第1話 再出発 Once More Unto the Bleach
脚本/Brian Tanen
監督/David Warren
【Previously on ..】
スペンスは頭を怪我する中目の前に居るロージーに君は誰
なのかと問う。私はあなたの奥さんのペリのメイドだったが
あなたと恋に落ちたのだという。何故そんなことを聞くのか?
私のことを覚えていないのか?と問う。医師のジェリーは
頭に怪我を負った時には記憶を無くしたりすると語る。
「スペンスが私を忘れるなんて・・」とロージー。そんな
折りロージーのことをスペンスは妻とボクの最高のメイドなの
に忘れていたなんてと語る。そこにはペリの姿が有った。
ここが私の場所だとしてペリは離婚したにも関わらず居座る。
カルメンは生活もままならないのに子供なんか無理だった。
それで養子に出したと語る。マリソルは本が出版されて
ニューヨークタイムズのベストセラーに入ったという。
ジェシーはマリソルに対して俺とヨリが戻ると思っているのか
と問う。マリソルは時間が欲しいって言ってなかった?と
いう彼女にあなたが勝手にそういっただけだという。シアトル
に帰るというジェシー。ロメロ医師はゾイラの主治医だったが
母胎が急患だとしジャンヴィエーヴにどちらか決めて欲しい
という。母胎を優先するか赤ちゃんを優先するか。
エヴリンはエイドリアンに私からの離婚申請書だとし、大人
になってからずっとあなたと生きて来たけどこの苦境に立た
され改めて思った。その歳月は無駄だったと。
そんな中パウエル家は爆発炎上する。エヴリンはエイドリアン
の名前を叫ぶ。
【STORY】
エヴァ・ロンゴリアはドラマでメイド役に出演していた。
鍵をかけて逃げ、そして本にメッセージを書いたメモ紙を
潜ませるが・・・鍵を開けられて刃物で斬りつけられる。
役者としてのペリはまさかウチのメイドが殺されるなんて・・
と。しかし倒れたエヴァを蹴り飛ばしてしまうとペリと彼女
は喧嘩する。映画監督のエリオット(Grant Goodeve)はカット
だと語る。マリソルに対してエリオットは楽しいかと尋ねる。
君の本が映画になっていくのだというと、彼女は期待して
いたのとは違うという。原作では刺された後にフローラは
プールに落ちるのに何故変えたのか・・
ペリが言ったんだとし観客の目当ては自分だから遺体は自分
が見つけるのだと。文句は社長に言ってくれという。エヴァ
はこんな傲慢な女と一緒にはやれないという。
エリオットはあと一歩で終わるのだから二人共喧嘩するな
という。「私は全てを語ろう」の著者だとマリソルは紹介
される。私が正体を隠してメイド役の方が良いのではないか
というペリ。この映画の主人公はあなたではなくメイドたち
よと。頑張るラテン系の女たちだと。言ってやってよエヴァ
というマリソル。するとエヴァはメイドをラテン系に絞るの
は人種差別ではないかという。もう辞めるというエヴァは
あなた程意地の悪い女優は何処にも居ない。「デスパレートな
妻たち」にも居なかったと。
イヴァナ(Tanya Christiansen)とクリケット
(Lila Blake Palmer)はエヴリンの元へ。旅行に行っていた
ので事件のことは今聞いたとし大変だったわねと。苦しい
半年間だったでしょと。強い女性ねとクリケット。なんと
か生き延びたこと。他に誰が生き延びたのか?私だとして
エイドリアンが車イスでやってくる。でも屋敷はぐしゃぐしゃ
だという。イヴァナはエイドリアンに御加減はどうかと尋ねる。
足は麻痺しているがDr.ライアン (Lee Spencer)は可能性
があると行っているのできっと治るというエヴリン。力に
なれることがないか?という彼女に君はクラブの人気者
だとし私が死んだらコース名はエヴリンになっていたと語る。
エイドリアンは君には感謝しているとし心から愛して居ると
語る。
ロージーはジャンヴィエーブにお客さんですと語る。
ゾイラが戻ってくる。暫くニューヨークに行っていただけだ
