THIS IS US S2 第8話 ナンバー1 Number One

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第8話 ナンバー1 Number One

脚本/K.J. Steinberg
監督/Ken Olin

【Previously on ..】

父が死んだは悲しいこと・・ケイトはケヴィンにパパの
話題を避けているのを認めてというと、ケヴィンは
悲しみに浸るのが嫌だからだと語る。しかし悲しみと一般
的に話題にするのは違うというケイト。
アメフトをやっていて才能が有ったというケヴィン。
そんな彼は鎮痛剤のクスリの追加を求めて連絡しまくる。
ソフィーはケヴィンにどうかしている・・いつもと違うと
言われると、彼は君との将来を考えると悪夢が浮かぶんだ
と語り別れを告げる。

■STORY

・昔
ジャックは最初に歩くのは誰だとしてVTRを回す。
ケヴィンが一番最初に立ったことでレベッカは凄いNO.1だ
と叫ぶ。

・現在
ホテル暮らしのケヴィンはクスリと酒に溺れていた。
広い部屋でただ一人依存症は確実に進行していく。
テレビではサタデーナイトフットボールの放送が
される中、ケヴィンの部屋には清掃係のマルチ
ナ(Rebecca Metz)がやってくる。部屋の清掃をどうします
か?という彼女。一週間ずっと起こさないでという札が
ぶら下がっていたという。ケヴィンは札があるのにノック
したのか?と問う。マルチナだと聞いてナブラチロワと
同じ名前だねと語る。美人じゃないけどバックハンドが強烈
だったと。折角だから酒の補充をしてくれというと、
マルチナはシーツも洗いますかと語る。

そんな中ケリー(Isabel Durant)という女性からケヴィン
に電話が鳴る。マッキンリー高校の幹事だという。
先月に電話したという彼女は有名人と会話するのは始めて
だからテンションがあがっていた。ライアン・シークレスト
とラジオの番組で電話で会話したことがあるという。電話
したのは明日の夜の確認でしたという。卒業生の表彰式
だとすると「ゴー、ライオンズ!」と言われる。ケヴィンは
20日ではなかったか?というと、明日が20日だという。
マルチナは外なら出た方が良いと語る。感謝祭には帰る
つもりだったから行くよと語る。

・昔
マッキンリー高校、1993年
ノートルダム大学願書を書くケヴィン。
ケイトは音楽を聴いていて、ランダルはハーバード大学
の願書。そんな中突然ヒューズが落ちて真っ暗になる。
ジャックはすぐに直すよと大声でいう。ランダルがやって
くるとシャックは”IVリーグ”に1階のヒューズはどれだ?
と尋ねる。すぐに電気は復活する。
ピーツバーグ大の監督とその格好で遭うのか?として
ケヴィンに告げる。ケイトはソフィーの服を借りるのは
辞めたらどうか?と。監督は服を見に来る訳ではないという
ケヴィン。レベッカはオレンジピール味のケーキを作った
が入れすぎたと語る。レベッカは襟付きのシャツとちゃん
としたズボンに着替えてと語る。ケヴィンは父さんの断酒会
のノートをどかしたらどうかという。もう半年間だという
ケヴィン。しかしそう簡単なことじゃないとして克服の難
しさを語る。ジャックは監督をあっと言わせろよとケヴィン
にいう。ピッツバーグ大の監督に逢ってもしょうがないと
いう。

・現在
ピッツバーグ国際空港
ケヴィンはそこに降り立つと早速ファン(Lisa Linke)
(Herbert Russell)から写真を求められる。ケヴィンのこと
を知る人が多かった。タクシーに乗ると運転手からは
必要なものがあれば言ってという。鎮痛剤を頼むというと
運転手が引いた為に冗談だと語ると、高校に行く前に寄る
所が有るとしてタクシーを向けさせる。そこには昔の
ピアソン家の跡地だった。「みんなで遊んでいる光景・・
そして火災で燃え落ちる光景・・」そして現在の家主
(Andy Forrest)は何か用か?と告げる。

■Impression

ドラマを見てから随分と経過してしまった。
NCISの3話の感想を書こうかなと思っていたらこのエピソ
ードの感想も書いていなかったことに気がついた。
抜けているのも何だし、間違えてこのドラマの感想を
見にわざわざこの辺境のブログに来た人の為に埋めて
置こう(笑)

今回からドラマはNumber One、TWO THREEとして描かれる。
3と言う数字はこのドラマには欠かせないもの。ドラマに
限らずこの世の中に於いて3という数字は色んな意味で
魅了されるものがあるし、全く意味を見出せない素数でも
ある。逆に素数であるからこそ個性・個人が引き立たされる
ものではないのかと考えれば考える程に数字の深さに
魅力され引き寄せられるものだが・・まぁその辺は数学者や
易学者じゃないので、素直にこのドラマの中の3人の子供
たちという意味での3の中の今回は1番目のエピソードで
ある。

