第15話 契約 Inheritance
脚本/Joseph Sousa
監督/Stephen Cragg
【ストーリー】
テイトはエイプリルを連れてバーにいく。そこはテイトの旧友
たちの集まる店。テイトが仲間とアスリートの話をした為に
何の事かさっぱりだわというエイプリル。俺には病院の方が
分からないよというテイトは、みんな走り回って
「エピ50cc投与して・・早く」とか言っているというと、そんな
に打ったら死ぬわと笑うエイプリル。そんな中ノアが突然やって
くると酔っ払いやバスケットの選手相手に明日朝練に出られる
ようにしてやるとして元気になる薬を注射するという。俺特製
の疲労回復薬。中には電解質と抗酸化物質が入っているという。
その前にビタミンB12を打っておくという。それを見るとエイプ
リルは不機嫌になり帰るわとしてデートの途中に帰ってしまう。
●
翌日病院では救命にハネムーンで食中毒のカップルが運ばれて
来た為にマギーは第4に回す。
エイプリルはマギーに対してアスリートのこと、あなたが言った
通りだったという。理由を話そうとすると突然誰か助けてくれと
入口から声が聞こえる。
●
マギーはストレッチャーを持って来てとし第6へと語る。胃がもた
れているみたいだという。名前はエリー・ニューマンだとし父親
と共にやってくる。ナタリー対応する中、点滴を初めてという。
お父さんを見ると吐くようなものを食べましたかと問うと、同じ
ものを食べたという。年齢は16歳、服用している薬は?嘔吐は何時
から?など質問。夕べからだという。ドラッグは使ったか?お酒?
パーティー?と色々と質問するとプロム用のドレスを試着していた
だけだという。血圧133-88、心拍112、飽和度99だというエイプ
リル。ナタリーはヒドロモルフォンを0.2投与というが、エリー
は薬はヤメテという。何故なのか分からずいると父親は私みたい
になりたくないんですよと語り、彼は明らかに薬物(ヘロイン)
依存症だった。
コナーはエリーの検査・ファストも血液検査も異常なしだという
と、ナタリーは外科的に問題じゃないのかという。見逃しがない
か胃カメラで確認したいというと、ナタリーは鎮痛剤無しで?と
いう。非マヤク性のものなら受け入れるかもと。外科外傷のコナー
先生に審査をお願いしたとしてエリーに彼を紹介する。エリーに
前にも同じ事が有ったのかと尋ねると1年前に有ったという。
症状は3週間くらい続いたこと。父さんは気づかなかったのかと
問うと麻薬していて私に気がつかなかったのよという。
ナタリーは麻薬ではない薬を打つこと告げるがエリーは何も打た
ないでと語る。この子はアスピリンでも飲まないのだという父。
前の時には病院に行ったのか?というコナー。行ったけど何も異常
はないと言われ精神科医を紹介されたが、仮病ではないという。
原因を突き止めるというナタリー。しかしかなり痛そうだとし
本当に心因性なのかとコナー。念のためにチャーリー先生に
診てもらうという。
マギーはコナーに対して妹・クレアから電話だよというが、延期
だと伝えてと彼は頼む。
シャロンはマギーの元にいくと良い業者を知らないか?と問う。
地下室を主人の隠れ家に改装しようかと思っているという。
退職しろと言われないように買収するのかというマギーに
まぁそんなところよとシャロン。私の従兄弟なら良心的だとして
番号をメールしておくという。
●
マギーはウィルに対して第2の患者はあなたの出身地のカナリー
ヴィルの人だよと語る。病室を覗くとそこに居たのはタッカー
兄弟。体調が悪くて来たのは弟のアンドリュー(アンディ)。
兄のブライアンと来ていた。リースによるとバイタルは血圧
164-90、心拍は92、飽和度99だという。名前はタッカーさん?
というと、タッカーは”ジンジャー・スパイス”が主治医か?
