シカゴ・メッド Chicago MED S2 第4話 束縛 Brother’s Keeper

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第4話 束縛 Brother’s Keeper

監督/Stephen Cragg
脚本/Jeff Drayer
Joseph Sousa

【Story】

・シカゴ総合病院 / 駐車場

ナタリーはジェフを病院まで車で送るが一緒に来たのが
バレないように少し前で停車する。
ウィルもまたニーナと共に車で出勤。ニーナは”先生”ウィル
に対して今日も誰かを救ってと語る。するとウィルはニーナ
を先生と呼んで先生は死体と格闘してくれという。

駐車場でナタリーとウィルは遭遇する。
ナタリーに対して今日はご機嫌だねと・・そんな中ジェフ
がさりげなく二人に挨拶しながら通り過ぎていく。
ウィルは彼女にジェフとはどうなのか?と尋ねる。みんなが
知って居る事だとして良いじゃないかという。何よりも
幸せそうだと。一体誰が知って居るのかというナタリーに
EDの職員や救急車の運転手、救命士や病院前で喚いている
ようなヤツも知って居るという。するとあなたとニーナの
事もねと。

・シカゴ総合病院

●エドワード・ホール(82歳・男)

急患として運ばれて来た為にマギーはチョイ先生を呼ぶ。
名前はエドワード・ホール。自宅で意識消失。その後回復
しバイタルは安定しているという救命士のガブリエラ・
ドーソン (Monica Raymund)。ホールは頭痛がするので
アスピリンをくれと語る。すると同行してきたローリー
(Iris Kohl)はこんな事は始めてだという。寝室に行く途中で
倒れたとのこと。採決して血算・生化だという。
チョイは患者を見てコナーをすぐに呼ぶことにする。
扁桃腺に触れるチョイはエドワードに首が痛かったり飲み
込みが悪いとか有るのか?首の腫れは何時からなのか?と。
ローリーは彼は認知症だという。あなたは誰なのかと問うと
世話をしているガールフレンドだという。

コナーがやってくる。
ケイブの腫脹と血管の雑音、胸腔内腫瘍の疑いがあり悪性
かも知れないという。それが心臓や頸動脈を圧迫すれば
失神するという。その場合は腫瘍を切り取る手術をすると
いうコナー。放射線科で頸部・胸部のCT造影を撮ってと
エイプリルに告げる。
そこにエドワードの息子だと名乗るトム(Victor Holstein)
がやってくる。父は治療を望んでいないこと。その女には
決める権利は無いのだと告げる。

・シカゴ総合病院 / 会議室

治療方針について病院の法務のカルミック (Marc Grapey)
やシャロン、そしてローリーやトム、そして関係する医師
たちも集まる。父は万が一の時の延命治療は望んでいない
と語るトム。悪くなる前にその遺志を伝えたのだという。
ローリーは聞いていないという。チョイに治療の選択肢は?
と問うシャロン。CTで見る限り胸穿刺をし、保存的経過観察
なら余命は4ヶ月から半年。腫瘍切除ならばかなり延命に
なるという。イシドール・レイサム医師は選択肢は一つだ
という。コナーはリスクはあるが根治も可能だと語る。
82歳で認知症だとし何の為の手術なのかというトム。
生きる為よとローリー。チューブに繋がれていたら意味が
無いという。シャロンは微妙な問題だと分かったという。
感じなのは誰がホールの変わりに法的決断を持っているのか
だという。するとカルミックは病院とは意思決定のない患者
の代理は事前に指示がない限りは最も近い親族になると
語る。チョイはシャロンに私の仕事は患者を救うことだと
いう。シャロンは私たちに決める権利はないという。エディ
のことを死なせるのか?というローリーに残念ですという。

●ヘイリー・クレイン

マギーはナタリーに第三に出戻りだと語る。
患者はヘイリー・クレイン (Alyssa Freeman)だった。
3日前の診察の後に熱が出たという母・エリザベス
(Abigail Boucher) 。イププロフェンでは効かないという
父・ダグ・クレイン (Chris Johnson)。最後の化学治療は
昨日行っていること。いつもはすぐに熱が下がるという。
ナタリーが図ってみると39.4度。高すぎるという。抗ガン剤で

免疫力が低下しているから感染症にかかっても変ではない
という。念の為に抗生物質を投与して検査と培養をしよう
と語る。

■感想

今回は救命士として患者を運んできた中にギャビーな方の
ドーソンが居た。最初の患者・エドワードを運んできた
役だった。普段のシカゴ・ファイアの面々は何処に運んで
いるんだろう。でも少しでもファイアのキャラクターが
出てくると嬉しいよね。

