THIS IS US 2 第12話 謎の恋人 Clooney

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第12話 謎の恋人 Clooney

脚本/Rebecca Brunstetter
監督/Zetna Fuentes

【Previously on ..】

家族カウンセラーの場で、ケヴィンはレベッカに不満を
延べる。「子供を平等に愛して居る?ランダルがお気に入り
だっただろう」「あなたより楽だったからよ」と。
親友の妻と結婚したその家族に加わった後にも私はずっと
よそ者だよとミゲル。ベスは毎日何処かに出かけている
というウィリアムに何処に行っているのかを尋ねると
猫を飼っていて毎日エサをやりに帰っている
という。”醜い猫”だが皮肉にも・・名前はクローニーだ。

【STORY】

猫が待ちを歩きエサを探して回る。

・昔

ジャックは木材を切ると手作りのテレビラックなどを作る。
レベッカには最高のを作るとし収納棚には君の収集のレコ
ードとプレイヤーを入れられるという。私のレコードが
好きなんでしょ?というと二人はキス。
そこにケイトがやってくると子供の前でヤメテ!という。
ケイトはダンスパーティーに行くからドレスが要るとして
レベッカに一緒に買いに行かないかと誘う。レベッカは
20分待ってというと、ケイトは犬のルイと遊ぶ。レベッカ
はジャックに今のを聞いたか?としあの子が私と服を買い
に行きたいと言ったこと。ジャックは俺も良い?として
スーツが必要なんだという。上司のウォルターにこれから
は高級マンションの契約も取ってこいと言われている
という。レベッカは「電池を買うのを覚えて置いて」と
語る。

ジャックはケヴィンの部屋にいくとケイトが服を買いに
行くがお前はソフィーと行くのか?と。ソフィーは行かな
くても良いと言っている。俺の足では踊れないし歩けな
いしアメフトも出来ない。しかしジャックはモールでス
ーツを買ってやるから行こうという。するとランダルは
僕も行って良いか?と声を掛けてくる。
ランダルは”氷河と氷と雪”のスノードームのようなボール
を作ってた。

・現在
ランダルは”氷河と氷と雪”のジオラマをアニーの為に作る。
ベスは電話でクリントン通りの土地の件で会話していた。
父が大型スーパーの為に売ってしまったとし働く市民の為に
綺麗な公園を作ろうと苦労したのに・・スーパーに負ける
なんて・・(スーパーの方が良い(小さな声でアニーは語る))
残念だとしてランダルは語る。
ベカはランデルに子供を学校に送った後ウィリアムの
アパートまで行って仕事の面接に間に合うのか?と問う。
ランダルは時間なら間に合うという。面接の準備はして
いるのか?ウィリアムの物置の箱を取りに行く場合ではない
のではないか?準備は必要が無いとし向こうは僕を気に入っ
ているのだから・・と。面接よりも重要になる方がワクワク
だと。里子が見つかるまでアナタも働いてというベスだが
待つだけだというランダル。仕事の面接には行くが全然
ワクワクしていないという。

・依存症の会。
ケイトはダイエットに失敗したこと。そのきっかけは流産
であり心の拠り所が欲しかった。私の場合ジャンクフード
だったがでも立ち直ったしダイエットも頑張るという。
春にはトニーと結婚するからだという。彼に説得され
ウェディングドレスを切るようなオーソドックスな式を
あげたいと気がついたのだという。ドレイは買わないが、
それは仕方が無いし大したことではない。
マディソン(Caitlin Thompson)に次に話をしてと語る。
最近手首が太って・・とマディソン。

バーバラはケヴィンに対して今までよく頑張ったと語る。
ありがとうバッブス!と呼んだらダメか?というがバーバラ
はダメだという。これから外に出るが一日は86400秒もある
こと。それってレントのパクリなのか?というケヴィンに
対して私が言いたいのは「人は1秒で踏み外すということ」
すぐにハリウッドに戻るのが心配だという。まずは健康的
な習慣を身につけて・・という彼女に、ケヴィンは今の
俺に必要な場所で暫く過ごすという。この前母さんの話
で考えた。母さんとの思い出を作り直すチャンスである事。
二人の為でも問題が有るという。

■Impression

それぞれにジャックやレベッカの血が引き継がれている
ようで面白いエピソード構成でした。

みんな凄い勢いで割り込んでくる。
一対一で向き合いたい流れが多い中で、突然割り込んで
くるものがいる。それが家族というものなのかもしれない。

過去のエピソードでは冷戦状態のケイトとレベッカに
有って、ケイトが珍しく学校でのパーティーに出席する
為にドレスを買いたいとしてレベッカを誘う。現代の世界
に於いてはレベッカはケヴィンからランダルのことばか
りだと責められていたけど、当時の彼女は実際にはケイト
とも難しい関係だったのよね。
「あんたより楽だったのよ!!」とはレベッカ談なんだけど。

その流れに便乗しショッピングモールに行く物語。

面白いとしたのは幾つかあり、その一つは間違い無く
過去のエピソードの流れと現在のエピソードの流れが
細かい所で繋がりを見せている感を出して居るところか。

例えばケイトの場合は「服/ドレス」がテーマとなって
いてパーティードレスは買うことは出来なかったが、
ようやく今になって自分を取り戻したのかウェディング
ドレスを買うことになる。

