[E] キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン5 第24話 決断 Watershed

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第24話 決断 Watershed

脚本/
監督/

【ストーリー】

ヒップホップの音楽が流れる中、ベッドで目覚めた女性はシャ
ワーを浴びる。髪の毛を洗っていると突然辺りが真っ赤になって
いることに気がつく。メンテナンス作業員(Seth Coltan)が
すぐに貯水槽を調べると中には女性の遺体が浮かんでいた。

●司法省連邦捜査局(FBI)
ケイトはFBIのオフィスに来ていた。
アンソニー・フリードマン(Kyle Secor)と会うと待たせたこと
をケイトに謝罪。スタック調査官に聞いたが君は頭が切れて
粘り強く柔軟な発想をすると。君なら司法長官の調査チームが
つとまるだろうと言っていたと。私はただの殺人課の刑事で
連邦捜査の経験がないというと、司法長官が求めているのは
経験ではなく能力だという。資料をみる限り君には十分あると
いう。問題は君に自信があるかどうかだ。どうしてここに来た
のか?と問われる。君の経歴や能力、実績から判断する限りは
大きな仕事をしたいのだろう。こんなチャンスは滅多に来ないぞ
と。自信がないなら結構だとし、ただの殺人課刑事と思っている
なら帰った方が良いという。自信はあるというケイト。

●キャッスル家
アレクシスは朝リックに対して話が有るという。
しかしリックは娘の話/質問の内容を理解している為に話を誤魔
化す。今度書いた作品「死のヒート」のカバーの色を緑にするか
赤にするかで迷っているという。緑だと巨大トカゲが出て町を
襲っているように見えると。赤なら王道の色でクールだし、
ストーリーにも有っていると。アレクシスはマジメな話だとして
コスタリカ旅行の小切手がまだ教授に届いていないのだという。
6週間も熱帯雨林で調査する必要が有るのか?ジャングのど真ん中
で泊まるのだろうとし、近くに電話もなければ病院もないのだ
という。何の毒蜘蛛や蛇に噛まれるか分からない。オオハシも
攻撃的な時期だと言われているというリック。アレクシスは誘拐
されたせいなのか?と問うと、リックはそれを認め少しだけ過保護
になっているという。しかし彼女は過去のせいで前に進めない
なんて変だという。私も怖いがだからこそ行きたい。恐怖に負け
たくないという。小切手は書くが、それでも心配はするし会えない
と寂しいんだと語るリック。たったの6週間でしょとし永遠の別れ
じゃないという。
12分署からの電話が鳴るとリックは永遠の別れが来た人も居る
と呟く。

●セドリック・ホテル/現場
エスポジートに合流するリックにケイトは?と尋ねる。半同棲して
いるんだろうとしてオレより詳しいのではないかといわれると
「死のヒート」の執筆で何日か離れていたのだという。

そこにケイトが遅れてやってくると早速状況を尋ねてくる。
ライアンはここセドリックホテルは長期滞在型で客層は放浪者
とか何も知らない外国人観光客くらいしかいないという。水の色
が変とか水道管から異臭がするという苦情が有り管理人が調べる
と遺体が発見されたという。

●遺体遺棄現場の屋上へ
ラニは被害者は白人女性、年齢は20か21歳。死因はまだだが、
鈍器で頭を殴られた跡があること。検視しないと詳しくは分から
ないという。エスポジートは鑑識は換気扇に血と髪の毛を発見。
頭を殴り貯水槽に入れたのか・・ハシゴと手すりにも血が付着して
いて血染めの指紋も一部有ったというライアン。屋上の鍵は
壊れているので誰でも来られたとし、喫煙所代わりになっていた
こと。調べるとクリスタル・スカイという宿泊客ではないかと
ホテルのフロントは言っているという。10日前にチェックインし
代金は現金で支払っていること。エスポジートはクリスタル・
スカイなんてウソっぽい名前だとし、リックのホンに出て来そうだ
という。”デリック・ストーム”、”ニッキー・ヒート”、
“ジェームソン・ルック”・・・たまにはゴンザレス辺り登場させ
ろとして自分のモデルが出てこないことにやっかむ。
部屋には身分が分かるものはなくカバン、財布、携帯類は一切ない
というライアン。他の宿泊客が知っているハズだというケイト。