今回の日本語タイトルは「束縛」だった。
束縛という言葉を考えれば色々なものがある。

病院というのはルールとかコンプライアンスによって縛ら
れている。患者の意向を無視して何かをする事は許されず
特に日本以上に訴訟沙汰のあるアメリカでは厳格さが求め
られる。チョイ先生医者として「人の命を助ける」ことに
使命感を強く感じているので例え終末期医療でも少しでも
永く居きられるようなことを求めようとする。
とはいえ勿論患者の身体の負担も有る訳だから82歳という
年齢を考慮した際にどういう選択をとるのがベストなのか。
個人と個人の対立ならばまだしも、何と今回は個人と組織
の論理も含まれている。個人と病院だけでなく、なんと
食品医薬品局/FDAは内視鏡の欠点を知りつつもそれを容認
してしまっている所が有った。

人に依存し束縛しているのは今回の患者・エドワード
の付き添い人のローリー。そして患者ダニーの母親だと
偽り近づく性的搾取者のティナ。
この二人は目的は金や性だが対象的に利用していて、一方
は強引に束縛し、一方は搾取されていることを知り
つつも死んだら金は意味が無いと考えて容認している。
ただその息子がどうにも父親のことを束縛して回復手術は
させないようにして医師と患者の本心を阻んでいる。
ただこの案件を見るとエドワードに至っては脳死している
訳でも無いし治療すべき義務感が生じるのではないのか?

また束縛を更に広義に捉えれば人間は酸素・呼吸によって
縛られている。軌道を確保しなければならないし、血管
も拡張してスムーズな流れを作らなければならない。

またマギーに至っては死んだ母への思いに束縛されて
母親の使いではないかという脳死状態の女性・シンディに
依存してしまっている。
母親と精通していると思ったのはシンディが運ばれて来た
時、そして最後に語った言葉が「マギーパイ」。童謡に
歌われた鳥
だが、幼少期のマギーが亡き母に寝かしつけら
れた時に云われた言葉。そして母親の死と入れ替わる様に
してこの病院に運ばれて来た患者でも有った。

そして誰もが責任感というものに縛られている。
今回興味深く写るのは病院内で検出されたCRE/コリス
チン耐性エンテロバクターというスーパー耐性菌。
抗生剤はなかなか効かない。当初はナタリーがヘイリー
を帰宅させる際に見逃したと責任を感じていたが、後に
違うと分かる。CREに効く抗生物質があるが感受性テスト
の結果早期にそれを飲ませれば治ったハズが今度はヘイリー
の母・エリサベスが私が早く病院に連れて来なかった責任
だとして落ち込んでしまう。ナタリーがエリサベスを慰め
るという構図は何ともその流れからすると不思議なものだ。

さて今回は他にもテーマが有った。
「偶然」「必然」「曖昧」「明確」の対立。そしてその
中に有る「奇遇」。
一度目は偶然、二度目は必然、三度目は運命と言いますが、
この病院内でCREの患者が三人も出てしまった。
シカゴの人口は300万人近いのでただの偶然ではないかと
いうウィルに対して偶然はあり得ないというロビン。
そのロビンがこの病院に来たのもチャールズの娘であり
偶然ではない。

更に親子関係はテーマでも有り上述したテーマにも重なって
来る。高齢者患者のエドワードと息子のトム。
腸閉塞だというダニーとティナ。
そして何と言っても今回マギーが診ていた脳死患者の
シンディは「半分はこの世に居て半分は母のいる世界に居る」
母子関係と共に曖昧さの象徴的言葉だった。

■今回の患者

・エドワード・ホール(82歳)

自宅で意識消失した患者。「シカゴ・ファイア」の救命士
ドーソンが運んできた。

一緒について来たのはガールフレンドだというローリーと
いう若い女性。そしてトムという息子が来る。

主治医はチョイ。
症状としては首が腫れている。
頸部の腫脹と血管の雑音、胸腔内腫瘍(悪性)の疑い。
その腫瘍が心臓や頸動脈を圧迫すれば失神する。
腫瘍を切除すれば失神は無くなる。

ただ息子のトムは父は治療を望んでいないという。
特に手術して管を入れてしまえば寝たきりで喋る事も出来
ない。最初はこの流れは愛人(または継母)と息子の遺産
争いかと思った。

