クリミナル・マインド FBI行動分析課 S11 第3話 死がふたりを分かつまで ‘Til Death Do Us Part

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第3話 死がふたりを分かつまで ‘Til Death Do Us Part

脚本/Jeff Davis、Karen Maser
監督/Joe Mantegna

【STORY】

●ジョージア州サヴァンナ/花屋(ブロッサムズ)

ニコール・シーヴァース (Laura Breckenridge)は妹の
デイナ・シーヴァース (Ashley Fink)と共に店を経営して
いた。結婚式の撮影の仕事に出かけていたライアン・ベッ
カー (David Paetkau)が店に戻ってくる。
先ほど結婚式の当事者の女性ら4人がやってくる。

「結婚するのはあそこに居るブロンドの女性(マディソン・ミルズ (Lily Berlina))」

そのようにライアンはニコールに話す。
結婚式は次の日曜日。ライアンは彼女たちに名刺を配る
が既に撮影済みだと言われる。それでもライアンは友達に
も紹介して欲しいとして名刺を渡す。黒人の女性ケリー
・グッドウィン (Andrea Bordeaux)はまだ結婚していない
事を知る。するとニコールは機転を利かせてライアンと
ケリーを結ばせようと今夜オバケが出るという噂の店
「ウルフ&ローズ」に飲みに行くので来ないかと誘われる。
彼女たちと仲良くしているライアンの事をニコールは
いい顔をしなかった。

●運動場

デレクは、元カウボーイズのMichael Irvin(本人出演)と
共に大学のグラウンドのトラックを走って回る。二人は
子供たちに強いからだを作る必要性を唱え、運動に食事に
気を使うように話しかける。

突然、デレクの携帯が鳴る。
電話はガルシアから事件発生の連絡・招集。

●FBI

ガルシアはホッチに個人的に呼び出される。
コロラドのフローレンス刑務所から連絡があり、内容は
受刑者のジュゼッペ・モントーロが面談を断ってきたと
いうことだった。彼は殺し屋ネットワークのターゲット
12人の名簿を持っていてその駆け引きの最中だった。
ガルシアも現行の事件捜査の裏でその12人のターゲット
について調べていた。ガルシアは狙われている12人の命は
自分の手にかかっているとして神経質になっていた。

「絶対に見つかるさ」

モーガンはそれを告げると、今回の事件も含めて悪者全て
を捕まえるんだと励ます。

●FBI / BAUのブリーフィング

事件が発生したのはジョージア州サヴァンナ。
南部流のおもてなしで有名な所。
被害者はデラウェア州から来たブランディ・グリーン。
3ヶ月前に結婚式の前祝いの為に飲み歩いた彼女は翌朝、
ゴミ捨て場で発見された。死因は鈍器による頭部打撲。
現場検証の写真を見て疑問に思ったことを語り合う。

「顔に巻いたものは何か?」

前日にかけていたタスキ。そこには「まもなく結婚」と
いうメッセージが書かれていたものだった。

遺体を布で巻くのは儀式か罪悪感の表れか。

「3ヶ月前の事件を何故今捜査するのか?」

2日前にオハイオから来たアシュリー・ウィルコックス
(Jamie Owen)が同じ場所で殺害されていたからだという。
しかし今回は鈍器で頭を殴られたもののタスキで絞殺され
ていた。二人の地元はそれぞれ数百キロも離れている。
レイプの痕跡は無い。遺体を隠す気が全く無いことを
指摘するリード。ゴミコンテナに捨てるのは相当な腕力。
そこに捨てる事に意味/メッセージ性があるのではないか
とロッシ。「女はゴミだ」と。
キーワードは「結婚」。花嫁は結婚式直前で幸せの絶頂
に居ることだとタラ。

●クラブ「ウルフ&ローズ」

DJ(Erich ‘Mancow’ Muller)が客を盛り上げる。
マディソン・ミルズ (Lily Berlina)とケリー・グッドウィン
(Andrea Bordeaux) も盛り上がる。マディソンは盛り上がる
最中に気分が悪くなり店の外に風に当たりに出る。
しかしドアが閉められてしまい中に入れなくなる。
後ろから突然ホームレス(Maxie Santillan Jr.)に声をかけ
られる。

「森は怠けもの、猿の耳とつま先は冷たい・・Bitcoinは」

それを聞いた後、ホームレスが立ち去りホッとしていた
ところ、後ろから殴られ運ばれる。

●移動中の飛行機

・サヴァンナは1733年に発足。ジョージア州最古の街で人気の
ウェディングスポットだというリード。
・被害者は普段二人共健全な生活をしているが事件の夜だけ別。
・はしご酒で酔っ払い、連れとはぐれる。危険レベルが上が
っているがタラは責めることは出来ないという。
・バーはターゲットの宝庫

