犯罪捜査官アナ・トラヴィス2
Above Suspicion (2010)
原作/Lynda La Plante (小説 “The Red Dahlia”)
第1話 模倣犯 The Red Dahlia: Part 1
脚本/Lynda La Plante
監督/Gillies MacKinnon
製作総指揮/Liz Thorburn、Lynda La Plante
プロデュース/Chris Clough
【STORY】
●マーゲイトの海沿い
イギリスのイングランド地方ケント州サネットにあるマーゲイト。
赤いコートに赤いバッグ、赤いシューズ、そして水色のスーツケースを
持つ女性(ルイーズ・ペネル)。
スケボーのスキンヘッドの男性は藪の中にあるバラバラ遺体を目にする。
●遺体発見現場
モーガン警部 (Stuart Organ)の元にいくアナとポール。
現場責任者のモーガン警部に遺体を見せて欲しいと頼むと逆に
モーガンから捜査本部の設置を求められる。
「こんなの初めてだ。目を疑った。胴体が真っ二つだ。皮膚は
陶磁器の人形みたいだ」(DCI Morgan)
既にマスコミが多数集まっている事から見ても、遺体をここに捨てた
のは、すぐに見つかる為だろうというアナ。
■捜査本部
本部ではモーガンが部下に捜査手順の指示を出す。
周辺に停まっていた車、ゴミ箱など全て調べて欲しいこと。
被害者の衣類や靴やバッグが捨てられているかも知れない。
モーガン警部は制服組に指示を出す。
「川のコッチ側に初めて来た」(Joan)
捜査本部の壁/ボードには遺体現場の写真が貼られている。
ジョーンとバーバラはボードはその画像を見る。
胴体が真っ二つ・・まるでビニール人形。
顔の口も切り裂かれていた。
モーガン警部からこれまでに分かったことが報告される。
被害者は女性。
年齢は20歳から30歳。
遺体は全裸で身元確認はまだできていない。
まず彼女が何者かを突き止めよう。
検視結果が出ないと探すにも何処から手を付けていいか分からない
とバーバラ。口が裂けていて顔が分からない。
アナは聞き込み調査で外回り。100軒くらい回ったが目撃は無し。
このエリアの行方不明者とは誰も該当しない。
顔をあんな風に切るなんて余程被害者を憎んでいたのか。
「家庭内暴力ではない」(Barbara)
「じゃあバスルームにチェーンソーを隠しているようなサイコパス?」(Paul)
しばらくラボから戻っていないモーガンと連絡を取ろうとする。
すると彼は急性肺炎で入院していた。
・そこにラングトンとマイクがやってくる。
モーガン警部が急な病に倒れたので今から俺が捜査の指揮を執る
ことになったと発表する。
・車(Lexus IS 250C)で移動
ラングトンはアナに対して司法解剖には慣れただろうなと尋ねる。
今度で4件目です。
また気絶されたり吐かれたりしたら困るからなと皮肉る。
マスコミは完全にシャットアウトする。
■法医学教室
最終的な報告は私がするので待ってくれという監察医の女性ヴェロニカ
(Thusitha Jayasundera)。
傷跡はまだ全ては見切れていない。
・被害者の年齢は24歳から30歳。
・身長165cm、体重56kg
・切断の手際の良さから見て犯人は外科手術経験者。
( 筋肉組織を切ってから脊柱を綺麗に剥がしている。手間がかかる
作業だが切り口は綺麗なこと。切断前に血液を抜いている。
大腿動脈と経静脈に切開の痕。これは簡単な作業で無く専門の器具
が必要。顔の傷はメスによるもの。両側の頬が切り裂かれてまるで
「笑っているみたい」。頭と額と正中線に打撲傷が有り、髪の毛
が一部剃られている。髪の毛は染められていて元はブロンド。
両腕、両大腿にも打撲傷があり、手首と足首には縛られた跡がある。
相当な時間がかかる。被害者は縛られていたのだろう。
被害者は爪を噛む癖が有った )
