第22話 孤独なリーダー Leaders Lead
監督/Michael Slovis 脚本/Dick Wolf
Matt Olmstead
【これまでのあらすじ】
ケイシーは「この間みたいに一ヶ月も口を利かないなんて二度
とごめんなんだ」としドーソンに「君は大事な人だ」と語る。
「私も同じだ」というドーソン。ハリーはクリスマスを何処
で過ごすか揉めた後署名した契約書のことを語る。
「ケンカは正々堂々とセックスは淫らに」と。二人はその夜
関係を持つ。ミルズはボクに知らされていない何かがあること
を常に感じていたと母たちの事を告げる。
ミルズの母・イングリッドは全てが明るみに出ても構わない
のか?とボーデンに語る。それを知ってしまったドーソンは
ミルズは何が有ったのか調べるのを辞めないという。ミルズ
を大切に思うなら忘れろと言われる。
事故現場でセブライドは女性が下にもう一人いるとハルステ
ッド。キスを迫られて気まずくなり帰ろうとした彼女を
壁に押しつけたとされる。タラは被害届けを出すよう勧めら
れているとセブライドに言うと彼は容疑は何なのかと問う。
俺の目を見て言ってくれと。マウチはタラの訴えの続行が
決定下という。州検事局に持ち込まれることになる・・起訴
されるということだと。
【ストーリー】
セブライドはタラの元にいく。
彼女が今回の偽騒動で消防署で昇進したことを聞く。君は
昇進して俺は刑務所行きか?というセブライド。彼は俺を起訴
すると言っているが何でこんなことをするのか?俺は何もして
いない。あの夜は何も無かったとするが帰ってというと
そそくさと車に乗って行ってしまう彼女。
ケイシーはハリーとベッドで朝を迎える。ハリーに頼みが
あるとし一日中ここに居てくれと頼む。「こんな格好じゃ
火に立ち向かえない」としてハリーはシーツの中のケイシー
をイチモツを見る。俺はここから指示を出すというケイシーは
「クルース、65mmホースだ。マウチ、サンドイッチは置いて
いけ!」と語り彼女を笑わせる。しかしハリーは仕事に出かけ
24時間後にはまたここへ戻ってくるわと約束する。
ドーソンとミルズはケイシーとハリーが署の前でキスする
のを目にすると「幸せそうだ」と語る。「君は?」とドーソン
に尋ねるケイシーに対してと「答えはイエスよ」と。
「2つ借りてると色々と大変」だろうというミルズに何のこと
か尋ねると、すでにボクの部屋に住んでいるようなものなの
に電話で「もう帰った?」と確認しなければ家に入れないこと。
君も鍵を持って正式に引っ越してこないか?と尋ねる。周りく
どい言い方でゴメンとし「愛して居る」と語る。
一緒に暮らそうというミルズ。ただ言い出すタイミングは
最悪だねとし、職場の前で語ったことを後悔する。急がなく
ても良いのでゆっくり考えてと言うミルズ。ハーマンは
ミルズにクルースの次はお前だとして遊びに加わらせようと
する。
レズリーはドーソンにどうしたのか”太陽ちゃん”と尋ねる。
そんな中ディスパッチの声が聞こえる。
●はしご81、レスキュー3、救急61、建物崩壊、
サウス・カーペンターストリート800番地。
レズリーは彼からの言葉を聞いてドーソンに対して「愛して
居るなんて最高じゃん」というが、「どうかな」とミルズ。
“チーフ(ボーデン)と彼(ミルズの)母の関係を隠したまま”だ
という。それが私たちの関係に影を落としていること。
私たちではなくあなたにだというレズリー。あなたには関係
ない事なんだとし、それはチーフとお母さんの問題よという
レズリー。何を言っても罪の意識を感じるのだとし、嘘のご
まかしはやっぱり嘘だという。このまま本気でつきあったら
・・・と。
■感想
シーズン1も終盤に来て色々と気になる要素が多くなってきた
な。なんと言っても恋の行方がどうなるのか。ドーソン、
ミルズ、ケイシーの構図の中にハリーが戻ってきたことで
ケイシー&ドーソンに傾きかけていた流れが一気にドーソン&
ミルズに流れ初め、それどころか同棲しようとする加速的
な流れへと発展している。
またなんと言ってもお騒がせキ*ガイ女、タラ。
えん罪事件なのに刑事事件にまで発展させてシラっとやり過
ごそうとしている。本当にヤバイ人に捕まってしまった
セブライド。この問題は簡単そうで難しい状況だよね。
■エピソード的には・・
・ボーデンとミルズの母
ドーソンがその辺の事情を知ってしまった為に彼女はボーデン
から口止めされミルズに話すべきかどうかで悩む。
二人は関係を持っていた時期があり、そうなると抜擢の問題
とか色々と複雑になりそう。
またミルズと本気の関係になっていくごとにその秘密がドー
ソンにとっては重いものとなる。