・宿泊への聞き込み
ジフ(Niko Nicotera)にクリスタルのことを尋ねると知っている
とし洗濯室で話す事も有ったという。テキサス出身だと言って
いて父親と何か有ったらしいと。何のためにニューヨークに来た
と思うかと問うと、ローズ(Peggy Blow)は私が教えるとし売春の
為だという。格好が如何にもだし夜通し音が聞こえたとし、みんな
も知っていたハズだという。マーティン(Michael Gambino)は
男たちとの音だよとし、このホテルは壁が薄いのだという。
ジフがクリスタルを好きなのは知っているというローズ。
23時に洗濯室に行くのを見たというローズ。

エスポジートは鑑識は指紋が拭き取られていると言っていると
言う。これは証拠隠滅だと。客室に出入りした人が居ないが聞き
込みしてというケイト。エレベーターの監視カメラ映像も見たい
と語る。

●NYPD・12分署
田舎娘が都会を夢見て売春婦になった。悲劇だがよくある話だ
というリック。ライアンはそうだけど彼女は違うという。指紋から
身元が分かったとし、クリスタルという名前でもなければテキサス
出身でもないと。エリカ・アルブルック(Danielle Courter)、
ハーバード大学(マサチューセッツ州・ケンブリッジ)に通う
優等生だと。そんな子が安宿で売春?悲劇だけど滅多にないなと
リック。

エリカの父テッド(Drew Pillsbury)と母・エレノア(Penny Peyser)
を呼んで話を聞く。娘は友達とヨーロッパ旅行に行っているハズ
で空港まで送ったという。エレノアは先週月曜日のことだと。
ホテルにチェックインした日だというリック。ニューヨークでは
何をしていたか分かるか?と問うと、エレノアはニューヨークに
来るなら私の姉の所に泊まれば良いのに・・と。

■事件

ニューヨークの安宿・セドリック・ホテルで、若い女性の遺体
が貯水槽の中で見つかる。指紋からすぐに身元が判明し、
ハーバードの大の女子学生のエリカ・アルブルックだと分かる
が、優秀な学生が泊まるような場所でもなければ、周りに住む
ホテルの住民たちは彼女は売春婦だとして毎晩男を部屋に連れ込
んでいたことを証言する。

■感想

何と言っても人生を左右する幾つかの選択があるエピソード。
シーズン5の最終話らしく投げかけた問題というのは大きいし、
結論は次のシーズンまで待て!的なクリフハンガー式。

ケイトがFBIに異動になれば勤務地はニューヨークからワシントン
になる。距離にして約380km離れている場所。アメリカから
すれば近いのかも知れないがやっぱりその距離は容易に行ける
ものではない。

そしてケイトにとっては「ここは私の家、そこでウソを付くのは
許さない」
としたように、認識している居場所や帰るべき場所
がニューヨークにあることは分かって居る様だ。

ケイトはリックとの関係がどうなるか分からないことも作用し、
将来が見えない中で、夢を追い求める選択を考えていく。
リックのせいで断れば、いつか夢が叶えられなかった責任を
リックにぶつけるかも知れない。しかしケイトもお年頃なので
そろそろ結婚を考えて普通の生活を選ぶという道も一つには
あるハズだ。

いつ書いているのは分からないけど、ようやくリックは本の
「死のヒート」(Deadly Heat)が執筆を終えて出版待ちのようだ。
リックの本になかなかゴンザレスという自分の民族的な名前が
出てこないことに不満そうだった。

■リックのピンチ

リックも冒頭からケイトとの別れは感じていた様子。
12分署からの電話を受けた時にそのことを吐露している。
またアレクシスが6週間コスタリカに行きたいということで旅行
料金の無心に来ていたが、リックは不安そうだった。
アレクシスとケイトが両方とも居なくなるとなるとやっぱり
リックとしては寂しそうだ。とはいえ娘は6週間だからなぁ。
コスタリカが危険な土地なら心配もするだろうけど、期間に関して
はたったの6週間って印象しかない。

