クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds S11 第5話 暗闇のアーティスト The Night Watch

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第5話 暗闇のアーティスト The Night Watch

脚本/Bruce Zimmerman
監督/Thomas Gibson

【STORY】

●デトロイト

オペラの音楽が流れる中、スプレーでメッセージを残す
とラッセル・ピアソンを拷問する。そしてつるし上げると
巨大なネズミ捕りに挟まれ殺される。

●ヴァージニア州ロード矯正施設

ルイスはレナード・エニス(David L.M. Mcintyre)と面会
する。夏休みに家出したことを話してくれたがその続き
を話して欲しいという。何故家を出たのかというルイスの
質問に彼は「これ以上家に居ても何も学ぶことは無かった。
勉強の場を広げようと思った」という。その頃にスージー・
ジョンソンに出逢ったと。ルイスは一人目の被害者なのか?
と問うと「そうだ」という彼。
「殺した時には何を感じたのか?」と問うと「特に何も・・」
という彼。それは信じられないというルイスは14人も殺して
いること。つまり殺しを続けさせる理由が有ったハズで
何かを感じていたのだろうという。別に理由は無かった。
毎日の習慣みたいで・・という彼。

ルイスは帰宅すると夫のダグラス(Rob Kirkland)は寝ずに
テーブルに座っていた。ルイスはこれからウエボスラン
チェロスを作ったら食べるか?ハラペーニョは控えめにする
というが、ダグラスはそれを拒否する。ルイスは帰宅が
遅くなったことを謝罪するが「必要な調査」なのだという。
必要と言えば済むと思っているのかと問うと、エニスとの
面接は大切な意味のある仕事で私はシリアルキラーのプロ
ファイル手法を新しいレベルに高めたいのだという。
ダグラスは少女殺しの連続殺人犯だろうとし、ボクよりも
そんなヤツに興味が有るのか?と問うと彼女は答えられず、
明日が早いから・・と。晩ご飯の時にでも話しましょうと
いうが、その必要は無いとし明日の昼の飛行機でサンフラ
ンシスコに戻るという。もう随分前から上手くいっていな
かっただろうという。こういう問題は二人で乗り越えるもの
ではないのか?と言うが、ルイスは開き直りハッキリと
言ってくれて良かったとし気を付けてと語る。

●FBI / BAU

ロッシはリードと会話する。
「ヨギ・ベラが春のキャンプ初日に用具係から聞かれた」
「帽子のサイズは?」で、こう答えた。「分からないよ、
まだ開幕前だ」。リードはその続きの話を求めるが
今のがオチだというロッシ。リードは真剣に人間の頭の
サイズは変化するという研究結果がある・・20代では特に
ねと。
そこにルイスがやってくると彼女はロッシに質問する。
「私はどうか?」「元気そうだ」「夕べ84kgのダイエット
をした」という。

そんな中ガルシアが今回の事件の概要を説明する。
「芸術は人生の模倣」というがこれは殺人バージョン。
ホッチは夕べデトロイトで起きた殺人事件。注目して欲しい
のはサインだという。リードは「モルフェウスだね」という。
みんな知らないのでリードは説明する。

2007年の夏から活動しているストリートアーティスト。
始めの頃はステンシルの技法を使っていたが最近はイン
スタレーションに移っていること。
ガルシアによると素性は謎だというと、ロッシはイギリス
にもそういう作家がいた事を語る。バンクシーですねと
ホッチ。唯一の写真は7年前のロサンゼルスで撮られたもの。
しかしその写真では全然分からないものだった。
被害者はラッセル・ピアソン。地域の市民運動家で地元の
有名人。ダウンタウンの再開発に反対してしょっちゅう
ニュースに出て居たこと。低所得層を追いだして高級マン
ションを建てようとしているとホッチ。恩恵を受けるのは
開発業者だけだとロッシ。代弁しているので立場的には
被害者と同じハズではないのか?
ガルシアは3日前にピアソンによくない理由でニュースに
なったのだという。開発業者から賄賂を受け取っていた事
が発覚したのだという。ルイスはそれで制裁されたのかと。
モルフェウスが過去に暴力犯罪をしたのか?と問うが無い
という。一貫して非暴力を訴えていたというリード。
じゃあまだ何も断定は出来ないというモーガン。モルフェ
ウスは今まで抗議の声をあげていただけ。緊張が高まって
居た中での事件だとホッチ。

