[N] クイーン・メアリー ~愛と陰謀の王宮~ Reign シーズン2 第1話 恐怖の王宮 The Plague

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第1話 恐怖の王宮 The Plague
(aka.ペスト)

脚本/
監督/

【これまでのあらすじ】

メアリーは私の夫(フランソワ)の子なのか?とローラに尋ねる。
あなたはバッシュと婚約していたんでしょとし、フランソワに
知られたら私は彼のものになってしまうという。グリアは
あんたは使用人だとし何も掟はいけないとレイスに告げると、
彼は「この瞬間、自分が幸せを捨てたことを覚えておけ!」と
グリアに告げる。アンリ国王がご逝去され・・陛下よ永久にと。
フランソワは全てを打ち明けてくれと頼むとボクもそうすると
いう。メアリーはローラの子が生まれるとし父親はあなただと
語る。カトリーヌはやるなら睡魔だとし、私たちは女王の立場
らならないといけないと。彼の居る村にペストが犯されている
かも知れないとしいっては駄目だとメアリー。しかしフランソワ
はそれでもボクの子だとしてたった一人の心の声はハッキリと
聞こえているハズだと語る。

【ストーリー】

馬を走らせるフランソワ新国王。途中で墓に人を埋める光景を
見る。みんなペストに犯されていた。

・フランス宮廷
私たちは今、姿なき的の襲撃を受けていると。この王国に再度
ペストが蔓延していること。報告を確認しているという。
カトリーヌは恐れることはないとし用心なさいと語る。新国王は?
と問うと安全な場所にいると語る。城に艦船が及ばぬよう門は
堅く閉じたという。既に城内に感染者がいるのではないか?
気分が優れないものに丁寧に対処するという。
ケナはカトリーヌが優しすぎだとし周囲な密告させて感染者を
あぶり出したいのねと語る。ノストラダムス(Rossif Sutherland)
はペストの初期症状
は発熱、原因不明の出血、身体の痛み、破れて膿の出る出来物、
手足の黒ずみだという。症状が出たら他者との接触はさけてくれ
という。

アロイシウス・カッスルロイ卿(Michael Therriault)に対して
グリアはレイス(Jonathan Keltz)と居るのは娘のイベット・
カッスルロイ(Sarah Winter)なのかと問う。二人は付き合って
いるのかと問うとそれは絶対駄目だという。決して嫉妬ではない
とし娘さんのことを心配していると。レイスは別れ際に私に言い
残したのだという。”必ず富と地位を手に入れて違う女との幸せな
姿を私に見せつける”と。私の娘がその道具なのか?とアロイシウ
ス。メアリーは城に感染者が出ていないとし備えは万全で安全
ですとみんなに語るが・・

カトリーヌはメアリーに対してフランシスは何処かと問う。
メアリーはとめようとしたが遅かったとし衛兵に向かわせた
が外に行ってしまったことを語る。

ケナはメアリーに何が起きているのか?と問うと予防措置だと
語る。君主として私が安全の為に隔離されるのだという。グリア
は大丈夫か?フランシスは?と尋ねるとこんな時あなたから離れる
こともないのに・・と。手紙が届いてローラが赤ちゃんを産む
のだという。私の夫の子が生まれ、神は新たな命を祝福されると。
しかしペストは村に蔓延していると知ってフランシスを止めよう
としたがそれでも行ったのだというメアリー。私はまず国民を
守らないといけないという。

レイスの元にイベットがやってくる。
レイスはまさか君の父がカッスルロイ卿になて初めて聞いたと
いう。その婚約者の所へ行ったこと。グリアとは遭って間もない
のに好きになったとするともう終わったことだというレイス。
お父さんのことは本当に知らなかったとし、オレは君を選ぶと
いうレイス。イベットはずっと一緒にか?と問うと何処かで隠れ
ていれば良いというイベット。しかしオレには仕事が有るひと。
部屋に居た方が良いとし出歩くのは危険だという。父の部屋に
来られないなら古い友人の家族の部屋へ行こうという彼女。
しかしいけるかどうかは分からないとレイス。