「手がかりになるものは?」(Langton)
全身ブラシで擦られていて皮膚に残ったのは擦り傷だけ。
・死亡時刻は36時間以内
内臓と薬物の見分結果はまだだけど血液が無いからハッキリした
ことは分からない。
取り合えず髪の毛と皮膚でDNA鑑定をしてみる。
モーガン警部から身元確定の為に傷を消した写真を作る様頼まれて
いる。
◇海岸沿いで女は立ったまま海を眺めていた。
■捜査本部
ジョーンは復元された写真を見てこれなら名乗り出る人が居る
可能性を示唆する。バーバラは行方不明者に該当者がいない
ので簡単に見つかるかどうか分からないと語る。
ラングトンはマスコミ対応について部下に語る。
殺害状況に関しては依然としてマスコミに公表は避けるが、復元した
顔写真は今日の朝刊に掲載した。被害者の身元が分からないことに
は動きようがない。
そこに情報提供者から電話が鳴る。
被害者を知っているという人物。女性からの電話だと知るとアナが
対応に出る。電話はシャロン・ビルキン(Holliday Grainger)という
人物からのもので被害者とルームメイトだとか。
最後に見たのは三日前。
被害者の名前はルイーズ・ペネル(Ty Glaser)。
住所を聞いて会ってこいというラングトン。
一方マイクもデイリーテレグラフのリチャード・レイノルズ
(Edward MacLiam)と名乗る記者からの電話だとするが、ラングトンは
マスコミだと知り放っておけと切り離す。
ジョーンは更に妹かもしれないという人からの電話がある事を
告げるがガセネタに振り回されたら時間の無駄。
髪の毛の色と身長、年齢が合えばこっちら来させろという。
■シェアハウス / シャロン・ビルキン
午後からウエスト・エンド (West End) でオーディションだ
というシャロンに会うアナ。
(この土地には劇場や歌劇場なども多く、ニューヨークのブロードウェ
イのような場所として実在する街)
ルイーズの写真を見せてもらう。
モデルをしようとして少し前に作った宣材写真だった。
写真を一枚借りていくアナ。
シャロンは「あの子が何の悪さをしたのか」尋ねるがスルー。
アナはシャロンに幾つか質問に答えてと語る。
・最後に会ったのは何時?
金曜日の夜にクラブに行った。私は先に帰ったがあの子は
戻ってこなかったが、それはよくある事だから・・
・ルイーズの仕事は?
歯科医でアルバイトをしていた。金払いは悪かったが歯を
綺麗にしてもらっていた。
「あの子は何をしたのか?」
「残念だがあなたの友達は殺されたかも知れない」
■法医学教室
遺体を見るラングトンは犯人の異常性についてどれだけ逝かれて
いる人物なのかとつぶやく。
ヴェロニカは被害者の下腹部の内臓をかなり抜き取られている
ことを語る。それを見てもやはり犯人は外科手術の経験者だ。
・ラングトンはアナからの連絡を受けるとその子を署に連れて来る
様命じる
ラングトンはまだ被害者の親族は見つかっていないが、ヴェロニカ
に遺体の顔の修正を求める。
■捜査本部 / 法医学教室
アナはシャロンを連れて捜査本部にくる。
直接遺体を見て確かめて欲しいと語る。
ヴェロニカが顔に覆いかぶさっていた布を取ると、シャロンは
ルイーズの顔が酷く刻まれていることにパニクる。
■シェアハウス / シャロン・ビルキン
鑑識を引き連れてルイーズとシャロンが住んでいたシェアハウス
に行く。大家の女性・Mrs.ジェンキンス (Claire Benedict)は窓から
その様子を見ていた。
服を調べるポール。
アナはピンクのブーツを調べると中から紙幣の束が見つかる。
「身体を売っていたのか?」
「歯科医のバイト料では高級下着は買えない」
●大家のジェンキンスに話を聞く
・最後に見かけたのは何時か?
あの子たちは帰りが遅い。
最後に見たのは多分先週の金曜日にシャロンと出ていった。
髪の毛に花を挿していた。
・誰か尋ねて来るのを見た事はあるか?