・一方で・・・

ウォレス家では赤ちゃんがベッドで寝ていて両親がいて
お手伝いさんも居る中でフードをかぶった人物によって
連れ去られてしまう。

●移動中の飛行機

ロッシは被害者が賄賂云々以前に活動家としての敵が多い
ことを指摘する。モルフェウスのメッセージには
「欲を出せば報いがある」だとモーガン。デトロイトでの
活動は何時からなのか?というルイスに対してガルシアは
始めてデトロイトで作品を発表したのが6週間前だという。
その時の動画を送るという。
「車でバーベキュー」の絵なのか?というルイス。
8月にデトロイトは熱波に襲われた際に車で暮らしていた
ホームレスの親子が脱水症で死んだというホッチ。リードは
合計3作発表したが2つ目は誰の目にも触れないウチにライバ
ルによって破壊されたという。ストリートアーティストの
縄張り争いは熾烈だとモーガン。モルフェウスは毎回自分の
サイトに作品をあげている。
ガルシアによるとコメントはなくProxyサーバーを経由して
いるので追跡もムリだという。デトロイトに来てからの3つの
作品も投稿されているが今回のは出て居ないというホッチ。

そんな中ガルシアは突然デトロイトで今度は赤ちゃんの誘拐
が起きたという。スチュアート・ウォレス(Mark Meir)と
キャサリン(Michelle Lawrence)の娘で8ヶ月のコリーン。
ウォレスは再開発業者で一人娘だというリード。
ガルシアによると赤ちゃん部屋には絵とモルフェウスのサイ
ンが有ったそうだという。ルイスは身代金要求は?と問うが

■Impression

冒頭でラッセル・ピアソンという地域市民の運動家が殺害
される。ダウンタウンの再開発に反対していたものの、
ピアソンは開発業者から賄賂をもらっていたことが
発覚。「モルフェウス」という謎のストリートアーティス
トが事件に関与している事件が起きており、事件現場に
は署名も行われている。デトロイトではモルフェウスが
関与した事件が3件あると見られており、一つ目の事件は
車で暮らしていたホームレスが援助を受けられず脱水症で
死んだ追悼に「車でバーベキュー」の絵を描いていた。
そんな状況の中で、赤ちゃんの誘拐事件が発生する。
現場ではやはりモルフェウスの署名的行動が行われていた。

難しい事件でしたね。

ピアソンは金の欲に溺れて殺されてしまった人物。
彼は当初は良い活動をしていたのに、金の魔力は恐ろしい。
ルイスが最後にロッシに語っていたが、

「人間の性格は変えられる?」

という問いかけをしていた。
そんなロッシの答えは、

「程度の差はあるが人は調理済みで産まれてくるものだ」

と語る。

モルフェウスは相棒と共に死んだ赤ちゃんの弔いに使った
ハズのマフラーを捨てたもののように扱ったことに怒りを
覚えていた。人間同士のコミュニケーションはなかなか
互いに真意を伝え合うのが難しい。だからこそ今回は冒頭
からルイスと矯正施設に入所しているエニスという男との
コミュニケーションを通して、彼が勘違いして自分の為に
ルイスが夫と離婚したとしていたことに対して、
「自分の為に別れた」ことを語っていたのだろう。

「84kgのダイエット」
と称していたことからも、夫のダグラスの存在は彼女に
取っては重荷でしかなかったのかも知れない。本来は
落ち込むべき彼女が捜査に影響を及ぼしても良いハズなのに
それが全く感じられなかったからね。

それにしても今回は妙にリード先生の芸術的知識が役に
立った点も多かったね。手法の問題とか、材料やロゴの
見極めを見つけ出していた。

そして最終的にこのドラマのテーマとして浮上しているのは
「選択」だ。
人生は選択の連続であり、その事は犯人も言って居た。
ルイスは仕事か夫の選択を迫られて、ウィリアムはエレン
にも似た様な選択を迫った。
助けるのは「赤ちゃん」か「自分か」。

赤ちゃんが無事に戻った際のホッチの笑顔がなんとも言えな
いね。こういうケースで赤ちゃんが戻るなんて珍しい。

■The story unfolds

過去の3件の事件というのが分かりづらい。

最初の事件は6ヶ月前だとしていて、上述したバーベキュー
だった。

2件目はライバルのストリートアーティストによって消され
てしまった。この街は俺の街だとするマーカス・アイヴィ

(Phillip Andre Botello)によるものだけど、何を主張した
かったのか。

2件目はウォレスに向けられていたもので、ダウンタウンの
貸倉庫を経営していて落書きされていたことがあるという。

そして3件目は赤ちゃんを誘拐された現場に描かれていた
ものだった。
しかしこの赤ちゃんを誘拐するっていうのは相当難しい
芸術以上のスキルを要する事件だよな。金持ちで人はみんな
居た訳だし、あれだけの豪邸ならばセキュリティだって
かけられているハズだ。

※因みに誘拐事件は2015年10月26日午前8時30分に連れ去られ
た。

・繋がりを見つけるのがとにかく難しい

ガルシアにかなり丸投げしていたけど今回の事件は正直
何処をどう捜査すれば良いのか分からない。寧ろ落書きして
いる時点で彼らの正体を見つけられなければその共通性を
探るのは難しかった。