バッシュの元にケナが行くとメアリーから聞いたという。
具合の悪そうな人はみんな隔離されているというケナに対して
正しい判断だという。本当に感染してたらここは地獄だとし食糧
不足で宮廷中に行き渡らないという。ペストが収まる数日間、
その後も飢餓状態が続くというバッシュ。部屋に食料を運んで
置いたのでパスカル(Lucius Hoyos)を連れて部屋に行くのだという。
ペストが収まるまで一歩も出るなというバッシュ。バッシュも
打ち合わせをしたら戻るという。フランシスが居ないのを兵隊長
は知っているとし恐怖に負けず職務を全うするよう話すという。

■感想

いよいよ始まりましたシーズン2。
といってもドラマの興味は正直あんまりない。
メアリー役のAdelaide Kaneさん目当てで見ていると言っても
過言ではない(笑)

シーズン1の最後がどんなことになっていたのかあんまり覚えて
ない。確か狂ってしまったアンリ王が死んだので、メアリーと
フランソワが継承することになったんだよね。

しかし最後にフランソワは自分の子を妊娠したローラが城から
出て行ったことを知り、ペストで汚染されている街に居ると言って
も出て行ってしまった。こういう時に宮廷では国王の指揮が必要
なのに何やっているんだか・・

シーズン2の難問は何と言ってもペストの流行。
そして王妃として国民の為にすべきこととは何か。
その方法論や正義感なんかは常に選択肢として求められて行き
そうだ。

フランスでのペストの流行は1720年にマルセイユで流行し10万人
以上の死が発生したというおぞましい事態に発展しているとされ
ている。
ただこのドラマの時代性からすると1588年の出来事なのかな。
(1話の時に1557年メアリーの修道院時代の光景が有ったので・・)

■フランス宮廷

フランス宮廷にはペストを恐れて人々が集まるし、何とか宮廷内
にペストを持ち込ませまいとして努力しようとする姿が有る。
しかし閣下がペストにかかった娼婦女性(Elicia Mackenzie)と
関係を持ち、閣下は馬小屋の男から口をつけたコップで水を飲ん
だことも有り、徐々に感染は広がっていく。

防ごうとしたけれどついには宮廷内に音楽が鳴り、感染者が出た
ことを示す所に繋がる。

ノストラダムスから初期症状として、発熱、原因不明の出血、身体
の痛みと破れ、膿の出る出来物、手足の黒ずみがあるとの説明が
有り、そんな彼らは地下室に隔離される様だ。

・エドゥアール・ナルシス卿

貴族である自分たちが王国を支えていること。そして国王の支持
は自分たちの力にかかっているようなことを口にしている。

ナルシス卿はフランス宮廷に食料などを提供している一族のよう
で、エドゥアール自身はピエール・ヴォランという男を殺したが
る。ナルシスは妻がヴォランと浮気したからだとしていたけれど
実際の所ではライバルの関係に有ったのか。
ライバルにあるからこそ競争心が生まれるんだけどね。
一社提供だとこういうナルシスみたいな勘違いが生まれて本当に
困るな。

・グリアとレイス

この二人の関係がちょっと複雑になってしまった。
元々はレイスが放った言葉が少々グリアに対して恐怖心を抱かせた
のが悪いんだけどね。グリアも一時期は愛の力に勝てずレイス
と関係を持ったけれど、元々彼女は一家を支える為にも金持ちと
結婚する必要が有った。とにかく実家は金があるフリして実際に
は破産状況にある。その上女性ばかり子だくさんのグリア。

