アストリッドとラファエル4 文書係の事件録
(Astrid et Raphaëlle) 2023 , FRANCE
制作/FRANCE TÉLÉVISIONS,JLA PRODUCTIONS,
Be-FILMS、RTBF (Télévision belge)
原作/
制作/Alexandre de Seguins、Laurent Burtin
第1話 ドラゴンの目 L’oeil du dragon
脚本/Alexandre de Seguins
Laurent Burtin
監督/François Ryckelynck
【STORY】
■Hótel ド・クレシー館(DE CRÈCY)
館長のロマン・ド・クレシー (Tom Villa)は
「ドラゴンの目」と呼ばれる大きなダイヤの公開を
控えてマスコミ各社の前で記者会見をする。
「ジュエリー愛好家ならばご存知であろうこのダイヤ
は最高級ネックレスにあしらわれ著名人の胸元を
飾ってきた。ジャクリーン・ケネディ、マリア・
カラスがその代表だ。その後何年もの間公開されて
いなかったが、この度所有者の許可が出たので、
明日から開催する展覧会の目玉として展示する」
記者からは警備体制の問題の質問があり、警備担当者
のトマ・マルス (Bernard Chabin)かに説明がある。
「公開に当たり、独特の色と輝きを損なわずにお見せ
するためにガラスケースで覆わないようにとの指示
があり、何もないように見えて盗もうとして手を
近づければ瞬間に館内のドアはロックされ閉じ込め
られるようになっている」
■10時30分、展覧会初日
(Jour de L’inauguration)
・魂と心展 (L’AME ET LE COEUR)
各入り口や部屋には防犯カメラが設置されているが
セキュリティ監視室では警報音が鳴り、モニターには
「erreur système」と表示される。
システム停止・・緊急プロトコルだ。
ロランに対してシステムの再起動を求め、エレーヌ
には復旧のための発電を調べるように求める。
ナビルには入り口が閉まっているかどうかの確認を
し誰も外には出すなと語る。
マルスは一人銃をテにしてダイヤのある部屋に向か
う。
監視カメラが復旧しそこには部屋で頭から血を流して
倒れていた。警備員2が死亡を確認する。
警備員3はダイヤがないと語る。
■引っ越し
アストリッドとラファエルは引越し業者に色々と
丁寧な作業を求めて指示する。
「引っ越しは試練」
「上手くいく。私がついている」
「それにこれは私(ラファエル)の引っ越し」
アストリッドはそれが心配の原因だという。
「変化が多い髪型に引っ越し」
ホブカットは嫌いなのかと問うラファエル。
変化が嫌いですというアストリッド。
そこにラファエルに電話がなる。
事件が起きたことを知らせる内容だった。
現場に行くまでにラファエルはアストリッドに、
先日の事件の際、屋上でニコラとキスしたことに
ついて複雑な状況なので、あの時の事件については
話せないことを語る。
■NOUVELLE EXPOSITION DE CRECY / 魂と心展
ラファエルはニコラと合流する。
彼がイライラしているみたいなので大丈夫かと
尋ねると、その原因はアルチュールのことだった。
無期限で休暇を取ったようなので心配だという。
内部調査でも疑いは晴れているはず。しかし彼は
不注意でアンヌ・ラングレに拳銃を奪われて発泡を
阻止できなかったことを悔やみ、そして責任を感じて
いるのだという。
■館内
フルニエが遺体の前で調査していた為に挨拶する。