というゾイラ。私たち逢っていなかったとし病院での悲しい
日からだという。ヴァレンティナとレミの所で過ごして元気
が出たか?とロージー。ロージーは最高のメイドでしょと
いうゾイラ。ジャンヴィエーブも最高の雇い主だという。
ロージーにランチを2人分と頼む中、ジャンヴィエーブは
ゾイラに彼女大嫌いだと語る。ロージーはグジグジ言わない
と言うと、ジャンヴィエーブはロージーの口真似をする。
ジャンヴィエーブはゾイラが戻ってくれて嬉しいというが、
私は戻った訳では無いという。ロージーから仕事を奪っては
悪いという。子供と一緒に住んでいるのに奪えないという。
ゾイラはマリソルから仕事を紹介してもらえるという。
私が二人共雇うとし金持ちなのよと。また楽しくやりましょう
としてハグするジャンヴィエーブにゾイラは違和感を感じる。
マリソルは映画製作会社社長・ピーター・ハドソン
(James Denton) に逢う。やっと映画の原作者に会えたという
ピーター。マリソルは映画のことで気になることがあると
いう。私はハリウッドに詳しくないが原作に添って映画に
するという確約があったから映画化を認めたのだという。
ペリ・ウェストモア側が映画の中身
■Impression
いよいよシーズン4の始まり。
シーズン3の細かい設定を忘れていて特にペリ様の行動が
どういう経緯で戻って来たのか忘れてしまった。
こういう時こそ自分のブログを見よ!って感じですが、
なんか面倒臭い(笑)夫婦でなければ様にならないのかな。
ペリはどうやらアメリカズ・チョイス・アワードを受賞
しているようで・・・ペリの横には息子のタッカーが居た
ところを見ると面倒をみるのが面倒でまたヨリを戻そうと
しているのか?
ドラマ的にはシーズン3から4にかけて半年が経過している
様子。
怪我している人は2人。
ペリと結婚する所まで言っていたスペンスは事件に巻き込ま
れて記憶が失われた状態で、ペリに言いように操られている。
パウエル家も全く同様に家が最後に大爆発したことで
エイドリアンは下半身不随にされたかに思われた。
しかし爆発当時にエイドリアンが何処に居たのか
分からないのよね。
それ以外に心に傷を負い忘れたい人は多い存在しているし
それとは逆にまた関係を戻したいと思っている人も居る。
今の所一番興味深く写るのは、カルメンは10代の頃に子供
を生んでいたということでプエルトリコの従妹のホセフィーナ
に養女として娘のダニエラを預けていること。
カルメンの夢は歌手になる事。それで娘を捨てたのに今でも
売れずにメイドをしている。
■業界に足を突っ込んだものたち
マリソルは元々メイドの斡旋業をしていたけど、それをして
いる間に色々と事件を解決したりしているウチに、結局
その体験を本として書いた。その結果ニューヨークタイムズ誌
でベストセラー本だと評価されたのかな。
映画化されることになる過程で製作会社の社長のピーター。
「デスパレートな妻たち」ではマイク役を演じていた
James Dentonだ。
またペリ様はアメリカズ・チョイス・アワードを受賞した様で
更にアカデミー賞を狙っているという。この役でそれが
もらえたら相当ヤバイ(笑)
カルメンは業界に足を踏み入れかけたけど結局また元の位置
に戻ってしまった。
■関係の修復は不可能なのか?
数々のパターンがあるので分けて言及してみよう。
・マリソルとジェシー
関係を修復したいのかその真意は分からない。
ただその殆どは一方通行の関係になっている。
マリソルはジェシーとの関係を進めたがったが、ジェシーから
は降られるようにして言われた為にマリソルも彼氏が居る
ことを語った。その相手がピーターだが愛に発展するとは
思えない。
・ジャンヴィエーブとゾイラ
ジャンヴィエーブとゾイラの関係は少々深刻なものがある。
ゾイラは高齢出産を控えていたけど容体が急変して結局
赤ちゃんを諦めてゾイラが生き延びた。
シーズン3の時にゾイラはジャンヴィエーブに母胎よりも子供
を生かして欲しいと言ったのだっけか?
