THIS IS US Season2 第4話 古傷 Still There

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第4話 古傷 Still There

脚本/Vera Herbert
監督/Ken Olin

【Previously on ..】

「ここはお父さんに捧げるシーンだ」とスタローンはケヴ
ィンに告げるが、爆発シーンで彼は古傷の膝の怪我を再発
する。ジャネットは娘のレベッカに彼が3人も育てられる
訳が無いという。建設現場で頑張っているというがジャネ
ットはあの人の稼ぎでは無理だという。ランダルは家に来る
子が手に終えない程の問題を抱えていたら対処出来るか
不安だとベスに告げる。デジャの持ち物に触れると彼女は
ベスに”クソ女”呼ばわり・・後に謝罪するが・・。

【STORY】

◆昔(子供たち10歳) / 雪の日のピッツバーグ

ピアソン家はみんなで雪が降る中、レンタルビデオ店に
やってくる。ジャックはあと5分で決めろとし雪が本格化
する前にスーパーにも寄りたいのだという。
レベッカは「ブロードキャスト・ニュース」
(Broadcast News)なんてどうか?というがジャックはいつも
君はそれだとして却下。ジャックは「ロードハウス/
孤独の街」(原題:Road House)はどう?と尋ねる。パトリッ
ク・スウェイジはセクシーよねというレベッカの言葉に却下
となる。ランダルは借りたいものがないので、帰ってカラ
クリ装置を作っても良いかと問う。「科学展」がもうすぐ
だからと。
ケイトは赤ちゃんが話をするこれが良いとして「ベイビー・
トーク」(原題:Look Who’s Talking)が良いという。ジョ
ン・トラボルタは良いわねとレベッカ。ケヴィンは「ベスト
キッド」はPART3まで全部借りられていると嘆く。そして
ケヴィンはもう家に帰りたいとしここは暑いのだという。
レベッカは心配して額に手を当てると凄い熱だと語る。

・病院へ

レベッカは母ジャネット(Elizabeth Perkins)に電話する。
過去に自分が水疱瘡にかかったことが有るか尋ねたいだけ
なのにコルゼンさんが車を購入しただのやたらと雑談を
してくる。3歳の頃にかかったことがあることをようやく
聞き出す。母と話すと凄く疲れるとウンザリのレベッカ。
ケヴィンはジャックに痒いと嘆くとジャックは水疱瘡で
死んだ人は居ないと語る。グレーダー医師(Tom Virtue)は
それを否定しようとする。両親共に水疱瘡にかかっている
ので平気ですねとし大人になってからの水疱瘡は大変だと
いう。ランダルにはケヴィンやケイトのような熱が出て
いない事を告げると、自分は免疫が強いのだという。
しかし医師は同じタイミングでかかった方が良いんだよと
告げる。ランダルは病気になれというのか?と問う。

◆現在
アニーは今朝見た夢の話を家族団らん食卓の時に行う。
デジャは夢を覚えている?というが返事はない。ランダル
はアニーの髪の毛を編んでいたが、デジャにも編むか?
と問う。しかししないというので諦める。ベスは学校の支度
をしてと子供たちに告げる。今週はアニーの髪型を4度も
変えてデジャへの洗髪に繋げようとしたが”遠回しの伝え
方”では伝わらないという。2週間も髪の毛を洗っていない
というベス。現在壁を月って距離をとっているという
ランダル。しかしキッチンまで臭ってくるほどで衛生的にも
悪いというベス。今でさえこの場所が嫌いなのに髪の毛
が臭いと言って心を開くか?とランダル。私ならそう言う
わとベス。しかしランダルは9年間君が子育てをリード
してきて今は君がフルタイムでスエードのヒールまで履き
こなしていること。今でもアニーは怪我すると真っ先に
君の元にいく。今回は僕に任せて欲しいというランダル。
今はデジャの心を開かせないと・・というと打ち解ければ
自分から髪の毛を洗うかも知れないと語る。

・ケイトはマフィンを目の前に置いてテレビを見ながら
エクササイズをしていた。トビーは食べたいなら食べたら
どうか?と語る。世界一ヘルシーなポピーシードのマフィン
で全粒粉、無糖のアーモンドミルクとグレプシードオイル。
ヘルシー過ぎてマフィンとは呼べないものだという。
ケイトは食べさせようとしないでと語る。トビーはそれなら
僕の方を見てくれという。君はこの2、3週間頑張っている。
少しやりすぎだ。減量グループにも毎日行くしキッチン
の食材もオーガニックではないとして半分は捨てた。
夕べは値ながらランニングしていたという。更に俺たちは
ご無沙汰だという。ケイトはお金をもらって大きなイベント
で歌うのは始めてだしあのドレスを着たいのだという。
トビーは大丈夫だとしドレスは最高に似合うしユダヤ教の
成人式に出る13歳の男の子はみんな君に興奮するという。

