[N] キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン7 第1話 消えたキャッスル Driven

リンク広告 テスト




第1話 消えたキャッスル Driven

脚本/David Amann
監督/Rob Bowman

【これまでのストーリー】

ケイトはやっと結婚が出来ると安堵する。リックに電話する
と車を運転中の彼はポケットに結婚許可証が入っているので
もう少しで到着するという。しかしリックは電話中に自分の
車に横付けしてくる黒いSUVを見る。ケイトは連絡を受けて
花嫁ドレスのまま現場に行くとリックの車が道から外れて
炎上していた。

【ストーリー】

ケイトは炎上した車に近づくと何とかして中に居るリックを
助けようとする。しかしエスポやライアンはそれを止める。
もう助けるのは無理だと。アレクシスやマーサも遅れてやって
くるとその光景をタダ見つめるしかなかった。ケイトは崩れ
落ちる。そんな中消防局が車の火を消すために水を大量に抱水
する。ドレス姿のケイトはびしょ濡れになってしまう。
火が消えた後に車の中を覗くが中に人は居なかった。
どんなに激しく燃えても遺体は残るハズ・・近くに飛び降りて
居るのかも・・捜索しようと。
ハンプトンズ警察タガート巡査部長(Ryan Sands)に対して
車に乗っていたのは私たちの仲間だとして一帯を捜索して
欲しいと協力要請する。警察犬の導入も求める。
エスポは捜査に行く前にケイトにまずは着替えてこいと語る。

ライアンは車道沿いを捜すという。脱出したかも知れない事。
エスポは車を調べて何か有ったか探るという。
タガートによるとエアバックが作動しているのでドライバー
が乗っていたということだという。携帯には何故か反応がない
のか?逃げたのであれば足跡や血痕が有るハズだとタガート。
ライアンはエスポに車の後ろ/助手席側を見てくれと語る。
ライアンは車道で車がぶつかった痕が見つけていたのである。
エスポはリックの車を確認すると右からぶつけられているとし
ランプが壊れているという。他の車にぶつけられてクラッシュ
したんだと。道に破片があるというケイト。鑑識を呼んで車が
特定出来るかも知れないと語るエスポ。タガートは足跡が
あるとし車から道路まで一部は消えているが3人分だろうとの
こと。当てられて車から落とされた・・誘拐だというエスポ。

ケイトは全車両を調べさせるよう道を閉鎖したという。
リックはぶつけられた車に乗せられている可能性が有る。
鑑識によるとサイドマーカーの破片はゼネラルモーターズ。
現在警察は聞き込みをしているという。
携帯の電源は依然入っていないこと。FBIにリモートで電源を
入れられないか聞いて見るというライアン。
ケイトに対して電話した時にリックの様子はどうだったのか
と尋ねる。不安そうだとかつけられている様子とか無かった
のかというと普通の応対だったという。
そんな中フルーツスタンドの店主・キャル・ハーパー
(Jaime Alvarez)がリックたちを目撃しているとのこと。

早速話を聞きに行くとその頃ベンツが通り過ぎるのを見た。
運転手はブロンズ色の髪で・・・と語る。リックの車だと。
他の車は見たのか問うと、フォルクスワーゲンのビートルと
フェラーリ、そしてSUVだという。ワーゲンやフェラーリで
体当たりするとは考えられないとして、SUVについて尋ねると
黒でスモークガラス、クロムホイールだったという。何で
そんなに詳細に答えられるのか。店主は2回見たからだという。
北に走っていったらまた10分後に通りかかったとのこと。
犯人は南へロングアイランドからリックを連れていったのだ
という。ケイトはロングアイランドからの道に検問をと語る。
するとライアンはFBIがリックの携帯を数秒リモートで起動
出来たとしロングアイランド内に居るという。GPSによれば
10分前にメドフォードに居たとのこと。

携帯は廃車置き場の30m奥にリックの携帯があるという。
タガートは州警察が10分で来るので待った方が良いとするが
その余裕はないとしてエスポ、ライアン、ケイトは廃車置き場
内へ。車両運搬車の向こうだとすると黒のエスカレードが有っ
たとしGPSの発信源だという。すると男が車をスクラップに
入れようとしていた。何とか止めようとする中、スクラップ
にしようとしていた男は逃走する。ケイトは男を強引に
追いかけ捕まえる。一体リックに何をしたのかとしてケイト
は彼に喋らせようとするが・・

