June 11, 2013
第8話 衝撃の自白 The Guilty Girl’s Handbook
脚本/Jan Oxenberg
監督/Janice Cooke
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モナはキャンピングカーが無くなった件でトビーが「A」に渡し
た件で、スペンサーはその事実を知っていたが隠していた。
しかし今、トビーはその理由を話せないと説明する。ケイレブ
はトビーと共に「A」を調べていく中で、赤いコートのプロンド
が「A」だろうとして、トビーが持っていた資料を指さすが、
これは違うものだと語る。アリアにキスしたコナーは学校で
ヤリマン説を流したことを受けて、コナーの車が破壊される。
マイクは今度行ったら自分がやると語る。ハンナはクローゼット
でワイルデン殺しの銃を見つけ母親・アシュリーが犯人かも
知れないと知り隠そうとするが見つかり捕まる。タナーは
アシュリーに対してあの銃はワルイデン殺しに使われたもので
銃にはアシュリーの指紋が付いていたことを指摘し、殺人罪で
起訴することに。ワイルデンのアパートの銃の登録をパムが
行おうとしていたところ、エミリーはそれを見つけて盗み、
ワイルデンの部屋からシャナとジェンナの繋がりを探そうと
するが、逆にパムが大事な証拠品を無くしたとして休職にされ
てしまう。そんな中、パムが自宅で電話しているところに
車が突っ込んでくる。
朝からパムはボブ・ララビーに電話していた。
これから保険査定員と二時に逢うことになっていたパムは
車の事故について捜査がどの程度進んでいるのか聞こうとして
いた。しかしパムの家に突っ込んだ車は盗難車だと分かるが、
運転手の手がかりは何も無いという。警察はクスリで酩酊中
の状態で運転した人物ではないかとする適当な判断でケリを
つけようとしていることを知り、そんな人物が逃げ足が速い訳
がないと告げる。車はウチをめがけてまっすぐに突っ込んできた
のだというが、誰にも見られずに逃げるなんてあり得ないと
語る。
エミリーは午前中から進路相談だとしていたが、家が大変な
ことなので今日は休んで家にいるというが、パムは自分の将来
のことを心配すべきだとして学校に行かせる。
ハンナとスペンサーとアリアは、ヴェロニカが戻ってくるのを
待っていた。アシュリーの罪状認否後保釈申請されて母が
戻ってくるのをハンナが待っていたのである。スペンサーは
エミリーの自宅が「A」に襲われたことを知り、「A」って車を
使うのが好きよねと語る。しかし何で「A」はこんなことをした
のかとすると、私たちを混乱させて赤いコートやシシーの関与
など鍵を握る人物から遠ざけようとしているのだという。赤い
コートの女はシシーに決まっていると語る。そんな中ヴェロニカ
が戻ってくるとハンナは母はどうしたのかと問うが、無罪を
主張したが判事が保釈を却下したのだという。警察官殺しの
第一級殺人として地区検事も必死なのだろうとのこと。不服申し
立てをするというが、判事はアシュリーを別の場所である
マンシーの州立刑務所に拘留しようとしていることを告げる。
移送は明日になると聞いてハンナはショックで二階に駆け上がって
しまう。
ハンナの跡を追いかけたアリアとスペンサー。
ハンナは自分が牢屋に入るべきだとするが、スペンサーは悪いのは
ワイルデンを殺した人とそれを利用している「A」だと語る。
しかし母は私を守る為に捕まってしまったのだという。
ハンナの元にケイレブから何度も電話が鳴るがどうしても出る
気がしないという。ハンナは学校を休んでパパに逢う事を告げ、
ママが戻らないのであればパパの家に行く事になると告げる。
アリアたちは何か有ればすぐに電話してと語ると学校へと向かう。
アリアはメールをしている中マイクが声を掛けてくる。
今日は試合でチームメイトと過ごすので遅くなるのでパパが
シラキュースから電話が鳴った際にはアリアの方から上手く言っ
ておいてほしいと頼む。何時に帰宅するのかと問うと、マイク
は付き合わねばならないのだと告げ、コナーの事件以来状況が
変なんだと語る。アリアはマイクが唐手道(タンスドー)の
バッグを持っていることに気が付き尋ねると護身用に通っている
のだという。
エズラはマルコムに電話する中、エズラの元にはエミリーが
進路相談にやってくる。エズラは事件のことを聞いたことを
告げ事件の進展は有ったのかと尋ねるが、捜査中だが車は盗難車
だったと語る。エズラは僕がこの学校に来た際、君たちは
脅迫されていた事を告げ、その脅迫の殆どはモナだったが、
もしかして今でも危害を加えてきているのではないかと問う。
しかしエミリーは今回のことは違うと語る。
ケイレブはスペンサーに逢うとハンナと連絡が取れないことを
相談する。ハンナはショックでボロボロになっている事を告げる。
エミリーの前を通ったが今のハンナを一人にしたくないと
いうケイレブ。スペンサーは「A」がエスカレートしているのは
私たちが真相に近づいているからだと告げ、ワイルデン殺しの