フルニエは現状を伝えようとするが、そこに
やってきたニコラ、ラファエル、アストリッドは
次々と話の腰を折り、なかなか説明させない状況と
なる。
「鈍器で頭蓋骨を砕かれたことは傷口の形状から
見て間違いない。」
「そしてこれが凶器だ」
とし現場に落ちていた胸像をテにしていた。
ラファエルは犯行が防犯カメラに映っているのか
尋ねる。
・ロマン・ド・クレシーがやってくる
会話している際に館長であるクレシーがやってくる。
個人の建物で祖父が建てたもの。
展覧会場や文化施設として再利用することにした
のだという。しかしダイヤが盗まれ困ったことに
なったこと。警備責任者も殺されてしまったこと。
ラファエルは犯人は必ず見つけるが、ダイヤに関して
は別の組織が捜査することを語る。
ニコラは犯行当時の状況について説明する。
停電してセキュリティシステムが停止したので
録画されていない。各カメラは独立した電源に
接続されていて本来ならば発電機に切り替わるはず
なのにそれができなかったことが不可解だという。
アストリッドは説明を聞きつつ展示物を見てある
ことに気がついていた。
「展示物に問題がある」
「このケースに展示されている腕時計の数と展示プ
レート」の数が合わない。時計が1本多いです」
■パリ警察署 / commissariat de Police
これまでわかったことをバシェール警視正に報告。
持ち帰ってきた腕時計を見せる。
「普通の時計ではなく超小型の電磁パルス発生装置」
「半径50m居ないの電気系統を全て駄目にする衝撃波」
その時計はしばらく前から於いてあったのに誰も
気がつなかったこと。
「無理もない。警備の仕事は物が無くなる方に注意
するものだ」
犯人はどのようにしてダイヤを持ち去ったのか?と
問うバシェール。ニコラみもそこが謎だという。
警備員は入り口に2人、館内に10人配置されていた。
ド・クレシーは中庭にして、ロビーには受付担当も
居たのに誰も見ていない。
ラファエルは誰かが嘘をついていると語る。
しかしニコラは警備員のことを調べたし、建物も隈無く
調べたがダイヤが消えたとしか思えない。
マルスを被害者と考えて、ダイヤのそもそもの持ち主
は誰なのか?
サラード・カーン。、カタールの富豪でこの手のレア
なお宝の収集家。「ドラゴンの目」は10年前3500万ドル
で買って以来自宅全体から出していないという。
アストリッドはリモートで話を聞いていた為に
資料の中に被害者の氏名が有ったことを報告する。
昨年の3月9日に展覧会での窃盗容疑で逮捕されて
いること。
被害者は窃盗犯なのか?
どうして署の記録に無いのか?
事件は立憲されなかったこと。
盗まれた品は返却されて被害者は訴訟を望まなかった
為にその結果捜査記録だけが有った。その時の被害者
の名前はサラード・カーンとのことだった。
【感想】
いよいよ始まりましたシーズン4。
自分はシーズン3を最後まで見たのか疑念が湧いて来た
ので確認しましたがちゃんと見ていました。
・シーズン3から4に当たり変更点。
一番の変更点は・・ラファエルらの運転する車が
BMWのエントリークラスのX1だった点。
というのは冗談だけど、一番にあげられるのは
チームのメンバーの変更ですかね。
アルチュールが法律の勉強のために無期限休業し、
そして代わりに元警察官で現在保険業者の調査員を
していた女性のノラをキャスティングに加えたこと
です。最後にアルチュールとエマがキスしている
光景がありましたが、あれはエマが一方的にキス
したってことなのでしょうか?
