THIS IS US Season2 第5話 兄弟 Brothers

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第5話 兄弟 Brothers

脚本/Tyler Bensinger
監督/Glenn Ficarra, John Requa

【Previously on ..】

ケイトは医者にいく。まだちゃんと居ますか?と尋ねると
産科医は居ます。おめでとうございます6週目だという。
ベスはデジャがストレスで髪の毛がハゲている部分がある
ことを知りそれがきっかけで話す様になる。しかしランダル
はストレス解消の方法として自分のやり方を教える。
ランニングすると和らぐこと。それを聞くとベスが話した
ことを知ってデジャは手入れしてもらった髪の毛を切って
しまう。ジャックに対して28歳無職に乾杯しようという
父・スタンリー。ジャックはレベッカに対して君に出逢う
前、俺の人為は冴えなかったというと父の元から逃げたん
だと。ケヴィンもまた死にものぐるいで努力して達成感を
得られる仕事に就いたのにこうしてまたこの膝に潰されか
けていると告げる。

【STORY】

◆昔(子供たち10歳)

ケヴィンとランダルを連れてジャックは男同士でキャンプ
に行こうとしていた。ゲームは持っていくなとケヴィンに
告げる。ランダルのスキンクリームは入れた?とレベッカ。
キャンプ先の電話はキッチンの所に書いて有るとすると
何度も聞いたことを口にする。レベッカはこの旅行で二人
は仲良くなるか?というとジャックは必ず上手く行くことを
語る。キャンプはチームワークがいるものだからと。
1979年の開幕後スティーラーズはボロボロだったろ。チャ
ック・ノールにでもなるつもりなのか?というレベッカは
「しっかりね監督さん」と語る。そしてレベッカはケイト
に出発を見送ったら私たちも女性同士で楽しもうと語る。
映画を観てマニキュアを塗って・・
ランダルは車に乗った途端に計画を確認する。
到着したらまずはテントを立てる。そんな言葉を聞くのが
嫌でケヴィンはゲームを始めるがジャックは取り上げる。
自然の中にマリオは居ないだろうと。

◆現在・ランダル家

ケヴィンは壁に貼られた幼い時の家族写真を見る。
膝の痛みに薬を飲むが最後の一錠を飲み終えてランダルの
家の薬置き場から痛み止めを見つけようとするが・・
そんな中ランダルは洗面所にいるケヴィンにノックして
話しかける。ランダルは夕べ娘たちを夜更かしさせたこと
に言及する。ケヴィンはソフィーの元に戻る前に姪っ子
たちと一晩くらい楽しむのは良いだろうと。それにあの子
たちが寝かせてくれなかったんだという。アニーがまとわり
ロンやスターロンのことを聞きたがったというと、娘が
ハワードのことを知る訳がないと反論する。ケヴィンは
ランダルにネクタイを貸してくれというと、ソフィーの病院
のチャリティーイベントに出席するのだという。俺との
デートがオークシヨンにかけられるというと、ランダルは
4回は聞いたと語る。嫉妬しているのか?というケヴィンに
対してオークションにかけられる黒人は居ない。
ハッシュタグ・アメリカの歴史だと。それよりも質問が
あるとしてデジャをどう思うか?。可愛いくて魅力が有る。
ぶっきらぼうで喋らないけど・・というケヴィン。
ランダルは来てから一ヶ月だから気を使ってあげてくれ
という。髪の毛のことには突っ込まないでと。

食卓にいくとケヴィンはランダルに対して今夜のイベント
には行かないのかと問う。盛り上がるよと。お祭り男ケヴ
ィンのイベントだしねと皮肉り更にシッターが見つからな
りそうもないと皮肉る。俺じゃなくてソフィーのイベント
だという。すると突然デジャは私は行っても良い?と問う。
ランダルはそれならば連れていくよという。

ランダルはベスに呼び出されると、金持ちが集まるイベント
に行っても大丈夫だと思うのか?と問う。しかし本人がやり
たがっている以上は止められないという。あの子がケビン
に夢中なのを無視しているでしょと。12歳の女の子なら
あなたのお兄さんは超セクシーだと語るベス。あの子には
刺激が強いとしキラキラした人ばかりだという。しかし
ランダルは僕にとっては仲良くなるチャンスだとし理由が
ケビンでも良いと語る。