・ケヴィンは撮影所にいると女性アシスタントと打ち合わ
せ。そこにブライアン・ブレーザー (Brian Grazer)が
やってくる。あなたは大好きなプロデューサーなのでいつ
でも話をしたいと歓迎する。でもディーンには話さないで
と語る。ブライアンは脚を見せて裾を上げてと語る。
ケヴィンの膝を見て酷い有様だという。ブレイニーさんを
呼んできてくれとしスケジュールを確認したいという。

◆昔
ケヴィンは痒いと語るとケイトは文句を言っていないぞと。
もう少ししたらオートミールの風呂に入れるわとレベッカ。
ランダルは裸でやってくる。ジャックは何をしているのか
として外はマイナス7度だという。医者は僕もうつった方が
良いと言っていたとし今かかれば科学展には治せるという。
しかし凍傷や肺炎になるわと。

そこにジャネットがピアソン家にやってくる。
ジャックに対して車から荷物を出して歩道に塩をまいてく
れというジャネット。

◆現在
ケヴィンはDr.ルー(Eliza Shin)に膝の調子を診てもらう。
半月板が損傷しているとし以前に膝の骨折時に損傷した
のだろうと。骨折したのは20年前だというケヴィン。
相当痛みがあったでしょというと、数日は鎮痛剤を飲んで
いたが気分が悪くなり辞めたという。撮影が大詰めで残り
の3シーンを撮らないといけないのだという。簡単な骨折鏡
手術をするというルー医師。

■Impression

ドラマは相変わらず親の教えが子供に伝わっているところ
も有り、過去のエピソードを見て居ると現在の三人の
性格付けやその教えを守っている姿が有って微笑ましい。

ただこのドラマ過去にも幾つかの時代が振り分けられていて
最大の窮地であるジャックのアルコール依存の問題が
何度か提示されているのだが今回はそこに言及しなかった。
ドラマ的にはまだまだ過去のジャックは死なせないという
ところがあるのだろうけど。ただ亡くなったのは高校時代
で確かケヴィンが怪我している最中のことだったよね。

先週だったかケヴィンは父の死には触れたくない様子だった
けどネックレスを病室に私にいく光景が有ったので、その
辺がヒントになっているのかなと。

現在のケヴィンの強さは当時のジャックが教えたピアソン
家の家訓・・・というかジャックが教えたケヴィンへの
教えに基づいている。「お前はそこらのヤツとは違う。
ピアソン家の人間。病気に勝つ闘志を見せろ!腹から声を
出せ。ウーーーー」

テーマとしては「心の傷」「身体的傷」「病気」「偏見」
など・・・

■問題点のいくつか

このドラマ相変わらず何処に住んでいるのか分からない。
ただ今回出て来た地名からすると、過去のジャックたち
はペンシルベニアに住んでいたみたいだね。
その中でもジャックたちはピッツバーグ。母親はエリー
という地区のことを名前に出して居たし、ドラマの中では
コネチカットに帰そうと言っていた。

・時代性

レベッカと母親のジャネットは仲が良くない。
これは如何にも女性同士という感じもするし、母親の
時代と娘の時代では子育ての違いもあるし、働き方、
そして人種問題なども違いはハッキリしている。
ジャネットの頃は女性は家庭を守るものだとして、一番
求められるのは料理だったのかも知れないね。
ジャネットは当時からメイドの黒人女性ドーラ(50歳)に
対して言葉使いで色々とイチャモンをつけて居たみたい
だけど、子供が居るのに親のプライドを落とすような人物
だったようだ。

この辺は対象的に今のランダルは男性と女性の立場は
逆転している。

また母親の立場になると、子供との関係が難しくなった
りするんだね。
現在のレベッカは再婚してしまってケヴィンらとは仲が
悪い状況だ。

何よりも今回はジャネットが三人の子供を正しい目で
見守っていない。ケヴィンには顔重視。ランダルは黒人
だからバスケ。ケイトにはリトルマーメイドの衣装を
贈るがサイズは合わない。ランダルは必死になって祖母
に好かれようとしているのに対して、現在の世界に於いて
はランダル家にやってきたデジャは自己防衛的なことが
働いてなかなか心を開こうとはしていないし、好かれよう
ともしていない。

・同性同士で通じるもの

今の時代性別を二分にするのが難しい訳だけど、レベッカ
とジャネットは上手く行かなかったが、ベスとデジャの
関係は上手く行きそうだった。もちろん二人だけの秘密の
話だったはずがうっかり話してそれをランダルが口にして
しまったことで折角編んだ髪の毛を切ってしまった。

ただランダルが心を開かす為にボーリングに行った作戦は
失敗したがベスは一時期上手い形でデジャとの距離を
縮めることが出来た。
過去には黒人差別問題が浮上していたが、寧ろここでは
黒人同士の繋がりというものが大きく作用したところも
あるし、ボーリング場では黒人同士でケンカしてしまった
ところもあるのだから不思議だ。

