[E] THIS IS US S2 第18話 ケイトの結婚式 The Wedding

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第18話 ケイトの結婚式 The Wedding

脚本/Isaac Aptaker
Elizabeth Berger
監督/Ken Olin

【STORY】

・昔

人々が結婚式の為に集まってくる。
レベッカは白いドレスで登場。今日はレベッカとジャック
の結婚40周年の記念の式に家族が集まる。「愛の誓い」を
改めて行う。

・現在

ケイトはそんなレベッカとジャックの結婚式に出席する夢
を連日見ていた。
会場の設置を見守るケイトにトビーが声を掛ける。

「フィアンセとしての最後の一日を楽しんでるかい?明日の
今頃は正式な奥さんだ」「大丈夫?・・結婚式に義父さんが
居ないのは辛いだろうし山荘は思い出だらけだろう」。
でも逃げないでねと。
ケイトはそんな事はしないというとサプライズがあるから
来てとトビーを呼ぶ。
渡された箱を開けてみる。すると中にはお古の蝶ネクタイ
が入っていた。トビーは不満そうだがケイトによると
これはレスリー・ニールセンが「裸の銃を持つ男」(現題:
The Naked Gun / 1988年)で着ていたネクタイだという。
お礼がしたかったとし私の我が儘を聞いてこうして夢を
叶えてくれたことに感謝する。私の一番好きな場所で結婚
したいという夢。私には他にも変な拘りが多い。骨壺を
ゲストブックの隣に置いておくとか、花嫁が父親の
デイトナ・ビーチTシャツを身につけるのも変だという。

ケヴィンはランダルに電話する。
ケイトビーにワインオープナーとシャンパンを一本ずつ
用意しなければならないこと。アロマキャンドルも無い。
何で今頃準備しているのか。俺とランダルが完璧なウェ
ディングプランナーになるので心配しなくて良いとケイト
には告げる。トビーに空港に行く時間ではないかとし、
母さんは5時28分、父さんは5時46分に到着だろうという
ケヴィン。車の中は地獄だとし両親は逢うとすぐにケンカ
が始まる。父さんは母さんに新しい彼氏・モンティと結婚
しろとプレッシャーをかけまくっている。それは母さんが
再婚したら父は離婚手当を払わずに済むからだと。

・昔

ケイトは車の中でジャックの頬に手を当てる。

・現在

ケイトはケヴィンたちに問いかける。パパは気に
しないか?ここの山荘で結婚式をあげること。きっと喜ぶ
よとケヴィン。

ランダルはいよいよ荷物を積む。ベスはそろそろ山荘へ
行かなきゃ・・とランダルを急かす。ケイトの結婚式の
準備でテンパっていただけ。ここの所バタバタしてて時間
が無かったから・・という。
ベスはデジャに声を掛ける。「結婚式は楽しみか?」。
従姉妹のゾーイ(Melanie Liburd)に早く逢わせたい。現在
ケイトのカメラマンをしてくれているという。ゾーイは
親戚の中で一番イケているという。
ランダルは荷造りが出来たよとして入れたら出発すると
語る。するとデジャは
「森の中での結婚式なんてバカみたいだ」。
と語る。それを聞いたランダルはデジャクラシックが
恋しいよと語る。出逢った頃は無口で無愛想だった。
恋しいのはデジャ2.0。我が家に溶け込みボクのジョークに
「寒い」と良いながら心の中で受けて居た。
ショウナが裁判所の判事に
「親権を全て放棄したい」と聞いてから様子が変になった
というベス。

■Impression

いよいよシーズン2の最終話。全18話構成は近年では
長い方ではないのかな。評価は高いけど16話くらいで
1シーズン括りの方が個人的には見やすい。

今回はジャックが生きて居れば結婚40周年の日。

そんな日に二人が結婚した場所?でケイトは父親の面影
をふんだんに盛り込んだ結婚式を行おうとしている。
未だに親離れしていないことを示唆したものなのか。

数話前にピアソン家になかなか入る事が出来ないでいる
ミゲルとかBIG3の仲間に入れないでいる事に悩んでいた
トビーの姿が有ったけど、ピアソン家の絆を感じると同時
にその絆の中にも駆け引きのようにして自分は相手の
ことを考えて居ただろうかという他人への配慮が伺える
エピソードでした。

・ケイトはトビーに迷惑を掛けたくない
・レベッカはケイトとの軋轢から目立たない服装を選ぶ
・これまでケイトの事をどれだけ気にかけていたかを
考えるケヴィンとランダル

