ホワイトカラー White Collar シーズン4 第1話 指名手配犯ニール Wanted

リンク広告 テスト




July 10, 2012
第1話 指名手配犯ニール    Wanted

脚本/Jeff Eastin 監督/Paul Holahan
——————————————————–
モジーはニールに対していつでもニューヨークから逃げ出せる
ように美術品は海外に運び出した事を告げるが、ニールは自分
にとってここは居場所であり逃げたくないと語る。
しかしワシントンのクレイマー捜査官は、ピーターとニール
との関係について面白く思っていない人物だった。
ニールのこれまでのFBI知能捜査班への協力ぶりにピーターは
連邦保護観察局は審問会を招集して、ニールの減刑について
話し合いの場を設けることになったという。ホロマンからは
現在ニールは4年の刑期中、2年が経過していること。ニールは
この土地から逃げることはないという。しかしクレイマーは
なんとかしてニールを個人的怨みで自由にさせまいとする視線
でいる事を知る。ピーターは我々が彼を犯罪者として扱う限り
は彼は自分がそう思ってしまうのだという。自由を与えるべき
ことを告げるが、クレイマーが改めてニールのことを逮捕しに
来た為にピーターはニールに目配せして逃げる様指示を出す。
ニールは足かせをハズしてモジーと共に海外へと逃走する。

ニールの逃走前の行動として、ルーズベルト島に行きそこで
逢っていたのはE.パーカーという証人保護対象者だとジョーンズ
は語る。ヒューズはピーターに対して、クレーマーは君が
ニールの件で何かを隠していると主張していたことを告げる。
ニールが逃げた今は、仕事に打ち込みニールのことは忘れろと
言われる。

ジョーンズもピーターに元気を出して欲しくて当選商法詐欺
のことを告げ、雑誌プレゼントと称して詐欺を働いている案件
を調べようと語る。
そんな中、FBIのピーターのオフィスには国際業務担当して
いるFBI捜査官のカイル・コリンズがやってくる。何故知的犯罪
班にいるのかと問うと、ニールの件で来た事を告げ、更生の
手本になるハズだったのに何故逃げたのか。そして何処に逃げて
いるのか。ニールの部屋を調べたが何も出てこないとし、ピーター
が彼のことについては一番知っていると聞いたのだという。
ピーターは供述書で全て話した事を告げると、君はクレイマーの
使いなのかと問う。
カイルはニールについて分かっていることを語る。
「27つの偽名を持っていること。スワヒリ語を含む8カ国語を
操れること。犯罪者の引き渡し協定のある国は逃亡の地として
避けること。美人に弱い事。すぐに逃げること。」。ニールに
探す協力をしてくれというが、分からない事を語る。

その頃、カーボヴェルデ共和国の北にあるサンタマリアの町
にいたニールは、プールからあがるとシャワーを浴びる。
服を着替えてロドリゴの店にいくと、帽子が届いているという。
ニールはここではジェームズ・メインと名乗っており、モジー
はトレジャーハンターのバリー・ソエトロと名乗っていた。
市場に出るとニールはヘクター少年に挨拶する。ヘクターは
町のチンピラが彼が売っているパパイヤを無断で盗んでいく
姿を見て変わりに金を払う。
ニールはそこにいた男に「ミベレロ」という曲を弾けるか?
と問うと、店まで来て演奏して欲しいという。
その島にあるコーヒー店に勤務するマヤという女性にニール
はアプローチしていた。マヤはニールのことを「ニューヨーク
さん」と語る中、私が好きな曲だと言ったからこんな演出を
したのかと問う。店にはモジーもいるが、ニールは彼は人畜無害
な人だよと語る。ニールはマヤに今夜食事をしようというが、
マヤは、貴方のような「過去から逃げる為にここに来た人と
関わるのはトラブルの元」だとして取り合わなかった。
オレはここに住みたいから来ただけだとすると、本当のあなた
を見せてくれたら食事も考えるという。

モジーによるとここはアメリカとの犯罪者引き渡し協定がなく、
俺たちは金持ちとして過ごせるのだという。
しかしニールはニューヨークに帰りたいと語る。それにFBI捜査官
は諦めないだろうという。
——————————————————–

ニールは4年の実刑に対して連邦保護観察局の審問会に於いて
減刑措置の検討が行われようとしていた。ピーターの後押しも
有って既に刑の執行から2年が経過したことから、釈放への手続
きへと順調に進もうとしていたが、ワシントンの捜査官・クレイ
マーはその名の通りクレームをつけては、ニールの心の中には
まだ改心していない詐欺師としての信念が有るとして、一生
出られないようにすると言う個人的怨みに近い難癖をつけてくる。
ピーターは審問会に来たニールに逃げるよう目配せして逃走させ
た結果、ニールとモジーはピーターの目の届かない海外へと
飛び立つ。ピーターでさえ連絡の取れないところに行ってしまい
“ツーカー”だった関係を失った彼の心は空虚のまま6週間が経過
していた。
そんな状況の中で、新たにFBI捜査官の中で国際業務を担当して
いるカイル・コリンズ捜査官は、ニールの逮捕に向けて動き始める。
ニールが痕跡も残さず手際よく逃亡していることから、カイル
はピーターと結託して逃がしたのではないかとする疑いの目を
もって状況を見つめていた。

いよいよ始まりましたシーズン4。
他のどのドラマよりも気楽に見られるのがこのドラマの良さ
かも。法廷ものドラマとか医療系ドラマだと単語を拾うだけで
面倒臭いし、状況の把握のために段取りやそのやりとりを覚えて
置かねばならないので、真剣に見ていなければならないけれど、
このドラマだと”ながら見”しても見ていられる。疲れた時に鑑賞
出来るところが良いな。