ある夜、家のドアベルが鳴って男の人が立っていた。
ルイーズに会いたいと言って道の向こうで車を止めて待っていた。
●情報
・ラングトンとマイク
ルイーズのバイトしていた歯科は3週間前にクビになっていた。
歯科医にアリバイは有り。ルイーズは遅刻が多くて・・
・ラングトンとポール
赤いコートが無くなったようだ。ベルベットの襟とボタン付きのもの。
最後に出かけた時に着ていた。
恋人はいないが年配の男と会っていたようです。
求人広告に応募している。タイムズだかタイムズアートの。
何をやるのか分からないまま採用になってパスポートを取るよう
言われていた。
■感想
犯罪捜査官アナ・トラヴィスのシースン2。
シーズン2というよりCASE 2って感じだけど、シーズン1が2話構成
だったのに対して、このシーズンでは3話構成になっている。
まず言及すべきはポール・バローリ役のDaniel Caltagironeが
Celyn Jonesに変更されている。その経緯は分からないけど、
pilot的なシーズン1から俳優が変わるということは、これまでの海外
ドラマでは無い事でも無い。
Daniel Caltagironeはどちらかというとスッキリした人だったけど
Celyn Jonesは少しぽっちゃり形の容姿をした刑事だ。
また最初の事件からアナは4件の重大事件を扱っており、
シーズン1の時のように被害者の腐乱した状態を見て気分を害して
嘔吐するようなことはなかった。
3話構成のエピソードなのでとりあえず情報を提示したような
内容だったけど、被害者は11人に及んでいるという割にイギリス
で今回起きた失踪事件とアメリカ・ロサンゼルスで起きたもう
一人の事件のことにしか言及されなかった。そしてアメリカで
起きた事件は1947年の事である。このドラマの放送年が2010年だ
と勘案しても63年前のことだ。その事件の関係者が63年の年を経て
再犯するっていうのは二世代に渡りそのような事件を犯している
ということなのか。
犯人がサイコパスであることは明らか。
殺害の方法が異常で、外科医を含めた医療経験者によるものだろう
とされる。遺体の切り口、血液を抜いてからの胴体の切断。
内臓(下腹部)を一部抜き取られていたり、口を裂いているところなど
一体何のためにそのようにしているのか分からない。
ただドラマでは犯行へのヒントがない訳ではない。
今回のドラマを見ると医療関係者を匂わす人物は3人居る。
被害者が勤めていた歯科医と被害者の祖母が関わってくる介護士。
ただどちらも外科医とは程遠い。
フローレンスの話によれば、
「酷い女と結婚した。美容師の女。息子は虫垂炎で死んだ。
まともな嫁なら救急車を呼んだはず。見殺しにした。
嫁の名前はヘザー」
被害者の下半身の臓器が抜き取られていることへの発端がこの辺
にあるのではないか。
ただフローレンスの息子は少年愛で逮捕されたという介護士の話
も有る。
プローレンスは以下の言葉を何度も唱えている。
「息子だもの、私ならば助けた。
あの女は脱色した髪の毛に品の無い声、安っぽい香水、あの女
が悪い、息子を殺した」
●被害者の近況の目撃情報として
・ここのところメイクが変だった。顔は白っぽく、アイライナーは
真っ黒、口紅は真っ赤。
「アダムスファミリー」か「ゴス」みたい。
・出かける時には赤いバラを付けていた。
容疑者からの要求で彼女はそのようなコーデをしているみたいだ。
また別人かどうかは分からないが近所のカフェで男といる
ところをシャロンが目撃しており、その裏どりも行っていた。
冒頭から時折挿入される赤いコートの女性が今回の被害者である
ルイーズなのか、それとも今回の事件の類似事件として存在して
いる過去の事件の人物なのか。
ストーリーの流れを通して彼女の登場・挿入の仕方を見ると
今でも生きているかのようにして現行の捜査の流れと同時に被害者の
姿が映る。これはアナが被害者像を映し出しているという
ものなのか。
一話だけの情報だと彼女はモデルをしつつバイトを探していた
こと。そのアルバイトは求人広告を見て応募しており、
少し異質なものも感じるものだった。
パスポートがいること。
また上述するように男の容姿についても言及が有り、
・背が高く、髪の毛が黒、黒いロングコートを着ていた。
・男から金と香水(ライラックの香りの古いやつ)。
地元のパブでも目撃されていて、監視カメラにも少しではあるが
犯人の姿が映っている。大きな車(四駆?)に乗っていたとのこと。