レイスがカッスルロイ卿の娘のイベット(Sarah Winter)と関係を
近づけたことを目にしてグリアが機敏になった。
レイスはグリアの事とは関係ないしカッスルロイ卿の娘とは知らず
に近づいたことを語るが・・・確かにそう見えたけどね。
ただ最後にイベットがペストにかかって亡くなる光景が有った。
カッスルロイ卿は生きて居るのかな。

・ケナとパスカルとバッシュ

パスカルが使用人として連れて行かれてしまった。
ケナは連れて行こうとするものに私は王の義理の弟の妻だと
するも、先代の王が亡くなられたお前はもう何者でもないとし
“娼婦め!”と呼ばれてしまった
確かに王様有っての彼女だけど、メアリーの女官でもあるし
そこまで無礼を働けば大変なことになるんじゃないかと。

・やっぱり五月蠅いカトリーヌ

カトリーヌの主張も全く分からなくもないのだけど、一人の命の
犠牲を元に助かろうとするとは正義感が許さない。特にマイノリ
ティとしての環境に置かれているメアリーにとっては、そういう
正義感を忘れてしまえば結局は他のフランス王女と変わりなくなる。

メアリーが女王になったのにホントにみんな無礼な発言が多すぎ
る(笑)特にナルシスなんて脅しているとしか思えない態度。

そのカトリーヌは何故フランソワがペストのリスクを知りながら
城を出たのか知りたがる。
メアリーは城の扉が閉まる前に出て行ったことを言うが・・・

ノストラダムスは自分にはペストに耐性があるので探しに行って
くるとして出て行く。

■外の世界

・ローラとエステル(Camille Stopps)

ローラが子供を産もうとしていた家。どういう関係かは分からない
けど、後にフランソワがやってくる。
一緒にここを出ようという中エステルは姉が居るので無理だとして
残る。

・ルイ・コンデとの出会い

ローラとフランソワが城に戻るために向かう道中でルイという
男性の一団と出会う。彼の話では遠縁ながらフランソワとは同じ
一族で宮廷で見かけたことがあるという。忠実な臣下であること。
ただ後に城に居るナルシスの父・ステファンと同じ水場で合流・
休息。
ルイは船に乗ってオランダの方に行こうとしていることを知り、
そのことを話していないことで本当に忠実な臣下と言えるのかと
いう感じだったが、フランソワはノアの箱船をたとえにして、
人々が殺到するのを避けていただろうことを察する。

フランソワはローラに彼らと一緒にオランダに渡れというが、
息子の赤ちゃんが一人で泣いているのを抱き上げたフランソワ
は手放したくはなくなった様だ。

■使用曲

・Fight For Your Castle by Dan Brownrigg
・My Lair by Bear’s Den

■出演者

メアリー・スチュアート …… スコットランド女王
キャサリーン・デ・メディチ …… カトリーヌ王妃、イタリア系
セバスチャン・デ・ポワティエ …… “バッシュ” フランソワの異母兄。庶子
フランソワ2世 …… フランス国王
グリア・ノーウッド …… SC。メアリ女官
ケナ・デ・ポワティエ …… SC。メアリー女官、王愛人
ローラ …… SC。メアリー女官
ノストラダムス …… 未来が見える、医師
レイス・バヤール …… 衛兵

Lord ルイ・コンデ …… フランシスと縁遠いが一族
Lord ステファン・ナルシス …… コンデと国王に会う父
Duke クリスチャン・デ・ギーズ …… メアリーの叔父
Load アロイシウス・カッテルロイ卿 …… グリア夫
イベット・カッスルロイ …… 娘、赤毛
パスカル …… 少年、ペイガンの笛
エドゥアール・ナルシス …… 息子、商人
エステル …… ローラの面倒をみていた女性
高級売春婦 / ペスト保菌 ……
少女 ……
ジョージ ……
ピエール・ヴォラン ……
ジュリアン ……
ジョルジェ ……
ネイサン ……
シャルル ……
LADY ドゥツェン …… コンデの恋人・既婚者

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