June 11, 2013
第11話 贈り物 Bring Down the Hoe
脚本/Oliver Goldstick、Francesca Rollins
監督/Melanie Mayron
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エミリーはディローレンティス家に居候することになるが、
アリソンの家に泊まることに違和感を覚える彼女。
エズラはマギーが西海岸へ引っ越しするということを危機、
マルコムの親権を得ようとして調べたところ血のつながりが
ないことが判明。トビーの元に「A」からのメッセージが有り
それを読み解くと「エディ・ラムを捨ててパーマー医師へ」と
いう事を示唆していた。しかしトビーは母親の死の究明に
しか目に入らず、スペンサーが仲間に対して秘密にしている
辛さを見ないようにしていた。ヴェロニカは検察からモナに
対して脅して自白を強要した疑いをかけられた為にアシュリー
の弁護から下りることになる。ジェイクとアリアは順調に
関係を続けてキスする。ジェシカとエミリーはディローレンテ
ィス家の地下室に人がいた形跡がある事を知る。しかし住んで
いたとしても時間が経過しているとするものが有った。
シシーが床下に住んでいたのか。
スペンサーとアリアとエミリーはランチする中で、地下室の
件を話し合う。寝袋を使って住んでいたのではないか。
シシーはハ虫類っぽいので住んでいた可能性は高いetc..。
シャナはシシーを怖がっていたというがエミリーはシャナも
恐い事を語る。しかしジェンナの頭を割ったのはシャナではな
いとアリアは語る。シシーがジェンナを恨む理由は有るのか?
として話合う中、私たちも知らない間にシシーに恨まれている
としてアリアは語る。シシーが大学を退学した件で、アリソン
が私たちも関係しているとかなんとか言ったのかも知れない
という。しかしスペンサーはどんなことを言われたら人の家
の床下に穴を開けてエミリーのスカートの中を覗くまでになる
のか?と語る。エミリーはこれ以上あの家には住めないとする
中どうすれば良いかと問うと、アリアは2階に居れば良いとし、
スペンサーは下着を着けるべきだと語る。そんな中ハンナが
遅れて合流する。ハンナは母親の新しい弁護士を探していたが、
どの人物も名前を売りたいだけの寄生虫ばかりだという。誰も
親身になってくれないとし、スペンサーに対してまたヴェロニカ
が弁護を担当してくれるよう頼んでくれないかと告げる。
スペンサーはママも見捨てたわけではない、不利にならない範囲
で役に立つ方法を探しているのだという。
そんなランチの席に突然タナー警部補がやってくる。
タナーはエミリーに対して自宅に車が突っ込んだ事故の後に
家に戻ったかと尋ねる。所轄はまだあの事故のことを調べて
いるが瓦礫の下から面白い物が発見されたとして、「泥だらけ
の靴」だと語る。ワイルデン殺害現場に有った足跡と一致した
のだという。それでタナーの捜査の管轄になった事を語る。
それを聞いてハンナは顔色を変えて席を立っていく。
“ダンスパーティー今夜開催”のポスターが学校の掲示板に貼ら
れていた。ウォータータウンの納屋で学校主催のウェスタン
パーティーだった。
スペンサーはハンナに対して靴のことでビビッたらダメだと語る。
「A」がエミリーの家に靴を置いていったのは、モナがバカな
ことをしたからだという。「A」がモナを気にするか?という
問いかけに、スペンサーは「A」はアシュリーを陥れる計画だった
がモナの自白によって狂ったのだという。
例の「有罪ビデオ」以来私のことも疑っているというエミリー。
その視線をシシーに目を向けさせようというスペンサー。
しかしそれをどうやるのか。床下まで案内させるのかと問うと、
みんなで床下に行ってシシーが街に戻って潜んでいた証拠を
探ろうというスペンサー。しかしジェシカには何と説明するのか
と問うと、ハンナが買い物に連れ出してくれというスペンサー。
1、2時間で良いのだとし、その間に私たちは4時に集合して床下
を探ろうと語る。そんな中スペンサーの元にメール(トビーから)
が届くとそそくさと出て行ってしまう。
ハンナのことをトラビスという男性が見ていた。
エミリーの元にペイジがやってくる。