男はゲイリー・ダフィン(Josh Latzer)。
取り調べを行うケイト。あの車が運ばれてくるのを見てた
でしょとし誰が乗っていたのか? “あんたは人間のクズで
天才犯罪者じゃない”とし誰の指示なのか?。その中にリック
は乗っていたのか?彼は生きて居たのか・・さっさと話なさい
という。話す事なんてないという。

エスポは車に関する報告がが来ているとしリックが乗って
いた形跡がないという。ケイトは良かったとしそれならば
まだ生きて居るという。証拠を消すためにスクラップにしよ
うとしていたのだろうと。鑑識にDNAと指紋を徹底的に調べ
させてと告げダフィンは留置場へ入れてと。エスポはケイトに
警察をクビになったら元も子もないとし、アイツは君よりも
犯人を恐れているんだと語る。ケイトはそれならやり方を
変えるという。
ライアンは駄目だとしてSUVからは手詰まりだという。車体
番号で調べたら防犯カメラが機能していないJFK空港近くの
駐車場から盗まれたものだったという。ダフィンのことを
もっと調べようと。経歴・・人間関係からと。

ゲイツはケイトを呼ぶと大丈夫なのかと語り捜査に集中出来て
いるのかという。ケイトは決して捜査からは外さないで欲しい
と頼むと外す気は無いという。リックを見つける為に全力を
尽くしているとしFBIにも協力してもらうという。まずはFBI
のコナーズ特別捜査官(Jon Lindstrom)と話をしてと言われ
る。

■事件

結婚式の直前、ハンプトンズの式場に向かう途中でリック
との連絡が途絶え、待ちぼうけに会うケイト。リックの車が
事故で炎上していることを聞いてケイトは現場に向かうが
リックの車の中に遺体はなく、何らかの事故に巻き込まれた
のではないかとされる。しかしリックに車にぶつかってきた
車のスクラップを依頼をしたのがリックであり1万ドルを
払っている映像が見つかったことから、当初は誘拐事件として
捜査していたFBI捜査官たちも徐々に捜査を打ち切る。
ケイトだけは諦めきれずに捜査を続ける。
狙ったのは過去に二人が刑務所に送ったブラッケン上院議員
なのか。3XKなのかミッキー・バルボッザなのか・・
失踪後6週間・・・2ヶ月と経過していく中、沿岸警備隊は
デラウェア海岸から150km地点でボートに乗って脱水症状の
リックを発見する。
ケイトは捜査の手を辞めず失踪していた時のリックの足取り
を追っていくことになる。

■感想

キャッスルは結局シーズン8終了時点でケイトが降板し
継続するかどうかで色々と有ったみたいだけど、シーズン8
を持って終了している。
シーズン7が始まったばかりだけど、シーズン7も8もフル
シーズンの23話前後で構成されているのでケイトが再更新
すればドラマも続いていったのかな。

全173話・・・もう少しで200話だったのでそこまでは頑張って
欲しいところだったかな。でも7年も続いたシリーズだし、
主演者たちもまた別の舞台/ドラマで活動したいという
所も有ったのかも知れないね。

今回はリックが失踪した際には、裏の顔が有るとか結婚生活に
対する将来的な不安感があるのではないかとされるも、
裏の顔は否定出来ないけど後者はどう考えても近くに居る
人たちにとってはあり得ないことだと断言出来ないだろうか?
リックの足取りを追うウチに次々とリックが自発的に失踪に
見せかけた工作をしていたのではないかと考えて、半ばそんな
絆など何処吹く風って感じでリックの”遊び人”的お気軽極楽
な生活の方のイメージを膨らませてしまった。
しかしケイトだけは最後まで信じて捜査をする。

興味深いのは失踪2ヶ月の時間のズレが及ぼす人間関係の
歪みみたいなものが何処かで現れてしまうのではないかという
こと。

ケイトは2ヶ月間信じる為に色んなジンクスを作っていた様だ。
健気だね。

・ホワイトボードの写真を見つめ続けた。
・リックのイスに座らせなかった。

捜査途中でコーヒーを持って来たエスポに思わずリックでは
ないかと振り向くシーンも有ったりして、ケイトとリックの
日常の行動が条件反射的になっている。

■目撃証言

どれだけの人の目撃証言が今回当てになったのだろうか?