という。リースは何のことかと思っているとウィルはボクの高校
時代のあだ名だよと語る。本物の医者を呼べよという。リース
はウィル先生は良い医者だというと、ウィルはそれを止め
これがカナリーヴィルの流儀だから良いよと語る。アンドリュー
に対して脚をどうしたのかと問う。トラック運転中に浮腫んで
痛みが引かなくなったという。痛み出してから12時間だという。
兄は言えば配達はピートに変わらせたのに・・というが最初は
元気だったのだという。薬は?まだタバコを吸っているのか?
減らしているという。酒は?輸送の段取りを任されているから
ピンチヒッターで運転することが多いのであまり飲んでいないと
いう。ウィルとは高校の時にケンカしたという。俺の女を見るな
と何回張り倒したか?100回か?というアンドリュー。ウィルは
無視して前にも痛んだり浮腫んだりしたのか?息切れはどうか?
というと無いという。先ずは一般採血と脚の血管エコーをやって
見て結果を待とうという。ブライアンは今はどこに住んでいるの
かと問うとゴールドコーストか?と問われるがまだ無理だよと
語る。
ウィルはリースにタッカー兄弟は超人気者だったとしボクたち
のようなザコを虐めていたという。タッカーの超音波を頼んで
来てと頼む。
テイトが病院にエリックの検査の為にやってくる。
エイプリルにも挨拶にやってくると今から上で検査だそうだと
いう。夕べは急いで帰ったけど大丈夫なのかというテイトに対し
て私たち間違っていたかもという。ああいう所は馴染めないと
いうと俺だってそうだという。今はこいつが居て前とは違うが
ただ古い仲間を紹介したかっただけなんだというテイト。
チューリーは16歳で大変だなとし自分とヘロインに依存する
父親の面倒を見てきたんだという。ナタリーはドレスを試着して
いたと言っていたがそれが引き金だったら?痛みは心因性だと
あり得るが決め手に欠けるというチャーリー。ハッキリさせるには
胃の内視鏡検査が必要だというコナー。鎮痛剤か麻酔は必要だと
いうナタリー。でも薬物依存になりたくないとしている気持ちを
大切にすべきだなというチャーリー。昔ながらの局所麻酔は
どうかというチャーリー。
●
マギーは2人の子連れの妊婦の母・ニーラ・デサーイが運ばれて
くる。チョイとエイプリル、そしてドリスにドアを開けて
というと、急に下肢部痛だという。子供は休憩室に連れて行って
という。しかしニーラはあと2ヶ月産むわけには行かないのだと
いう。チョイは産科を呼んでというと血圧142-90で随分高いと
いうエイプリル。妊娠高血圧かもとチョイ先生。念のために血液
検査だという。しかし股から不正出血が見られた。マグ6gと
ボーウス投与だとしすぐに産科に連絡をと。何が起きているのか
という問いかけに至急から胎盤が剥がれているとしこのままだと
母子共に危険だという。妊娠高血圧で胎盤早期剥離の可能性が
あるので今すぐ産まないといけないという。体外に出した方が
安全だとすると未熟児は産めないのだという。私の子ではないとし
代理出産なので予定日前に産んだら金がもらえないのだという。
■感想
人生は人それぞれだから基本的には他人に迷惑をかけない限り
は好きにすれば良いとは思うけど、法律が許しているからと
言っても倫理的に何でもしていい訳では無い。
ここの所そんな倫理感を医者たちに突きつけていることが多い
けれど、医者というのは法律とか倫理感には最も遵守しなければ
ならない職業だけどそれはあくまでケースバイケースであり、
法律との間で闘い続けるのが医者なのではなかろうかと思って
いる。
あくまで人の患部を治す存在と考えると無機質な関係・対応としか
思えないけど、一番患者にとって良い治療を探す人たちなの
だからそんな無機質なだけでは居られないと思う。
患者の希望に添った治療が必要だけれども、今回ムカツク
男のブライアンが語ったように、俺は専門家じゃないしお前の方
がずっと頭がいいのだから・・(簡単に意見を変えるな)的主張が
述べられて、医師と患者の立場が描かれた。
昔パニック障害の薬を飲んでいた時に、薬をある程度飲み始める
と医者よりも自分の方がクスリの効力が分かるので、XXの薬を
出してくれません?と医者に意見するようになっていくのだけど、
医者の方がより先の状態は分かって居るはずなので、あんまり
自分が何でも分かっているように振る舞うのもどうかと思う。
また今回は医師同士の立場も語られて、チャールズ医師の様に
寛大な人ならば良いのだけど、ウィルが任せたICUの専門医の
ペリントン医師とは、一度は彼女に任せたのに、ウィルが再び
上司に意見したことで、ウィルはブライアンから友達扱いされる
も逆に上司からは疎まれる存在になるという切ない展開が待って
いる。
「あなたは研修が終わったらここでの勤務を希望するつもり?