気になるのは、たったの4年の刑期の人物をここまで真剣に追う
FBI捜査官の執念がイマイチ理解出来ないところも有るのだけど、
それはそれ!って感じなのか。

海外ドラマでもシーズン始めは海外からスタートするパターンって
意外と多いのねと改めて感じさせる。南国での生活は理想的とも
言えるけど、今のニールにとってその生活は本当に望んでいるもの
なのかどうか。

犯罪者として逃げ回っているウチは、安住の地などないのだろうな
と思うし、今回出会う女性・マヤとの関係を通して、”過去から逃げ
る為にここに来た人”、偽りの人生を送っている名もなき”ニューヨ
ークさん”扱いされることで、結局自分の望む生活なんて送れる
ハズもない。

一時のバカンスとばかりにニールやピーターの骨休み的意味合い
をもってたまには都会の喧噪を離れて生活するシーンを見せる
のも悪くは無いけど、こんな場所でも忙しない姿を見せるところ
はなんとも皮肉だね。

冒頭から女性ファン熱狂のファンサービスショットの連発。
プールから出てくる様は、アメリカンドラマの青春ドラマとして
その名がよくあげられる映画「初体験/リッジモント・ハイ」の
フィービー・ケイツばりのシーン(笑)。その後に彼のトレード
マークである帽子を買いに行く様。コーヒーショップに都合良く
現地美女も勤務しているということで、ニールにとっては理想的
環境がある。

一方ピーターとコリンズは、必死になってニールの行方を追う。
もちろん追いかけている意図は両者正反対だ。
コリンズを監視・尾行するピーターの姿が何処か滑稽に見える
し、なんだか素人の尾行にしか見えなかった。
エリザベスも合流してニールを助ける為にコリンズを監視。
ニールが最後に逢っていたと思われる、ルーズベルト島のE・パーカー
とは一体何者なのか。
エリサベズのアシストも有り、なんとかパーカーの頑な態度を
打ち解けることに成功して電話でニールと会話する機会に恵まれる。
一度きりの連絡。
その電話で会話した際の録音データを解析して、「教会の鐘が4回」
「波の音」「雷雨」の中から、該当する地域と同時に、ニールの
持つ性格を吟味してピーターが目的地に向けて一直線で進む様を
見ると如何にピーターがこれまでの人生をニールに費やしてきた
のか分かるというもの。
ただピーターがコリンズを尾行しているのと同時に当然コリンズ
がピーターを監視していることに気が付かないというのはちょっぴり
お粗末な感じがする。
ダイアナが録音データの解析にFBIアカデミーで解析させたという
ことが分かれば当然その流れはコリンズには伝わるハズ。

意外にも博識っぷりを発揮したのはジョーンズだった。
教会の鐘が4回鳴っていることから、現地は午前か午後の4時で
あること。ニューヨークが深夜だったことから協定世界時での
時差を割り出して、場所を割り出す流れで、「グアモのチャモロ族
の村では朝の4時にミサが行われる理由として漁師の為」としていた。
カーボヴェルデ共和国が条件としてもっとも近いものが有ったけど、
ポルトガルの元植民地でカーボヴェルデでは教会の鐘にはスペイン製
の真鍮が使われていることはないと疑う。しかし1798年スペインの
難破船トリニダードから鐘が引き上げられて、サンタマリアの
セントクリストファー教会で使用されていることをネット情報から
掴んで行く。

ヒューズ捜査官の計らいもあって、上手いこと私服姿のピーターが
アメリカの法の及ばない場所・カーボヴェルデに向かう。
すぐにピーターはニールの性格からピンポイントでニールに近づく様
を見ると、ニールは地球上の何処に居てもピーターから逃げるのは
難しそうだなと思わせるものがあるけど、ヘクターを使ってサイフを
すらせて、上手いこと不自然な事象の中から自然な行動を作り出すが
如く、誘導していく。

最後はニールは地元の悪党であるドブスに助けを求めるが、
どう見ても裏切る顔しているヤツを何で信用してしまうんだって
感じだったね。
ニールに賭けられた懸賞金額からして当然裏切ることも明らかだった。
さてこの窮地をどう切り抜けるのか。

・Mi Velero
・Salsa Habanero

ニール・キャフリー (Matt Bomer) 天才詐欺師
ピーター・バーク (Tim DeKay) FBI知能犯専門チームの捜査官
モジー (Willie Garson) ニールの友人、犯罪者社会との深いコネ
ダイアナ・バリガン (Marsha Thomason) FBIピーターの部下
エリザベス・バーク (Tiffani Thiessen) ピーターの妻
クリントン・ジョーンズ (Sharif Atkins) FBI ホワイト・カラー・ユニット

カイル・コリンズ (Mekhi Phifer) FBI・国際常務担当
リース・ヒューズ (James Rebhorn) FBI・ピーターの上司
ヘンリー・ドブス (Gregg Henry) カーボヴェルデの島
エレン・パーカー (Judith Ivey) 元刑事、証人保護
マヤ (Mia Maestro) カーボヴェルデの島・コーヒー店
ブロディ (Rafa Alvarez)
ロドリゴ・ハーバーダッシャー (Juan Capella) 帽子店
ロレンゾ (Jose Caro) 船頭
ハビエル (Bruno Irizarry)
— (Jose Irizarry) Street Musician
— (Madelyn Ortiz) Local
— (Miguel Angel Reyes) Local with Knife
ヘクター (Alejandro Santos) 少年

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336