THIS IS US 2 第16話 ラスベガスの夜 Vegas, Baby

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第16話 ラスベガスの夜 Vegas, Baby

脚本/Laura Kenar
監督/Joanna Kerns

【STORY】

トビーはガキの頃は「スター・ウォーズ」に夢中だった。
ルーク、ダース・ベイダー、レイヤ姫にオビ=ワン。それ
が中の人間だと。ロン・ハワード監督の映画「ヒル400」
の撮影中ケビンは古傷である膝を痛める。ケイトは私の
せいだとし施設に入れたと語る。バーバラはケビンが
リハビリ施設から出て行くことを誇りに思う反面
「人は1秒で足を踏み外す」と忠告する。デジャは発表会
で里親のパパ・ランダルと考えたと語る。あの子にとっ
てのベストは私といること。出たらすぐに迎えに行くと
いうシャウナ。ベスとランダルの家に突然デジャがドアの
外に居る事を知る。

【STORY】

・昔 / 結婚一周年記念日

ジャックとレベッカはボーリングに行く。
レベッカは難しいスプリットを上手くスペアを取り気分
上々。今日は最高の結婚記念日だというレベッカ。
ジャックに対してプレゼントを見たいか?と問うと、彼女は
ジャックがいつも走り書きしているメモをノートに貼り付
けて置いた手作りのもの。ジャックはこんなロマンチック
なプレゼントは始めてだとしてキスする。すると今度は
ジャックからのプレゼント。場内が暗くなると突然室内
アナウンスが「ピアソン夫妻のスペシャルダンスの時間」
だとして30番レーンへと誘導される。ミラーボールの真下
で2人で踊り周りの客は拍手する。

・結婚四周年記念日

自宅で祝うことになる。レベッカは妊娠していたからだ
った。レベッカのプレゼントは仕事場に新しく入る人に
いつもハンマーを取られていると聞いたのでネーム入りの
ハンマーのプレゼント。ジャックからのプレゼントは何と
リボンのついたピアノだった。

・結婚十四周年記念日

レベッカとジャックはベッドで目覚める。
今年は大きなプレゼントとか無しよとし約束したのだから
とレベッカ。私も用意はしていないことを語る。
パトリック・スウェイジがクローゼットから飛び出して
来たりしないでしょうね?というとレベッカに、大きな
サプライズは無いしプレゼントも無いよと。その方が引け
目を感じなくて済むと君がせがんだから・・と。今夜は
早く子供たちを寝かせよう。8時半・・ベッドで
「ザ・コミッション(The Commish)」の最終回を見るのだ
というジャック。

・現在 / ランダル

ベスとランダルはデジャに何が有ったのかと問う。ママに
内緒で来たとしガス代が払えなくて2週間暖房が付かない
という。89ドル34セントあれば良いのだけど・・他に行く
宛てもなかったという。ママに定期的に金を送るよという
ランダル。しかしデジャはママは受け取らないとし余計な
金は要らないという。現金でもらえればここに居た時に
貯めていた小遣いだと言えるから・・と。次にリンダが
来るまでに暖房が必要なのだという。これだけは約束して
くれとし困ったことがあれば電話をするのだという。暖房
が停まる前にだぞとランダル。

ベスはラスベガス行きを喜んで居た。
ランダルは行くのを辞めないか?という。トビーとケイト
のさよなら独身パーティー(バチェラー / bachelor party)
だという。ベガスにいる間にデジャに助けが必要ならどう
するのか?というランダル。あれから何週間も経つが電話
がないこと。ショウナ(Joy Brunson)が上手くやっている
のだろうという。ダメでもリンダが助けるハズだし気に
していてもしょうがないという。「レインマン」のカジノ
シーンのモノマネをやってよというベス。しかしランダル
は今はその気分ではないとして断る。僕らは形だけの招待
だとし羽目を外すのにギリの兄妹に見られたい訳がない
という。形だけで良いとし今の私にはパーティーが必要
なのだというベス。二人の子育て、フルタイムで働き、
今はアパートの管理人までしている。あなたがビリーホリ
デーを見てビビっと来たからだとし息抜きもさせてとベス。

「こっちは16、向こうは9、絶対にカードを引く。16+5=21、
絶対に勝てる」

とモノマネするランダル。

・ケイトとトビーの家

パーティーを主催するマディソン。彼女はマジック・マイ
クのライブショーを推薦する。ライブパフォーマンスだか
ら映画の世界を体感出来るという。オイルまみれのストリ
ッパー男よとケイト。トビーが帰宅するとマディソンが
いることを目にして「今日も居たの」と小さい声で語る。
「ハーイ、トブラローネ!」という彼女に変なあだ名をつけ
るのはやめてよと語る。

■Impression

いよいよケイトとトビーが結婚する。
が、アメリカ伝統でもある結婚前に最後の独身パーティー
を楽しむ「バチュラーパーティー」をベガスで行うことに
なる。
男同士、女同士が結婚してからは出来ない異性の遊びを
最後に行うというもの。
当人たちはあまり乗り気ではなく周りのものが積極的に
二人を祝おうとする。
その中でトビーは「BIG 3」の中に何とか自分も入ろうと
して気を使うことになるが・・

