マンハッタンに恋をして ~キャリーの日記~ The Carrie Diaries シーズン2 第7話 うわさの真相 I Heard a Rumor

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第7話 うわさの真相 I Heard a Rumor

監督/Norman Buckley 脚本/Amy Harris

【ストーリー】

・ジョセフ・コンラッドはこういった。「誰もが好きじゃないと言い
ながら楽しむのが噂だ」と。ニューヨークでは特にその傾向が強い。
レイズ・ピザの店より多くのゴシップ誌が存在する。
ゴシップ好きのキャリーは朝からゴシップ誌を手当たり次第に買うが
その中で自分の事を言っている記事を目にしてしまうキャリー。
ベネットからも「インタビュー」のオフィスでその事を指摘される。
「若き劇作家アダム・ウィーバーについて尋ねると最近振った彼女に
ついての劇を書いていること。郊外出身の小っちゃな勘違い女だと」。
マンハッタンの文芸界ではこの手のゴシップは致命的だった。
キャリーは私が振ったのにまるで事実と違うとし、記者は真相を確かめ
もしないのかと激怒。電話したらどうかとかるん゛・・文芸界に
自分の名前が出るのが夢、それは私の小説のハズだったのに・・。
刺激的で核心を突く評価の高い小説。噂されない限りは無名のままだ
というベネット。
そんな中、ラレッサはプレゼントを持って来たとしてオフィスにやって
くる。ポケベルだった。それを持つのはキャリーの理想でも有った。
ドラマの医者みたいに必要とされている気がするという彼女に対して
ベネットはこれで完全にアンディの犬になるってことだという。
アンディが常に待機しろって意味で24時間週末も利用されるという。
ポケベルは捕まえたい人が捕まえたい為に配っているのだという。
キャリーにもラリッサからポケベルが配られる。おちびちゃんも
やっとデビューしたのねというと、キャリーは”ページシックス”を
読んだのねと感じ、本当の事じゃないと語るが、そんなの関係はない
とし一度噂になるとそっちを信じるものだというラリッサ。

セバスチャンとマギーは学校へ。
ドナは噂は本当みたいねと二人の前にやってくる。惚れ有っている
ように見えるという。セバスチャンを奪って幸せじゃないのかとする
が思い込みは危険だと忠告する。しかしキャリーはどう思うかなと
言われ、なんかセバスチャンがボディガードみたいだという。あんたは
女性にいつも優しいが、守る価値はあるのかしらというドナに
マギーはぶっ飛ばすよと語るが、噂は止められないことを指摘する。
マギーも噂を止めないといけないというが、セバスチャンは気にして
いないという。しかしキャリーのことが気になるとして、私と少し
話をしてくれたとし、友達にまた戻れるかも知れないのだという。
そんなマギーに大変な時で話したくないことだけど、キャリーは君が
夕べウチで寝ているのを見られたという。車が出て行くのが見えて
ドアの外にジャケットが置いた有ったという。オレが挙げたヤツだと
いう。説明するとなれば君が居た理由を話すことになり君の事も知ら
れるという。まずはどうするのか決めないといけないとし、セバスチ
ャンは協力すると語る。

マウスとウエストはいつものダイナーに来ていた。
グリルチーズサンドとチリポテトを注文しようとするが、また同じ
ものなのかというマウス。ミルクシェイクのバナナ入りでも注文する
かと問うと、互いにお腹は空いていないという。もしかしてマンネリ化
していないかとし、”私たちつまらないんだ”としてどうしようと
語る。何が原因なのか。付き合ってまだ8ヶ月なのに・・食事して宿題
をするだけなんて・・もっとスパイスを効かせないと行けないとし、
今から車の中でHしようというマウスだが、これからバスケの試合だと
いう。明日はマウスの入試準備クラスが有った。近いうち燃え上がるよ!
と宣言するマウス。

学校にいたキャリーはポケベルが鳴る。
ウォルトはラリッサからではないかとして連絡した方が良いのでは
と語るが、くだらない用件ばかりだという。ポケベルは音でハメる
手錠だった。ベネットは怒っていたとし、インタビューを辞めたい
みたいだという。アンディに昇進させるか辞めさせるかを迫るみたい
だというがキャリーはアンディには逆効果だという。職場で仕事以外
で注目されるのはよくないと。

マギーはセバスチャンに中絶することに決めたとして病院に一緒に
来てくれないかと頼む。

ラリッサに電話するキャリー。何処に居るのかと問われ学校だという。
卒業したのではなかったかという彼女に、まだ11月であり6月までは
学校だという。トリスタン・キャシディから電話でページシックスで
あの記事があんたが彼女と知って本人確認したいと言っているという。
ラリッサに記事にかかれるのはどんな事でも良い点だと言っていた
でしょと尋ねると、アンディが関わらない限りはねという。自分と自分
の雑誌のイメージに神経質になっているとし、勘違い女性を置いておけ
ないというだろうと。ページシックスに勘違いと思わせるか、アンディ
の怒りを買うかだというラリッサ。

土曜に発送の雑用の為に呼び出されたベネットは手当も付かないのに
こんな事をさせられていると激怒。キャリーは私なんて給料も出ない
のよとし、カプチーノを作るだけだという。サムは美味しいわよと語る
中、キャリーは勘違い女じゃないとトリシタンに説得出来ないと一生
カプチーノを作ることになるという。直接話せればウィーバーがウソを
ついたと説得出来るという。ウォルトは無視しないと寧ろ余計に攻撃材料
になるという。サムは逆に事実を伝えるべきだという。封筒は投げ捨てて
休日出勤させるなと言ってやろうというベネット。どうして琴を傷つけ
悪意はないと言うのか。アンディに頑張っているのに特集記事も書かせ
てくれないというベネットは「ボット・ブワッツ」(レストランのコラム)
以外にも書きたいという。最初の2年はそれでも楽しかったがもっと色んな
仕事がしたいというベネット。上司は男性と同じで一度支配させたら
どうぞ無視してくださいと言ったも同然だというサム。ウォルトは
両親の結婚みたいだねと語る。サムは今夜パリパーティーがある
とし50ドルで名前を書いた紙を帽子に入れておくとくじ引きで2人分の
パリ旅行が当たるという。そこにはマスコミが沢山押し寄せるというと
キャリーは行きたいという。サムはコネがあるから・・と語る。

