ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る Lie to me シーズン2 第12話 告白 Sweet Sixteen

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October 19, 2009
第12話 告白 Sweet Sixteen

脚本/Alexander Cary 監督/Daniel Sackheim
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ボストン・7年前。
タクシーに乗って帰宅するドイル家。しかし妻のメアリーと
娘のベルナデットが下りた後、ドライバーの男(コードネーム:
フィンチ)は突然ジミーに対して銃を向ける。ジミーはそれに
気が付いて銃口を自分から逸らそうとするが・・・銃弾は無情
にもベルナデットとメアリーに向かって発砲され二人は射殺
される。

— 現在 —
カルは娘のエミリーが5千kmも離れたバークレーの学校に行こう
としている事を知って、母の差し金だとして激怒する。
エミリーを失いIDも行方不明だというカル。
そんな中ジリアンはアンドリュースのことは覚えて居るかと
問うと2003年のペンタゴンだろうという。ジミー・ドイルの件
で真実を話したいと言ってきていることを告げると、7年前の
ことで懺悔したいと思っているのかと問う。7分後に彼が来る
というジリアン。しかしそんな中、突然施設の外では大轟音
と共に爆発が起きる。
リアはローカーがちょうど外にいることを知って心配してすぐ
に彼の携帯に電話する。カルもまたエミリーが研究所に来る
ことになっていたので心配して電話を入れる。共に電話が
繋がらずに心配するが、ローカーはボロボロになりながらも
生きていた。車の中で男が死んでいたというローカー。

そんな中ラボの職員のアンナがカルの元にやってくると、先ほど
男性が現れてこれを博士に渡して欲しいと頼まれたのだという。
中身を必ず確認してくれと言われたこと。カルとジリアンは
どんな人相の男だったのかと問うが帽子とサングラスをしていた
のでよく分からない事を語る。
ローカーとリアは、この爆発に対してカルとジリアンが何かを
知っているとして、その原因は問い詰める。カルは死んだのは
恐らくアンドリュースだろうとし、ジミー・ドイルによって
殺されたのだという。次は私が狙われるだろう事を語る。
爆発に直前にこのCDが届いていたこと。そこには
「ライトマンの心理分析、2003年3月20日・第一回」と書かれて
いるものだった。更にそこには別の紙が入って居て午後1時に
UCMスタジアムに来る様書かれており、こなければ残りはドイル
に渡すと書かれていた。

— 7年前 —
カルはジリアンと面談することになる。
この面談で私の将来が決まるのかとして私の診断をするのだ
ろうと語る。しかしジリアンは貴方の能力を否定する面談では
ない事を告げ、私はセラピーとカウンセリングをするものだ
と語る。録音することは禁じられているのでここでの会話は
守秘義務によって守られている事を語る。

しかし今回送られてきたCDは当時の面談のことが記録されて
いるものだった。カルはジリアンに対して録音されていたと知って
いたのであれば、心当たりが有るのではないかと問う。しかし
ジリアンはペンタゴンでのことだから盗聴されていても不思議
はない事を語るが、私は盗聴のことにも関与していないと語る。

アンドリュースはイギリス出身・アメリカ国籍を持つ化石燃料
分野の起業家だった。これからFBI本部で国家情報長官(DNI)の
会見が行われるという。
リアとローカーは一連のことで何が起きているのかを教えて
欲しいと問い詰める。
アンドリュースはジミーによって殺されたであろうこと。
ジミーは危険人物であり、北アイルランド・ベルファスト出身。
しかし実体は国防総省のテロ対策チームの連絡係をしていて
7年前までジリアンの上司だったのだという。

エミリーもやってくるが渋滞で大変だったと語る。
ローカーもカルたちに憤怒している姿が有ったが、カルは先ずは
娘と会話させて欲しいと頼む。カルはエミリーに対して今は
バークレー行きは延期して欲しい事を頼む。

ジリアンはカルに対して面談の録音のことは本当に知らないと
語る。CDの件は追うだけ無駄だと告げ、スタジアムにも行かない
と欲しいという。誰が何の目的でやっているか分からないウチは
危険だという。カルはそれでも行こうとする。
駐車場にいくとカルの前にはドイルが現れ銃を向けてくる。
お前は7年前に俺の家族を殺した一人だなとカルに詰め寄る。
——————————————————–