レズリーとは何度もその件で話す。
ドーソンは父に相談したら選ぶのはお前だと言われたようだが。
ドーソンはミルズを愛しているから彼に決めるんだとレズリー
に語る。
・シフトを増やして欲しいというミルズ。学費の為。
・返事を求めるミルズ。ドーソンは愛している事を告げ
引っ越しを手伝ってと語る。
・
ボーデンとシャーロットのことを見てドーソンはミルズに
話す。
いつから知っていたのか・・【晩餐会の夜】からだと。
・クルースが見つけたもの
赤いパンツが洗濯機から発見される。
クルースはハーマンを最初に疑っていた。
マウチはそのパンツの持ち主を突き止めたものに20ドル出す
と語る。
第1発見者が怪しい・・ロシア人が結婚初夜に履くやつに似て
るなど色んな意見が飛び出す。
パンツは見つかるまで張り出される。
タグを見たら日本のメーカー。
マウチが日本語を勉強していただろうと。
マウチは日本人の彼女が出来た。良い印象を持たれたいと。
俺たちの関係はインターネットと電話で会話。
結構貢いでいるっぽいが代わりに下着が送られてきたみたい。
・はしご車と一緒に写りたいと言う女性
ロジャー、シャーロット、メレディスの3人。
シャーロットの12歳の誕生日なのでここに来たという。
ハーマンは良いことを思いついたと語りチーフも呼ぶ。
大事なお祝い。
シャーロットからボーデンに私を覚えていないか?と。
入り口で捨てられていたという。
養子になってインディアナに住んでいる。
ボーデンにはものすごく嬉しいサプライズ。
■タラ・リトル vs セブライド
冒頭でセブライドからタラに詰め寄ったことでボーデンが
そういう行動は慎むよう告げる。セブライドとしても起訴
され犯罪者にさせられるので必死だ。
ボーデンは彼女の30m以内に近づいたら小隊長の座を剥奪する
事を告げる。
・
セブライドが唯一信用出来るというレズリーとこの件で
捜査する。タラはずいぶんと計画的にセブライドのことを
ターゲットにしていた。過去を調べていくことにする。
探偵レズリー様。
アントニオに聞くと刑事事件として起訴されるだろうこと
を言われる。
タラは以前広告会社(ミシガンアベニューの)で働いていた。
クレイ・ホワイトという人物も起訴され取り下げを行って
いる。
クレイに話を聞くとタラは20人いるグラフィックデザイナー
の一人。すべて合意の上で楽しんでいたがすれ違いで別れる。
顧客離れで人員削減を行うようになると生き残るために
クレイに不適切な職場環境だとして訴え、彼は業界から
干された。MBAまで取得したのに・・
彼女は会社から多額の和解金を受け取り、彼は秘密保持契約を
結ばされたとのこと。
・セブライドの反撃
タラの職場に行く。制服姿がなかなか似合っていて可愛い・・
とか言っている場合ではない(笑)
クレイと共に現れて、刑事裁判所で君の詐欺の証言をすると
語る。嘘を撤回して二度と会わないかだと。
■事件です。事故です。
・建物崩壊。サウス・カーペンターストリート800番地。
●はしご81、レスキュー3、救急61が出動
シカゴ警察のバーンズによると春休みの学生がパーティーで
酔って大騒ぎしてデッキ部分が崩落。
サーモンズによると10人以上ががれきの中にいる。
建物は3階建て。状況を見てはしご車2台追加要請。
ボーデンは
・上の方に居る人の救助をシカゴ警察に任せる。
・ケイシーには木材を切るのにK12とレシブロソー
・ケイティはフィアンセのポールが居るが目の前で車のフロント
ガラスに頭から突っ込んで死んでいる。ボーデンはケイティに
ビンタされるが割に合わない(笑)
・バレリー(20歳)は木に刺さっていた。刺さったままで
ドーソンたちが運ぶ。救急車内で一度心肺停止。
レイクショア病院に連れて行きハリーが治療。
「やるわね」(レズリー談)
死者2名、15人以上助けた。
・意識混濁した男性
●救急61が出動
現場に到着すると嵐が起こりそうで空はゴロゴロといっている。
意識混濁している男性は車にもたれかかっていた。
その人物の名前はバヒリオ・ヒンタラ。
薬物なのか。心拍は150以上・・上室性頻拍。
除細動器を用意するがレズリーは男の耳から血が出ているの
を見つける。お腹には電撃傷。第三度の熱傷。雷に打たれたの
だとしてアデノシン3mmを打つ。急いで病院へ。
・車の事故
●はしご81、レスキュー3、救急61が出動
ホテルの駐車場から出てきた所でもう一台が突っ込んだ事故。
ぶつかった方はセブライドが見るが死亡していた。
・油圧エッジと角材で車を固定。
・屋根を切り離してガラスもすべて割る。
ネックカラーをつけて病院へ。
私たちはただの同僚だと報告してと頼まれる。
・ビル火災
