NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン9 第9話 英雄の帰還(後編) Engaged (Part II)

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第9話 英雄の帰還(後編) Engaged (Part II)
「aka.尊い犠牲・後編」

監督/Tony Wharmby
脚本/Gary Glasberg

【これまでのあらすじ】

軍の輸送機が墜落。
そこには戦場で戦って来た兵士の遺体の入った棺が乗って
いた。メラニー・バーク少佐はここの教会に移ったとして
やってくる。ジョセフは娘の死体が乗っていたハズだとして
やってくる。名前はガブリエラ・フローレス中尉。アビーは
遺体は2人分だったという。フローレスは乗っていなかった
というギブス。何をしてでも探し出して帰国させたいという
クインシー。アフガニスタンで建設中の女子校が攻撃に有った
そうだというマクギー。犯人は地元の協力者なのかとアビー。
ギブスはバークに対して、見て見ろとし逃走時の写真を見せる。
教師が犯人・・つまり内部の人間だという。フローレスが
子供と一緒に逃げる熱感知映像が有ったが何者かに捕まって
居た。彼女は子供たちを救おうとして捕まったのだとギブス。
必ず連れ戻せとの指令が出る。

【ストーリー】

教会にいるジョセフの元にバークがやってくる。
疑問があるでしょと尋ねるバークは、神は口数が多く
はないが神の御業は多いと語る。しかしジョセフはその御業
には疑問があるという。
娘さんは子供を救おうとした。彼女は国の為に命をかけた。
それが神の御業なら疑問の余地はないというバーク。
命令通り基地に戻るべきだったのだという。でも彼女は本能に
従うことで神の命令に従ったのかも知れないことを語る。
ジョセフは娘は戻るのか?と問うとギブスは良い方で優秀な部下
がついているという。見つけてくれると信じて居ると。でも
生きたままでか・・?と。

そこにトニーがやってくる。
ギブスたちは輸送機に一つの棺桶と共に帰国する。

●アフガニスタン・ヘルマンド州
** 48時間前 **

ギブスはクインシー大尉の元にいく。地獄の釜/危険地帯へ
ようこそと言われる。ギャビーの誘拐を地元住民が目撃して
いたことが分かったという。ジヴァは犯人も分かっているのか
尋ねるが住民たちは報復を恐れて話そうとはしない。
過激派は欧米式の教育を嫌っていて昨年中東で襲われた学校は
167カ所だという。その半分以上がアフガニスタンだという。
中尉は建設予定をよく知っている人物。ジヴァは”フェルト”
は住民との繋がりが深いこと。リトルトン軍曹
(Becky Wahlstrom)に紹介するという。フローレス同様に
学校に居た人物。助けた少女2人は7km先で見つかったが暴行を
受けて居たようだという。逢う覚悟があるならば・・とクイン
シー。ジヴァは私も中東育ちだから大丈夫だという。

リトルトンに学校が襲われた時ギャビーと居たよねとギブス。
知っている事は調査担当者に話したというが、ギブスたちは
直接聞きたいのだという。爆発を聞いて急いでトラックで逃
げたこと。みんな乗っていると思っていたがギャビーのことを
呼んでも返事が無かったという。ずっと彼女と居れば・・と
軍曹は嘆く。三人の写真を見せるとこの女性は誰かを訪ねる。
ソラヤ(Aliah Whitmore)だろうとし彼女はツイていたという。
あの日は来ていなかったという。カブールの家族を訪ねると
言っていたこと。その後逢っては居ないという。教師の立場
を利用して攻撃を手引きしたんだというギブス。生徒に親し
まれていたというと、その信頼につけ込んだのだという。
卑怯者だとし罰を与えようというギブス。

バークとダッキーは会話する。
当たり前に子に読み書きを教えるが中東には嫌がるものがいる。
だが十字軍の頃クリスチャンたちも信仰の為に平気で殺し合い
をさせたという。
トニーはバークとダッキーに対して女子大生みたいにおしゃ
べりなのかと語る。バーク少佐の意見はどうなのかと問うと
興味深いし刺激的だという。中尉の件を早く解決してという。

マクギーは国土安全保障省からジェイシュニルモミニーン
(信じる者の軍の意味)というイエメン、サウジアラビア、
フィリピンの組織と繋がりがあるという。組織の一つから犯人
を聞き出し不信感を煽り弱体化させる・・トニーはどうするか?
というと棺桶リスト(バケツリスト)で時間を無駄にするなと
ダッキーは先ほど言われたことを言い返す。