今日のスクエアダンスパーティーの件で変更はないかと尋ねに
来た彼女。エミリーは行っても良いが現在バタバタしているので
予定が立てば電話で連絡すると語る。ゾーイから書いてもらった
という推薦状を見せてもらう。そこには長くて熱い文章が綴ら
れていた。それを見てペイジは惚れられたわねと告げると、
結婚の誓いでもここまで言わないわと語る。
アリアが帰宅しようとするところ、ジェイクがやってくる。
二人共車だった。アリアは今日は色々と用事があることを
告げると、ジェイクは名刺を手渡し、家族の知り合いにやり手の
弁護士がいる事を語る。しかしアリアはもう新しい人が見つか
ったみたいだと語る。アリアはこのままジェイクを無下に
扱うことも出来ず、ダンスパーティーがあるけど行くか?と尋ねる
と即効で行くと返事される。アリアはあまりの即決で驚いた
と告げる。
エズラの元にエミリーがやってくる。
先生の助言でハイチで指導員をしていた人から推薦状をもらった
事を告げ、それがあまりにべた褒め過ぎるとして相談しようと
する。しかし贅沢を言ってはだめだとしてこんなの悩みには入らない
と語る。しかしエズラは少し言い方がきつかったことを謝罪し、
現在色々と悩みが有るので当たってしまったことを反省する。
アリアのことなのかと問うと、マギーがマルコムを連れて西海岸
に引っ越ししようとしているのだと語る。僕が言うまでアリアには
黙って居て欲しいと頼む。
ケイレブはハンナの元へ。
ハンナはこれからジェシカとデパートに買い物にいく事を告げる
と、ケイレブはパーティー前に迎えに行く事を語る。ハンナはあんな
の行かなくても良いとすると、ケイレブは君の母からメールが
届いたとして、娘をパーティーに連れ出して欲しいという命令だ
と語る。君に楽しんで欲しいのだと言うと二人はキスする。
ハンナはロッカーを開けると、シシーが働いていたDIVA DISHの封筒
が有り、そこには「これで母親を救えるかも」とメモ書きと
共に100ドル紙幣が沢山入っていた。そのことをトラビスが遠く
から見ていることにハンナは気が付く。
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■アリア
今回のアリアはエズラとジェイクの狭間で揺れる物語だった。
エズラとの関係を清算し、前回のエピソード内でエズラの電話
も着信拒否モードにしてようやく前に進み始めた彼女。
しかしジェイクとの関係に対してそれ程積極的って感じもしない。
折角学校まで迎えに来てくれたということで、学校主催のダンス
パーティーのことを口にすると、断ってくれると踏んで誘った
のに彼が来ると言いだしパニックするアリア(笑)君から誘って
くれたんだろうと思わず突っ込まれていた。
ダンスパーティーはテーマがウエスタンでスクエアダンスを踊った
りチークを踊る姿。特にみんなでスクエアダンスを踊るアリアの
姿は息もピッタリで良かった。録画を消す前にこのシーンだけは
もう一度再生して見たい気がする。
パーティーにいくということで、コサージュのプレゼント・・・
ではなくシューズのプレゼント。ジャケットと見事コーデ的にも
フィットしているところが有った。アリアの足のサイズを知る
ジェイクがちょっぴり怪しい気がしてくる。このドラマは最近
ワイルデン事件の現場の足跡みたいなことを常に口にしているので
どうしても足には反応してしまうところが有るな。
そしてそのスカイブルーっぽい色だけど、エミリーの回想シーンの
中でアリソンがエミリーにしていたネイルの色と同じだった。
ジェイクがエズラに牽制する。
距離を置いてアリアを解放してあげるべきこと。
しかしエズラの件ではエミリーを経由して、マルコムたちが引っ越
しするということを聞く。マルコムとの間に血のつながりがないという
ことを話したかどうかは定かではないけど・・。
「エズラが濡れた子犬みたいな顔をしている。」
今後ジェイクとエズラの間で火花が散りそうだ。
ジェイクがリベンジポルノ・・・はないと思うけど、憤りを感じて
エズラの立場を悪くしたりするのかな。そもそもこの二人校長に
目を付けられているんだから自制すべきじゃないのかと。
そういえばディローレンティス家で床下から覗いた際に、編み針