「花嫁は人目を引くので面倒では?」

タスキは闘牛の赤い布か?というモーガンに対して、牛は色盲
だというリード。布の色に関係なくヒラヒラする動きが攻撃性
を刺激するのだという。

「振られた男の仕業?」

そんな中ガルシアから連絡が入る。

「また結婚式直前の花嫁が行方不明になった」と。

フロリダ州のマディソン・ミルズ25歳。夕べブライドメイド
たちとのパーティー中に失踪。結婚式は次の日曜日だと。

・最初の二件は3ヶ月空いたが今度は二日。
・バーでターゲットを物色。断られたことによる無力感が
怒りの引き金だと。
・暴力犯罪、婚約破棄されたものに絞り込んでの調査

■Incident

結婚式で有名な土地・ジョージア州サヴァンナで次々と
結婚式直前の女性が殺害される。一人目は三ヶ月前。
そして二人目の被害者が二日前に出たことによって捜査は
BAUに回ってくるが、現地に行くまでの飛行機の中で情報を
精査している最中にもまた一人結婚式直前の女性が失踪
してしまう。

■Impression

いつもImpressionという項目で書いているけど、ここは
今後オープニングタイトルを見た時点の段階で思ったこと、
考えたことを単純に書いて行こうかと思います。
(要するにまだドラマを見終わっていない状態)

何かと目的を持って集まる場所はターゲットになりやすい
というものですね。
結婚式なんて言えば「幸せの象徴」的な所が有るけれど、
逆に幸せが憧れになり、憧れが遠いところにあるほどに
それを手に入れた本人は充足感で満たされるだろうし、逆に
同一線上にあるもの且つ手に入れられないものにとっては、
不条理な事で恨みを買いやすいというところがあるのだろう。
まず間違いなく犯人はタラが言っていた様に結婚式や男女
関係ががキーワードにある事は想像に難くは無い。
ただ問題は無差別的なものなのか。それともターゲットを
絞っているものなのか。ターゲットが結婚であるならば
それを行うカップル情報を手にしなければならず、それは
バーだけでなく結婚式に関連する業種にも該当する。

いかにも冒頭の花屋が怪しい訳だけど、ライアンにボディ
タッチしている際の店員の女性・デイナは相当な負のオーラを
放っている。ただこの二人が共謀している可能性も無くは
無いが・・

また今回はもう一つ、ガルシアの流れでジョゼッペ・モント
ーロの話が出てきましたね。シーズン11全体でこの人物が
キーマンになっていく殺人組織の流れがあるのかな。

■捜査

舞台はSAVANNAN , GEORGIA。
地元警察のハレンデイル(Derek Morgan)がホッチとロッシに
色々と手筈を整える。

被害者は・・・

1) ブランディ・グリーン / デラウェア州
2) アシュリー・ウィルコックス / オハイオ州
3) マディソン・ミルズ / フロリダ州

・モーガンとルイス

マディソンの足取り調査から開始。

マディソンの親友のケリーから話を聞く。
酔い潰れているかと思った。携帯に出なかった。
最後の店は「ウルフ&ローズ」。

驚くべきは催眠術のように当日の記憶をケリーから引き出す
流れがあることか。
色んな人がおごってくれたとしていたけれど、知らない人
から飲み物をおごられるのは現代の時代では悲しいけど
女性には怖いことではないのかな。

マディソンに一人絡んでいた男(カール)。
白人で金髪。マディソン本人は知り合いでは無い様なこと
を臭わせていたという。

・リード

検視局へ。
ジュリエット・レイナード (Sheila Cutchlow)検視官から
事情を聞く。

・アシュリー・ウィルコックスの遺体

窒息死。タスキから指紋やらDNAが検出するか調査。
首の絞め方に躊躇い。何度か緩めたり閉めたりしている。
重いもので殴った形跡。レイプの跡はない。性的不能?
右手のつけ爪が無くなっている。
爪を噛むのは「衝動制御障害」「身体集中反復行動症」。
しかしつけ爪の爪は噛んでいないのでそれには該当せず。

リードは爪を噛んだのは犯人だとしてDNA検査を求める。

・ホッチとロッシ

遺族の元に会いに行く。

カールから取り調べ。
夕べのマディソンとの事を聞くのはロッシ。
三ヶ月前にカールにはステイシーという女性と結婚するハズ
だったが逃げられている。指輪を返しにもらいに行って
捕まったこともある。
夕べのアリバイを調べるとシロだと判明。

・ガルシア

サヴァンナでの不審者記録を調べる。
逮捕歴が複数ある人物、カール・ウルリック (Aaron Gaffey)。
道路の舗装業。三ヶ月前に結婚を約束していた女性に逃げら
れたという如何にも怪しい人物だが、あまりにも早くに容疑者
像として当てはまりすぎることも有り私は疑いを持たなかった
かな。

新たなオーダーとして、精神疾患があり、最近病院を退院した
人物が居ないかを調べる。該当者は5人。
(Baisey F、Dinia H、Fletchm J、Luis C、Vargas J)

女性が犯人だとプロファイルが完成した後に共通するブライ
ダル関連の店を調べる。

■捜査2

ニコールがジョージア女性協会から今度のパーティーの花を
任せてもらうことになる。
その辺りからニコールの姉のデイナの妄想癖があることが
判明。
「僕らにとって邪魔な人物が居る」
地下室にマディソンが縛られていた。