ジャンヴィエーブはまた関係が戻れると思っているがゾイラ
は相当割り切れないような複雑な心情を抱えてしまいこれだけ
長く続いていた関係も意外とあっさりとしてしまった。
・ロージーとスペンス
ロージーとスペンスの関係も前途多難だ。
ロージーの言葉遣いはスペンスの中に潜在意識として残って
いて「~様」というフレーズには何か思い出しそうな気配
だった。ジェシーの助けてペリ主催のパーティーにケータリ
ング会社として潜り込みスペンスと逢うがロージーのことを
やっぱり覚えていない。ペリが雇うベンは散々スペンスに
前に進むよう進言しているようで過去のことは忘れようと
しているようだ。しかし「さよならスペンス様」のフレーズ
はスペンスの潜在意識に呼びかけるものが有ったようで、
追いかける過程で氷に滑って床で転ぶ。すると記憶は走馬燈
のように巡り巡って思い起こされていく。
散々酔っていたスペンスはペリに対して激高していた。
その翌日にあんなことになっているのだからスペンスは大変
だね。
・エヴリンとエイドリアン
エヴリンとエイドリアンも関係を修復したい。
ただエヴリンはもう愛情を感じていない。
「君の為なら何でもする」
「もし良かったら死んでもらえる?」
ただし現在エイドリアンが車イスになっている状況で
別れを切り出せば世間体もよくないことを察して別れられない
状況だ。
・カルメンとダニエラ
カルメンとダニエラ。
この二人がまさかの親子。でも流石にカルメンの娘とだけ
有ってダニエラはとても可愛い。カルメンはダニエラとの
ハグを拒否していた。やはり捨ててしまったことへの後悔とか
罪悪感は計り知れないものがあるんだろうね。
プエルトリコから出て来たダニエラはロサンゼルスの街を
堪能したいと思っている。
面倒なことになりそうなのは、カルメンの秘密がエイドリアン
によって知られたこと。どのようにして良いように扱われて
しまうのか。それともこの手のドラマだと既に娘は母親が
自分を捨てたという事実を知って復讐に来た可能性も否定
出来ない所。
■その他
・長方形のもの
ジャンヴィエーブが語ったものはなんとスポンジだった。
・レミとヴァレンティナは?
共にS3-2を最後にしてニューヨークに出て行ってしまった。
クレジットをチェックすると残念ながらもう出てこない
みたいだ。
・カイルとゾイラ
カイルという不確定要素の男性が登場。ゾイラは半年間くらい
留守にしているファッションデザイナーの家で荷ほどきの
仕事を受けたけど、結局は自分がその服を着ては楽しんで
いたり、カイルが隣人として挨拶に来ると、本当の事が言えず
に家の主のようにして振る舞う。
・歩けるエイドリアン
金を雇って病人を装っているだけ。同情を惹いている間、
エヴリンの心を引き留めようとしているようだ。
・ペリ様死亡
好きなキャラクターだったので残念。エヴァ・ロンゴリアが
冒頭で演じてたメイドみたいな殺され方をしてしまった。
■Used songs
■Cast
マリソル・スワレス (Ana Ortiz) スタッポード家のメイド
ロージー・ファルタ (Dania Ramirez) ウェストモア家のメイド、子供が
カルメン・ルナ (Roselyn Sanchez) 歌手志望、アレハンドロのメイド
ゾイラ・ディアズ (Judy Reyes) ゾイラのメイド、ヴァレンティナの母
エヴリン・パウエル (Rebecca Wisocky) 意地の悪い妻
エイドリアン・パウエル (Tom Irwin) 浮気性の夫
ジャンヴィエーブ・デラトゥア (Susan Lucci) 母、精神不安
スペンス・ウエストモア (Grant Show) 夫、ソープオペラ賞の男優
ジェシー・モーガン (Nathan Owens) 男性メイド
ダニエラ・マルカド (Sol Rodriguez) ホセフィーナの娘
本人出演 (Eva Longoria) 俳優役
ピーター・ハドソン (James Denton) 映画製作会社社長
ペリ・ウエストモア (Mariana Klaveno) スペンスの元妻
タッカー・ウエストモア (Carter Birchwell) ペリとスペンスの息子
ゲイル・フレミング (Julie Claire) インテリアデザイナー
ベン (Carlos Ponce) ペリのマネージャー、実は依存症相談役
カイル (Ryan McPartlin) ゾイラが働くファッション業界の主の隣人
エリオット・ブリーン (Grant Goodeve) ペリのパーティへ。監督
(Bill Bruce) カメラマン
イヴァナ (Tanya Christiansen) ブロンド、エヴリンの友人
(Patrick Darcey) パトロン
リース (Kalilah Harris) ペリにインタビュー
クリケット (Lila Blake Palmer) イヴァナと一緒に訪れる
(Steven Reddington) ケイトリング
シーラ (Nicole Sellars) ブリーンと共にペリのパーティーへ
Dr.ライアン (Lee Spencer) エイドリアンが雇う医師
キャンディ (Rebecca Thompson)