私、雇用委員会の委員をしているの。他の病院を探すことね。」
ウィルっていうのは何だかババを引いてしまうところがあるんだ
よな。
ウィルはナタリーに対して君は自信過剰になって患者の意志に
逆らうなんてことをボクがやったら怒るだろうとして笑う姿が
有った。
ドラマでは至る所で兄弟に対する問題点も浮上し、それを大人
なんだしそれぞれの人生なのだからということで認めていく姿と
いうのも多かったかなと。
■今回の患者
・食中毒のカップル
ハネムーン中に食中毒によって運ばれて来た患者。
一瞬でマギーが振り分けてしまったけど、その後エリーの嘔吐の
前振り感を演出したのか。
・エリー・ニューマン (16歳)
胃が燃えるようだとして父親に担がれてやってきた少女。
プロム用のドレスを試着している際にこのような症状が訪れたと
いう。
ただ父親はヘロイン中毒の様で、エリーはそんな父親のようには
なりたくなくて医師が使用するあらゆるクスリを拒絶。
「コード・ブラック」ではレントゲンを拒絶する母親のケース
と似ているか。
運ばれて来た際の血圧133-88、心拍112、飽和度99。
ヒドロモルフォンを注入しようとした際に薬拒否のことを聞かさ
れる。
担当するのはナタリーで、コナーやエイプリルもすぐに加わる。
血液検査、ファストでは異常がない。外科的には何ら問題は生じ
ていない。エリーから話を聞くと1年前に同様の症状があり
3週間くらい続いて収まったという。前の病院でも同様に異常は
発見されず精神科医を紹介されただけだった。
ナタリーは説得して麻薬性ではない薬を打つというが、アスピリン
さえ拒否する彼女。
心因性のものなのかどうか。チャールズ先生に診てもらうことに。
・
チャーリーはエリーは大変だとして、16歳で自分のこと、ヘロイン
中毒の父の面倒を見てきたこと。
ハッキリさせる為には胃の内視鏡検査が必要だが、胃カメラを
入れる為には鎮痛剤か麻酔が必要。アメリカのextreme系のAV
だと食道に大人のオモチャを飲み込む人がいるけど(笑)、流石に
普通は喉に触れると嘔吐してしまうもの。
チャーリーは昔ながらの局所麻酔を提案する。
・
コナーはエリーにこれで喉を麻痺させてカメラを入れるという。
ただし圧迫感があり鎮痛剤なしだとこれしか方法がない。
カメラを入れようとしている間にナタリーは父親から鎮痛剤の
許可をもらう。エリーには口出ししないことを取引にしていると
いうが、このままでは胃カメラの検査で使えないこと。依存症に
なることは決してない。正確の診断をする為にも必要であること。
エリーは未成年なので父親のあなたが決められるのだという。
あなたが責任を持たなければ・・エリーの為に・・・父親のあな
たが決められるというと、それを了承する。
・
エリーの心拍は130、血圧は139-84で上がっていて不整脈が
起きそうだった。フェンタニルの投与。必要な薬だとして原因を
突き止める為だと説得。内視鏡を入れるが異常がなかった。
ナタリーからどうだったのかチャーリーは結果を尋ねる。
麻薬性鎮痛剤を使ったこと。スプレーが聞かずにそれしかなかった
と語る。ナタリーは彼女は判断出来ない状態だったとすると、
チャーリーはジャンキーの父親が判断出来る状況だったのかと
反論。「君にとっては正しくてもエリーにとっては?さぁどう
でねかな」と思わせぶりな発言のチャーリー。
ナタリーはそんな言葉を聞いてちょっぴり罪悪感で落ち込む姿。
・
エリーは幻覚が見始めて、身体に蜘蛛がいると体中を掻いていた。
ハルドールを5mg投与するナタリーはチャーリーを呼ぶ。
激しい腹痛と嘔吐があるのに内視鏡で異常がない。
そして幻覚がある。やはり薬を使うべきではなかったとするが、
チャーリーは幻覚は鎮痛剤のせいではないという。
チャーリーは胃カメラの時に使った薬について尋ねる。ベンゾ系
かオピオイド系か。フェンタニルだったのでオピオイド系。