・第3の被害者

マディソンがついに殺害される。捨て場所が変わり森の
中の木に横たわる。タスキには口紅で淫乱(SLUT)と書かれる。

「顔を包み落書きをすることで美しさを奪った」(MO)
「淫乱と書くことで貞淑さも否定。美と貞淑は女性の伝統
的な美徳」(Dr)
「犯人は女」(TA)

■プロファイル

・犯人は20代後半から30代前半の白人女性(H)
・被害者たちの自由を奪っている事と殺害後に抱えて
運んでいることから見て大柄で力もある(TA)
・見た目で警戒されることも無い(Dr)
・犯人はブライダル関係者と接触しているかも(H)
・ケータリング業者、フラワーショップ、カメラマン、
プランナー、ホテル、ブライダルショップ店員など(Dr)
・殺害方法から自己評価が低く花嫁たちを恨んでいる(TA)
・暴力の程度から個人的な怒り。自分と違って夢を叶えた
花嫁たちに嫉妬しているのかも(H)

■終盤

「鬱状態の女性は他人にここまで暴力的にはならない」

しかしそれが精神疾患に発展していたとしたならば・・

妄想が二度、三度と描かれるウチに第4の被害者の想像が
目に付く。

BAUのタラが婚約中だが関係が上手くいっていない。

「結婚絡みで殺意を覚えるとすれば婚約以来彼がやたらと
モテるようになった気がする。近くでなれなれしくしている
気がする」

■クローズド

離婚した女性業者は居るがうつ病を患っている人は居ない。
最近家族が婚約したという人物に絞って調べると一人出て
くる。夕べ婚約した写真がSNSに投稿されている。

妄想だらけのデイナは二人のためにやらなければダメだと
して脳裏を支配されている。
ガルシアもまた同時に一年前に母親が亡くなりニコールが
継いだ店にデイナという姉がいることが判明。父は幼い時
に出て行っている。
自分とライアンの結婚式の準備を進めている。
現実と空想(ライアンに対する妄想)。
次のターゲットが妹のニコールだと知り急いで店に向かう。

・家宅捜索
「ブプロピオン」という抗うつ剤が見つかる。
トリネッサ、メトホルミン、スピロノラクトン。
3つ共ホルモンバランスを整えるもの。
多膿疱性卵巣症候群(PCOS)。10人に1人の割合でかかる若い
女性の疾患。治療は可能。

ライアンへの固執。

セントポーリア、ブッソウゲ、薔薇、ラン、ユリ。
これだけの花の環境をコントロール出来る温室があるはず。

欲しかった愛情を全てニコールが独り占めしたと思って居る。

ニコールを襲い貼り付けにし、デイナはウェディングドレス
姿。パイプオルガンでは「パッヘルベルのカノン」が流れて
いる。

FBIが駆けつけた際には姉は妹を殺そうとしていた。
上手く説得してデイナとライアンが結ばれる運命の相手だと
いうことを彼女に思い込ませる。
タイホされるけど本人は幸せのままで捕まる。

■FBIの私生活

・タラにダグラスという人物から電話が鳴る。
(ケリーから聴取中)

・タラの元に度々鳴る電話にモーガンが気がつかないハズは
ない。タラが指輪していない事を指摘。薬指に指輪の跡も
見えるのに・・
タラの相手のダグラスは環境法律家だという。

まさに今回のタラは容疑者の気持ちが分かるといった役柄
だったか。

・ロッシ

「三度目の結婚式はラスベガスのドライブスルー協会だった」
神父はエルビスのそっくりさん。
相手はディーラーのクリスタルという女性。
翌朝即離婚だったそうな。

帰りの飛行機のやりとりが久しぶりに面白かったかな。
リード先生は口を挟もうとするも「男女のやりとり」という
言葉で”お預け!”的な制止をさせられたし、モーガンに何時
結婚するのかと振られた時には「全米の独身女性が喪に服す」
という。ガルシアが一番悲しみそうだけどね。

■MUSIC

・There She Goes (Absent) by Neve
・I’m Gone Mama by Jim Murphy & The Accents

■CAST

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) BAU
Dr.タラ・ルイス (Aisha Tyler) BAU

デイナ・シーヴァース (Ashley Fink) 花屋・長女
ニコール・シーヴァース (Laura Breckenridge) 花屋、妹
ライアン・ベッカー (David Paetkau) カメラマン
本人出演 (Michael Irvin) NFL選手
ボー・ハレンデイル (Derek Morgan) サヴァンナの刑事
カール・ウルリック (Aaron Gaffey) サヴァンナで複数の逮捕歴
ジュリエット・レイナード (Sheila Cutchlow) 検視官
マディソン・ミルズ (Lily Berlina) 結婚式直前
ケリー・グッドウィン (Andrea Bordeaux) マディソンの友人
(Maxie Santillan Jr.) ウルフ&ローズの外に居るホームレス
(Erich ‘Mancow’ Muller) 「ウルフ&ローズ」のDJ
ブランディ・グリーン (Brooke Coleman) 第一の被害者
(Lisbeth Kingsley) BAU
(Punnavith Koy) 刑事
アシュリー・ウィルコックス (Jamie Owen) 第二の被害者
Dr.ゴアマン

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