最後にボートの持ち主だったヘンリー・ジェンキンスは明らか
に嘘をついていたという事が分かるけれど、それ以前に
取り調べたフルーツパーラーのキャルとか、廃車場で証言
したダフィンなどは本当のことを語っていたのか。

・人よりもカメラは真実を語るか?

人は嘘をつく生き物。しかしカルダーノによるとスクラップ
を指示したのは匿名の客からのもので、ロウアーイースト
サイドのゴミ収集箱に入れるとしていた。そこの監視カメラ
を見ればリック本人が映像に映っていて、1万ドルの金を
運んでいる。

この事実をどう捕らえれば良いのか。

■色んな捜査機関を動かした

冒頭では管轄の違うハンプトンズ署のタガートが協力して
くれたし、次にはFBI捜査官のコナーズが関わって来た。
当然ながら誘拐はFBIの管轄なのだろうから仕方が無い。
沿岸警備隊のムンディの話ではデラウェアの海岸から150km、
大西洋の真ん中で脱水症状の彼が助けられている。

■仲間に信じてもらえないのが辛い

当初はエスポが真っ先にリックの誘拐説を自作説と考えて
いた。ライアンはそれを否定していたが、カメラ映像を
見せられるとどうしても自殺自演だと思えるところも有る。

目撃証言もみんながリックを示すようなことを語るし、
ボートやテントからもリックの指紋やDNAばかりが見つかる。

■今の所リックに有利な点

・黒いSUV/ゼネラルモーターズの黒のエスカレードがぶつ
かって来たこと。
・最初の現場には3人の足跡が発見されていること。
・ボートには銃弾が転がっていたこと。
・ズボンに縫い付けられていた鍵
・銃弾は彼の肋骨をかすっている。
・デング熱ウィルスに感染した形跡が有る。
・そもそも逃げる必要があるか?
・陸運局のシステムがハッキングされていたこと。

■その他

・リックの記憶はどこまで無いのか

自分もリックが自作自演だと思っていたので何処かでボロを
出すと思っているんだよね。失踪している間の出来事の中で
何か言ってはいけないことを話してしまうという流れを期待
した。

気になるのは「熱帯の嵐」という小説のことを口にしていた
が、これが何なのかということ。シーズン6の最後の中で
この本のサイン会みたいなのをしていたよな。

・リックの父は関係無いのか?

アレクシス誘拐の時に助けてくれた父親の姿が有ったけど
この辺はどうなんでしょうか。

・お家が一番

このドラマ、意外と「オズの魔法使い」のセリフを引用する
ことがあるね。母親の影響なのかな。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヴィクトリア・ゲイツ (Penny Johnson Jerald) 主任・警部

トーリー・エリス (Maya Stojan) 分析官

ヘンリー・ジェンキンス (Matt Letscher) リックを目撃したと嘘
コナーズ (Jon Lindstrom) FBI捜査官
Sgt.タガート (Ryan Sands) ハンプトンズ警察・巡査部長
ヴィンセント・カルダーノ (Don Stark) ギャング
Dr.シンシア・スワン (Rose Abdoo) 精神科医
Lt.ムンディ (Benjamin John Parrillo) 沿岸警備隊
Dr.マクリーン (Rob Yang) リックの処置。バイタル安定だと
キャル・ハーパー (Jaime Alvarez) フルーツスタンドの店長
(J. Teddy Garces) Firefighter
ゲイリー・ダフィン (Josh Latzer) 廃車置き場にて
ヘンリー・ジェンキンス (Kenneth Meseroll) 本物
シムズ (Christopher Michael) 巡査部長、トレーラーハウスへ
(Michael Flores) バーテンダー

ブラッケン上院議員 …… リックたちが逮捕
3XK …… リックたちが逮捕
ミッキー・バルボッザ …… リックたちが逮捕
マーク …… フランス領事館
カーティス・ホルト …… ジョージア州サバンナ、ボートを売った

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336