THIS IS US Season2 第9話 ナンバー2 Number Two

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第9話 ナンバー2 Number Two

脚本/K.J. Steinberg
Shukree Tilghman
監督/Ken Olin

【Previously on ..】

アロヨ医師からおめでただと言われるケイト。トビーに
話すと最高だとして天にも昇る気持ちだと語る。しかし
ケイトはそんなトビーにまだダメになるかも知れない・・
37歳という年齢、そして体重のこともあるからだというと
トビーは縁起を担いでいるのかと。しかしケイトはそれで
はなく祈って居るだけ・・無事に過ごしたいと。ケヴィン
はランダルに話したいことが有るとして依存症の件を相談
に行くが、彼は勘違いしてもう話は聞いたとしてケイトが
流産したことを・・と。

【STORY】

・昔

カメラを前にしたジャックとレベッカの前でケヴィンが
最初に歩く。すると二人はケヴィンにNO.1という声を掛け
る。次の注目の的は我が家のヒロインだとしてケイトに
NO.2と声を掛けて何とか歩いて来させようとレベッカは
声をかけ続ける。ケイトはファイター・・闘う女・・絶対
に歩くと信じるレベッカ。

・現在

4日後の感謝祭に行われる試合がテレビの解説者が報道
する中、ケイトは妊婦用のビタミンを飲む。
あなたのパパはフリントストーン柄のサプリを探していた
としああいう楽しく生きて欲しいみたいだとお腹の赤ちゃ
んに語り賭ける。「ビタミン剤を飲もう~あなたの為に
お腹のベイビー、ママの馬鹿な歌は許して~」と。

・昔

ケイトは音楽を聴いているが突然ヒューズが飛んで真っ暗
になる。愛犬のルイにすぐに電気が付くからビビらないで
としてオシッコしてしまうのを防ぐが・・。
電気が復旧する中、キッチンではオレンジの臭いがする。
ケイトはレベッカに対して何で臭いがするのか尋ねると
ケヴィンの面接があるのでケーキを焼いていること。オレ
ンジピールを入れすぎたというレベッカ。ピッツバーグ大
の監督が来るのにその服なのか?と指摘されるが、ケヴィン
は監督は俺の服を見に来る訳ではないと反論する。
レベッカはケイトに志望校リストは出来たのか?とし、
リスク分散のために5つの大学を選んでと語る。決めるまで
まだ一ヶ月もあるというケイトに対して、もう一ヶ月だと
いう。ママと大学案内の本を見て考えるか?と問うと、5つ
選ぶだけだと語る。

・現在

Dr.アロヨ(Arianna Ortiz)への質問リストを書くケイト。
クンダリニー/Kundaliniってスペルは何だっけ?とトビー
に尋ねる。妊婦用のサプリに入れたがる高価なパウダー
の名前?と問われるとヨガの種類だという。
いつも質問が沢山有るのにいざとなると真っ白になって
しまうので質問を書いているのだという。他の質問って
何が有るのかとしてトビーは尋ねると、ホルモンレベル
が2日毎に倍になるのは何故か。オシッコの色が緑になる
のは何故か。熱い風呂に入っても赤ちゃんは平気なのか
など・・・そういえばスウェーデン製のベビーバスが来る
のだとし、ちゃんとウチのバスタブに合うか測っておかな
いといけないという。
トビーはケイトがバスルームに行く間に質問リストを見る。

「出産はどのくらい痛いか」
「毛糸の帽子を靴下にしても良いか」
「フィアンセの頭の臭いで履きそうになるのは妊娠中ずっ
と続くのか」

トビーは俺の悪口リストなのか?と。
そんな中バスルームに居たケイトから彼を呼ぶ声が聞こえ
る。風呂でお腹が痛くなりバスカーテンを握って座り込ん
でいた。

急いでアロヨ医師の元に行くと辛いことだが妊娠したなら
4週間後にはまたトライ出来るという。完全流産だったの
で手術の必要はなく5日から2週間出血はあるがそれ以外は
普通の生活が出来るという。トビーはまたトライ出来る
から大丈夫だとケイトを慰める。