ケイトは先日のスタック調査官の推薦、更にNYPDではゲイツの
お墨付きをもらっているようで、ゲイツ本人からも若ければ挑戦
したいことを言われていた。

リックは一番大事なことをケイトから聞かされないばかりかウソを
つかれていたとして激怒する。しかし元々ケイトに嘘をついて
いたのもまたリックだしね。

■捜査

被害者の彼女は何をしていたのか?

防犯カメラ映像では屋上にいくエレベーターでは警戒心を持って
いたような感じ。

目撃証言、クレジットカードの使用履歴から人間関係の洗い出し
が有り、タリアという人物と亡くなる2日前にマーゴズという
ミッドタウンの高いレストランで食事をしている。タリアに聞くと
彼女とは大学で同じ情報化学専攻。コーヒーを買いにグリニッジ
ビレッジに行った際に彼女を見かけたが男と争っていたこと。
その後エリカの方からタリアに食事の誘いがあり、自分がニュー
ヨークに居ることは内緒にして欲しいと頼まれる。

似顔絵の男を作成してもらう。

タリアは会った際に「ニューヨークにいることは黙って居て欲し
い。知られたら不味いことになる」「使命を果たす」
「君はどんな連中を相手にしているか分かって居ない。甘く見な
い方が良い」
と語っていたとのこと。

・エリカの部屋

男性と売春していたのではないかとされていたが実際にはCDを
流していただけだという。セクシーサウンドなんてCD売っている
のか?(笑)

ジフだけは売春婦ではないとしていたことから何かを知っている
ということで話を聞く。するとどうやら彼は覗きの趣味があり、
彼女は一晩中ヘッドホンをしてパソコンに向かっていたのだとい
う。しかし発見時にパソコンは存在していなかった。

・リックの閃き

ホテルにはwi-fiが設置して有るか確認。彼女が情報科学を専攻
していることと一日中パソコンに向かっていた事を考えれば
ハッカーである可能性が高い。正体がバレないようにハーバード
生は売春婦に化けて安宿に身を潜めていた様子。

ケイトが珍しく「ドラゴン・タトゥーの女」と同じような手だ
としパソコンはハッキング相手が奪ったのではないかとされるも、
そもそも何をハッキングしていたのか。
プロバイダーからIPリストを調べていくことになる。

・検死官・ラニ

どうも最近ラニがあんまり出てこない気がする。
ラニの元に朝イチで話をしにいった。
死亡推定時刻は24時から25時。爪の間からクレオソートが検出。
洗濯室の隣にボイラー室があるので地下に行った時に付いたもの
だろうと。

しかしケイトがラニの元を尋ねたのはFBIのオフィーとリックの
どちらを取るのかということ。

・分析官・トリー

最近結構トリーが出演することが多くなって来た。
最初の登場はS5-20だったが、シーズン6からはレギュラー化して
いくのかな。

意外とエスポジートが目を輝かせながらトリーの姿を見ていた
けどラニとの関係ってまた元通りなんだっけ?

トリー演じているMaya Stojanは、「Agents of S.H.I.E.L.D.」
でエージェント33とされるキャラ・リン・パラマス役を演じて
いた。

・調べていたもの

法律事務所”バンクス&バウアー”のサーバーにアクセスしていた
ようで、この事務所は大物政治家や大企業をクライアントに
持っているという。「エリン・ブロコビッチ」のように悪徳法律
事務所の恐ろしい真実を暴こうとしていたのではないかと
されるが・・

・通話記録

男と会っていたとされていたエリカ。ホテルの公衆電話からの
もので通話履歴はイアン・ブレイロック(Edward Conna)だと
判明。
似顔絵の男と同一であった。事情を聞きに自宅に行くと殺されて
いた。索痕を見れば明らかに自殺ではなく他殺であることが判明。