■事件

アフガニスタンから遺体を乗せて飛んできた輸送機は何者かに
より着陸直前に墜落させられ機体はバラバラ。中の遺体も散乱
し誰のものだか分からなくなってしまう。最低6体居てアフガニ
スタンの戦地から運ばれてくるアメリカ兵は三体あるはずだっ
たが、DNA検査の結果二体だけだった。
亡くなったとされる当時の衛星画像を見た結果、彼女は撤退
しようとしていた女学校にいてランチャー攻撃を受けていたが
熱探知画像は三人が逃げていき何者かによって拉致されている
ことが判明する。
海兵隊総司令官・大将のエリソン自らNCISのギブスに生きて
いるのであれば必ず見つけて連れ帰れと命じられる。
現地の彼女の上官クインシーらも加わり捜索することになる。

■感想

想像していたのとは全く違うストーリーだった(笑)
正直絶対に海兵隊の中に悪人がいて、それが何かを掴んで
いくものかと思っていた。悪人のしている事も色々と想像
するものが有り、よくある海外ドラマの設定としては
アフガニスタンで起こした不祥事のミスを隠すために
ギャビーは殺されたか標的にされたか、それとも交戦する
過程で兵士の何名かがお宝を見つけてそれをアメリカに
運ぶために棺を一個多く発注していたのかなど、色々と
考えては見たがどれも浅はかな考えだった。
結論から言えば価値観の違い・宗教観の違い、人権に対する
扱いの違いが引き金となっている。
人権を守らない人たちからその命を守る為に行動を起こして
いるアメリカ兵とテロリストの対立の構図。それはかなり
特異なものでなかなか理解しがたいものがある。

バーク捜査官って過去にも出たことがあるのかと思っていた
けどこの前後半のエピソードだけなんですね。
まるで旧友であるかのように会話している姿があるので

■人は何を信じるべきなのか

今回のテーマとなっていたのは、人が信じる心だった。

それぞれ信じるものは十人十色。
父親は娘が無事に帰還することだけをひたすら信じて待つ。
トニーはバケツリストが無駄ではないことを信じて書き出す。

テロリストにも日本の常識では考えられないようなことを
信じて実行に移す。たとえそれが狂気じみていたとしても
彼らにとっては信じるべきものなのだろう。
教師と生徒の関係もまた互いに信頼関係が成立すべきもので
ありその信頼関係を逆手に自らの信念を貫こうとするやり
方の汚さには辟易するものがある。決して性別に分ける必要は
無いのだけれど女性が女性の権利をより主張している今日の
常識を考えると女性同士で殺し合う流れはかなり切ない。

ギブスの過去が挿入された。
二人は再会することを約束しそれを信じたものの結局
かなうことが無かった。実際に目にすることが無かった
彼女の遺体。しかも配属されたのが日本の沖縄であり、
ヘリが墜落したというのだから切ないところ。

テロリストの言葉も皮肉にも信じることになる。
まだこの国でテロを企てようとしているものがいるという
こと。

・運命の皮肉さ

今回はそんな運命の皮肉を描くためにギブスの過去を描い
たものなのかも知れないし、ジェンダー的な視点を強調する
為に挿入されたのかも知れない。上述したようにギブスと
波長のあった優秀な女性はヘリが墜落して亡くなった。
今回は輸送機が墜落して亡くなったと思われていたギャビー
の実際の生死を追うところからドラマは始まる。そして実際
には生きていたこと。またそれを救出する過程で亡くなる
クインシー大尉。人の生死はまさに運命の皮肉としか言い
ようがない。任務を破ったギャビーは生き残り、任務を勤め
たクインシーはその過程で亡くなってしまう。
トニーが怖がるのもまさにコントロール出来
ないでいる立場なり自ら置かれた境遇にあるのかも。
また原理主義を名乗るものたちにとって女性が知恵を持つ
ことを快く思っていない。これはもしかするとさらに広義
に見れば全世界的なものだったのかも知れない。
前に進む国とそのときのままの形態が心地よくそれを手放
そうとはしないものたち。

■遠隔地からでも調べられることは多くある

とりあえず兵士たちの行動を調べる事が出来るし、その目的
を調べることで何をしている最中に亡くなったのかは分かって
くる。

またギャビーが助けた二人の命。
一人はたばこの火を押しつけられて一人は油を被せられた
という。

その二人が生きていたお陰でギャビーの足跡をたどることが
出来たのだろうし、また何処にいるのかが子供たちの証言から
浮かびあがってくる。

■アビーの捜査

今回の一番の捜査は油の臭いがしたということで、原油の
産出地などを調べる。油の成分からすれば割り出すのも
そう難しいことではないらしいが・・
マクギーは大学で化石燃料の講義を取ったとしていた。

