ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル Numb3rs シーズン3 第10話 マインドコントロール Brutus

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September 29, 2006
第10話 マインドコントロール Brutus

脚本/Ken Sanzel
監督/Oz Scott
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45年、被験者712人、拳銃3丁、緊急センター911。

マーティン・トルーマン議員はクインシーホテルで有権者に
対して講演する。私の信念は市民に仕えること。州議会は上を
目指す踏み台としか考えていない議員も居るが私は違うという。
そんな中911には何者かが電話する。
「クインシーホテルに銃を持った男が居る」という。
ホテル側は警備上の問題が有るということでFBI捜査官にも
協力を依頼。トルーマン議員は有権者たちに対して、犯罪者
には厳罰を与えるべきことを説いていた。

そんな会場を監視カメラ映像で見ていたのはメーガン。
そしてチャーリーはアミタと共に開発した群衆ダイナミクスの
プログラムのテストをしたかったのだという。そのプログラム
は会場内の人の動きのパターンを分析して予測するというもの。
現場で警備しているデビッドやコルビー、そしてドンたちは
会場内の人が多すぎるので監視すべきターゲットを絞って
欲しいと監視カメラチームに要求する。チャーリーは連続体
近似で例外的事象を探しているところで、ダブルチェックを
して確認するというが、メーガンはそんな時間はないという。
中央のテーブルに異常な渋滞が出来ていると指摘すると、
そこにはアジア系60代の不審者が立っていることに気が付く。
肩がこわばっているので危険だというメーガン。それを止めよう
とするがいち早く男が議員に向けて発砲した後、自らは自殺
してしまう。

男の名前はバン・モン。ベトナム生まれで、15歳の時解放軍に
加わり、ディンチェオン地方で偵察小隊を率いていた人物だと
いう。トルーマンは60年代に陸軍にいたが海外に赴任した経験
はなく接点がなかった。ミンは68年に姿を消して78年に姿を
表したと同時にアメリカの市民権を取っていること。しかし議員
の政治団体との繋がりもなく、殺す為の動機は見つからないとして
デビッドは呟く。

メーガンとコルビーはミンの家を捜索する。
大家によると家賃はきっちり払うが愛想が悪い人だったという。
コルビーは日記を付けているとし、一週間前にスーツやネクター
靴などを購入していて、今回の事件は計画的なものだと語る。
日記にはフランス語で書いていてお手上げかと思われたが、
メーガンは日記を読む。「ブルータスに心を侵され、普通の人間
らしく行動出来なくなった」というもの。ホッケー選手と付き合っ
た際にフランス語を学んだという。ブルータスとはトルーマン
のことなのか。メーガンは室内の状況から統合失調症の兆候が
強く見られると分析。関係・妄想・抑圧された怒り・・更に
クスリが処方されている事を知る。硝酸デキストロアンフェタミン
(通称:スピード)゛というコルビー。攻撃性を増すクスリである
が何の為に服用していたのか。ミンは軍人年金を受け取っている
とし、アメリカ陸軍からの小切手が置いて有った。

チャーリーとラリーは大学にいるとラリー宛の郵便が届く。
チャーリー宛に届いたもの。ミリーがトンネルの件以来、
郵便ボックスさえも使用させないと言ってきたのだという。
その中には「宇宙論クォータリー」という雑誌が入って居た。
チャーリーはそれをラリーに見せようとはしなかった。これを
見たらショックを受けるよというチャーリーだが、ラリーは
奪い取る。そこには「イグビーの法則・・・ボースアインシュタイン
測定に於ける音波の広がりと重力の揺らぎの再定義」に関する
論文が掲載され、ジョハネス・イグビー教授の名前が大きく
取り上げられていた。彼のことをラリーは散々バカにしていたが
その彼が今はアメリカ国家科学賞の有力候補だという。しかし
ラリーはそれを見てにやける。それを見たチャーリーはショック
で変になったと考える。ラリーはチャーリーに対して計算物理学の
講義を代わりにしてくれと言って出て行ってしまう。