結婚というのは性別はともかく2人で行うもの。
そして結婚生活となれば2人以上で行っていく。
結婚によって結ばれる人もいれば別れる人もいる。
その中にはやはり結婚相手のことをどれだけ思えるかが
鍵となる。最初は愛して居るとしてもその先はどうだか
分からない。
しかし結婚40周年のジャックは想像上のセリフではある
が、レベッカがメモを書いて毎日励ましてくれたこと。
BIG3 HOME後にはそれが無くなってしまったが、その分
一番愛する人が近くに居ることが幸せだったことを語る。
それに比べるとその正反対を地でいく人たちの多さ。

そもそもこのドラマは「子供」と「大人」がテーマに
あり、「子供はいつかは大人になる」。「自立する」
ことへのタイミングは何時なのか。
経済的なものなのか、それとも精神的なものなのか。
それぞれ違う訳だけど先日のショウナが大人の決断をした
ようにしてケイトが今回のエピソードを機会に大人に
なっていくようだ。

しかしこのドラマは子供の時に問題を抱えている人の
多さに気がつくね。

■問題点のいくつか

・ケイトの不可解な行動

ケイトがここに来て何を悩んでいるのか。何を考え行動
しているのかみんなが不安になる。ケイトはみんなに
迷惑をかけたくなくてデイトナ・ビーチTシャツの変わりに
なるものを自ら探しにいって親への感謝と同時に別れ・
離れ・許しを断行しようとしていた。
ケイトは父親との思い出のある場所へと足を運ぶ。
最初は父親とよく食べに行った「フレンチーズ」という
アイスクリーム店。しかし既に店は別のアイスクリーム店
に変わっていた。バナナプリン味のアイスはないかと尋ね
るがバナナココナッツ味になっていた。

次に尋ねたのはみんなで過ごした森の切り株。
そこにトビーへの気持ちを自分の中に込める為に遺灰を
巻いていく。人間の思いにはキャパが有って、ケイトの
場合はジャックで満ちあふれていたのだろう。水一杯の
壺の中に別のものを入れる為には何かを捨てなければ
ならない。そこで置いていくべきものを自分の中から
切り離した。

・デジャ

ピアソン家は一つにまとまりかけている・・・が世の中
小規模なコミュニティの集合体で必ずしも別のコミュニ
ティと融合するとは限らない。
トビーの家がそうだし、そしてデジャもまた先週の流れ
の後にショウナは娘を不幸にする自分の姿に辟易して
親権の放棄をしてしまった。捨てられたと思っている
デジャには何を言ってもその事実の前に言葉は届かない。
ランダルはこれまでのデジャのことを「デジャクラシック」
と称して悪化している現状を嘆く。
現在はその状況は2.0にあるという。
ゲーム好きなら何となくこういう数字の使い方をする
んだけどね。

ただゾーイはデジャと似た様な経験をした人物。
そのゾーイは自分の境遇をデジャに語って心の蟠りを
解こうとしていった。上手く行ったかと思われたが、
帰りがけにトビーの母メアリーががデジャのことをラン
ダル似と語ったことでまたしてもへそを曲げた。

しかしランダル似と言われてそんなにひねくれること?
それとゾーイは本当にそのような幼少期を過ごしたのか
気になる。

・トビーの一家

ますます気になってくるのはトビー家の問題だ。
今回その一端は見て取れた。
ただ一番気になるのは両親のことでもなければトビー
の再婚話でもない。彼には「弟」がいるのだがこの結婚
式にも登場することが無かったのだ。
トビーの両親、メアリーとアランは離婚した人たちの
典型でぐちぐち言い合っている。
トビーとしては同調して欲しいのだけど、ようやく両親
の意見が合ったかと思えばトビーが結婚することへの
不安感だった。ケイトとの結婚は一回目の結婚・ジョシー
の時とは違う。何と言っても「ケイトビー」ですよ。

・最悪のシナリオ

ベスとランダルはこれを言い合うことである一定の安心
を得るらしい。最悪のシナリオを語る事で心の耐性を
作るのだ。

・デジャが非行に走り刑務所に入る ()
・デジャが寝ている間に殺される
・デジャが起きている間に殺される。
・デジャがテスをグレさせてストリッパーになる

ランダルとケヴィンがケイトを探している時にも行われた

・ケイトが見つからず結婚式が中止だと伝えたらショック
で心臓発作で死ぬ
・ケイトをトビーは家から追い出す。住む家がないケイト
は俺と住み一時的なものとしていたが一緒二人共恋人
が出来ない。長生きする双子になって、ある日スーパー
に行ったら夫婦と間違えられる。面倒で訂正することも
なくなる。

