■感想

うーん、やっぱりあまり面白く感じない。

今回のエピソードなんてトミーがピンチに陥る話で本来なら
最も盛り上がっても良いハズなんだけどね。

どうもここの所ミーガンの突出したスキルというのが見られずに
イーサンやカーティスとの絡みも面白みを失い、アダムはまるで
絡み合っていないとしか言いようがない。
そもそもケイトとの関係もかつて程面白くなくなってしまった。

トミーを封印してアダムの存在を何とか引き立てようとしたの
だろうか。

刑事と違って検死官なので多少ルールを無視して調査しても
大丈夫ってことなのかな。
法廷ものや刑事ドラマの見過ぎかも知れないけど、アメリカの
裁判ってすぐに証拠を無効にしてしまうような屁理屈さが
有って幻滅させられることが多いから、ルールを無視して採取
した結果が今回のように証拠・証拠と騒ぐドラマの中でも有効な
のかちょっと見ていて疑わしいものが有る。

ミーガンとトミーのロマンスが何よりも一番興味が湧かないのが
問題なのかも知れない。
トミーがちょっと鼻持ちならないところが有って自分はどうも
このキャラクターが苦手な様だ。
バドとピーターとサムのチームが今更ながらやっぱり良かった。

このドラマの良さは家庭をもう少し巻き込んだファミリー感
じゃないのかな。その結果父親の死の真相と母親との関係修復
をメインにしているところは有るんだろうけどね。

■結論

結果として見ると弁護士が犯人だった。
スティーブとバニングが経営するバーの会計を粉飾した弁護士
にバニングが気がついて殺害しスティーブに罪を擦り付ける
というもの。
弁護士故に捜査手順とか証拠採取の方法論などは熟知している
部分が有ったのか?

問題の鍵はトミーの行動に有り、彼の本来の人間性を改めて知ら
せるには良い内容だったのかも知れない。
スカイラーという女性と関係を持っているようなプレイボーイさ
を持っている人物なのではないか。

トミーは被告の犯行を否定していた。意図することで証拠
は悪い方向に利用されてしまう。それを暴くことが出来るのは、
何もDNAだけでなく、真実を見抜く力、人間関係に於ける機微さ
加減を感じ取れる捜査官としての直感だったり経験だったりが
左右する。

今回はトミーが何故当日の記憶が無いのか。
それを突き止める為に、体の中で代謝が起きる前の血液の入手
に成功し、ゾルピデムの存在を抽出させる。
無視出来ない合理的疑いが出来たことで、その記憶を取り戻す
べくして再体験することで当日の夜のことを思い出してもらう。

■トミーの過去

ミーガンとニューヨーク時代に付き合っていたということは
認めていたね。
そんなニューヨーク時代のことにはこれまで言及されては来たけ
れど、ミーガンが交わしていたことが有ったからな。
その頃ってミーガンはトッドとは既に離婚していて、外科医と
してバリバリに働いていたんだっけ?ミーガンの初期設定って
仕事人間で家庭も顧みないような人物だったみたいな感じだった
気がするので、そんな時期が有ったんだね。

今回はトミーがニューヨークで起こした事件についての
言及とフィラデルフィアに異動してきた経緯が語られた。

トミーの妹のローラがニューヨークでひき逃げ事件に有って
運転していたのがエリートの金持ち。金を掴ませてこれまでにも
何度か罪を逃れてきた人物のようでその男をフルボッコにして
いたのが原因だったようだ。

あとはミーガンの父親の過去の件ですね。

■突然新キャラ登場

初めて登場したがフィラデルフィア市警にはマーティン署長が
居るみたいだ。もう残り少ないけどここから毎回登場していく
ことになるのかな。

マーティン署長演じるLorraine Toussaint

「フォスター家の事情」で、リーナの母のデーナ・アダムスを
演じている。「シカゴP.D.」「Law & Order」ではシャバーラ・
グリーンという弁護士役で登場する。

■使用された曲

・Body of Proof End Credits Theme
Composed by Daniel Licht

■出演者

ミーガン・ハント (Dana Delany) 検視官
ケイト・マーフィー (Jeri Ryan) フィラデルフィア医療センター・局長
トミー・サリヴァン (Mark Valley) フィラデルフィア市警
イーサン・グロス (Geoffrey Arend) 医療センター・医者
カーティス・ブラムフィールド (Windell Middlebrooks) 医療センター・副局長

アダム・ルーカス (Elyes Gabel) フィラデルフィア市警
レイシー・フレミング (Mary Mouser) ミーガンの娘
ダン・ラッセル (Richard Burgi) 地方検事、ケイトの支援
ジョーン・ハント (Joanna Cassidy) ミーガンの母

ジェームズ・ローソン (Edward Kerr) スティーブの弁護士
アンジェラ・マーティン (Lorraine Toussaint) 署長
スティーブ・オーウェン (Kiko Ellsworth) バニング殺害の被告
メリル (Lily Knight) 唇読解
モーガン (Adilah Barnes) 判事
— (Kofi Natei) Bouncer
スカイラー・グリーン (Tyne Stecklein) トミーが好き、被害者
ジェイソン・バニング (Anthony Jennings) 被害者、共同経営
— (Marcus Patrick) Guard
— (Jonathan Davila) Police Officer

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336