今回はラファエルとニコラの恋愛ネタが絡んできた
ので、バディとして行動するのはこの二人だった。
アストリッドの役割が別になり少々寂しい展開だけ
ど、私生活での絡みの方にシフトした点では興味深い。
まぁ来週からまた元通りの展開に戻ると思いますが。
そして細かく言えばバシェールはひげと髪の毛を剃っ
た。
この辺は事情は変化を嫌う自閉症を持つアストリッド
が言及していたことです
そしてラファエルが引っ越ししたところから始まった
けど、引越しする理由は何か有ったのかと
思いつつ、アストリッドが少々神経質になっていた
ところも見逃せない。彼女の場合変化を嫌うので
わかるけどね。
またアストリッドは嫌うかも知れないけど、色々と
人間関係の愛情ベクトルの構図が変わってきている。
それに伴いアストリッドに課せられる曜日レベルの
ルーティンが崩されていく中、彼女は対応して
いけるのか否か
●犯人側・捜査する側の行動心理
意外と目につくのが今回の窃盗にも調査にもある程度
のスキルが必要なこと。
犯人側の人間として冒頭では被害者扱いされている
マルスがいるが、この人物は過去(昨年の3月9日)に
窃盗で逮捕されていたことが早い段階で判明する。
窃盗犯が窃盗された側によって雇われている不自然
な現実は、相手にアピールするための行動だったこと。
アメリカドラマなどを見ていてもハッカーなどの
存在は司法取引で、捜査協力を行うことが有る。
ドラマ「ホワイトカラー」(White Collar)のマット・
ボマー演じるニールがいい例だ。
そして捜査する側の人間として今回はノラ・
モンスール (Sophia Yamna)という新しいキャラクター
が登場する。小柄な彼女だけど、警察になりすまして
次々とラファエルたちよりも先に行動を起こして
捜査情報を引き合いに逮捕されずにいる。
彼女は保険会社の人間で、保険調査にも相当なスキル
を要するものであり、警察との協力関係は必要不可欠
だが、彼女の場合、警察の試験を受けて合格した
過去があるそうだ。
シーズン3のエピソードでは、犯罪資料局のアストリッ
ドが捜査に同行することに矛先が向けられることに
なり警察官の試験が必要となった。結局優秀な成績
で資格を得たが、それでも不安な要素は大きい。
■事件・捜査
今回は密室に近いセキュリティの張り巡らされた
施設内で起きた2つの事件。
1つは警備責任者が殺害されたこと。
1つはそこに展示してあった巨大ダイヤが盗まれた
ことだ。室内には万全のセキュリティによって保護
されているはずが一切効果が無かった。
果たして犯人はどんな方法を使って中に侵入し、
ダイヤを盗んだりセキュリティの責任者を殺害する
ことができたのか。
被害者 : トマ・マルス
職業 : 警備責任者
第一発見者 : 警備員2
殺害現場 : “魂と心”展・展覧会場
死因 : 鈍器(胸像)で後頭部を殴られた
備考)
カタールの富豪・サラード・カーン所有のダイヤ
“ドラゴンの目”が展示してあった。
外部電源が切れても内部電源が発動するものだけに
何故それが働かなかったのか。
防犯カメラにしても全ての電源は別に有って、全て
の電源を切るのは難しいはず。
後に判明するが、現場には腕時計型の超小型電磁パル
ス発生装置が仕込まれていた。これを使えば半径50m
以内の電気は壊れる。しかしそれを仕込むまでにも
またもうひとつの難関が存在することだ。
●法医学教室
トマ・マルスを解剖するフルニエ。
彼は法医学博士であり、法人類学博士だ。
外表観察では左頭頂結節全部に深い外傷があり
直経4cmの楕円形の傷を見つける。
肺は真っ黒でヘビースモーカーだった。
食道に異常に大きなしこりを見つけて取り出すと
中にはダイヤが見つかる。
その直後にフルニエは殴られて意識を失うことに
なるが、殴った犯人は白人男性で身長は高くて180cm。
右手の指が2本欠損(中指、人差し指)がある。
顔は覆面していたので分からなかった。
しかし彼が飲んでいたダイヤはグリーンジルコニアで
出来たレプリカだった。
●社会力向上クラブ
クラブには10人程度の人物が集まっていた。
ウィリアム、マックス、アリスは常連だが、今回
若いアニメ調の声をしたアンジェルという若者
が参加していた。
話し合うテーマは「環境の変化」だった。
自閉症の人にとっては引っ越しは大変なもの。
マックスによれば自閉症の人でなくても引っ越し
はトラウマの原因になるとされ、アンジェルに
至っては引っ越しのストレスは死別と失業の次に
大きいとか、引っ越しによって「不眠」「食欲不振」
「うつ症状」「夜尿症」などの心理的要因が起きる
とされる。
ウィリアムは引っ越しについては、
「2つの長く安定した時期に挟まれた一時のカオス」
とされる。
■観察眼
宝石が置かれている部屋には超小型電磁パルス発生
装置付きの時計が置かれていた。
過去に遡って映像を調べた時に映る映像の中には
ループ映像を見破る(意外と簡単なトリック)
ダイヤ所有者のカーンとマルスの間で接点がある
ことを見つける。
「ドラゴンの目」のレプリカを作ったのはオランダ人
のダイヤモンド職人。そのレプリカを発注したのは
パリの「レディチェス」という会社だった。
■犯人の一人を逮捕、黒幕は?