●ポンプ51、はしご81、レスキュー3、救急61が出動
ハリーの診療所で起きた火災。
ハリーの車が残ったまま。
ケイシーはハリーを助ける為にボーデンの命令を聞かずに中に
入ったまま出てこない。
ハリーの首の辺りに相当な熱傷。
救急車で運ばれる際にケイシーも一緒に同乗し心肺蘇生措置
をする。
横目でそれをみて居るドーソンの姿が何とも言えず・・
待合室で全員が待つ中遠くで医者に告知されたケイシーが
涙したことで亡くなったことを知る。
真っ先にハグに行ったのはミルズだった。
■その他
・トゥルーケア・ファミリー診療所
ボランティアでハリーが働いていた。
ケイシーが職場までやってくる。いつもランチを持ってきて
くれるので彼が持ってきたという。
ただ今回その際にハリーは帳簿が不自然みたいな感じで
指摘するシーンが有り、そこで働くエスター(Allison Latta)
が不自然な動きをしていたし、ティム・キャンベル
(James Anthony Zoccoli)???だと思うけどそこに入っていく
ハゲの男が如何にもきな臭い。まさか紹介された創設者の
スティーブン・グッディング (Christopher Cousins)は関わ
っていないよな。こういう診療所って麻薬とか薬が盗まれた
の不正に使われる。ドラッグというとどうしてもボイトさんが
関係しているのではないかと思ってしまう自分がいる。
・ハーマン家でボーデンがディナー
シンディと子供たちがたくさん。
子供たちのことを”魔物”だとたとえていた。
ハーマンはボーデンに話しを聞く。
ベニーとタラの件で部下の信頼を失ったと語る。
先頭に立つものは孤独・・それも職務だとハーマン。
■使用された曲
■出演者
シカゴ消防局51分署
マシュー・ケイシー (Jesse Spencer) 第81小隊・小隊長
ケリー・セブライド (Taylor Kinney) レスキュー第3小隊長/救助
ガブリエラ・ドーソン (Monica Raymund)救急第61隊、現場責任
レズリー・シェイ (Lauren German) 救急第61隊、ゲイ
ピーター・ミルズ (Charlie Barnett) 第81小隊・候補生
クリストファー・ハーマン (David Eigenberg) 第81小隊、4人の子
ハリー・トーマス (Teri Reeves) レイクショア病院・研修医
ウォレス・ボーデン (Eamonn Walker) 51分署大隊長
ジョー・クルーズ (Joe Minoso) ピーターを案内する、ヒゲ
ブライアン・スヴァナチェック (Yuri Sardarov) “オーチス”、81
ランディ・マクホランド (Christian Stolte) “マウチ”、組合代表81
キャップ (Randy Flagler) 第3小隊ロープを垂らす、ハゲ
? (Anne Lockhart) ディスパッチの声
ニコル・サーモンズ (Tania Raymonde) シカゴ警察署
ジム・バーンズ (Scott Eastwood) シカゴ警察署
タラ・リトル (Brooke Nevin) 候補生、評価対象
スティーブン・グッディング (Christopher Cousins) トゥルーケアファミリー診療所創設者
アントニオ・ドーソン (Jon Seda) シカゴ警察・特別捜査班
シンディ・ハーマン (Robyn Coffin) 38歳、肺塞栓症、妊娠26週目
リー・ヘンリー・ハーマン (David VonKampen) 息子
ルーカス・ハーマン (Lucas VonKampen) 息子
メレディス (Natasha Lowe) 消防署で写真を撮りたいと来る
クレイ・ホワイト (Ryan Kitley) タラに訴えられた広告代理店の男
シャーロット (Ariana Burks) 12年前に消防署に捨てられていた子
バレリー (Paulina Olszynski) 20代、胸に木が刺さる
ケイティ (Deanna Myers) ポールの恋人
ブリジッテ (Trina E. Siopy) 運転手、ネックカラーをつける
エスター (Allison Latta) トゥルーケアファミリー診療所
ミランダ (Antonia Arcely) 車が激突
ロジャー (Steve O’Connell) メレディスの夫
ティム・キャンベル (James Anthony Zoccoli) トゥルーケアファミリー診療所に来る不審者
ヴァージリオ (Christian Castro) バヒリオ・ベンタラ
マーガレット (Diana Simonzadeh) トゥルーケアファミリー診療所
(Eric Edwards Abud) ボクサー、セブの相手
バーンズ