・ITソニューションズ
トビーは会社で仕事をしていた。
理由はわかるがハワードのと何で合わないのかと電話して
いる中ケイトがやってきてあなたのオフィスで話が有ると
いう。すると突然彼は机の上のものを全て取り払ってしま
う。ケイトは何をしているのかと問うと、これはエロビデ
オのお約束のセリフだろうという。ケイトは「妊娠した、
子供が出来た、私たちの子供だ」と語る。トビーは今まで
聞いた言葉で一番素晴らしいもので信じられないと語る。
ケイトは冷めた感じで喜んでくれてよかったと。でも
十中八九ダメになるかも知れないと語る。私は37歳で高齢
出産だという。体重もあるし私には悪いことが起きるから
というケイトに縁起を担いでいるのかと問うトビー。
彼女は縁起ではなく祈って居るだけ。

「私の中のインゲン豆が葡萄サイズになるように。葡萄
サイズがクルミサイズになるように。クルミサイズが杏に
なって祈りながら日々を重ねて月を重ねて、無事に過ごし
たい。」
あなたが口を出すとその邪魔になる・・これはお願いでは
なく命令だとしあなた自身の父や親になりたいという希望
を抑えて欲しい。それに絶対に人には言わないこと。
特に私に対してだと。赤ちゃんが無事に出てくるまでだと
いうとトビーも了承する。

◆昔

レベッカはケイトに対してそろそろ出かけようという。
ケイトは映画「ミクロキッズ」(原題:HONEY, I SHRUNK
THE KIDS)か「ターナー&フーチ/すてきな相棒」(原題:
Turner & Hooch)か決められないという。レベッカは両方
見てマニキュア塗りに行くとかどうかと語ると寒いかも
知れないからセーターを取ってきてと語る。
しかしそこにジェニファー(Sherry Mandujano)と人物
から電話がなる。ジャックを電話に出して欲しいというが
不在である事を告げると自分は高齢者施設で働いていて
ジャックの父・スタンリー(Peter Onorati)は危篤だと
伝えて欲しいとのことだった。
すぐにレベッカは彼の居る「ウィロー・クリーク・キャン
プ場」に電話するが留守録になっていた。

■Impression

非常にどうでも良い事だけど日曜日に放送していた
「グッド・ドクター」S1E17と問題の本質は似ている感じ
がしてくる。依存症・嘘・ご機嫌伺い・信頼関係と・・
グッド・ドクターの方が先に感想を書いたのでアップ
はしてあるのだけど・・

それぞれに問題を抱えているものたち。それはどの時代
の子供で有っても大人で有っても少なからず抱えている
ものだ。
時代を遡る程に心配な面も有るし、しかし現在と違って
大ざっぱな時代で有ったことも否定出来ない。しかし
子育てにはどの時代にも共通する問題はあるようで形を
変えてその問題点に言及していく。

面白い流れとしては兄妹ゲンカの物語が橋渡しとなって
いること。ジャックの時代でもケビンとランダルの間で
ケンカが起きていたが、現在の時代に於いてはランダル
はまた養子として迎えた娘・デジャとの間で問題を抱えて
いて面白い連動の仕方をしている。

ジャックの家系は特に依存症の問題とは切っても切れない
所に有るようだ。
今回はジャックの父親だとするスタンリーが登場した。
S1-11、S1-18に続いて3度目の登場。
いずれの時にもジャックに弟が居たということは見られな
かったので驚いた。

S1-11

第11話 戸惑い The Right Thing to Do 脚本/Aurin Squire 監督/Timothy Busfield...
S1-18
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=6509

依存症が遺伝していくものかどうかは分からないけれど
母親からは父親のようにはならないでとジャックに告げら
れそしてジャックもそしてその息子のケヴィンもまた
依存症で苦しむことになる。ケイトもグループセラピー
に通っている状況の中妊娠したことで更に神経過敏に
なってしまっている。