911に通報された時の録音データを再生する。
60歳よりは若いしベトナム人の声とは思えないという。
分析の結果、通報しているのは白人で25歳から40歳の男性だと
コルビーは語る。ホテルのロビーの公衆電話から12時17分に
通報の電話をかけたのだという。その時ミンは会場の中に既に
いたことが確認されていた。
メーガンは検視報告を持ってくる。死因は自殺によるものだが、
病理報告では大量の硝酸デキストロアンフェタミンを摂取と
されていた。処方箋の用紙は盗難されたもので、薬を飲んだ
ことで議員への怒りをかき立てたであろうこと。
そんな中ドンの元にCIA捜査官のレイモンドが尋ねてくると
二人きりで話したいという。

レイモンドはトールマンの事件の件で情報を共有したいとのこと。
ミンの市民権と年金は、昔ウチの仕事を手伝い働いていた為
のもので、ベトナム戦争時代にある計画に関わっていたということ
しか私も知らないという。25年間も潜伏していたということなのか。
そんな過去が明るみにされると困るのだとするとドンは捜査情報
は知らせるという。

ミンが使用した銃はネバダで先月30丁売られたウチの1丁で
購入したときの身分証は盗んだもの。ロニガン銃器店という
ATFウォッチリストの店で、そこで使われた銃を購入した人物は
同型の銃を3丁購入している事が分かる。残り2丁が何処に有るのか。

ドンとチャーリー、そしてアミタはディナーを取る中、
ブラックマーケットで代理購入された銃を巡り会話していた。
ネットワーク効果の帰納的応用だろうというチャーリーに対して
メトカーフの法則なのかと問う。しかしチャーリーはそれを否定
する。父は現在オークランドでウォーターフロント再開発計画
の為に出張しているという。
そんな中、ラリーとメーガンも一緒にやってくる。
ラリーから重大な発表があるというメーガン。ラリーは理科大を
離れてロスを離れること。そして地球を離れるという。次の
スペースシャトルで国際宇宙ステーションにいくことになった
という。3週間後に出発だとすると、一同喜ぶがチャーリーだけは
不快な顔を見せていた。
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クインシーホテルに銃を持った男がいるという匿名の男性からの
911の電話有り、そこでは州上院議員トールマンが講演をして
いたことからもFBIは警備を厳重にして見守っているところだった。
しかし起こるして起きてしまう発砲事件を止められなかったドン
たちは、犯人の男性がベトナム系の人物(ミン)であり、議員との
関係を調べていくことになる。ミンの部屋からはフランス語で書か
れた日記の中に”ブルータス”というものの存在に触れていること
からそれが何なのかを探っていく。するとドンたちの前には
CIA捜査官だと名乗るレイモンドという男性が現れる。

今回は突拍子も無いことの連続だったけど、全くない話ではない
というところで動いていた感じもする。
冷戦時代の思考をそのままに、現在でも存在している囚人を利用
した人体実験を描いたもの。

メーガンがさらりと語っていたけど、「カリフォルニア州の刑務所
では珍しくないが囚人が新薬開発の被験者として実験される」という
のは本当のことなのか。
敵を倒す為に、懐に入る事の出来る敵の捕虜に洗脳を施しては
本国に戻して暗殺を企てるというプロジェクトが政府レベルで開発
が行われているとする現実。

冷戦時代には力の誇示と称して宇宙へ関心と有人飛行機の開発・月面
への着陸の執着によって、アメリカとソ連が技術競争を行っていた訳
だけど、今回ラリーが映画「ライトスタッフ」の如く、次のスペース
シャトルで国際宇宙ステーションにいくことになったとする報告として
描かれていることを考えると、全く無関係の内容ではない感じだね。

しかも2014年の現在に於いてはそのスペースシャトルは現役を
引退し、このドラマを見ている前日には新型宇宙船「オリオン」の
試験機が打ち上げ成功の報道が起きていることを考えれば、時代は
確実に進歩していること。
冷戦時代の名残と同時に時代は進化していることを示す技術力の
提示はそのまんま現在のラリーの立場とチャーリーの思考という
形の違いとして描かれている。