ジャックの死が描かれたことによって今後どういう構成
になっていくのか気になるところ。
ただ思い出の中のジャックは生き続けているハズで、
現在の世界でも色んなイベントだったり、事象がある
度に当時のジャックはどういう行動に出ていたのかという
ことを描いていくとは思う。そういう意味では確かに
亡くなったが寂しくはないような構成だな。

興味深いのはトビーが「BIG 3」に溶け込もうとしていた。

「ピアソン兄弟は俺の物。ダークチョコレートアイスの
弟とクリーミーバニラアイスの兄にストロベリーアイス
の俺が入るとハーモニーが生まれる」

ケイトもまたベスとの関係に触れる際には
「2人きりで話したのって全部足しても7分くらいなのに」

として義理の兄妹とは離れていて不安に感じている所が
ある。

問題はいくつもあるがトビーの場合は弟とは疎遠の関係
になり、弟はトビーのオタクっぷりを嫌ってそれ以降
話していない感じ。ケイトはこれまでずっとケヴィンと
一緒に居たような印象があるが、ケイトの中ではランダル
との思い出に浸り実際にはケイトはランダルの才能を
見抜いていたし、意外な彼の交友関係を目にしたのかも
知れない!?

■今と昔

現在の世界では結婚前の状態。
過去の世界では結婚後の状態がそれぞれ描かれ、
ジャックたちが”結婚記念日”と称して積み重ねてきた
行動の数々。

過去にレベッカの発言でジャックはいつも誕生日とか
記念日には色々と思い出の残るようなプレゼントをして
くれたとか何とか言っていたけど、ジャックの発想には
レベッカも負けていた様子。(誕生日は相手にストリッ
パーみたいなことをさせて楽しんでいたんだっけか?)

色々と時代性を感じるところは多数有り、ボーリング
ブームの頃だったり、ディスコブームでミラーボールの
下で踊りを行ったり・・

一方ではベガスでストリッパーでお楽しみ。しかも女性
たちがそれに興じる。みんなで着ているシャツは
「潮吹きクジラ / Ilove (moby) Dick」。

男性陣は完全にドレスコードに引っかかり中には入れて
もらえず・・

・過去の変則的結婚記念日

子供が成長して7歳の時だったのかな。
今年はレベッカがプレゼント選びで引け目を感じるとして
何もしないことに決定下。
ケヴィンはソフィーの両親が離婚することに至る流れの中
でそういうイベントをしなくなったことが原因だと思い
必死になって自分達で演出していた。
ケヴィンは失敗してしまったけどコーニッシュ鶏が食べた
いとケイトのピアノ発表会でのレベッカの発言を覚えて
いて

■問題点のいくつか

トビーは弟と仲良く無かった為に結婚式前のパーティー
にさえも来ない。今回は基本的にケンカしている人たち
が多かった印象だな。
過去にケヴィンとランダルもケンカしていて、ジャック
は弟が親友であり仲良くしていたのに、何故ケンカ
ばかりするんだと先日語っていたよね。
トビーは弟と仲良く出来なかった分、義理の兄弟とは
特に仲良くしたかったみたいだ。
ただパーティーでもいつの間にか主役であるトビーを
差し置いてケヴィン&ランダルの言い合いになっていた。
更にこの大事な場で次々とケヴィンもランダルも抜け出
してどうでも良い友達だけが残ってしまう。

・ケイトの苦しみ

ベスと会話が足りないし最近はランダルとも逢っていない
ことも有って不安。ケイトは幼少期の頃に両親の記念日
を祝う日にランダルについていき図書館に行っていた。
そこであの照明を考えついたのか。それとも流星群のこと
を調べにいったのかな。

人との付き合いがうまくないこと。
ベスとランダルが言い争いをしているところを見て黙って
居られなかったみたい。ベスからは

「Big3は関係無い」
「だけどランダルは弟よ」
「私の夫でもある」
「ランダルには私よりあなたが大事かもね」

しかしケイトにとってランダルが世界一クールだという
ことに誰よりも気がついたとし、パパが死んだ後には
ランダルとずっと一緒にホットサンドを食べて無理に強
がる母親の傍に居たという。
ベスのような完璧な人にランダルを取られるという思い。

・ランダルの苦しみ

彼は終始デジャの心配をしていた。優しいと言えば優しい
のだけどこういう時にまでデジャ、デジャ言っているのは
正直うざったい。ただそれがランダルだというのは分かる
んだけどね。
ただデジャもショウナも素直に現状を見られないのか。
結局この二人は施しを受けている。

ベスが楽しんでいる所にランダルは行きデジャのことを
語る。

この二人は行きの車の中で、デジャを巡って軽い言い合い
をしていた。

「ベガスに行く間に来るかも知れない」
「本気で言っているのか?」
「僕は簡単には割り切れない。君が”頭”ならば僕は”心”だ」
「頭はいつも正しい。心が無いという意味じゃない。褒め
言葉で頭と言った。」

