BONES 骨は語る シーズン7 第3話 悲しきプリンス The Prince in the Plastic

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November 3, 2011
第3話 悲しきプリンス The Prince in the Plastic

脚本/Dean Lopata
監督/Alex Chapple
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“ゴミ捨て禁止”
しかしゴミが不法に投機される現場でマットとカレンはゴミを
漁り価値のあるものを探していた。以前はパリにまで買い付け
に行っていた時も有るのに・・とカレンは嘆く中、冷蔵庫を
捨てて行くトラックに思わず殺されかける。するとゴミの中に
ビニールで巻いたものがあることに気が付く。宝物かと思い
近づくが人骨が包まれていた。

スイーツはブレナンとブースの前で銃を持つことを相談する。
ブースはスイーツが銃を所持することに反対するが、スイーツ
は最近現場に行く機会も多いので良いでしょと許可をもらおう
とする。ブレナンは私だって持っていると語る。
スイーツは援護すると言うがブースは君は分析医でありソファ
が似合うという。スイーツは納得出来ずブースの許可は要らな
いとして携行許可を取るという。スイーツは新居はどうしたの
かとして明らかに話題を変えようとすると、ブレナンは私は
土地付きがいいのに彼は男の隠れ家付きが良いと言っている
ことを語る。ブレナンはスイーツの銃の所持に賛成的立場で、
少なくとも敵の目をを引いて捜査官の変わりに撃たれてくれ
たら私みたいな人がシンギルマザーになる確率が減ると告げる。

ラボではカミールが今朝発見されたという遺体を運んでいた。
日光の熱で外側のポリエチレンが解けて遺体と密着していると
いうもの。それで中身は密封されていて熱と水分が閉じ込め
られているという。カミールは遺体の融解が早いとし、普通は
2週間くらいはかかるものだという。
液化した遺体を出やすいようにする為に空気を送り込むと、
下にあるバケツに液化した遺体を流し落として骨を取り出す。
今回のインターンのデイジーは気持ち悪いけど楽しいと告げる。

ブレナンは骨が見えてくると、被害者は女性であり頭蓋縫合から
見て30代だろうという。デイジーは遺体の中にチャーミント王子の
人形があることに気が付く。幼少期に全部揃えてクローゼット
に王国を作ったとすると、その人形がバラバラになっていること
を悲しむ。知覚のないプラスチックの物体よというブレナンは
悲しむ必要などないというが・・デイジーはそれでも神様に誓う
と告げ、王子とその友達を殺したヤツを絶対に許さないという。

ホッジンズは遺体に成虫・幼虫共に付着していないが、
筋組織と骨があるという。指骨、月状骨、膝蓋骨・・・
ホッジンズはカミールにスイーツが銃の携行許可を取ろうとして
いることを語ると、デイジーは彼はマジメで優しい人だと告げ
許可されるべきだという。
デイジーは遺体の骨をX線で撮影した結果をカミールに見せる。
死亡時と死亡後に損傷したと思われる多発骨折の跡が写っていた。
第7胸椎、右肩甲棘、右上腕骨後面、左尺骨前面への骨折。
これらは死亡時の怪我で何度も殴られた上に肺が潰れて窒息死
したことを示すものだという。また過去にも骨折した跡が有り
膝蓋骨と大腿骨頸部、骨盤と全ての肋骨が折れて修復している
事を語る。幼い頃に虐待されていたのかも知れないという。

アンジェラはラップの内側には遺体と接触した皮膚の痕跡があり
また指が3本と手のひらの一部が採取出来たという。
免許証のデータから被害者はデビー・コルテスであり、2週間前に
弟のリックが捜索願いを出しているとのこと。

リックから話を聞くと姉は内気で自分の事を話したがらない人
だったという。虐待を受けて居たのではないかという質問に
骨折は事故のせいだろうとし、両親と乗った小型機が離陸30分後
に乱気流にやられて落下し姉だけが生き残ったのだという。
9歳の時で一年以上入院していたとのことだった。
姉はディリオトーイの開発部の重役で、姉の口利きで入社した
が一年で辞めたという。姉が重役なのに弟がパートの警備員では
格好が付かないからだという。

ブレナンは橈骨遠位端のコーレス骨折を発見したとアンジェラ
に語る。転んで殴られたということなのかと問うと、アンジェラ
はシミュレートして凶器の割り出しを行うという。ブレナンは
アンジェラに対してあなたもチャーミントン王子の人形を持って
いたかと問うと、当然だとして私はシド・ヴィシャスの格好を
させていたという。ブレナンは私はオモチャに惑わされずに
科学に集中したというが、アンジェラは遊びもまた同じくらいに
大事だとしてそれは人類学でも裏付けられているでしょと語る。
確かに社会文化的繋がりを築く上では重要だという。アンジェラは
ここで人形を使って子供と遊ぶ練習をしてみてと語るとブレナン
はバラバラの王子の人形を手にして
「臣下のものたちよ、私はチャーミントン王子だ!私の腕と脚は
体から引きちぎられてしまったのだ。幸運にも頸椎への損傷は
免れたとし、もし私呼吸器が有ったなら液化した組織が肺を
満たしていただろう」と語る姿を見てアンジェラは呆れた表情を
見せるのだった。
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ゴミ捨て場から発見された遺体は30代の女性の遺体だった。
体中の骨に骨折の跡が有り、過去にも同様に複雑に骨折して
いることからも虐待されていた可能性を示唆する中で、遺体が
包まれていた梱包材のポリエチレンから指紋が検出し、身元が
判明していく。被害者はディリオ社というオモチャメーカーの
開発部の社員で数々の企画をヒットさせているヒットメーカー
の女性・デビーだと分かる。