私の勘では腹痛と神経症錠には関連があるという。だとすれば
全て身体的なものに原因が有るハズ。
・
チャーリーは父親からドラッグ使用について使い始めた時期とか
今までにどんなドラッグを使ったのかを尋ねる。
・
ナタリーは改めてエリーの元に行く。
チャーリーはプロムで格好良いドレスを着たくて食生活を変えた
のではないかとし、1年前も同様ではないかという。確かにサラダ
系中心の食事になったとすると、病名は「急性間欠性ポリフィリ
ン症」という遺伝子の異常が原因のもの。腹痛や精神症状
が起こるのだが炭水化物で押さえられること。しかし最近炭水化物
を控えていたから再発していたこと。
オピオイドが有効でちゃんと分量は調節するという。
そんな父親もまた同様の病気であり、父親は自分で対処しようと
してエリーと同じ年頃に痛み止めにヘロインなどを使い始めて
しまっていることを語る。
・アンドリュー・タッカー
ウィルはマギーから第2の患者はウィルの出身地のカナーヴィルの
人ということで覗きに行くとそこにきタッカー兄弟がいた。
ウィルを見ていきなり
「”ジンジャー・スパイス”が主治医か?」
「本物の医者を呼べ」とホントバカにしてます。
リースが先にバイタルを図っていて、血圧164-90、心拍92、飽和
度99。
アンドリューはトラック運転手の仕事。兄のブライアンが経営して
いることなのかな。
アンドリューによると脚が浮腫んで痛みが引かない。痛み出して
12時間。タバコや酒は殆ど仕事を任されてからやっていない。
今までに痛んだり浮腫んだり息切れはしていないという。
取りあえずウィルは一般採血、脚の血管エコーをするという。
・
タッカーの元に行って血管エコー検査の結果、足のむくみの原因
が深部静脈血栓症であると判明したこと。脚の血管に血栓が
出来ていること。治し方としては抗凝固剤を利用。リースは自分
ならエノキサパリンを利用すると語る。しかしウィルは通常は
そういう薬を使うがアンドリューの場合用心する必要が有ると
いう。脳出血の恐れがあること。高校時代にしょっちゅうケンカ
して殴り合いをしていたこと。パッカーズのファンとはケンカば
かりしていたこと。頭に怪我したことがあるというのをウィルが
覚えていた。頭に怪我したことがある場合、抗凝固薬を使うと
出席しやすく、脳出血で死ぬ事もあると。頭のCTを取って今の
状態を確認すべき事を告げる。
・
アンディーはそうしている間にも体調悪化、息が苦しそうだ。
心拍は133、飽和度86だというリース。ウィルは肺塞栓だという。
それを見て兄は弟を殺すつもりなのかと。
喉頭鏡挿管チューブを挿入して酸素の供給をする。急いで内科
ICUと肺チームょ呼んで血栓の処置をしてもらうことに。
・
アンディーの元にいくと兄はウィルに激怒。
こうなったのはお前のせいだとして色々とまくし立てる。ウィル
もそんなに信じられないなら別の医者に担当を頼むという。
・
後任の医者はペリントン医師。
彼女は透視で血栓の状態を確認してから溶かすという。
透視室で血栓溶解剤を投与する。
リースはウィルにそのことを話した。頭に損傷が有った危険なの
に・・・しかしブライアンから僕の見解を聞き入れないのだから
指導医に任せるという。
・
突然ウィルの元にブライアンが来た。何故見捨てたのかという
主張。全く身勝手な感じだけど、お前の方がずっと頭がいいのだ
から・・と。ウィルはペリントン医師は優秀だとすると、
ブライアンからは高校時代のウィルは根性が有って認めていたと
いう。何度殴られても必ず立ち上がったこと。別の医者なんてどう
でも良いとしお前ならジミー・ドイルとやりあったことも知って
いるという。
・
ICUでプロポフォールを増やして血栓溶解療法をしようとしていた
ペリントン医師に対して正しい治療が出来るか確認したいという。
CTでは硬膜下血腫の跡が有っただけだという医師に対してウィル