1は一番目に生まれたケヴィンのことだった。
8mmカメラを回すジャックの元に一番最初に歩いて行ったの
がケヴィンで一番最初に生まれた。ドラマで見ると長男に
は見えないんだけどね。

今回の彼は故郷であるピッツバーグに帰ることになる。
フラッシュバックは確かNO2やNO3でも似た様な形で使われる
所も有るし興味深い作り。

今回は三つの世界が有り、現代、そして子供たちが赤ちゃん
の時代、そして大学前の火災が起きる直前の時?である。
まだこのエピソードではジャックが何故亡くなったのかは
確か提示されていなかったと思うのでその辺のことには
言及しないで置こう。正直どの辺まで描かれているのか
忘れてしまったのでフライングしていたら済みません。

ケヴィンの最大の問題は何をしても人に自分の気持ちが正確
に伝わらない。ケヴィンが現れれば拍手が起きてしまうし
当時の彼を知る物は単純にいい思い出があるので繋がりを
求めてくる。今の彼には本当に気持ちを理解してくれて
彼が求める助けの声を拾い上げてくれる人だが、彼の言葉や
そんな態度は全て打ち消されてしまう。まるで自分の話に
耳を傾けてくれない。その気持ちは恐らくジャックに対して
も感じていた思いなのかも知れない。なんでも一番と言われ
ると最早プレッシャーにしかならないし、それを実現して
しまうと傲慢にしかならない。

■問題点のいくつか

・故郷に帰ることの意味

仮に故郷から離れて生活している場合、過去の自分を
思い浮かべられるし、生まれ育った場所でも有って、単純に
郷愁を誘う場所でもある。

ケヴィンはこの町を出ていく事になる前に考えて居た
希望が叶っているのかどうか。今が幸せならばまた過去の
幸せな時の自分を思い起こせるし、過去に不幸が有った
彼らにとってはあまり思い出したくない場所であることも
ある程度は想像が付く。

ケヴィンが戻る事になったのは母校であるマッキンリー高校
の卒業生表彰式の為のもの。

・1番

1番というのは響きは良いのだけどこれにはその人にしか
分からないプレッシャーというものがある。
ケヴィンは一番という言葉をジャックによって付けられた。
その期待に応えようとするケヴィン。
その人の人生が上手く回っている内にはこの一番は心地よい
ものとして存在するが、ネガティヴな一面を持てば途端に
刃となって自らに突き刺さってくる。
最高の応援の言葉であり、また凶器でもある。
言葉の持つ意味とはなかなか難しいものだ。

・スカウト

まだ怪我をしていない時の頃だったのだっけ?
ウォルタリング監督がスカウトにやってくる。
ペンシルベニア歴代のクォーターバック・ジョー・モンタナ
になれると言われるが、彼はノートルダムだとしてケヴィン
はツンツンしている。
ジャックはケヴィンに激怒する。態度名門のピッツバーグ
に奨学金で入れる。「運」ではなく「才能」だと言うケヴィン。

叱りつけるジャックに対してケヴィンは口答えする。
断酒会に通っていることもあるのでケヴィンとしては
その件で思わずジャックに言われた言葉をそのまんま返す
という荒技。ジャックの事を激怒させ失望させてしまった。

しかし後にジャックの方から折れて話をする。
するとケヴィンも謝罪文を書くことにする。
ジャックが神に祈る姿を見たケヴィンは何を思ったのか。

・子供のバランス

子供が3人も居て2人は双子でもう一人も実質的にはそんな
感じ。ジャックはランダルの大学見学の為にD.Cへいく。
その為にケヴィンの試合には見に行けない。

・生粋のスター性を持つ男

何をしても成功してしまう。そして成功が近づくと途端に
自分で壊すような行動を起こす。
それでも何故かまたチャンスが巡ってきてその間にその
失敗を叱るような人も居ない。失敗も全てが彼に取っては
色んな意味で力として吸収されてしまう。

シャーロットの家に来て寝たのは何と薬のため。
彼女が医者だと知り処方箋を盗むのだから凄い。

■現在を生きるものたち

・ケヴィン

・1920番地
故郷に戻って自宅が有ったところに行くと既に別の人が
住んでいる。ただ家の外観は変わったがその庭で家族と
楽しんだことは彼の中で良い思い出として育っている。
家族みんなでフットボールをしたこと。

・マッキンリー高校
マッキンリー高校はフットボールで有名なのか。
ケリーという在校生から「ゴー・ライオンズ!」と言われ
ていたがアメリカの大学には大抵この手のキャラクター
がついているのだろうか?
垂れ幕に「MOUNTAIN LIONS!」と書かれていたけどピューマ
のこと。MACのOSには名前が付いていて、その中の一つの
ver.もこの名前が付いていた。

