[N] THIS IS US Season2 第1話 37歳の誕生日 A Father’s Advice

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第1話 37歳の誕生日 A Father’s Advice

脚本/Dan Fogelman
監督/Ken Olin

【Previously on ..】

ランダルはベスに赤ちゃんの養子を取りたいと語る。
ケヴィンはニューヨークに来たのは舞台の為ではなく俺の
彼女・ソフィーを取り戻す為だという。ロン・ハワード
からケヴィンに準備中の映画があるとして君にピッタリの
役だという。撮影はロサンゼルスだという。ケイトは自分
がやりたいことが分かったとして「歌うこと」だとトビー
に告げる。(昔:レベッカはどういうつもり?とバンドメン
バーで元彼のベンからキスされ、ベンは謝罪する。それを
見て居たジャックに一戦を越えたのは僕の方だとベン。
ジャックはレベッカに何て言ったのか?と問うと彼を殴る。
それを見たレベッカは暫くミゲルの元に行ってと語る)

【STORY】

ウィリアム・ヒルは「息子に寄せる詩」を時間が有る時に
書いていた。

(昔:レベッカがジャックの代わりに迎えに来たことに3人の
子たちは戸惑う)。

ランダルは赤ちゃんを抱っこすると可愛いとして自分の元
に赤ちゃんが来た時のことを想定する。今抱えているのは
近所に住む韓国系の両親、父(Adam Wang)母(Jully Lee)の
子だった。母はそろそろ行かないといけないというと
ランダルから赤ちゃんを取り戻す。誕生日おめでとうと
ランダルに告げる。

(昔:パパは何処なのか?と3人。場所を変えて説明すると
いうレベッカ。)

トビーは今度のオーディションではぶっちぎりだなとして
ケイトの舞台衣装を見て感動する。

ケヴィンはセリフを語る。「完璧な場所で完璧な言葉を
言いたかったりに君こそ完璧だ。結婚してくれる?」。
カット!!!!というロン・ハワード本人の声が聞こえる。
しかし映画は完璧とはほど遠い相手も居なければ背景も
合成そのもの。相手役のエマの分も別々に撮ってハメ込む
のかとケヴィン。

(昔:レベッカはジャックが待つレストランにつれて行くと
俺たちから話が有るとしてジャックから切り出す。私たち
は親として正直に話す。ベンがバンドの人にいけないこと
をしてそこにちょうどパパがやってきて取り乱して、ママ
はツアーを抜けることになった。その後話合いをして距離
を置こうということになった。一息入れるとしジャックは
ミゲルの元にいくという。ケヴインは離婚するのか?と問う。
ケイトはこんなのおかしいよ!として店から飛び出して行
く。ジャックはレベッカに心配ない。俺たちもだと語る。
今はまだ気持ちが落ち込んでいてあなたと話合う気になれ
ないというレベッカ。)

アニーとテスは、パパ(ランダル)に誕生日おめでとうと
語る。ママが仕事に行ってパパが家にいるのは変だ。女の
人みたいというアニー。それは古い考えだとして変なこと
では無いんだと説明する。女性は何でも出来る。ヒラリー・
クリントンを見てごらんというと、でも落選したとテス。
もう食べているのか?というベスに対して、ランダルは
ウチのステイシー・ダッシュとオマロサのこと?と問う。

午後の件は大丈夫か?とベスに問う。最高の誕生日プレゼ
ントだというが、彼女は気乗りしていなかった。

(昔:ベスは良い臭いだとして子供たちにもう食べているか
と問う。)

ケヴィンの元にソフィー (Alexandra Breckenridge)から
電話が鳴る。ママの具合が悪いというソフィー。多発性
硬化症でよくない・・いけないという。疲れているし・・
ロスに行ってカーダシアン一家を見たかったというソフィ
ー。カーダシアン一家は逃げないしグレムリンみたいだから
増殖するよと彼女を笑わせる。

トビーとケイト。
ケイトの衣装は素晴らしいとし口コミサイトが選ぶ第17回
南カリフォルニベストウェデングバンドの新リードシンガ
ー決定だと語る。あなたも若いブルース・ウィリスみたいだ
という。辞めてくれ・・25歳でハゲた俺に若いブルース
みたいというのは・・と。