で刺されそうになっていた。折角「A」が近くに居るんだから
なんで顔を見に外に行かないのだろうか・・・。
アリアの今回のファッションがまた凄く、いつもの民族衣装っぽい
ジャラジャラした装飾品・ネックレスを身につけていたり、
「ザ・虎!!」みたいなシャツを着ている姿が有った。
先々週の「ワンス・アポン・・」の中でルビーも着ていたよな(笑)
■スペンサー
トビーの母・マリオンの死の真相を暴く件と、ディローレンティス家
の床下に潜んでいたものの正体を暴くために奔走するスペンサー。
母・ヴェロニカがハンナ母・アシュリーの弁護から下りてしまった
件でちょっぴりハンナに対して同情する気持ちも多かったのか。
更にハンナからロッカーにシシーがかつて働いていたブティックの
“DIVA DISH”の封筒に金が入っていた件で相談を受けていた。
スペンサーはトビーが完全に「A」の罠にハマっているとして
止めようとして必死な姿と、話を聞こうともしないトビーの構図。
「A」から再び接触が有り、トビーの車の中にはマリオンが弾いた
と思われるANY TIMEのピアノの音が流れ、CDには手書きで
「ネタはまだ有る・・「A」」とのメッセージが・・。携帯メール
だと分からないけど、メッセージの文字を見る限りでは女性っぽい
字体だったね。
サラトガガーデンに入院しているパーマー医師に連絡を取ろうと
するがなかなか繋がらず。
そうしている間にも「A」からは、「パーマーの車・東マウンテン
大通り」というメッセージと共にパーマーの車の写真が送信され
てきた。
スペンサーは心配して、ついにみんなにトビーが「A」からの
情報をもって母親の死の真相を探ろうとしていることを語る。
アリアから「二重生活をおくって居るっぽい。経験者だから分かる」
といわれ、エミリーたちからは「トビーからの電話が有ると席を
外して顔色が変わる」と指摘されていた。
スペンサーはダンスパーティー会場でトビーと口げんかする際に
思わず「みんなあなたが火遊びをしていると思っている」ことを
口にしてしまい、バラしたことに憤りを感じて居た様だ。
ケイレブに頼んでトビーを止めて欲しいとのことで、パーマーの
車のところに一緒に居たところを警察に囲まれてしまった。
ディローレンティス家の床下の流れでは、アリア曰く「スペンサー
の懐中電灯が一番良いライト」とのことで、よく照らし出す
ことを語っていたけど、本当にライトの光量は一番だった(笑)
機動戦士ガンダムのアムロの台詞(アムロ行きまーす!)が如く、
「私スペンサー、これから床下に潜ります!」って語るシーンは
笑えた。
■ハンナ
ハンナは今回一番ラッキーのポジションにいたキャラクターかも。
いつものように真っ黒なネイルをしているところも相変わらず。
冒頭ではタナー警部補がやってきて、前回のラストの謎を回収
するが如く、エミリーの家に置かれていた泥の靴の件が引き合い
に出されていた。
ハンナは床下の流れに於いてはジェシカを買い物に連れ出す役目。
メールで「Mrs.Dと一緒よ!」とみんなに返信していた。
ハンナに接触してくる男性・トラビスの姿。
ロッカーには何故か大金が入って居て、「君の母はワイルデン殺し
の犯人ではない」とするメッセージが有った。
そのことが分かるのがダンスパーティーでのことだった。
ケイレブには、アリアの弟の賭けが云々・・と言うことを口にして
トラビスと踊る姿が有り、踊りながら全ての真相を聞き出す。
因みにトラビス役を演じているのは、「BONES」でフィン・アバーナ
シー役のLuke Kleintank。つい先日の「Person of Interest」の
S2-11に出てきた時にも言及したけどね。
パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット Person of Interest シーズン2 第11話 完全なる方程式 2 Pi R
ワイルデンが殺害された晩に湖にいて、ワイルデンはアシュリーが
帰った後に銃声が聞こえたこと。
言えなかったのは父親がワイルデンのトラブルを抱えていたので
父親を疑われると思ったことを口にしていた。
ハンナの説得で警察に事情を話しに行く。
これで一応はアシュリーの嫌疑も晴れていくだろうか?