犯人に迫っているのだと語る。ケイレブに対してナイジェルの
電話相手の件はどうなったか尋ねると、3つの名義を持ち3つとも
住所が実在することが分かったが全てニューヨークだという。
現在トビーが行って一件ずつ調べているとのこと。スペンサーは
シシーに決まっているというが・・
エミリーはメリーランドの大学のパンフレットを手にしていた。
小さな大学はコミュニティ構築に熱心である事を告げるエズラは
昨年エミリーがハイチで活動したボランティアのことを知れば
大学に入れるという。人の為に奉仕したことをアピールすべき
であり、当時の指導員と連絡は取れないのかと問う。ゾーイ
と連絡は取れるというと、電話して推薦状を書いてもらうと良い
とアドバイスされる。誰かの力を借りてでも本当の自分を思い出せ
と語る。
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今回のエピソードは正直あんまり面白く無かったな。
■アリア
今回のアリアはマイクの件で心配させられることになる。
マイクは部員たちの様子がおかしいとしていたけど、アリアにして
はマイクの行動こそ怪しいものがある。
試合の日にマイクの帰宅が遅くなるということ。
電話をすると怪しい韓国系の男が電話に出たこと。
マイクがマーシャルアーツの道場に通っていることが判明する。
アリアは指導教官のジェイクから話を聞くと、
「試合中、味方に邪魔されてプレーに集中出来ない」ということを
口にしていたという。
なんとなくマイクがジェイクを操ってアリアとジェイクを引きつけて
いるような行動にも思えるんだけどね。
マイクの電話から聞こえてくる音から、リッチランド近くのアートード
にいるような感じだったということからジェイクと探しに行こうと
したところで、マイク本人から無事を知らせる電話が鳴る。
マイクって学校に行かずこういうところで遊んでいたりするのかな。
いじめを受けているって印象は無かったな。
■スペンサー
スペンサーは母親のヴェロニカがハンナの母・アシュリーの弁護を
することになった為に、その流れから、一連の裁判に於ける資料が
自宅にある関係で、資料に目を通すことの出来る立場となった。
ヴェロニカの下で働いている実習生のベケット・フライという人物
が補佐として働いていることを知り、出会うことになる。
ベケットと聞いたスペンサーは、サミュエル?セント・トマス?
と連想していたけど、それぞれフランスの劇作家・小説家と、
イングランドの聖職者のことを指摘していた。カンタベリー大司教
なんて言うと昨年辺りNHKBSで放送していた「ダークエイジ・ロマン
大聖堂」を思い出すな。
スペンサーはそんな弁護資料の中のワイルデンの資料の中に、
ラドリー療養所に聴取した時のものがあることが判明。
それがトビーの母・自殺?の際に療養所のものたちに事情聴取を
した際のものだと判明。その中の一人にエディ・ロスの名前が有った
ので話を聞きに行った。
エディの話だと、「就寝確認時に患者キャバリーが病室にいなかった
とし、屋上へと続くドアの鍵が開いており、上に上がって東に目を
やると地面に人が倒れていた」というものだった。しかし警察の記録
には、「窓から飛び降りた」と書いて有ること。
どうでも良いことだというエディに対して、どうでも良いことならば
何故事実をねじ曲げるのかとして、誰かからワイルデンを買収して
死の真相を隠したのかと疑いの目を持つ。エディによるとあんな
ワイルデンのような警察官がスピード出世して刑事になるなんて
不自然だろうということで、警察署内の中でも偉い人物が何ら関与
している感じ。
ナイジェルの携帯の流れで電話番号に有ったものはニューヨークの
もの。トビーが確認中。
因みにエディはS3-22、S3-23に続いて三度目の登場。
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/p/prettylittle322.htm
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/p/prettylittle323.htm
■ハンナ
ハンナは母が保釈されると思ったのに、保釈処か第一級殺人の罪を
着せられそうで、更に保釈申請も通じず、州立刑務所に移送される
ということになる。やはり警察の上層部が不祥事隠しに関係して
いるのだろうか。
ハンナはアシュリーを救出する為に、自分の身を犠牲にして
自分がワイルデンを殺したとウソの自白をしようとする。
ウソの人生を送り続けているモナに協力してもらい、自分で殺した
という状況を頭にすり込む作業を繰り返していく。
しかしアシュリーと面会したケイレブがそんな彼女から「ハンナは
結果を欲しがって深く考えもせず突っ走って馬鹿を見る」
とのこと。
それを受けてケイレブはアシュリーがワイルデン殺害の犯人かと思っ
ていたが、違うと悟ることになり、ハンナがとんでもないことを
しようとしているのを止めることになった。
ハンナとしては「ママが刑務所から出ないとパパとおの奥さんと