■Impression

シーズン1の最後がどうなったのかあんまり覚えていない
のだけどシーズン1の開始時にはケヴィン吹き替えの高橋
一生さんのインタビュー映像が有った。高橋一生さん
自身が36歳でも有った。
ドラマでは年齢というか誕生の神秘・運命を示す為に
自分と同じ誕生日の人は1800万人以上いると言われている
というナレーションから始まった。そして誕生日が
同じだからと言っても性格が同じであるとは限らないとも
語られる。

36歳だった設定が37歳になってそれぞれの意識はどう
変わったのか。

まず主人公の声優さんが変わった。
ケヴィンは高橋一生さんから小松史法になった。
上手い下手というよりも高橋一生さんも忙しい方だし
NHKが嫌いなスキャンダルの臭いもその間に漂わせていた
こともあるのかも知れない。まぁ海外ドラマファンには
不評で有ったことも否定は出来ないが。

更に上述した様に大人の三人は一年経過したので過去の
両親のジャックとレベッカも一年かそれ以上は経過して
いくハズである。見た所かなり大きくなって恋愛に
関しては既に異性を意識して関係を持ち始めているケヴィ
ンの姿も有る。

ドラマでは三人の親・ジャックの死については
シーズン1では言及していなかった気がするので
どのような経緯でどのようにして亡くなったのか。
プレビューを見るとジャックと妻・レベッカがケンカ
別れしている光景があり、修復出来た後に亡くなったの
かが気になる。母親のことを憎んでいるケヴィンの姿
はシーズン1には有ったよね。そしてランダルは寧ろ
その母親を支えようとして居た光景がある。

また何よりも三人の子供には二人の親 + 一人の親が居る。
その人たちから子供たちは何を学んだのか。
子供は親が思う以上に親の行動を見て学んでいる。
それは良い面だけでなく悪い面も含めてだ。
特にこの家の夫婦は子供たちにも面と向かって問題を語る
家庭なので、多少描写は濁したがきちんと問題について
は離していた。

そのような両親の姿を見て子供たちは何処まで学んでいる
のか。遺伝的な皮肉だったり子供は大人になってもやはり
親の影響力は計り知れないハズだ。

一番の興味深い点は現在の所、40年近い親の世代との
社会的庶民的意識がどう変化しているのかを見られる所に
あるのだろう。その辺は現在の世界の描写の中で37年目
にして産んでいてもおかしくはないハズの子供が居ない点。
それどころか家庭を持っていないのがケヴィンとケイトだ。
また家庭を持って二人の子が居るランダルは男親と女親
の役割が逆転している。シーズン1の冒頭のランダルは
証券会社でモニターを前に株価を気にして働いている光景
が有り、今ではキッチンに立っている光景がある。

それぞれの目標

冒頭の僅か5分程度でシーズン2の当面の目標というのが
分かる様な発言がそれぞれにある。

・ランダルの父親ウィリアムは息子に託す思いを紙に
書いて残している。恐らくよくかみ砕いて見るとタイ
トルの通り、今のランダルに示唆する一面が有るのだろう。
悲しいかな、かなりガンが進行している感じもするし
この辺はNHKがシーズン2まで放送した「The Big C」
放送出来ない事情と似ているところがあるのかも。

・ケヴィンはソフィーとの関係修復を願っている。
ニューヨークから舞台をロサンゼルスに移したので大変
だと思うが移動するシーンが無いので現在何処に居るのか
分からないのが欠点。

・ランダルは養子を取りたがっている。
自分と同じような境遇の子を引き取って育てたいと考えて
いるようだ。韓国系夫婦の子を抱えていたけど白人の子を
引き取るのかな。

・ケイトはケヴィンの影に隠れていたけど今度は自分で
行動を起こそうとしている。彼女の得意な歌を使って
幾つかのオーディションを受けていきそうだ。これは母親
からの遺伝的要素の繋がりなのか。容姿が問題では無く
実力の問題で落ちたことで、寧ろ可能性を感じていくという
のだから不思議なものだ。

■問題点のいくつか

人生誰にでも間違いはあるし、それを悔いて改めてチャ
ンスを得られるならばそれに越したことはない。
チャンスを求める心とチャンスを許す心の二つが合致して
始めてチャンスは成立しそれを活かすことが出来る。