は患者が若い頃の頭を殴られて傷ついたのを知っているという。CT
だけではリスクが高いとするが下大動脈フィルタを留置して血栓を
予防するという。ウィルは今ある血栓については様子見した方が
良いとすると、あなたは研修医で未熟なのに集中治療専門医
の資格を持つ指導医として言いますがこの治療で脳出血を起こす
危険性はないという。ウィルはあるとのこと。ブライアンはウィル
に任せるという。
・
結果としてウィルに間違いはなかったけど、プライドを傷つけら
れたペリントンとしてはウィルはこの病院には迎入れないみたい。
・ニーラ・デサーイ
二人の子と共に妊婦のニーラ・デサーイが運ばれて来た。
下肢部痛だというマギー。しかしニーラはあと二ヶ月は産むことは
出来ないという。
血圧142-90で高い。
チョイ先生とエイプリルが対応するが妊娠高血圧かも知れないこと。
念のための血液検査をする。しかしそれをする前に股から不正出血。
マグ6g、ボーラス投与。すぐに産科に連絡を・・と。
子宮から胎盤が剥がれているとし、このままだと母子共に危ない。
チョイも患者に胎盤剥離、妊娠高血圧であることを説明する。
今ならばお腹の中で保つよりも寧ろ出した方が安全だという。
しかし未熟児のままでは産めず、私の子供ではないということを
ここで初めて聞く。代理出産で色々と契約があり、満期にならな
いと金のもらえない年金のようなもの。
金がないとまた保護施設に戻ることになる。あんな所で冬を
過ごしたくないとのこと。
チョイはチャールズに見立てをしてもらうが十分自分で判断出来る
能力があるという。精神的にも安定していた。
自分と赤ちゃんの命が棄権になっているのに契約が邪魔している。
しかも遺伝的に繋がりのない別の夫婦の子供。受精卵を移植された
だけの子。シャロンは患者の意志を尊重するよう告げ強要は出来
ないことを語る。チョイは危ない状況だと知っているので死ぬのを
マテというのかと。シャロンが仲介業者と話をするという。
・
ただ業者のアレンがやってくるがまるで話にならない。
ただ聞いているだけで不快になる。デサーイが快諾したんだとして
質問が有るなら会社の方に連絡を・・と。
・
チョイはこの件ではお手上げ。ナタリーに対して同じ母親として
デサーイを説得して欲しいと語る。
「ナタリーは破水した時に混乱したこと。私も息子の為ならば何で
もすること。今のあなたはいつ子癇発作が起きてもおかしくない
状態。母子ともに危ない。子供たちはシカゴの冬を100回保護施設
で過ごしても母親を失うよりはマシだと。金よりも命が大事だ」
と。上手いこと説得出来た。
・
結局帝王切開で出産することになった。
これがまたリアルな描写で、カメラワークも上からの絵だったの
でグロイ。無事出産するが、仲介業者は契約破棄を通達。
・Mr.ニューマン
ヘロイン中毒。エリーの父。チャーリーは人は時々ある状態に
オチ吸った原因が分かると脱する方法を探す。あなたが
そうだとしたらお手伝いすねとしてヘロインを一人で断つのは
無理だという。代替療法としてイボガインのような向精神薬を
使うとめざましい効果があるとのこと。
しかし治療を拒否。取りあえずチャーリーは名刺を渡した。
■その他
・エイプリルとテイト
エイプリルとテイトの関係は良いけど、エイプリルの弟のノア
がまた本当に憎たらしい。ノアとテイトがエイプリルの相手だと
知り友達を紹介したのかさせられたのかは分からないけど、
違法な副業をしてノアは稼ごうとしている。
まだ医学生なので正確には注射器を使える立場ではないのに
ドーピングまがいのことをしようとしている様だ。
エイプリルは呆れるけど、ノアは全く悪い事をしている自覚が
ない。エイプリルたちが働いてノアを医学生にしたのにね。
本当はエイプリルは自分が医者になりたかったのだろう。
・コナーと家族
今回は妹のクレアが病院まで逢いに来た。
3話の時に一度彼女は出演しているのだけど、とても美人な方だ。