そしてベガスでも言い合いになる。

「一晩だけでも自由にさせて」
「僕との結婚生活がそんなに大変とは知らなかった」
「いつも祭りという訳にはいかない。僕は心で動いている
かも知れないが、君は・・」
「割り切っているというのでしょう。頭の次は心がない?
解放されたかっただけ。こういう事からね」

・ケヴィンの苦しみ

アルコール・鎮痛剤依存の彼に取ってはベガスのパーティ
ーは数々のエベレストの山のような苦しみ。
ホテルの従業員レナータからは「リハビリ・シッターマン」
と呼ばれ飲酒運転で実の娘を轢いたとまで言われていた。

ウェイターの黒人の女性が来るとライム付きのソーダを
頼んでいたし、ベガス故に知り合いの俳優・エマが見える
とパーティーを抜け出して話をしに行く。

スタローンと共演した映画「ヒル400」で唯一の希望
だったハズの作品・この一年がダメになりそうだった。
エマによると「私のシーンはカットされた。ロンから自筆
の手紙が届いた。映画の方向性を変える」と。
彼女と一緒のシーンが多かった彼としては大変な状況に
なる。
まさにアルコールに逃げたい状況だ。

■その他

・気になる

・映画の引用

もう今回は映画のネタだらけ。

冒頭ではケイトとトビーが服選びの時にアドバイスが
欲しいとしてクルーニー風かシバトラ風かで語る。
映画「オーシャンズ11 / Ocean’s Eleven」がネタ元かな。

「あんたは泥棒で嘘付き」
「泥棒だと隠してただけ」

ランダルとケイトは「Sex and the City」。
ランダルは好きではなかったがケイトが好きだったから
一緒に見て居たことを語り、その優しさに触れる。
「あんたってミランダタイプね」

パトリック・スウェイジがクローゼットから飛び出して
来ないか?とはレベッカがジャックに語ったセリフ。

ケイトが結婚記念日に語る。
ジャックはタキシードを着てママはこんな格好をしなけれ
ば・・「プリティウーマン」を見せる。

ベスはランダルに「レインマン」のカジノシーンをやって
とリクエストされた。ランダルは数字に強いからね。

・流星群

1992年5月10日(土)・・ペルセウス座流星群だっけ?
この時は凄い数の流星群が見られたよね。
あまりに感動した記憶が有る。

ランダルによるとジャックが話を理解出来たのは、
「流星群はいつも空にあって飛び交っているが人間が気
がつかないだけ。そして見えないこと。たまにしか見る
事がないが見えた時、本当の美しさを知る事が出来る」

ジャックにとってのレベッカは毎日綺麗に降り注ぐ俺の
流星群。

・ケヴィンは有名なシェフになれる

ジャックが言っていたセリフは気になるな。

・ケヴィン出演の映画

監督ロンに電話すると確かに作品のテーマを変えたので
カットされたけど「父と息子」がテーマとなったので
ケヴィンとスタローンのシーンは残ったという。
ロンに取っては最高の映画になったとして成功の手応えを
感じているみたいだね。

・トビーのあだ名

まるでNCISのトニーがマクギーに語る様なシーン。
マディソンはトビーに対して「トブラローネ」
「トービー・ブライアント」と呼ばれ後者は気に入って
いたようだ。

■Used songs

・As by Stevie Wonder
・Brand New Way to Be Me by David Tobin, Jeff Meegan & Mark Armstrong
・What Lovers Do (feat. SZA) by Maroon 5, SZA
・Sedona by Houndmouth

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻
ミゲル・リバース (Jon Huertas) 現在レベッカの夫

17歳のランダル (Niles Fitch)
17歳のケヴィン (Logan Shroyer)
17歳のケイト (Hannah Zeile)
17歳のソフィー (Amanda Leighton)
10(8)歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10(8)歳のケヴィン (Parker Bates)
10(8)歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)
1歳のケイト (Sydnee Parker Anderson)
大人のテス (Iantha Richardson)

ショウナ (Joy Brunson) 母
エマ・ウェイド (Mallory Jansen) 俳優
デジャ (Lyric Ross) シャウナの娘
マディソン (Caitlin Thompson) サポートグループ友
レナータ (Joanna Sanchez) ホテルのメイド
シューター (Reggie Watkins) トビーの友達
ビル (Erik Marion) トビーの友達
リズ (Stephanie Ray) サポートグループ友
グレッチ (Angela Fornero)
ローリー (Jill Johnson) サポートグループ友
ステュ (Alden Ray) トビーの友達
(Tisha French) 隣人、シャウナはもう居ないと教えてくれる
(Ashli Haynes) カクテルウェイトレス
リック (Alan Heitz) スチュに似ている
(Jamal Duff) 用心棒、ドレスコードでトビーらは入れず
アンドリュー () 幼少期のランダルの友達
ブライス () 幼少期のランダルの友達
アントン () ストリッパー

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