しかも調べるウチに、イアンはエリカよりも1日前に死亡している
ことが判明。イアンはかつて法律事務所”バンクス&バウアー”に
属していた弁護士。首になった理由は個人的なことだとされる。

■エリカのパソコン

彼女は当然ハーバード大に進学して頭が良い。
狙われていることが分かって居れば確実にそのパソコンは何処か
に隠して有るハズだという。

「エリカと同じでアップアップだ」とはリック談。
不謹慎極まりない意見でシラーっとしていた(笑)
今回のリックは確実に自分が嫌いなリックが凝縮されていたよう
にも感じる。

・エリカが調べていたもの

調べていたのはエリカの高校時代の親友が昨年の夏にインターン
をしていたのがこの弁護士事務所だった。自動車事故で自損事故
だとされ、アルコールを飲んでいたとされる。

全ての死が全て法律事務所に繋がるとした際にジョン・グリシャム
の小説みたいだとされた。
エリカのパソコンは爪の間の物質から洗濯室のある地下室だろうと
される。

ハッキング内容は暗号化されていたが、調べていくウチに
2012年8月19日の午前1時45分に事務所に電話/請求通話がある。
守秘義務から弁護士事務所は話さないだろうとして、同じ人物が
別の事件でも関係していないかと調べると、コリン・リグズデール
3世(Chris Cordone)にぶつかる。

・不自然な交通事故死

パメラはヒールを履いていることや飲酒運転するような人物では
ないことをエリカは指摘していた。
当時コリンを弁護していたのがイアン・ブレイロック。
通話記録からも明らかだった。

結果的に問い詰めていくとパメラを殺したのはコリンであり、
その証拠を消していく為にホテルの住民の一人として近くに
いたマーティンが尻ぬぐいしていたことが判明。
腹違いの兄で政治家一家からは厄介者扱いされていたが、そこ
で点数稼ぎをしようとしていたのか。

■シーズン5ファイナル

みんなケイトがおかしいことには気がついていた。
エスポとライアンは説明を求めるがまずは話すべき相手がいる
としてリックと会うことに。
ケイトは父親のジムにも相談していた。
母親の件が解決したことでジムとも会えるようになったのか。

パメラの件で調べていたものが殺されたけど、ケイトの母も
また弁護士で殺されてしまったことが有ったよね。

公園でケイトとリックは会う。
ケイトは話すべきなのに話せなかったことを謝罪。
リックは何が起こってもどんな決断をしても良いとして、
キャサリン・ホートン・ベケットの前にひざまづいて指輪を
見せてプロポーズした。
果たして受け取るのかどうか。

しかしそもそも12分署はケイトだけの手柄じゃないよね。
想像力はリックの専門分野だし、情報収集などはライアンや
エスポによる力が大きかったようにも感じる。
もう駄目だという時には必ずこの二人が情報をもたらしてくれる
というのが一つのパターンだったしね。

■使用された曲

・Castle Theme

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル …… 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット …… NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ …… キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル …… キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート …… ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン …… ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ …… 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ …… 主任・警部

アンソニー・フリードマン …… FBI
ジム・ベケット …… ケイトの父
トリー・エリス …… NYPD・分析・解析官
ジェシカ・バンクス …… 法律事務所”バンクス&バウアー”
タリア・マクティーグ …… ハーバード大情報科学専攻
ジフ・ファルグラッド …… セドリック・住民
ローズ …… セドリック・住民 Cedric Resident
ミッチ・バウアー …… 法律事務所”バンクス&バウアー”
エレノア・アルブルック …… 母親
テッド・アルブルック …… 父親
エリカ・アルブルック …… ハーバード大生
マーティン・ティルエージ …… セドリック・覗き
ハンス・スピフル …… “バンクス&バウアー”セキュリティ
コリン・リグズデール3世 …… 州上院議員を狙う一家
…… Maintenance Worker
イアン・ブレイロック …… 似顔絵の男
パメラ・ボナー …… ウェストチェスターの墓地
ジャレッド・スタック …… 司法省特別捜査官

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