ケヴィンの流れはどうだったのか。
実はケヴィンは過去のエピソードの中で体の良い言葉を
並べ立てる父親に「父さんはいつもそう。大袈裟なセリフ
で相手を励まそうとするが少しくらい落ち込ませて欲しい
時も有る。」
と語っていた。
そんな言葉に偶然モールで出逢ったミゲルから一理有ると
言われる。
そのミゲルは現代の流れではケヴィンとレベッカの親子
二人の思い出を作り直すとしていたのに、彼が割り込んで
くる。過去とは違う流れがあることを示していて、時間
は確実に進んでいることを語っていた。

■夢か幻か

ランダルのエピソードが一番興味深かった。
私はこれを見た時最初に思い浮かべたのはアニメ映画の
「耳をすませば (英題:Whisper of the Heart)」。
主人公の女の子がJ.Denverの”Take Me Home, Country
Roads”を歌うアレで黒ネコを追いかけて行くもの。
または映画「マドンナのスーザンを探して」
(原題:Desperately Seeking Susan)。

ランダルは父の遺品を取りに行くとその中には父親が
書いた詩が入っていて、詩の内容からして恋人が居たので
はないかと感じる。本当にいるかどうかも分からない
「私のレディ”Lady”」を探すことになる。
詩を見ると2011年6月4日とかかれていたのでそう昔に
書いたものではないが内容では「遙か昔から結ばれていた」
とされていたし日常の描写がリアルだったので恋人とか
家族が居るのではないかと考えたのかも知れない。

実際には壁に貼られたポスターだった。
ただブスっとした管理人からは「彼が出て行ってから何か
が変わった。このアパートが心臓を失って血液が行き場を
失ったみたいだ」
と言われていた。

その詩から始まる物語は、これに留まらず、ランダルは
自分が望んでいた生き甲斐・やり甲斐のある仕事の一つ
が「アパート住民」の未来に拠り所を求めていく。

これはかつて「ビッグスリーホーム」という会社を
作ろうとしていたジャックの流れにも精通しているのか
も知れない。

いよいよジャックの死の日が近づく中、今回はその要因の
一つが見つかったのかなと思わせた。まだどういう状況
で火災が起きるのかは分かってないんだけどね。

■問題点のいくつか

・誰もが過去に苦しめられる

みんながみんな自分が何かを模索している。
その中でねじれ現象のようなものを起こしているのが
ケヴィンとレベッカだ。

ケヴィンは父親からもらったネックレスを苦労していた
時代に手放し(質屋か?)、質流れしてしまったようで
取り戻せなかったことを語っていた。逆にレベッカは
ネックレスを外せず自分を責めていることを語る。

過去のエピソードの中でミゲルは離婚した妻・シェリー
の件で苦しんでいた。

ミゲルが口にしたのはジレンマという意味を込めて
「キャッチ=22」というジョセフ・ヘラーの小説のことを
口にしていた。

「狂気に満ちていると自ら感じているウチは狂気ではない」
これはケイトとマディソンのエピソードに当てはまりそう
なセリフだったけどね。

・バーバラからの一言

バーバラ演じているKate Burtonは「Grey’s Anatomy」
のメレディスの母・エリス役を演じ、「Scandal」では
サリー・ラングストンを演じた彼女である。

ケヴィンがもう良くなったことを受けて・・
「1日は8万6400秒ある」
「それ「レント」のパクリ?」
「私が言いたいのは人は一秒で踏み外すということ」

■その他

・気になる

・過去のエピの中でフードコートに日本語で壁に何か
書かれている
んです。「・・・・ます」。これって何て
書いて有るんでしょうかね。

・ウィリアムが住んでいたアパート

よく見ていなかったのだけど最初に出て来た人と管理人
って同じ人なのかと思った。管理人のバーバラは
Cathy Moriartyさんですね。

■Used songs

・God Bless The Child by Billie Holiday
・Love You Not by Whitney Jordan
・The River Song by Donovan
・Fire of Time by David Ramirez
・The Mural (Clooney) by Siddhartha Khosla
・Electrified by Fabian Faupel & Serra Petale
・Everybody by Kully B & Angus Gunn Clark
・This Moment Now by Tyrone Wells

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻
ミゲル・リバース (Jon Huertas) 現在レベッカの夫

17歳のランダル (Niles Fitch)
17歳のケヴィン (Logan Shroyer)
17歳のケイト (Hannah Zeile)
17歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)
1歳のケイト (Sydnee Parker Anderson)

バーバラ (Kate Burton) カウンセラー
ロイド (Garrett Morris) 6号室の男性
ドナ (Cathy Moriarty) 管理人
ローズマリー (Dawnn Lewis) 3号室の女性
マディソン (Caitlin Thompson) 依存症の会・美人
グロリア (Lidia Porto) 22号室の女性
アリソン・ウォルシュ (Isabel Oliver Marcus) ランダルが誘う
スー (Ericka Kreutz) ランダルの面接官
誌の中の人 (Tarina PouncY) William’s Lover
アレクシス (Christina Marie Karis) ウェディングドレス店
(Eden Gamiz) 可愛い少年・新しい”クルーニー”の飼い主?
(Beka Ricci) サポートグループ
シェリー ミゲルの元妻
ウォルター ジャックの上司
ジェシカ・ビール
“レディ・デイ”

ルイ(犬)
クルーニー(猫)

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