電磁パルス発生の時計を館内に仕込み、体内から
ダイヤを取り出したフルニエを殴って奪った人物
を逮捕する。名前はガルニエ。
彼はマルス殺害に対する容疑は否定している。
実際にその犯人ならばフルニエを殺していても
おかしくはないからね。
ただ彼の犯罪的役割は、電場パルスでセキュリティ
を破壊した後に、ド・クレシーに「ウィルコックス・
セキュリティ」に電話させて、その電話を自分の元に
かかるように細工することだった。
そしてもう一人この計画に関わっていたのが、
警備主任のマルスだった。彼はダイヤを外に持ち出す
役目。ダイヤを体内に入れて外に出すことを
練習していたらしい。
ただ複雑なのは彼らは主犯ではない。
一時はダイヤ所有者のサラード・カーンを疑った。
自分のダイヤを盗ませて保険金を受け取る。
■終盤
逮捕したガルニエが口を割りだした辺りからドラマ
のスピード感は増していく。
ダイヤの流れを調べていくとある会社がレプリカを
発注していた。その流れを突き詰めていくと
教会へとたどり着く。
カトリック教の古い伝統である「懺悔で被る頭巾」
をして潜入する。
すると地下室ではカルトな集団がいた。
「国王万歳」。
「国王の心臓を取り戻す」
「スフラン神父の予言書に書かれていたように
“偉大なる君主が復活する”」
17世紀にある司祭の予言によりその復活は告げられた
という。
「”黙示録的な終わりの時に復活する”という予言」
犯人は敬虔な信者・ド・レクシーだった。
■その他
・アルチュールが無期限休暇
このドラマでは役割を超えた活躍と、資格を要する
為に特別な言動を見せる
アルチュールにはエマという妹が居てニコラが
事情を聞きに行っていた。元々法務の勉強がしたか
ったとかなんとかで勉強して資格を得ようとして
いるみたいだが、やはりシーズン3のラストで
自分の不注意でアンヌによって銃を奪われてその
銃が殺人に使われたという事実は少ながらず彼の心
を傷つけたのではないか。
エマとの関係はシーズン3でニコラと恋愛関係に
あるようなことは耳にしていたので、今回別れる時
にエマとしては最後に彼を引き止めるためにキス
したのだろうか?
・ウィルコックス・セキュリティ/WEELCOX SÈCURITÈ
ド・クレシーが使用していた警備会社。
とても有名な会社で他にも有名美術館や展示場とも
契約している。
しかしセキュリティに問題が生じた際に連絡を
入れたが、ド・クレシー側からのウィルコックス・
セキュリティへの通話記録が無かった。
・警視庁 / 組織犯罪部
今まであまりその部署が出て来ることがなかった
よな。今回はバシェールが情報入手する為に
密に連絡を取っていた。
そのおかげで37カラットの宝石の売買がヴァンドーム
広場に面した通りで行われるという情報を入手
・恋愛要素
ラファエルはニコラへの気持ちを気づかずに過ごして
来た。その彼女は前回のエピソードで彼にキスをする。
張り込みで同じクルマの中で待つときには、嫌でも
長時間は一緒に過ごすことになる。
ニコラもラファエルとの関係を気にしてアストリッド
に思わず相談するが必要な情報は得られなかった。
しかしキスした事実をアストリッドに話したことに
よってニコラにはて手応えが有ったようだ。
しかし彼女の方からは感情とは逆のことを言われる。
「一からやり直そう」
・パジャマパーティー
アストリッドが自宅にラファエルを招待した。
月曜日は元々ラファエルの家で彼女と食事すると
いう約束だったが、引っ越し作業が進まずにいた
のでアパートが使えなくなったためだ。
ラファエルは寝所も失い警察署のソファーか
独房で寝ようとしていることを知りアストリッド
が招待する。
食事は日本食で寿司を食べているみたいだったね。
時間になるとスーッと皿を片付けていく辺りが彼女
らしい。
ラファエルが眠れずに寝返りを打つ音が気になって