この流れでは法務や執刀医レイサムなども含めて会議に
なる。トムは父親は認知症が進む前に延命は望んでいない
ことを言ったと語っている。

以後の選択肢として・・
・胸腺の保存的経過監察(余命4から6ヶ月)
・腫瘍の除去(かなりの延命)

しかしレイサムは選択肢は一つ。患者/決定者の意向に添う
だけだとしている。法務のカルミックもその事を告げた。

チョイ先生は納得いかずに本人に胸の腫瘍を手術で取れる
事を告げて本人から治療意志を聞こうとするが息子が止め
るという。
チョイはコナーとレイサムに三人で息子を説得して手術
で治るという事を伝えようと語るがレイサム先生は
「我々の仕事は家族の問題を解決する事ではないという。」

・ヘイリー・クレイン

リンパ腫の患者。
出戻りの患者だとしてヘイリーが両親(父・ダグ、母・エリ
ザベス)とやってくる。3日前の診察の後に熱が出たという。
イブプロフェンでは効かないとのこと。

担当はナタリー。
熱は39.4度、最後の化学治療は昨日行っている。
いつもならすぐに下がるはずなのに・・抗ガン剤で免疫力
は低下。

培養の結果CRE/コリスチン耐性エンテロバクターだと判明。
スーパー耐性菌で抗生剤が効かない。
するとウィルからはエリック・ティルマンという患者もCRE
であるとされる。集団感染を疑われる。

ロビン・チャールズ先生が感染症科に配属されたとして
シャロンはみんなに紹介する。主席で卒業し奨学金も
受けた人物。たまたまチャールズ先生の娘だとしていた。
彼女はCRE患者が出たと聞いて患者と接触した人を全員
調べなければならないという。

呼吸困難になりベルセドを注入。敗血性ショックなのか。
チューブが入らない為に何かが詰まっていると考え
ドリス看護師に超音波検査を用意してもらい調べると
確かに膿瘍が出来ている。切開キットでナタリーが自ら
切開すると膿がドロりと出て来た。

・ダニー・ジョーンズ(19歳)

既に病院のベッドに居たけど設定的には路上で気絶して
いたという。診断は腸閉塞。
ただダニーはチョイが触診しようとするがそれに対して
拒絶反応を示した。チャールズが手を貸そうか?というが・・
ダニーは何故かすぐに退院したがる。
取りあえずチューブを入れて足止め。

なかなか心を開かないために当たり障りのないサラにその
役目を託す。
「話しやすそうな先生が居るだろう」とはチャールズ談。

サラが上手く話をして色々と聞き出そうとする。
出身はフェニックス。(サラは5年前にコネチカットから
来たのでシカゴの服の寒さを嘆いていた)
サラという姉が居ると聞いて”奇遇”だと語っていた。

会話している際に嘔吐し始める。
エイプリルは頻脈だとし、腹部膨満は改善したという。
感染症や発熱はないという。一体何が有ったのか。
ダニーはヘロインだとしていた。顔が真っ白だったし
何となく麻薬関係かなとは思っていたが・・
離脱症状が出たのでメタドンとアティヴァンを打つ。

次に来た際にはティナという母親だと名乗る女性が来ていた。
何とか時間稼ぎ作戦。
リハビリ施設の紹介などして名刺を本人に渡そうとするが
ティナが奪ってしまったりもした。
レントゲンを撮るとなんと胸に居場所がわかる発信器が
埋め込まれている。
彼は男性に暴力を受けて居ること。性的搾取の犠牲者だろう
という。
サラは発信器を私に見つけて欲しかったのだとして止めよう
とするが、ダニエルは止める。

「束縛を解かれる準備が出来ていないと意味が無い」

結局連れて行かれてしまった。

・エリック・ティルマン(21歳)

CRE/コリスチン耐性エンテロバクターの患者。
感染源が分からずそれを突き止める為にエリックの管を
抜く選択肢を提示する。どうやって他の二人と接触したのか
本人に聞くしかないというもの。抜管かれば自発呼吸が出来
なくなりかなり危険。しかも本人には利点がない。
それでもそのことを正直に話して了承を得る。
エリックのルームメイトは3日前にこの病院の消化器官を
受診している。関節治療薬を飲んでいるので免疫力は低下
し発症しやすい状態。別の病院の患者も月曜日に慢性貧血
の治療で来ていたことが判明していく。