ケイトの元にはママからメールが届く。
「妊婦検診の結果は?」と。トビーは口ではああ言っていた
がショックだった。ケイトは自宅に戻り鏡に向かう中、
フロのカーテンレールが壊れているのを見て涙する。

ケイトは赤いドレスに着替える。
トビーはちょっとコメディドラマを見て涙を抑えるには
お洒落しすぎではないかと語る。すると歌いにいくという。
ピノ/Cafe Pinotってカフェだというと、トビーはまだ流産
してから半日しか経って居ないと語る。しかしドタキャン
したらピーター(Jason Michael Snow)はもう呼んでくれ
ないと語る。「アイ・ラブ・ルーシー/I Love Lucy」
と「グッド・タイムス/Good Times」を一緒に見ようという
トビー。どうかしている・・流産したばかりだとトビー。
ケイトは知って居るとするが3時半に終わるから迎えに来て
と語る。

■Impression

ここの所、ジャックの死とはほど遠いところでエピソード
は回っているが全く遠いということでもない。

前回ケヴィンサイドのエピソードとして描かれたけど
今回はケイトサイドから見たエピソードだった。
NO.1、NO.2とついているのは生まれた順ではなく歩いた
順番なのかな。

どうもここのところケイトの性格が自分は苦手だ。
というよりもあのレベッカの歌声を聞いた辺りから
ケイトは自分の意見を心の中に閉まってしまった感じで
何を考えているのかよく分からなくなってしまっている。

ケヴィンの性格もどうかしているぞと思っていたのだけど
性格というよりも彼はもう病気になってしまっているから
ね。

色々と気づかされるのは37歳/年齢とか体重によって流産
しやすいところがあるんだなってことか。自分と似たよう
な世代なので懐かしく見られるところが有るのだけど、
彼女の場合やはり年齢よりも体重がネックな感じは受ける
ね。

いずれにしても、一連のエピソードは感謝祭/Thanksgiving
Dayで故郷に戻ろうとしたところからフラッシュバックされ
る形で描かれている。

ケヴィンのエピソードと共通するセリフやイベントを
見ると違う角度からのステレオタイプの描き方で、
面白い描かれ方をしているのは確かだ。

■問題点のいくつか

・進路問題

何と言っても現在ドラマを面白くしている要素は、
現在抱えているそれぞれの問題と当時悩んでいた問題
を並行して描いていること。

過去のエピソードに於いては大学進学時が人生の全て
ではないのだけど分岐点であることには違いない。

ケヴィンはフットボール選手を目指して大学に推薦入学
を目指すも前回怪我をしたことでダメになったことが
描かれた。

そして今回はケイトの問題である。
レベッカにしてみると進路を決めかねているのは確か
だが決して情熱がない訳では無く言い出せないだけで
ある。レベッカは教育学でも専攻している間に情熱を
向けられる何かが見つかるとか、ペットの犬を大事に
扱っているので獣医を薦めたりしている。

しかし実際の彼女はバークリー音楽院の願書が書かれて
あり、オーディション用の曲として自分で歌ってカセット
テープに「Summer Time」を吹き込んでいた。

・流産

妊娠初期の頃は流産する可能性が最も高いことはよく
耳にする。色々とお腹の中の赤ちゃんのことを豆粒だ
なんだと語っていたことが有ったし、プレビューの中では
妊娠6週目だと言っていたのでまた初期の段階だよね。
ヨガなどに気を使うよりも安静にしている方が良かった
のではないかという感じもする。

・先走った行動

トビーはケイトからは妊娠を聞いても騒がない・誰かに
話さないと言われていたのにどちらも嬉しさから隠し
通せることではなかった。
今回は怒りのはけ口としてそれが一部問題になったことも
有ったが、ケイトもケイトで早くもベビーバスなんてもの
も注文しているので変なフラッグが立ちまくってしまった
ということなのか。