ジャックは子供には平等に接しているけどケヴィンには
随分と好かれていて彼の心の中には今も印象に残っている
のはジャックだ。やはりアメフトをしていたこともプラス
に働いていたのかも知れないけれど・・

そして過去の世界では三人の子は平等に扱って欲しいと
してジャネットには告げていたけど、やはり現代となる
とケヴィンとケイトの繋がりが強く、ランダルは少し離れ
た位置にいる印象もある。

・頑張る人たち

ケヴィンは膝の怪我で一度ならず二度もチャンスを逃がす
のを躊躇い怪我を強引に痛み止めを使って現場に出てしま
った。アメフトしていた時代には回想シーン/VTRのジャック
は88ヤード走ってタッチダウンを決めていた。
しかし今の彼は全く走れずにいる。

ランダルはデジャとの関係を何とかしようとしている。
ランダルは一人私立でもあるし、祖母に好かれようとして
努力しているのに対してどうもジャネットの言い方は
キツイものがある。このキツさはデジャに転化されている
印象もあるほどだ。常にランダルは人の顔色を見て良く
役割なのか。ランダルはパニック障害を2度起こしている
としていた。一度目はテスを産んだときで二度目は今年の
頭だとしていた。
デジャに対して、「クール」「アリシア・キーズ」みたいと
語る。

ケイトは歌を歌う為にダイエットしているのかと思ったが
実際にはなんと妊娠していることが判明する。
妊娠6週目。妊娠したら歌はどうする?

・差別

これって日本人は分からないことが多いよね。
世界的には差別だとされていたも日本では差別だと知らず
に使うことは多い様に思う。特に今の時代は言葉一つで
ツッコミが入る程気難しい世界を生きて居るのだ。

ランダルは祖母は差別していないとして気がついてはいなか
った。ジャックはその時、ある話を例に出した。

「ジャック!泥だらけのブーツがリビングにあるのはステキ
ね。」

いつも本当に言われていそうだけど(笑)
悪口には聞こえないが意地悪なメッセージが込められている
のだとしていた。

レベッカは母親の差別の一例として聖メアリー協会に幼い
頃から通っていたのにガーナから牧師が来たからといって
教区を変えてしまった様子。

■その他

・引き合いに出された映画

こういう過去の映画を引き合いに出されるのは好きなんだ
けどただ当時の時代性を感じさせる為ばかりに使われると
いうのはイマイチ面白みもない。
映画名は「ブロードキャスト・ニュース」「ロードハウス」
「ベイビー・トーク」「ベスト・キッド
」。
ボーリング場で仲良くしようとしたアイデアの時には
「ビッグ・リボウスキ」(原題:The Big Lebowski)

またジャックはトビーに対して「ハンドメイズ・テイル」
(原題:The Handmaid’s Tale)
でも部屋に戻って見て居て
くれと語った。

・料理名が多い

・例えばマフィンにしても金粒粉で無糖のアーモンドミルク
とグレプシードオイルが使われているものだとしていた。

・トビーは更にケサディーヤでも作ろうかと語っていた。

・スープに関してはジャネットの拘りが凄かった。

タマネギのソテーの仕方。タイムはどれだけ入れたのか。
スープはメイドのドーラから習ったものだという。

・可愛いやりとり

・お馬鹿なあなたが可愛い

レベッカがジャックに対して語った言葉

・母さんと二人にしないでよ

結婚する時に約束したものらしい。
その後、母親の居る一階には一晩降りなかったという辺り
はある意味凄い。

・平気だジミー

ケヴィンが映画「Hill 400」でスタローンに言うはずだっ
た言葉。ノルマンディ上陸後にそれを言うシーンがある
みたいだがロン・ハワードはそのシーンを誰が言っても
良いと思っている感じ。
先日ロンがケヴィンを引き抜いた時「君にピッタリの役
がある」としていたのに・・そこが大事じゃないの?

■Used songs

・Madman Across the Water by Elton John

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグ

ループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ミゲル・リヴァース (Jon Huertas) ケヴィンの友人
ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻

15歳のランダル (Niles Fitch)
15歳のケヴィン (Logan Shroyer)
15歳のケイト (Hannah Zeile)
15歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)

Dr.サラ・アロヨ (Arianna Ortiz) 産婦人科、ケイト
ジャネット・マローン (Elizabeth Perkins) レベッカ母、コネチカットより
ブライアン・ブレーザー (Brian Grazer) プロデューサー
Dr.ルー (Eliza Shin) ケヴィンの主治医
Dr.グレーダー (Tom Virtue) 水疱瘡の子供たち
マヤ (Sasha Matthews) デジャにケンカ
ダンカン (Jason Sims-Prewitt) マヤの父
ブレイディ (Nick Smoke) ケビンに見舞いに来る
ブレイニー () 撮影所のスケジューラー
コルゼン () ジャネットの友人
(Shawn Patrick Clifford) ボーリング場にいる人
(Melissa Oliver) 看護師
(Sarah Grace Parker) 外科のアシスタント

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