前回のエピソードでは確かレベッカの母親・ジャネットが
登場した。この人は娘が妊娠してもタバコを吸っていたし
ジャックには甲斐性がないとして批判していた(S1-11)。
そのことは回想シーンでも見た気がするけど、今回は
ジャックがちゃんと子育て出来ているということをジャック
の父親のスタンリーに告げられたことは大きかったのかも
知れない。
先日の回想シーンでジャックとレベッカが弱さをさらけ
出す中で、実は、ジャックは家を建てる際に自分の力だけ
でなくあれだけ嫌っていた父親から金を借りたことを語っ
ていたけど、完璧な人間は居ないし、そのストレスは形を
変えて人々は色んな所にはけ口を求めているのかも知れな
い。

しかし二人の息子と車で出かけてそれで途中の店
(Billy’s Tavern & Bait Shop / Cafe BB9)で酒を飲んで
しまいますかね。到着してから飲んでも遅くはないが、
時を選ばずして飲んでしまうというのが依存症ってこと
なのでしょうが・・

■問題点のいくつか

・時代性

かなりブラックなジョークだったけど今回はソフィーが
取り仕切るチャリティーパーティーが有り、ケビンはデー
トの権利をチャリティに出すことになる。ランダルに対し
て嫉妬しているのではないかと尋ねるた際に、

「オークションにかけられる黒人は居ない
#アメリカの歴史」

と語っていたよね。皮肉にもデジャはケビンを好いていて
優しくしているランダルよりもひょっこりと現れた
ケビンの方に懐いている。

ウチもこれは経験していることだけど両親は怒られ役に
なり叔父の私は甥や姪が来ると無条件に遊んでくれると
思って慕ってくるのと似ている。ipad大好きなのでしょっ
ちゅう遊んでいるんですよ。でも親が近くにいると怒られ
ると知って僕の元に来てipadをやるんですよね。

・同性同士で通じるもの

今回も男組・女組で行動を別々にしようとしていた。
前回のエピソードではランダルとベスがそれに該当して
いたのだけど今回はジャックの時代に遡ってその組み分け
が為されていた。

・依存症

ケビンは朝からソフィーの服選びの際にビールを飲んで
いる。そして既に痛みを堪えて撮影に出たことも有って
映画はクランクアップしたもののその傷みは酷くなってい
る様だ。鎮痛剤を処方してもらおうとして色々と奔走して
いる。段々と顔色が悪くなりお酒の量も増えている。

いざパーティーの場でケビンを紹介するが彼は医者に
処方してもらうことで必死。彼女は友達や同僚の前で
恥をかかされたとして激怒。

・色んな視点

ケイトは色んな視点で人を見た。
お爺ちゃんを見た時にはパパも年を取ったら髪の毛が
抜けるのかとして年を取ることを嫌がった。
しかし産まれた時はみんながツルツル仲間だったとレベッ
カも語っていた。

また今回は何と言ってもケイトはマディソンという正反対
にあると思われる女性とのやりとりがあった。

「カクテルパーティーに行ったらゴルゴンゾーラとナシ入り
の乗っているミニピザが出た。パニックになって駐車場に
逃げた時にテレンスという男がいてタバコを一本もらった。
その男とは付き合うことになった。」

※さて問題です。マディソンという女性が語った上記の中
には何処に問題が有るのでしょうか。

それはともかくマディソンに食ってかかったケイトは何の
因果か”駐車場”でバックしている時に彼女の車にぶつける。
ただケイトは発信する前にバックミラーを確認していた
けどね。そこで始めて妊娠したことを話した。
マディソンはあまり頭が良さそうな子じゃなかったけど
逆に後腐れがないってくらいにケンカしてもすぐに仲直り
してくれそうで・・一番妊娠のことを話して喜んでくれた
のが彼女だった。

・親切のハズが・・

ランダルはデジャがエビのシッポを食べようとしたので
食べないようにはたき落とした。

デジャは前の前の里親の娘のアリスがお洒落なファッショ
ン誌を大量に購入していたので里子たちはみんなで笑った
という。アリス本人がブサイクで見た目が酷かった。アリス
の彼氏が気がついてその雑誌で殴ったこと。腕にはアザが
出来づらいので腕を掴まれるのが苦手だという。

「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」(by「金八先生」
の三原じゅん子さんより)