・過去のレベッカとケイト

ケイトが音楽院に行きたいと考えているのを知ったレベッ
カ。結果としては願書は勝手に見てしまったことになるん
だけどあの家でプライベートはなかなか見出すのは難しい
よね。50ドルの金をレベッカが渡した時には勝手に見られた
ことに憤怒して思わず部屋に鍵をかけるなんて語っていた。

その鍵にかけたのかケヴィンが怪我してMRIの検査をして
居る間にレベッカは自分と祖母との関係を引き合いに出し
て、そういう親/親子関係になることだけは避けたいと
して語っていた。
「いつでも大きく手を広げて待ち続ける。娘が飛び込みた
くなった時がくるまで。」

■現在を生きるものたち

今回はほぼケイトとトビーの物語に集中するところが
有ったけど、レベッカがまさか受け皿になるとは思わなか
った。レベッカからのメールが3度、4度と鳴るウチに
実は過去のお節介だとしてケイトが遠ざけていた母親の
姿が見えたからだ。

正確にはわからないけど当時のレベッカくらいの年齢に
今のケイトは達しているのだろう。そしてレベッカたち
の中にも独り失った赤ちゃんの存在が有ること。

確かにレベッカが死産した子を抱くかどうかでやりとり
していたエピソードがシーズン1に有った記憶が有るけど
その辺で繋がりや感情の共感を引き出していた。

・トビー

ケイトは怒りをトビーにぶつけていたが、そんなトビー
にも当然ながら言い分はある。17歳のケイトならば
言い合いはせずに一方的に思いをため込んでしまったかも
知れない。

女性の方が早くに赤ちゃんの存在を感じるので親になる
覚悟が出来るのも早いとか聞くけど、トビーだって同じ
だけ悲しむ権利がある。ケイトは自分だけが一番悲しい
風に語っていたし、その責任はトビーに向けていた所も
有ったけど、トビーの話は的を射ておりケイトは彼を幸せ
に出来なかったことへの罪悪感から逆の行動に出てしまっ
ていたようだ。

トビーはケイトが途中で帰ったと聞いて心配して車で
探し回った。しかしケイトはホルモンの乱れでイライラ。
身体はまだ妊娠中だと思っているとしてそれを盾にして
自分の主張を有利にしようとしていたようだった。

「耐えられないのはフェアに扱われていない事。君から
部外者だと言われること」
「君がどんなに大変かは分からない。支える為に強くなろ
うとしているが俺も当時者で傷ついている」

・ケイト

流産したばかりなのにもう歌いに行くなんて出来るのか。
そしてよく分からないのだけどもう4週間後にはまたトライ
出来るという。身体っていうのはそんなに簡単に回復
するものなのか。

ケイトはキングビュッフェという店で大食いしようとして
いたけど辞めてしまった。
トビーはOvernight National Express NO1という運送会社
に行ってベビーバスの回収をしていた。その辺の気遣いは
トビーの凄い所だ。

そして今回のドラマが終わる頃にはまたトライしたいと
思わせる展開にまで回復させていた。

■その他

・良い言葉

「ガッカリするとしてもママの為ではなくあなたの為よ」
(Rebecca)
「その違いがわからないの」(Kate)

トビーとケイトの言い合いでもそうだけどなかなか人の
気持ちの度合いは計り知れないが少なくとも心配して
いる気持ちだけは伝わって欲しいと祈るばかりだね。

■Used songs

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻

17歳のランダル (Niles Fitch)
17歳のケヴィン (Logan Shroyer)
17歳のケイト (Hannah Zeile)
17歳のソフィー (Amanda Leighton)
10歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10歳のケヴィン (Parker Bates)
10歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)
1歳のケイト (Sydnee Parker Anderson)

Dr.サラ・アロヨ (Arianna Ortiz) 産婦人科
ピーター (Jason Michael Snow) 音楽家
ジェフリー (Vince Cefalu) スーパーの店員
(Wendy Schenker) スーパーの女性客、タマネギを巡る攻防
カール (Jason Rogel) 運送業

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