因みに現場で見たのは女性だとのことだけど、ワイルデンを運ぶ
為には男性の力も居るハズなので二人分の靴跡がないと変な気が
するんだよね。引きずった跡とか・・・
■エミリー
今回はペイジとの関係で揺れるエミリーの姿が有った。
エズラが抱えている問題の一端を知ることになり、それを結果的には
アリアに伝えることに。
ペイジがダンスパーティで別の女性と親しくしているのを目にして
思わず気にする彼女。
先日は「現実を見よう」とペイジに語っていたけど、結局そのペイジ
と離れられないみたいな感じ。
ダンスパーティー会場では彼女は赤いドレスの女性を発見したし、
またアリソンの家から引っ越しする際には、アリソンの部屋で
ペディキュアを目にして、当時のアリソンとのことを思い出す。
当時エミリーが付き合っていたベンという男性。
アリソンはあんなヤツはエミリーとは釣り合わないとして会話する。
アリソンは別れさせ屋のようなことをしていて、かつてその過程
で男に銃を突きつけられたことが有ったという。
その話をスペンサーたちにしたところ、シシーとワイルデンが
付き合っているのをアリソンが別れさせようとしたのではないか
とする疑惑を告げる。ただエミリーが「ウチの生徒ではないよね?」
と問いかけた際に「今わね」と語っていたのが気になるね。
■その他
・革手袋の人物
今回はラストで編み物針を使って人形のセーターを縫っていた。
編み物針と言えば、床下の流れでアリアが目を刺されそうにな
っていたよね。
・赤いコートの女性が判明?
久しぶりにシシーが登場。
ただ彼女は電話の中で、「何処に居るのよ?いつまでも待たせないで。
私はローズウッドに戻るつもりはない」と電話している光景が
有った。でもそんな室内には赤いコートが置かれていたけどね。
長靴下のピッピちゃん扱いされたスペンサーとエミリーが、
トラクターに乗ろうとしていた際に、荷台の干し草がモコモコ動いて
赤いコートが出てきた。エミリーが躊躇無く干し草用の引っかけ
棒でグサグサ刺していたけど、本当に人がいたらヤバイだろうと
小一時間でした。
■使用された曲
・Secret by The Pierces
・Country Girl (Shake It for Me) by Luke Bryan
・Let Me Down Easy by Billy Currington
・Pavement Ends by Little Big Town
・Whenever You Come Around by Vince Gill
・Dancin’ Away With My Heart by Lady Antebellum
・Come On Back by Amy Stroup
・Which Way Did She Go by Drew Copeland
・Start Over Now by Lady Danville Feat. Jessica Freedman
・A Song In There Somewhere by Clay Rigdon
・Midnight Again by Drew Copeland
・Prettiest Girl At The Dance by Drew Copeland
スペンサー・ヘースティングス (Troian Bellisario) マジメ生徒
ハンナ・マリン (Ashley Benson) 母子家庭
アリア・モンゴメリー (Lucy Hale) 娘、父の浮気を見てしまう
アシュリー・マリン (Laura Leighton) ハンナの母
エミリー・フィールズ (Shay Mitchell) 水泳部、レズ
アリソン・ディローレンティス (Sasha Pieterse) 失踪者
エズラ・フィッツ (Ian Harding) 英文学の教師
(生徒)
モナ・ヴァンダーウォール (Janel Parrish) ハンナと連む生徒
トビー・カバノー (Keegan Allen) スペンサーの彼、大工
ケイレブ・リバース (Tyler Blackburn) 転校生、携帯を改造
ペイジ・マッカラーズ (Lindsey Shaw) 水泳部生徒
(保護者)
メリッサ・ヘースティング (Torrey DeVitto) スペンサーの姉
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリーの母、警察署に勤務
トム・マリン (Roark Critchlow) エラの元夫、アリアの父
ジェシカ・ディローレンティス (Andrea Parker) アリソンの母
ヴェロニカ・ヘースティングス (Lesley Fera) スペンサー母・弁護士
ウェイン・フィールズ (Eric Steinberg) エミリー父・軍人
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリー母・警察庶務
エラ・モンゴメリー (Holly Marie Combs) アリア母・高校教師
バイロン・モンゴメリー (Chad Lowe) アリア父・大学教師
シシー・ドレイク (Vanessa Ray) アリソンの元友人、”赤いコート”?
ジェイク (Ryan Guzman) マーシャルアーツの指導員
トラビス・ホッブス (Luke Kleintank) ガソリンスタンドの息子
リンダ・タナー (Roma Maffia) 警部補
— (Biff Wiff) Crusty / 納屋の持ち主
— (Robert Michael Anderson) Dancer
— (Ryan Powers) Dancer
— (Jonathan Langley) Dancer
— (Chris Nunez) Line Dancer
— (Audrey Holland) High School Student