ケリーを見ると若い頃のソフィーを思い出す。

ケヴィンは校舎を歩いて回る。
あのロッカルームを見るとまさにマッキンリー高校が舞台
だった「Glee」を思い出してしまうのは私だけか。

廊下の先に在籍中の栄光で有るPEARSONの写真やユニフォー
ム、トロフィーが飾って有った。やはり余程活躍したんだ
ろうな。

・天狗だった高校時代のケヴィン

同窓会ではシャーロット・エヴァリー (Stefanie Black)に
声を掛けられる。ケヴィンは有名だが自分には名札が必要だ
として語る彼女。高校時代あなたが好きだったと。
みんなあなたに逢いたくて学校に通っていたという。

シャーロットも表彰される為に来たという。
形成外科でヤケドの皮膚移植をしているとのこと。
年に二回発展途上国に行って子供たちの治療をしている。

・2017年卒業生表彰式。

ダフが表彰式でかつてケヴィンの監督だった人。
アメフトではなく別の道で成功した。
ダフの会話を見ているといつの間にかジャックがスピーチ
して入れ替わっている。ケヴィンは酒を飲みまくっていた
のでそれもまた一つの過去と現在を行き来する幻覚を見る
要因となっているのだろう。

ダフの言葉がケヴィンにより突き刺さっているよな。
過去の自分を責めて許して認める旅なのかな。
ケヴィンは何をしても人気が出てしまう。
当時のインパクトが有るし、やはり芸能人パワーは
若者を安易に引きつける。
ポールやシャーロットの方が凄いことをしていて自分は
一体何をしているのか。
でもケヴィンにとっては歓声は栄養分でもある。

トビーからの電話。
そしてシャーロットからの誘い。
頼んでいないのに1番。「1番」の運命。
何をしても1番に見えてしまう。

懐かしいフットボールのコートで黄昏れるケヴィン。
20年前のこと。
試合中に膝を怪我したときのことが語られた。
怪我した時の映像って始めてだよね。
ケヴィンはそんな挫折を経験し、そして父親の死を経験。
更に映画でのチャンスにも怪我をして薬にハマってしまう。
それでも立ち直る事が出来るのか。
ただ彼にはまだ家族が存命しており力になってくれる人が
大勢いる。

■その他

・怪我

こんな怪我は平気だ。ノートルダム大でなくても良い、
ピッツバーグでも良いという。何か大事な時が起きると
反省する人・ケヴィン。

・ネックレス

ケヴィンがジャックに受け渡されるネックレス。
ベトナム戦争時に特別な人からもらったというジャック
仏教のシンボル。生き甲斐の意味
絶望していたときにこのネックレスが前を向けるように
なった。生き甲斐は必ず見つかるというジャック。
そんなネックレスを無くしてしまった
シャーロットの家に行く。
痛くて死にそうなんだという。それは膝の痛みなのか。
それとも心の痛みなのか。今のケヴィンは導く人がなかなか
居ない。

・ランダルの家へ

「話が有るんだ」(ケヴィン)
「聞いたよ、ケイトが流産したと」(ランダル)

全く違う事を言いに行こうとしていたんだけどね。

■Used songs

・Where Do the Children Play? by Cat Stevens
・Lonesome Loser by Little River Band
・These Days (Music From the Series “This Is Us”) by Taylor Goldsmith
・Kevin’s Necklace (Number One) by Siddhartha Khosla
・Take My Heart by Sestra
・These Days by Jackson Browne

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻

17歳のランダル (Niles Fitch)
17歳のケヴィン (Logan Shroyer)
17歳のケイト (Hannah Zeile)
17歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)

シャーロット・エヴァリー (Stefanie Black) 形成外科
ダフィ・コリンズ (James Read) 元高校のアメフトコーチ、”ダフ”
ウォルタリング (Matt Riedy) ピッツバーグ大アメフトコーチ
ケリー (Isabel Durant) マッキンリー高校
マルチナ (Rebecca Metz) ホテルの清掃係
ポール (Michael Woodley) 新聞社、記者、同窓会表彰
ステインバーグ (Elise Robertson) 同窓会幹事・赤ワインを持って来てくれる
(Yolanda Snowball) マッキンリー高校・校長
(Austin Mincks) 学生
(Christine Hassay) MRI技師 / ケヴィンが怪我した時の医者
(Carlos E. Campos) 薬剤師 /
(Jordan Preston) 顧客 / 薬剤師の所にて
(Jesse Mackey) リフトの運転手
(Andy Forrest) ピアソン家の現在の家主
(Lisa Linke) ケヴィンのファン、空港にて
(Herbert Russell) ケヴィンのファン、空港にて
(Reasha Honaker) 顧客 / 薬剤師の所にて。髪の毛を編んでいる人
(Alexis Totaro) チアリーダー / 試合
ハンナ
マイキー・ドイル

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