カルの元に7年前のIRAの構成員・ジミー・ドイルの妻子の殺害
事件で告白したいことがあるとして接触しようとするアンドリュ
ースからの連絡が有ったが、直接接触する前に彼は何者かに
よって殺害され、ライトマン研究所の外では大規模な爆発事件
が発生する。殺害したのは7年前当時の事件の当事者である
ジミー・ドイルではないかとされる中、カルはこの一件で当時
カウンセリングを名目に関わってきた当時ペンタゴン勤務の
ジリアンが事情を知っているのではないかと疑いの目を向けて
いく。

なんだか少しずつジリアンとカルの距離感が広がっている感じが
するけど、どういう経緯でこの二人がこの研究所を作ったのだ
ろうか。
前回のエピソードでは、ヘレンはジリアンに対してカルには
深入りするなと言われていたし、それ以前にはカルはラスベガス
で女と寝ている姿も有ったし、次々と二人の関係が遠ざかる
状況として描かれている。

7年前の悲劇に関してもイマイチよく分からないものがあった。
タクシー運転手とのやりとりだけを見ても状況がどうなっている
のかまるで理解が出来ない。気が付くと運転手とドイルが争って
いる間に、ドイルの妻子が死んでいただけという状況だ。

ドラマを見ているとカルが善人でジリアンは悪の手先
のような描かれ方をしているけど、まさにこの流れを隠蔽の工作が
仕掛けていたことなんだろうね。カルがジリアンに不信感を
抱かせること。ただそれを行ったとしても、真実をねじ曲げる
ことが出来るのかに関しては正直疑問符を投げかけざるを得ない。

このドラマでは被害者となってしまった当事者以外の家族
や周りの人たちのことが抽出された感じだ。
ドイルは妻子を失い、カルについても娘のエミリーが狙われる
可能性だってある。ローカーが殺害されそうになる流れもまた
結果的に彼を標的としたものではないにせよ、カルの行った過去の
行動の結果が招いたことであることは否定出来ない。

7年前の事情を紐解くと、カルが上層部に対して
「テロに対抗するにはテロまがいの手を使うべき」こと。、
「ドイルは危険だと分析し彼が殺される様に仕向けた」という事実が
存在している訳で、その事実を知って告白しようとしていたアンド
リュースは殺害されてしまった。カルは妻子に危害が及ぶのを
恐れて当時は事実を公表するのを避けたようだけど、まさに元凶は
カルの分析にあるのではないかというところも有る。

ただ分からないのは、7年前当時、カルは事件の3日前にボストンの
バーで張り込みしていてベルファストから来たIRAの4人のメンバー
と平和協定を結ぼうとしている流れを監視していて、その協定で得る
金はテロの資金目当てだということは明らかなようなのに、それでも
協定を結ぶという辺りの流れが有る。それに対して4人の中の一人が
ドイルで有り、この平和協定に反対しており、そのドイルが邪魔を
してドイル殺害命令をペンタゴンが下したという流れが有った。

「妄想に捕らわれた行為・多大なストレスにより判断力が鈍り
危険人物」だとするメッセージをジリアンは2003年当時メールで
送り、カルのことを守っていたというところなのだろうか。

当時テロ対策作戦が中止に追い込まれようとしているのはカルの行動
にあるとしていたけど、その作戦の中止に追い込まれた流れという
のがどの件に該当するのかイマイチ分からなかった。

心配してやってきたエミリーの訴えかける目がなんともいえない
ものがあるな。カルの近くに置いておくのはやっぱり危険じゃない
のか?でもエミリーが出ないとドラマはちょっと寂しい気がするが・・

カル・ライトマン (Tim Roth) 心理学者・ライトマン・グループ
ジリアン・フォスター (Kelli Williams) 心理学者、
リア・トーレス (Monica Raymund) 24歳、カルの部下
イーライ・ローカ― (Brendan Hines) カルの部下
エミリー・ライトマン (Hayley McFarland) カルとゾーイの娘

ベン・レイノルズ (Mekhi Phifer) FBI捜査官

ジミー・ドイル (Angus Macfadyen) IRAのテロリスト
プロッサー (Raphael Sbarge) CIA
— (Mark Harelik) DNI Mercier
— (Joseph Lyle Taylor) Cab Driver / Jogger
アンナ (Jennifer Marsala) ライトマン研究所スタッフ
— (Danny Gonzalez) Skater
— (Ted Garcia) Reporter
ベルナデット・ドイル (Piper Mackenzie Harris) 娘
メアリー・ドイル (Aubrey Chandler) 妻
ハワード・モス (Bob Gebert) 弁護士

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