父親の経営するデパートのドーランローズの店舗で働いている。
親の死に関して兄妹が争っている件って、「シカゴ・ファイア」
ではケイシーと姉ですよね。設定が同じすぎる(笑)
・ウィルと高校時代
カナーヴィルで育ったウィル。
あまり治安の良いところではなかったのかな。
イジメっ子で何百回と殴ってきたタッカー兄弟のことを診る
ことになった。自分がウィルの立場だったらどうかな。
友達になれるだろうか。寧ろ酔ったバーでぶん殴りそうで怖い。
今回はモリーズではなかったのかな。ハーマンの姿が無かった。
・シャロンの仕事
1) 夫の説得
夫がシャロンに退職しろと言わない様に地下室に夫のスペース
を作るみたい。マギーに相談したら従兄弟がリフォームする業者
に居るみたいだ。
2) 代理出産仲介業者との話し合い
今回の患者の一人とクライアントとの代理出産仲介している
悪徳業者のアレンと話し合う。
アレンは契約を盾にしてニーラが出産日よりも早く産んだら
特別ボーナスを出さない所か契約も打ち切れるという不利な
条件で結んでいる。
なんとかその条件を緩和出来ないのかとするが、アレンは全く
耳を貸さない。
出産後未熟児だが元気な子として産まれたものの、なんとか
親権を放棄してくる。売春による人身売買ではなく、本当に
人を売り買いしている完全な人身売買業者だったね。
■使用された曲
・
■出演者
Dr.ウィル・ハルステッド (Nick Gehlfuss) 内科医。弟はシカゴ警察
エイプリル・セクストン (Yaya DaCosta) 看護師。ブラジル出身
Dr.ナタリー・マニング (Torrey DeVitto) 小児科医。救急外来研修
中
サラ・リース (Rachel DiPillo) 医学部の4年生
Dr.コナー・ローズ (Colin Donnell) 外科医、父とは長年の確執
Dr.イーサン・チョイ (Brian Tee) 感染症の専門医。海軍の予備役
シャロン・グッドウィン (S. Epatha Merkerson) 管理部長
Dr.ダニエル・チャールズ (Oliver Platt) 精神科部長
マギー・ロックウッド (Marlyne Barrett) 主任看護師
ノア・セクストン (Roland Buck III) エイプリルの弟、医学生
Dr.ケンドラ・ペリントン (Karen Aldridge) 集中治療専門医
ドリス (Lorena Diaz) 看護師
Dr.パチェフスキー (Amy J. Carle) 産科医
— (Janene Chrisp-Curry) Core Ed Nurse
コーネリアス・ローズ (D.W. Moffett) 父親、ドーラン・ローズCEO
クレア・ローズ (Christina Brucato) 妹、ドーラン・ローズ
テイト・ジェンキンス (Deron J. Powell) 父親、元NFL
エリック・ジェンキンス (Mace Montgomery Miskel) 息子、磁石
Mr.ニューマン (Justin McCarthy) 父親
エリー・ニューマン (Taylor Marie Blim) 16歳、娘
ニーラ・デサーイ (Vanessa Martinez) 代理出産
ブライアン・タッカー (Robert Eli) 兄
アンドリュー・タッカー (Walter Briggs) 弟
Ms.アレン (Jeanne T. Arrigo) 代理出産仲介業者(悪徳)
マーガレット (Aurora Adachi-Winter)
— (Adrian Jumaane Hill) バスケットの選手
— (Michael-Andre Smith) テイトの友達
— (Deverin Deonte) テイトの友達
— (Megan Kneiblher) Food Poisoning Patient
— (Roger Wiggins) CPD Detective