眠れない。そこでラファエルは不安要素をアストリ
ッドに話してパジャマパーティーのようなことになる。
「本当はあなたとは一心同体だとか言いたかったのに
全然違うことを言った」
・恋愛感情うんちく
恋愛感情は神経系が支配する複数の要素の集合体。
神経系を循環する刺激がまず大脳皮質を経由して
伝達された後、脊髄に送られる。
「あなたには伝達しませんでした。”一心同体”だと」
自分の気持とは正反対のことを言うラファエルの
ことを自閉症であるアストリッドは理解が出来ない。
・指先に感覚がある
アストリッドはあることでモヤっとしていた。
「分かったきっかけとなった要素に真っ直ぐに
辿り着けず、何かが分かったのは分かるのに、
それが何だか分からない」
そんな時テツオは数学でもその種の感覚をよく用いる
として、「アインシュタインの言葉」を引用する。
俗に言う“直感”。
「神経を苛立たせる感覚」
その直感の原点に戻るべきことを指摘されてアストリ
ッドはそれが何かを掴んでいく。
・テツオとの関係の進展
一度目はアストリッドが頬にキスするような行動
だったが、二度目は唇にキスしていたね。
そしてラファエルを泊めたことでの自信からか
テツオをいずれ泊めることができるかも知れない
ことを口にする。
・ニルス
アストリッドの異母弟。母親は先日殺人罪で捕まった
アンヌ。アンヌが上の子の父と別れた後にニルスが
生まれたので元夫に親権がないことを語っていた。
【SOUNDTRACKS】
・Fire Inside by Gaby Moreno
・Sweet Love by Craig Hardy、Carolyn Jordan
・Vive le roi!(Rouget de LISLE)
【出演】
アストリッド・ニールセン (Sara Mortensen) 犯罪資料局・文書係
ラファエル・コスタ (Lola Dewaere) 刑事・警視
ニコラ・ペラン (Benoît Michel) 刑事
カール・バシェール (Jean-Louis Garçon) 刑事・警視正
アンリ・フルニエ (Husky Kihal) 監察医
ノラ・モンスール (Sophia Yamna) 警部補・デジタル
*ジュリアン・フレデリック (Julien Frédéric) 鑑識課
*マティアス・フォレスト (Hubert Delattre) 検事
テツオ・タナカ (Kengo Saito) タナカ商店
*アンヌ・ラングレ (Valérie Kaprisky) 警察学校・犯罪科学担当教官
*マチルド・ニールセン (Elisabeth Mortensen) 母
*テオ・コスタ (Timi-Joy Marbot) ラファエルの息子
ニルス (Handy Gedio) 7歳、アンヌの息子、アストリッドの異母弟
ウィリアム・トマ (Jean Benoit Souilh) 社会力向上クラブ
マックス (Clément Lagouarde) 社会力向上クラブ・長髪
アリス (Lizzy Brynn) 社会力向上クラブ、メガネ女性
*ブノワ (Clément Langlais) 社会力向上クラブ
アンジェル (Angèle Rohé) 社会力向上クラブ・若い
ロマン・ド・クレシー (Tom Villa) 美術館・館長
トマ・マルス (Bernard Chabin) 警備責任者
フランソワ・ガルニエ (Damien Boisseau) 宝石を盗む
エマ (Victoire Christine) アルチュールの妹
(Jamel Elgharbi) 警察
(Marc Brun-Adryan) ウィルコックス・セキュリティ責任者
(Gabriel N’Nang) バーテンダー
(Park Maureen) 受付
ロラン
エレーヌ
ナビル
警備員1
警備員2
警護員3
アルチュール・オンギャン 警部補