・シンディ

動脈瘤破裂で脳死状態。
植物状態になっている患者棟の一室がある。そこにいる
女性。エイプリルは行きたがらずジェフがマギーと行く事に
なる。ジェフは全く事情を知らない。身寄りのない人物
でマギーは患者が運ばれて来た時の状況から母親の世界と
繋がっている人物ではないかと・・。
ジェフは知り合いに頼んで身内が居ないかを調べてもらう。
身元確認局によるとスポケーンに妹がいるとのこと。
しかし後に法的文章が病院に届いて呼吸器を外す様書かれて
いた。この姉妹に何が有ったのか・・

■その他

・気になること

今回は姉妹のケンカ、親子のケンカのケースがやたらと多く
一体何が有ったのかということがドラマを面白くさせてい
る。中でもやはりロビンとダニエルかな。ダニエルは仕事
人間だったのだろうけど同じく医者になった娘を見れば
影響は受けているよね。

・ロビン・チャールズ (Mekia Cox)

なんとチャールズ先生の娘。この病院の感染症科に配属。
チャールズ先生の妻ってこれまでの流れで明かされました
っけ?

・イシドール・レイサム (Ato Essandoh)

スキャットを口ずさみながら手術する。先日もコナーの
変わりに手術した。この人の名字は何と言うのかなと
思っていたのだけどIsidore/イシドールというそうです。
コナーに手術中に「フォースの覚醒」を見たか?として
あの映画の中でレイとカイロ・レンの決闘中に左手の
手袋が落ちたのに起き上がったら手袋をしていたとして
プロの仕事とは思えないと語っていた。
色々とコナーには指導していたけど、後にナタリーに対して

「レイサムは変人だ。曖昧が苦手と言っているが宇宙人」
「この先2年間もどう付き合えば良いか分からない」

と吐露したのに対して、イジーは癖があるが慣れたら大丈夫
だとしてバルコニーに7時に来る様言われる。
すると彼はピアノを弾きながら歌い、ナタリーはギターを
弾いていた。

・感染の原因

FDAから報告を受けているが内視鏡の溝はどう綺麗にしても
どうしても綺麗にし切れない欠点が有る。
FDAは病院には報告しているが患者には当然話していない。
話はシャロンがする事を告げる。

「患者を守る機関が利益を優先している。」

■使用された曲

・Samba Di Stop Me
Written and performed by Morten Gildberg

■出演者

シカゴ医療センターの救急外来

Dr.ウィル・ハルステッド (Nick Gehlfuss) 内科医。弟はシカゴ警察
エイプリル・セクストン (Yaya DaCosta) 看護師。ブラジル出身
Dr.ナタリー・マニング (Torrey DeVitto) 小児科医。救急外来研修中
サラ・リース (Rachel DiPillo) 医学部の4年生
Dr.コナー・ローズ (Colin Donnell) 外科医、父とは長年の確執
Dr.イーサン・チョイ (Brian Tee) 感染症の専門医。海軍の予備役
シャロン・グッドウィン (S. Epatha Merkerson) 管理部長
Dr.ダニエル・チャールズ (Oliver Platt) 精神科部長
マギー・ロックウッド (Marlyne Barrett) 主任看護師

Dr.ニーナ・ショア (Patti Murin) 病理学
ジョーイ・トーマス (Peter Mark Kendall) 臨床検査技師
ジェフ・クラーク (Jeff Hephner) 新しい医学生、元消防士
ドリス (Lorena Diaz) 看護師

ガブリエラ・ドーソン (Monica Raymund) シカゴ消防局
イシドール・レイサム (Ato Essandoh) 医師・外科医
ロビン・チャールズ (Mekia Cox) 娘、医師、感染症科
ピーター・カルミック (Marc Grapey) 病院の弁護士
ダニー・ジョーンズ (Nick Marini) 19歳、腸閉塞、ヘロイン
ダグ・クレイン (Chris Johnson) 父
エリザベス・クレイン (Abigail Boucher) 母
ヘイリー・クレイン (Alyssa Freeman) 感染症で熱
エドワード・ホール (Daniel J. Travanti) 82歳、意識消失
エリック・ティルマン (Jeffrey A. Blockson) 21歳
トム・ホール (Victor Holstein) エドワードの息子
ローリー・カームサー (Iris Kohl) エドワードの金目当て
ティナ・ジョーンズ (Tiffany Scott) ダニーの母親
(Ashland Thomas) ER医者
(Lauren M. Vance) ホスピス/生命維持
シンディ (Deonne B. Wright) ICUの患者 / 生命維持

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