■その他

・気になる

過去トビーは離婚して重い鬱病になった

ケイトとレベッカがようやく和解。ケイトが母親に
嫉妬していたことを認めたところが大きいのだろう。

レベッカ役のMandy MooreさんのMoonshadowが聞ける。

一度は立ち直ったデジャは再びやさぐれる

未来のテスとランダルは誰かとケンカしている。
最近未来のテスが登場することが多くなって来たな。

・結婚式に於けるケヴィンとランダルの言葉

乾杯のスピーチで二人が発言していた。
ケヴィンもランダルもジャックならばするであろう完璧な
結婚式を演出したかったこと。
ケヴィンは昨年ケイトから言われたことを復唱する形だ
った。
「自分の悲しみにちゃんと向き合うことを覚えないと胸の
奥野仕えをため込むことになる。死ぬまでずっと・・」

その後リハビリを経てからその言葉の意味が分かったと
していた。

人間は正しい言葉であっても、その時々の状況も左右す
る。素直に受け入れられる時にその言葉をかけなければ
何の意味も為さないときがあるということ。

ランダルのスピーチは未来について。
未来を思い通りにしようとしても出来ない。ただし出来る
ことは自分が付き合い相手を選べるということ。

■Used songs

・Alps by Novo Amor & Ed Tullett
・Moonshadow by Mandy Moore
・Real Love Baby by Father John Misty
・Boss Mackin’ (feat. A-1) by Falcons, A-1

■Cast

ジャック・ピアソン (Milo Ventimiglia) 再びアルコール
レベッカ・ピアソン (Mandy Moore) ジャックの妻、夫とケンカ
ランダル・ピアソン (Sterling K. Brown) 37歳、エリートビジネスマン
ケイト・ピアソン (Chrissy Metz) 37歳、ケヴィンの付き人
ケヴィン・ピアソン (Justin Hartley) 37歳、コメディドラマ俳優
ベス・ピアソン (Susan Kelechi Watson) ランダルの妻
テス・ピアソン (Eris Baker) ランダルの娘・長女
アニー・ピアソン (Faithe Herman) ランダルの娘・次女
トビー・デーモン (Chris Sullivan) 減量のためのサポートグループに参加
ウィリアム・ヒル (Ron Cephas Jones) 無職、62歳、ランダルの父

ソフィー (Alexandra Breckenridge) ケヴィンの妻
ミゲル・リバース (Jon Huertas) 現在レベッカの夫

17歳のランダル (Niles Fitch)
17歳のケヴィン (Logan Shroyer)
17歳のケイト (Hannah Zeile)
17歳のソフィー (Amanda Leighton)
10(8)歳のケイト (Mackenzie Hancsicsak)
10(8)歳のケヴィン (Parker Bates)
10(8)歳のランダル (Lonnie Chavis)
10歳のソフィー (Sophia Coto)
1歳のケイト (Sydnee Parker Anderson)
大人のテス (Iantha Richardson)
若い頃のウィリアム (Jermel Nakia)
若い頃のジャック (Joaquin Obradors)
3歳の頃のデジャ (Makenzie Lee-Foster)

メアリー・デーモン (Wendie Malick) トビーの母
アラン・デーモン (Dan Lauria) トビーの父
ゾーイ (Melanie Liburd) ベスの従姉妹
デジャ・ノペラス (Lyric Ross) ショウナの娘(デイジェ)
マディソン (Caitlin Thompson) サポートグループ友
シューター (Reggie Watkins) トビーの友達
リック (Alan Heitz) スチュと似ている
グレッチ (Angela Fornero) サポートグループ友
ローリー (Jill Johnson) 控え室でシャンパンを渡す
ステュ (Alden Ray) リックと似ている
ビル (Erik Marion) トビーの友達
リズ (Stephanie Ray) サポートグループ友
(Sewell Whitney) 過去の結婚式の判事
(Kevin Covais) アイス店 “アーティサナル・スクープ”
(Laura Leyva) 結婚式の判事
DJ (Hashim Lafond)

ルイ(犬)
クルーニー(猫)

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