■その他

・引き合いに出された映画

・「ミクロキッズ」「ターナー&フーチ」
ケイトが何を見ようか迷っている映画の名前。

・「スタートレック」
「スコッティ転送してくれ」
「エンタープライズ号へ脅威に満ちた物語です」

ランダルとデジャがパーティー会場に行った際に場違い
な場所だということを説明する際に彼が語ったセリフ。

・「ソードフィッシュ」のハルベリーみたいだ
ケビンがパーティー会場でデジャを見てハル・ベリーの
ショートカットみたいだと語る。でも前の日からケビン
ってランダルの家に泊まっていたんだよね?

・「シッターマン」シリーズ
実物じゃないんだけど
「アイアンシッターマン」「シッターマンよ銃を取れ」
「二十日鼠とシッターマン」「失敗シッターマン」の
タイトル名をあげていた。

・「ベストキッド」

ウザがられたらベストキッドの話。
キャンプ場に行ったランダルがケビンへの注意事項として
書いたもの。

・繋がりが有る

ドラマの繋ぎ目とか工夫して有って面白いんだよね。

例えばケイトが赤ちゃんが出来たということをトビーに
話した後、フラッシュバック的過去のエピソードに突入
する第一声はレベッカがケイトに対して語る「ベイビー」
ってセリフだった。

またソフィーは第三の洋服候補は胸が強調されるものだ
と言っていたけどこれは寧ろ過去のレベッカが着ていた
ものに該当する。

・可愛いやりとり

・見た目の事を言ったり冗談はダメよ

ランダル・クール・ピアソンだとの事だけど、車で会場
に向かう際にやたらと店の名前をあげていたよね。
「今はマイケルズって店、昔はコールズだった。」
「ドーナツ屋も前はアイス屋だった・・DQのアイス」

クールさを強調したのか?

・あのお父さんから産まれこんな父になったなんて奇跡よ

ジャックからレベッカは散々色んなことを聞いているんだ
ろうね。S1の時は依存症意外に母親に暴力を振るっている
感じだったしね。

・良い知らせと悪い知らせがある

良い知らせは事故った相手がマディソンよ。

・ランダル知って居るか?中で女性が大をしているかも

デジャがトイレに閉じこもった時のこと。

・問題は何だ?

少年期(10歳)のケビンがランダルを遠ざけていた理由は
何なのだろうか?

ランダルはケビンに
「お前はみんなに優しいが僕は強引・・だからガマンして
いる」「中には入るな・・でも中に入ってしまうヤツだ」
「理由がわかるか?」
「愛情深いんだよ。いつもそう。お前
は感受性豊かで、一方俺は何も感じないようにしている」

・戦争の影・弟ニック

写真には6人の兵士が写っていた。中心にはジャック。
そしてその下で座っているのはメガネをかけていたので
弟のニックなのだろう。

「復活の街(Resurrection City)」

冒頭でケビンは洗面所で写真を見て居るんですよ。
ジャックたちと絶頂期というくらいに仲良くしている時
の写真。

■Used songs

・Only Wanna Be With You by Hootie & the Blowfish
・Ballad of the Dying Man by Father John Misty

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻

15歳のランダル (Niles Fitch)
15歳のケヴィン (Logan Shroyer)
15歳のケイト (Hannah Zeile)
15歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)
8歳のジャック (Joaquin Obradors)
若い頃のニック (Donnie Masihi) ジャックの弟

スタンリー・ピアソン (Peter Onorati) ジャックの父
デジャ (Lyric Ross) ランダル・ベスの元に来た養子
マディソン (Caitlin Thompson) 電子タバコ恐怖
(Adam Johnson) ウィロー・クリークキャンプ場。パークレンジャー
(Phillip Daniel) バリスタ、トビーが音楽をかけてもらう
(Stephanie Ray) 依存症の会のリーダー / ケイトの隣
(Margaret Newborn) 依存症の会のリーダー / 黒人ドレッド
(Beka Ricci) 依存症の会のリーダー
(Elise D’Orazio) 依存症の会のリーダー
(Jack Landron) ステージ場の男性
ジェニファー (Sherry Mandujano) 施設から電話してくる女性

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