ドラマとして興味深いのは、ラリーがこれまでの奇異な行動の中には
実は壮大な夢への実現の為の布石が込められていたという一面が
有ったことだ。家を持たずに小さな車の中で寝ていたり地下トンネル
の中で過ごしていたという流れは、スペースシャトル搭乗を意識
してのことだったということ。

しかしラリーは全てを捨てたということを口にしているけど、
例え宇宙に跳んだとしても、期間は僅かだし、その表現はオーバー
な感じ。勿論チャーリーが語る様にロケット事故による可能性
を考えれば、そういう最悪な状況も想定出来るのだけどね。

チャーリーはラリーはそんな馬鹿な事をする人ではないとして
夢から目覚めさせて現実に引き戻そうとしているけど、実際には
嫉妬心も多く含まれているのだろう。
アミタは
「チャーリーは手の届かない夢を見た事が無い人だ。叶わない夢
と知りつつ憧れる気持ちを知らないこと。夢の為に全てを捨てる
のは馬鹿げているとしか思えない」と語っていた。

面白かったのはチャーリーとコルビー。
理系と文系のコラボレートかな。
コルビーが語る公式、A=B=C=Dも笑えたけど、「木を見て森を見ず」
と語るコルビーの言葉をヒントにしてチャーリーが真相にたどり着いた
ことで「俺たちが閃いた」としてユークリッドの果樹園を例に挙げて
答えを導き出した。
しかしあくまで理論であり、個人を特定するには相当強引な流れが
有り、容疑者像を絞るにも狙われているターゲットを絞るにも
流石に無理が有った。

・I’m Alive by Jeremy Kay

■その他

・宇宙マイクロ波背景放射に関する研究がNSAの衛星シグナル技術に役立つ
・オペランド条件づけの新手法と神経解剖学 スタンフォード教授
・キューバからアメリカに移住、1980年マリエル事件の時
・チノ刑務所
・有向グラフにネットワーク理論を適用して分析した
・ネバダでS&W モデル64
・行動変容プログラム 感覚遮断 薬物治療 精神外科 多くは国防総省
が許可、CIAも繋がって居る
・シーザーを暗殺した男はマーカス・ブルータス
・超双曲型偏微分方程式の解法 テキサスワールデムトーナメントで
マスグレーブ教授を倒した時に着ていたTシャツ
・LKウルトラ CIAが50年代、LSDでマインドコントロールをしていた
・放射線とかELF(超低月波)
・マッカーサー公園
・命を助けて済みませんと謝れ (コルビー談)
・連邦情報公開法
・レブンワース刑務所にいる陸軍大佐
・18日の夜にあの蟹座とごしし座の中間辺りを14秒間跳んでいるのが見える

ドン・エップス (Rob Morrow) FBI捜査官
チャーリー・エプッス (David Krumholtz) 数学者
アラン・エップス (Judd Hirsch) 父
デビッド・シンクレア (Alimi Ballard) FBI捜査官
ラリー・フラインハート (Peter MacNicol) 物理学者
アミタ・ラマヌジャン (Navi Rawat) 学生
メーガン・リーブス (Diane Farr) FBI捜査官
コルビー・グレンジャー (Dylan Bruno) FBI捜査官

レイモンド (Matt Keeslar) CIA捜査官
カルロス・コスターボ (David Zayas) 2人目の加害者、キューバから
サム・フィニー (Michael Ralph) 銃器を販売
キース・ホイテカー (Tom Everett) 駐車係、チノ刑務所でカルロスと同房
デニース・デービス (Teresa Parente) スタンフォードの妻
スタンフォード・デービス (Michael Piontek) 2人目の被害者・精神科医
ローレンス・ドライデン (Tom Amandes) サンタモニカの精神科医・弟ポーター
マーティン・トールマン (Jim Gleason) 上院議員
— (Chris Warren Gilbert) Bodyguard
Mrs.トールマン (Anita Elsbree) 議員の妻
— (Kerry Finlayson) FBI Agent
バン・ミン (Simon Rhee) ベトナムの元兵士

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