プロンドのタランチュラみたいな娘の所にいくことになる」として
それだけは避けたいという考えだったようだ。
ラストにはなんとモナが自白するというサプライスだったけど、何処まで
本当のことなのか・・・
■エミリー
パムが管理していたワイルデンの鍵をエミリーが盗んだことで
益々状況が悪化するパムとエミリー。
エミリー以上にパムが精神的に参っている感じで、いつでも
ラドリー行きの様相になってきた。
エミリー本人は母から言われて自分の将来について大学への道を
模索する。
エズラに相談することになると、エズラはエミリーがまた何者かに
脅されているのではないかと気が付いてくれたけど話せずにいる。
エズラからボランティア活動をした際の指導員に推薦状を書いて
もらえば良いとアドバイスを受けたことで、該当者と会うことに
なる。マヤの死の際にハイチでボランティア活動に行った際の
指導員のゾーイだった。相当ゾーイはエミリーのことを買っている
ようで夏にはニカラグアに行くとする姿が有った。
ゾーイはハイチで活動した時のエミリーの写真を見せていたけど
大工工事はお手の物って感じなのか。ちょっと似合わない格好を
していたな。
ゾーイはゲイなのか?
エミリーに近づいてくる人って「アゴ」に特徴のある人が多い
気がする(笑)
ゾーイ演じているRumer Willisは「新ビバリーヒルズ青春白書」で
新聞部の女性・ジア・マネッティ役を演じていた。
■その他
・革手袋の人物
今回のラストは革手袋の人物らしき人物がドリルで穴を開ける姿が
有ったけど、もしかするとこの流れはエミリーじゃないのかな
とも思える。ただ先週のラストで日曜大工店にいく革手袋の人物の
流れも有ったよね。その人物がエミリーに金を送っていたけど、
その金は届いたのか?
■使用された曲
・Secret by The Pierces
・ In Case I Go Again by Mikey Wax
・ Be My Cure by The Rescues
・ Bend Into the Break by Jules Larson & AG
・ Bad Things by Meiko
・ When We Fell by Hot as Sun
・ Tiptoe Through the Tulips by Tiny Tim
・ The Grind by November
・ So What? by Corey Tut
・ If You Ever Need Me by Nate Fowler
スペンサー・ヘースティングス (Troian Bellisario) マジメ生徒
ハンナ・マリン (Ashley Benson) 母子家庭
アリア・モンゴメリー (Lucy Hale) 娘、父の浮気を見てしまう
アシュリー・マリン (Laura Leighton) ハンナの母
エミリー・フィールズ (Shay Mitchell) 水泳部、レズ
アリソン・ディローレンティス (Sasha Pieterse) 失踪者
エズラ・フィッツ (Ian Harding) 英文学の教師
(生徒)
モナ・ヴァンダーウォール (Janel Parrish) ハンナと連む生徒
トビー・カバノー (Keegan Allen) スペンサーの彼、大工
ケイレブ・リバース (Tyler Blackburn) 転校生、携帯を改造
ペイジ・マッカラーズ (Lindsey Shaw) 水泳部生徒
(保護者)
メリッサ・ヘースティング (Torrey DeVitto) スペンサーの姉
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリーの母、警察署に勤務
トム・マリン (Roark Critchlow) エラの元夫、アリアの父
ジェシカ・ディローレンティス (Andrea Parker) アリソンの母
ヴェロニカ・ヘースティングス (Lesley Fera) スペンサー母・弁護士
ウェイン・フィールズ (Eric Steinberg) エミリー父・軍人
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリー母・警察庶務
エラ・モンゴメリー (Holly Marie Combs) アリア母・高校教師
バイロン・モンゴメリー (Chad Lowe) アリア父・大学教師
ダレン・ワイルデン (Bryce Johnson) 刑事、殺される
シャナ・フリン (Aeriel Miranda) 水泳部、ジェンナと友人
マイク・モンゴメリー (Cody Christian) アリアの弟
ジェイク (Ryan Guzman) マーシャルアーツの指導員
エディ・ラム (Reggie Austin) ラドリー療養所・職員
ゾーイ (Rumer Willis) ハビタットフォーヒューマニティー指導員
ベケット・プライ (P.J. Boudousque) ゴールドバーグ・ペン・ロースクニル
ケビン (Harrison Xu) マイクの携帯に出る生徒