結果カブール郊外のパイプラインのもの。
きっと監禁されていた場所だということになる。

■謎の教師の正体

実はこれがバークかギャビーなのではないのかと思ってい
た。またはギブスの回想シーンに出てくる女性・ジョーン
か何かと関係しているのかなと思った。

実際にはソラヤ・ソランジ。
アフガニスタン出身。両親はロシア人により殺害。
兄弟は2人。兄のウスマン(FOXだとオスマン。発音はウスマン
に聞こえる)は2年前に爆発で死亡。
弟のアサは学生ビザでアメリカで勉強中。

■無事に救出

ソラヤは銃を手にしてギャビーに突きつけていたけど
結局ギブスたちに詰め寄られて投降した。
アフガニスタンに女性兵士”フェルト”を同行させるのは、
女性に触れない為だとされていたけどギブス自らが
顔を近づけタイで縛り上げた。

代わりに撃たれたクインシー。
ジヴァはその彼から頼まれごとを受ける。
メリーランドで小さなモーテルを経営する両親に愛している
と伝えて欲しいと。

■罪の償わせ方

色々と罪の償わせ方は存在する。
ギャビーが望む罪の償わせ方は助けた少女たちが世界をよく
していく様子を見せつけることにあった。
恵みであり、罪でもある。

■仕上げ

姉と弟をグアンタナモに送る前に話すことに・・

思わず弟は兄がこの国にいることをうっかりしゃべって
しまう。

兄と姉が死んだと嘘をつく。
自動車整備工だった兄。全国私立女子校連合300人が科学
博物館に2011年11月18日/本日行く事が分かる。
標的が女性だったことも有り彼女たちのバスが狙われると
踏んで急いで捜査官たちが向かった。

案の定爆弾を取り付けた後のウスマンの姿が有る。
いつでも携帯の起爆装置で爆破できると言わんばかりだった
けど、妨害電波装置によって爆発せず。
俺様は殉教者になれると言って爆発する瞬間を想像して
「うぉぉぉぉ」と吠えていた声がむなしく鳴り響くところが
また笑える所だけど本当に寸前の所での戦いだった。

■その他

・トニーの弱さ

バケツリスト作っているトニー。
アメリカだけではないのかも知れないけど、よく死ぬまで
にやりたいことをリストに書き出して実行していくみたい
な内容のシナリオは多い。
何が怖いのかとバークに問われたトニー。

「スーパーマンが弱点はクリプトナイトだと敵に明かす
ようなものだ。」
「教えてクラーク・ケント」


マクギーからは「図書館が苦手なのか」と問われていた。
図書館の臭いが苦手なんだという。孤独な秀才の臭い。


トニーは教会に行き神?彼女?に話そうとした。
「暴力脱獄」だ。
「いいかここにいるのは話が通じん相手だ」

・ジヴァ

今回は中東地域が舞台ということも有り、ギブスが同行
させたのはジヴァだけだった。彼女は今回アラビア語で
少女たちと会話していて先日のパシュトー語とはまた
変わっていた。

■使用された曲

・NCIS Theme by Numeriklab

■出演者

リロイ・ジェスロ・ギブス (Mark Harmon) 主任
アンソニー・ディノッゾ (Michael Weatherly) “トニー”
ジヴァ・ダヴィード (Cote de Pablo) 元モサド、NCIS
アビゲイル・シュート (Pauley Perrette) “アビー”分析・解析
ドナルド・マラード (David McCallum) “ダッキー” 検視
ティモシー・マクギー (Sean Murray) コンピュータ
ジミー・パーマー (Brian Dietzen) ダッキーの助手、検視
レオン・ヴァンス (Rocky Carroll) NCIS局長

チャック・T.エリソン (John Finn) 海兵隊総司令官・大将
メラニー・バーク (Jaime Ray Newman) 海軍少佐
ジョセフ・フローレス (Alex Fernandez) ガブリエラの父
クレイグ・クインシー (LaMonica Garrett) 大尉、ガブリエラの上官
若い頃のリロイ・ジェスロ・ギブス (Sean Harmon) ジョーンと知り合う
ジョーン・マットソン (Jeananne Goossen) ギブスと士官学校で
ガブリエラ・フローレス (Sofia Pernas) 中尉
アサ・ソランジ (Satya Bhabha) 次男
ソラヤ・ソランジ (Aliah Whitmore) 教師・ヒジャブ
キャスリン・リトルトン (Becky Wahlstrom) 軍曹
オカスー・カニンガム (Jonathan Runyon) 回想シーンの海兵隊
(Jesse Luken) 衛生下士官
クレイトン・ジャーヴィン (Matt Craven) 海軍長官
キナー (Melody Angel) ギャビーと逃げた子・タバコを押しつけ
ララ (Maya Latzer) 熱湯をかけられて失明の子
(Leo Georgallis) 1970年の海兵隊
(Anthony Jon Michael) 海軍 衛生下士官
ウルマン・ゾランジ 38歳ヘルマンド州、1973年3月22日生

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