君犯人じゃないよね?というオーラがビアンカを見た瞬間に流れ
てきたのは、演じているMorgan Fairchildさんのオーラからなのか。
「フレンズ」でチャンドラーの母・ノーラ役を演じていた彼女。

同じ日に見た「Once Upon A Time」のエピソードにもランスロ
ットが出てきて微妙にネタが被るところがなんとも言えないけど、
常識外れのブレナンに対して、子育てに必要な”オモチャ”の必要性
を実感させるべく、オモチャに拘る事件の顛末が有った。
CMでブレナンがスポンジボールの銃を撃ちまくって発狂している
シーンは今回のエピソードだったのね。

最近どうもネタ的にキャラ設定の濃さからストーリー自体に面白味
を感じ無くなりつつ有るのだけど、デイジーはその中でもおとぎの
世界で生きる”幸せ脳”を持つキャラクターだよなぁ。

ラボネタでは、スイーツが銃を持つ流れがあること。
彼を捜査官として現場に立ち会わせていくような広げ方をしていくの
だろうか。単純にデイジーの”王子”として銃の使い手という役割を
持たせたのだろうか。アメリカのドラマ特有の、発情した時がセックス
のするときとばかりに、所構わず性行為に及ぶ情熱的姿があった。
普段はエレベーターの中か台所のテーブルの上だったりするんだけ
どね(笑)

面白かったのは、デイジーがブレナンの変わりに現場に立ち会うこと。
デイジーがオモチャに精通しているということも有るのだろう
けど、妊婦のブレナンが現場にいくのはそろそろ難しくなってきた
のが正直なところなのかも。
ブースは「ブレナンの変わりにスクインツが欲しいだけ」とし、
「仕事以外の話はするな」としていて「口にチャック」する光景は
微笑ましいけど、やっぱりしゃべりが止まらないところはデイジー
らしい。
「それではスクインツする許可を下さい!」とブースに声を掛ける姿は
ちょっと笑えた。

ホッジンズは相変わらず”ラボのキング”を自称し、王子の人形を
元通りに出来るのはやはりオレだけだとしていたけど、そんな彼も
中国製のおもちゃの取説には苦労し、「カタカタのオモチャ」を
作ることは容易ではなかったようだ。アンジェラはNASAでも作るのは
不可能だとしてノイローゼ状態になり、ホッジンズに
「あなたは天才科学者でしょ、組み立てて。血を見るわよ」と
脅す姿も有った。
あの中国人の作る変な言葉の取説は、日本だけでなく英語でも同様
なものが有るんだね。

事件は冒頭からやたらと被害者は虐待に有っていたとか、色々と
決めつけた捜査が目にあまるものが有った。あの状況証拠だけで
次々とどういう状態で亡くなっていたのかを探りあてていくという
流れにはちょっと違和感は有る。

自宅はまだ決まらないようだ。
二人でブースの部屋で一緒にソファーに座るシーンも多く、
ブースが帰宅した際にブレナンの体調を気遣って声を掛けたときに
は「赤ちゃんの体重は二倍になった。今、踵骨で私の脾臓を蹴り上
げている」という骨ジョークも飛び出し、至る所でブレナン語で
語る姿が有る。

事件は会社で高価な価値の有るオモチャを盗み出してオークション
に出品していた被害者の弟なのか、それとも軍経験のある社員の
ブロックが彼女との別れ話が発端となって殺してしまったのかと
思われたけど、デイジーが犯行現場を特定し、ホッジンズが
付着していた物証の中に車のバッテリーの硫酸鉛とベルベルの羊毛
が有ったことから、同位体分析でイタリア・モデナ産の羊毛だと特定し、
それが使用されている車のトランクはスポーツカーのマセラティだ
としたことで、その所有者が犯人だと特定していった。

■使用された曲

・No Control by Slighter

テンペランス・ブレナン (Emily Deschanel) 骨
シーリー・ブース (David Boreanaz) FBI捜査官
アンジェラ・モンテネグロ (Michaela Conlin) 骨格から似顔絵
ジャック・ホッジンズ (T.J. Thyne) 知識が豊富、実家が金持ち
カミール・サローヤン (Tamara Taylor) 博士、”カム”
キャロリン・ジュリアン (Patricia Belcher) 検事
ランス・スイーツ (John Francis Daley) 心理学博士

デイジー・ウィック (Carla Gallo) インターン
リック・コーテス (Rick Gonzalez) デビーの弟、ネットオークション詐欺
ローレンス・デイトン (John Ross Bowie) ディリオ社開発部
ブロック・バーバック (Ryan Bittle) ディリオ社CM・デビーの彼
マット・ガレリック (Tom Beyer) ゴミを漁る
カレン・ガレリック (Camille Chen) ゴミを漁る
ビアンカ・チバートン (Morgan Fairchild)  ディリオ社役員
— (Quinn Friedman) Tester Kid
— (Kamryn Tate) Child

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