■事件関係者
●リチャード・レイノルズ
The Daily Telegraphの記者。
容疑者から情報は何故か彼を通して連絡が入る。
そして彼は警察の動きを把握していて警察の一歩先を行く情報を
持っていたりする。
アナがレイノルズと会って情報を引き出そうとしていることは
明らか。前の事件ではアナが嘘を流布して犯人にトラップを
仕掛けたけれど、レイノルズは容疑者になり得るのか。
彼は少年の失踪事件を追っているようなことも言っていたが
その後に繋がるネタ振りなのか。
●シャロン・ビルキン
被害者のルイーズとルームメイトだった。
特別友達という訳でもない感じもする。
シャロンが殺すには流石に無理がある。
ルイーズが成功を収めていたとしても嫉妬心から犯行に及ぶには
少々猟奇的過ぎる遺体の構図がある。
ただ彼女のことを犯人に情報として流して対価を得ることは出来るな。
●フローレンス・ペネル
今回のエピソードを見るとペネルの名前をした人物は二人いる。
被害者のルイーズと94歳の彼女である。
ルイーズとフローレンスの関係を見ると、フローレンスには息子
が居たがルイーズと結構していること。
そのルスーズがフローレンスの元を訪れ、面接に着ていく服を
借りに来ていることを知る。
今後はフローレンスの関係者を調べていくことになるのではないか。
彼女が関わっているとすれば、47年の殺人だろうけど、そもそも
アメリカに渡航していた過去があるのかどうか。
富豪みたいなので、誰かに殺人を依頼することは出来なくもない。
車椅子の状態。このフローレンスの元で働いているヒューズの動向
も注意して見ておこう。
■現在の事件・過去の事件
二つの事件に共通する男性像は、
「身長は180cmかそれ以上」
「黒のロングコート着用」
●「レッド・ダリア事件」被害者ルイーズ?
「薔薇は赤、スミレは青、ルイーズの顔は口から真っ二つ」
(Roses are red, violets are blue Who cut her mouth in two?)
これはルイーズが殺害された事件を指すみたいだ。
シャロンによるとルイーズがよく持っていたのは赤い薔薇だと
していた。ダリアではない。
スーツケースをもって海辺に歩いている人だと思う。
そのケースの中に一冊の本がある。
「Howard House Library 1964」
「エチケット、おもてなしの作法」
そしてその本の中に一通の手紙が入っていた。
「はじめまして、写真を同封しました。アシスタントの募集に応募
致します」
「現在歯科に勤めているが旅にあこがれており家族がおりませんので
身軽です。タイプは打てるが速記の経験はなし。真面目で働きもの
です」
求人広告への応募の下書きみたいだ。
その求人とは作家の秘書を求めるものみたいだ。
●「ブラック・ダリア事件」被害者エリザベス?
エリザベス・ショートという人物が過去アメリカ・ロサンゼルスで
殺害された1947年1月のこと。殺し方はルイーズの殺害と全く同じ。
ロサンゼルス・エグザミナー誌The LA Examinerの記者に犯人から
連絡が入る。
Elizabeth Short(A.k.a the Black Dahlia)を検索する
>2、3年前にアメリカの刑事が本を出した。
>「自分の父が犯人だ」という内容。
>ロス市警の殺人課の刑事でした。
>容疑者は父。彼は外科医でその息子が刑事だった。
新聞を見ると“Brian Depalma”の文字が書かれているけど、
2006年に彼が事件に関することを映画化している。
因みに彼の映画でのエリザベス・ショート役にはMia Kirshnerが
演じている。
■ちょっと謎
・ケネスというカメラマンにスナップを撮ってもらったことがある
というのはシャロンだが、その人物に彼女はルイーズの写真
アルバムを見せたことがあるみたいだ。
・レイノルズが語る少年失踪
アナとレイノルズの会話の中で二度少年失踪に関する話が出て来た。
レイノルズの話では行方不明の男の子はハイゲイト墓地
Highgate Cemeteryで見つかった。しかも掘りかけの墓穴で・・
母親はショックで取材どころじゃないとのこと。
・銀食器が盗まれた
マーゲイトMargateでの話によるとルイーズはここに9か月前に訪れて
いる。彼女はフローレンスから面接用の服を借りているが相当
ヴィンテージ感の強い服であること。