・ケヴィンとソフィーの間には距離的問題が有りそうだ。
撮影になればどうしてもロサンゼルスが拠点となる。
ソフィーは何処に住んでいるのだろうか。母親が多発性
硬化症というのは本当のことなのか?最後にサプライズが
有ったけど。

・ランダルとベスの間には今後の人生設計にズレがある。
そもそも立場が逆転した。ランダルは仕事を辞めてベス
が仕事を始めた。正直その逆転現象は今の生活レベルを
維持できるものなのか。更に一人の子を迎えようとして
いるがランダルだけが突っ走っていることである。
これはウィリアムも語っていたが遺伝したのか実に自分が
求めることには頑固な気質がランダルには備わっている。
ベスとの妥協点は何処に有るのか。

・ジャックの死

自宅が火事で燃えている所が最後に見られた。
ジャックはアルコール依存が再発したようなことを言って
いたよね。火を付けたまま酔って寝てしまったのだろうか?
火を付けたまま・・ってシーンは今回は見られなかったけど
何かあるのだろうか?

■その他

・離れるにも時間がかかるし、迎合していくにも時間は
かかる。

一度別れるとそれが顕著だろうし、家族と離れるだけで
なく生活環境の違いは相当時間が居るのだろう。
トビーは双子であるケヴィンとケイトの関係に嫉妬して
しまった。ジャックは妻・レベッカと元彼のベンが近づ
いたことで嫉妬していたが、血の繋がりと一緒に過ごす
相手のどちらが優先されるべき要素が多いのかどうか。

「慰めるのもランチを支払うのもオレの役目だ!」(Toby)

・ジャックはまたしてもアルコールに手を出して居た。
今に始まったのではなく、彼は以前よりその傾向が有った
ことを告白している。まるでピエール瀧さん状態だけど。

・ジャックも精一杯頑張った。
バーのオーナーにレベッカに再び歌わせて欲しいことを
懇願していた。しかしソロライブは行っていないとして
あっさり断られる。

・人は一人では動けないが僅かな後押しがあると動ける
ものがある。
結婚生活に於いてその昔レベッカは養子を
取るのに消極的だったが、それでもジャックが後押しした
ことで現在に至る。もちろんその選択をしなければ別の
人生があることも分かる。
互いに意見が違えば少しずつすりあわせていけば良い。
ベスがランダルに行ったプレゼントはウィリアムが
書いた「息子に寄せる詩」の製本だけでなく、ランダルの
プランに擦り寄るものだった。

・ケヴィンはジャックの死の瞬間を知らない

17歳の時に死んだことをケイトから聞いたと語っていた。
トビーはケヴィンにケイトを優しく包むのは自分の役目だ
としたけれど、ただの妹ではないということも事実。
得意なことは何も無いジャックは人一倍努力して今の
役者の座を射止めているとしているけど、どうもケヴィン
の中に努力という言葉は多少見えづらい気はする。

・子供を持つこと

それは夢を諦めることなのか。レベッカはジャックと
遭った際に自分だけが夢を諦めさせられたと勘違いして
いたことに気がつく。ジャックは昔の映像では骨折して
ギブスをしていたね。

■Used songs

・The Light Ahead by George Arthur
・Can’t Find My Way Home by Blind Faith
・Home by Zayde Wølf
・Blip On the Radar (Moonshadow) by Siddhartha Khosla
・____45_____ by Bon Iver
・Black Ladder by Patti Scialfa
・Nothing Compares 2 U by This is us cast
・One by Damien Rice

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ミゲル・リヴァース (Jon Huertas) ケヴィンの友人
ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻

15歳のランダル (Niles Fitch)
15歳のケヴィン (Logan Shroyer)
15歳のケイト (Hannah Zeile)
15歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
若い頃のウィリアム (Jermel Nakia)
(Brett Tucker) バンドメンバー
アンバー (Ashley Loren) バックコーラス
メアリー (Krishna Smitha) 児童養護・里親養子縁組
アイト (Tod Nakamura) 料理人
(Isabel Oliver Marcus) 赤毛
(Adam Wang) アジアン父・赤ちゃんの父
(Jully Lee) アジアン母・赤ちゃんの母
ロン・ハワード (Ron Howard) 映画監督
10歳の時のサマンサ

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