2作目を壊したのは意外とモーガンが早くに見つけた。
マーカス・アイヴィは同じくストリートアーティストで有っ
てもデトロイトの何処に描くのかを知るというのは
難しいハズ。人気の無いところで作品を作っていると
言ってもそんな場所は沢山有る。

・モルフェウスの活動

8年前に作品を発表したのが始めて。時期と場所から動きを
推察するがそれがまたパターン化していないので難しい。
唯一分かることはロサンゼルスとニューヨークを往復して
いること。フロリダのメキシコ湾沿いにはよく行っている
というのがヒントの一つ。

ただし濡れ衣説も途中で出てくる。
正体が分からないので犯行を似せて押しつけやすいが、
それが出来るのは余程モルフェウスのクセを知って居る事
になる。

・リード先生の芸術的知識とジョークの解釈

リード先生は何にでも精通している。本を読むのがとにかく
早いから知識を詰め込めるのもまた早いんだよね。
途中で本を読むシーンが有ったけど、もう一瞬に読破して
いた。
ただ彼によると
「初期の作品はデ・クーニングを思わせる。キュービズム
の空間構成だ」

その事から見ても美術の教育を受けているという犯人を
絞る手立てを一つ得た。

かなり終盤になるが容疑者が最終的な絞り込みに入った
際に、サラソータのグレンベリー美術学校に通っていた事
や8年前に3歳の息子をフロリダ州のノコミスの近くの湖
に落ちて溺死させている事を知る。

・着々と進行する犯人の最終計画

途中から協力者の存在が明らかになり、モルフェウスは
一人ではないことが判明する。それにストリートアーティ
ストならそれを描くための道具の調達は必要だ。

犯人は冒頭ではピアソンを殺害。
赤ちゃんのコリーンを誘拐。
そしてバラの花を用意したり、棺桶を用意したりしていた。
コリーンは亡くなったエレンとウィリアムの娘・チャールズ
の変わりで湖に沈んでしまった娘に見立てて葬式でも
しようとしていたのではないのかな。

■be interested in..

・モルフェウスは元々精神病患者なのか?

夫のウィリアム・コクラン(1964年5月18日生まれ)の方は
美術学校の教師だったが、同僚とケンカして首になって
いる。精神鑑定を受けられていたけど子供が亡くなったこと
によってこういう行動に出たのか。
現在はフロリダを出てジョージア州のウェイクロスに移り
住み便利屋をしている。
銀行口座を9日前に解約していた。

妻のエレン・クラークは絵に熱中するあまり息子が湖に
落ちたのにも気がつかなかった。
その件で二人は円満に別れたように見えるけどやはり夫と
しては様子を見ていたエレンが目を離したのが原因だと
考えないのかな。

このエレンとウィリアムの流れは、BAUの新人メンツの
ルイスとダニエルの話にも共通したところが無い訳では無い

・協力者はコーリーだった

しかしモルフェウスが女性だったことを考えるとコーリー
は彼女に暴行などしなかったのかな。
コーリーはモルフェウスが正体がばれるのを怖れて殺され
てしまった。

・モルフェウスからの接触

ホッチ捜査官にボイスチェンジャーを使って電話してきた。
「ウエストウォーレン325へ30分で来い。」

そこにはパスワードとパソコンが有り、PCでチャットしな
がら会話出来る様になっていた。その時点まではモルフェ
ウスが犯人だと思っていたBAUの面々。ただモルフェウス
もまた今回の事件は自分ではないとして協力を申し出てく
る。その際にマフラーやロゴの違いを指摘し、彼女は動揺
する。そして話し方からBAUはボイスチェンジャー越しにも
女性であることを掴んでいた

■Used songs

・Theme from Criminal Minds
Composed by Marc Fantini and Steffan Fantini
・Non Piu Andrai
From “The Marriage of Figaro”
Music by Wolfgang Amadeus Mozart
Performed by Sumi Jo

■Cast

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) 知識力
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 国防総省からBAUへ
Dr.タラ・ルイス (Aisha Tyler) FBI・SF支局/犯罪精神医学者

エレン・クラーク (Marina Benedict) “モルフェウス”
ウィリアム・コクラン (Johnny Sneed) 元美術学校教師
パーマー (Tom Wright) デトロイト警察
レナード・エニス (David L.M. Mcintyre) 矯正施設、ルイスが面接
ダグラス・フラー (Rob Kirkland) ルイスの夫、サンフランシスコ出身
スチュワート・ウォレス (Mark Meir) 夫、コリーンが誘拐
キャサリン・ウォレス (Michelle Lawrence) 妻
マーカス・アイヴィ (Phillip Andre Botello) 路上アーティスト
コーリー・マーリン (Zack Duhame) 前科有り、”モルフェウス”の協力者
(Lisbeth Kingsley) BAUの捜査官

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