帰る際に銀食器が何点か盗まれたとしているが、果たして誰が
盗んだものなのか。
「ダウントン・アビー」でのトーマスとオブライエンの攻防を
思い出すな。
■証拠
・音響解析
レイノルズの元にかかってきた電話を録音したものを
音声分析の専門家(Paul Sirr)に見てもらう。
「中年の男性でしょう。声色は使っていない。教養があり堂々として
上流っぽいイントネーション。場所を特定できる背景音もない。
この手の音声分析は時間がかかる」
因みに電話の内容は・・
相手はレイノルズを指名した。
「レイノルズ君、レッドダリア事件のスクープ記事を読んだ。
おめでとう。その後沈黙しているがネタが尽きたのかな。
何なら私が力になろう。こういうのはどうだ?ルイーズの私物を
幾つか君に届けよう。彼女が消えた時の・・何時?一両日中。
これで失礼する。逆探知されたら困るからね」
・ルイーズに会いに来た人物
「その人 左手を顔に当てていた。顔を見せたくなかったのか。
でも特徴のある大きな指輪をしていた。石はカーネリアン
carnelian stone」
確かルイーズ側も殴られたことが有ったと言ってなかったかな。
わざと男を怒らせる為にルイーズはその時だけセクシーな服を
着ていたとかなんとか・・
■その他
・ボスにベーコンロール(トマト抜き)
バーバラに要求する朝食。
彼女はオフィスに持って来たが、遺体の写真を見ながら食べる人。
・レイノルズとアナの食事
チキンレバー the chicken liver、ミートボールthe meatballs
アボカドサラダthe avocado salad ラムのタジーヌ the lamb tagine
・列車の時刻表。良いわね、また出張なの?
バーバラがアナに言ったセリフ。
出張は海辺の保養地マーゲイトMargate。
ただ正直この手の事件を一人で捜査されるという辺り、イギリスも
相当危機感が足りない気がする。
・悲しいわね、財産も豪邸もあるのに何ももらえず殺されたなんて。
ペネル夫人が繰り返し息子の嫁の事で叫んでいるのを聞いて
ヒューズがアナに語ったセリフ。
・イギリスの通貨
ユーロも通じるが単位として主に使用されているのはポンド。
ポンドというと表記はpondだろうけど、このドラマの中では
50ポンドという時に 「50 quid」という言葉を使用している。
・Howard Houseは5年前に閉鎖になった児童施設。
図書室の本を借りたのはマーゲイトMargate在住のMrs F ペネル
が借りていた。高齢者。家政婦のジョイス・ヒューズ(Olwen Fouéré)
によると被害者の祖母。
・求人広告
「小説家の個人秘書求む。速記とタイプの経験者。急な外国旅行に
対応できる方。年齢は20歳から30歳。容姿端麗である事」
広告料の郵便為替は2か所で買われている。
スローSlough と チャーリングクロスCharing Cross。
■使用された曲
■出演者
アナ・トラヴィス (Kelly Reilly) DC 刑事
ジェームズ・ラングトン (Ciarán Hinds) DCI 主任警部、”ジミー”
マイク・ルイス (Shaun Dingwall) DI 警部補 殺人捜査班 金髪
ポール・バローリ (Celyn Jones) DS 刑事巡査部長
バーバラ・マッドドック (Michelle Holmes) DC 刑事
ジョーン・ファウクランド (Amanda Lawrence) 捜査官・内勤の女性
ジェーン・リー (Nadia Cameron-Blakey) 警視長
モーガン (Stuart Organ) DCI 警部
シャロン・ビルキン (Holliday Grainger) 被害者とルームメイト
ルイーズ・ペネル (Ty Glaser) 被害者
Mrs.フローレンス・ペネル (Hildegard Neil) 94歳
ヴェロニカ・マリンズ (Thusitha Jayasundera) 監察医
リチャード・レイノルズ (Edward MacLiam) デイリーテレグラフ記者
Mrs.ジェンキンス (Claire Benedict) シャロン、ルイーズの住む家のオーナー
ジョセフ・ヒューズ (Olwen Fouéré) Fペネルの家政婦。
ドリーン・シャルペ (Cath Whitefield) クラブのスタッフ
(Paul Sirr) 音響学の専門家、めがね。
エリザベス・ショート () 22歳、1964年1月、ロサンゼルスで殺害される