■感想

ポケベルって使ったことがないけど、今でも病院ドラマでは便利な
道具として利用されているよな。PHSが一時期見直されたことも
有ったけど・・。

今回は「噂」に関する是非が問われる内容だった。
そんな噂に対して「思い込み」は危険だとするけど、噂の真意・真相
が証明出来ないものに対しては無駄にあがくほどにその罠に陥る
気がするけど、それが説明出来る限りは事実を正すべきではないのか
なと思っても見たりする。

ウィーバーがもの凄く幼稚な男で、セバスチャンの方がヤンチャに
見えて大人の対応をするという辺りが何とも言えないね。

ウソでも何でも言ったモノが勝ちみたいな馬鹿な価値観が存在する
のが大都市ニューヨークであり、小さな街キャッスルベリーと違って
弁明する必要も無い程に本来情報は流れているのだろうけど・・。
逆にそんな噂一つ、先入観一つで悪者にされてしまうセバスチャン
の本来の優しさとそして寂しい家庭環境からくる噂にもびくともしない
強さみたいなものを感じるエピソードでした。

■キャリーとセバスチャンとマギー

付き合っていたウィーバーがキャリーのことをゴシップ記事に情報を
流す。
この人マスコミ嫌いで有名だったんじゃないのか・・・
別れた腹いせにウソをぶちまけてキャリアの為に利用する。
ホントくだらない男です。そして無駄にイケメンです。
あんたがトニー賞を受賞したという兄との話は本当だったのかさえ
疑わしくなってきました。

ただキャリーもトリシタンを説得しようとして近づいた際に、
自らを偽り、彼の悪口を吹き込みました。ウィーバーが精神的に
小さい男だということは言うまでも肉体的小ささに関しては確認の
取りようもなく・・ただこんな言葉だけで記事にしてしまうという
ところがなんか幼稚っぽいと言うか、これが一面に出るという低俗な
ゴシップ誌をそれ程気にする必要があるのかとさえ感じますけどね。

キャリーもわざわざ訂正する必要も無かった気がするし、ウィーバー
が悪びれた様子もなくキャリーとの会話の中で

「言葉を選んであの通りに言った。オレは言葉の魔術師さ」
「怒っていないなら何故意地悪を?」
「この街で大事なのはイメージ。誰が勝者で誰が敗者か。オレの印象を
よくするために君をおとしめた。個人的恨みはない」

言っている事がむちゃくちゃ。
出来ればストーリーの展開的にウィーバーにはガツンとやり返して
欲しかったので、この会話自体をトリシタンに聞かせる展開を
用意して欲しかった。

ただ一つの疑問は正直キャリーって何のキャリアもないしただの高校生
であり、キャリーを貶めても何の意味もない。彼女自身弁明する
必要が有ったのか。

マギーの件でセバスチャンから連絡。
妊娠したこと自体はキャリーにも伝わり、そして相手が警察官の
サイモンであることは話してしまったけど、マギーは妊娠の事実が
発覚してしまったのであれば、今更誰がその相手なのか話しても
良いのではないかと。セバスチャンだけを悪者にして置くというのは
彼女の中の良心が痛まないのかと。

結局キャリーとセバスチャンの誤解も解け、そして傷ついたマギー
のベッドサイドで手を握るキャリーの姿。
マギーとの関係がまた元通りになるのでしょうかね。

■マウスとウエスト

この二人は付き合って8ヶ月で早くもマンネリ化だそうで・・・
高校時代なんて遭っているだけで楽しいわ、Hするだけで全然満足
出来る年頃ではないか。小さな街だということは分かるにしても、
最早熟年カップルのようなことを言っていますね。

で、二人が取った刺激策は・・
「ムーチョアツアツな関係プロジェクト」。
まるでセンスの無い作戦名だ(笑)
まずは辛い刺激物の料理を食べること。
そしてマウスが用意したサプライズであるおっぱいだけが写る
写真をウエストに渡したこと。こんなことでマンネリ化は防げる
ものなんですかね。

悲しいことにラブレターが黒板に貼られてサラされるが如く、マウス
の胸の写真は意図せぬ所から流出して、誰の裸なのかということに
なる。ラリッサではないかとされる中本人は否定。ジェンたちでも
ない事を語る。
マウスはその事実を知り一時期は「息が出来ない・・」と呟いていた
ものの、写真を見られた時の会話を一言一句聞かせなさいとウエスト
に迫り、ドナが小さいけど張りのある胸だと言っていたとしたこと
で、自ら私の胸だとばかりに「変態露出狂おじさん」がやりそうな
ことをバスケ選手達の前で行い胸を見せては自己満足することになった。

女心は分かりません。

そういえばマウス役のEllen Wongさんって何かの映画でヌードに
なっていたよなぁ。高校生役だけど、1985年生まれの30歳過ぎの
女優さんですよね。

■ウォルトとベネット

最初ウォルトはこんなパーティーでクジャクみたいに羽根を広げて
アピールすることに嫌気がさしていたけど、大好きなベネットが
軽く見られている事を知って彼がベネットという人物を売り込みに
出る。元々ウォルトにとってベネットとは憧れのインタビュー誌の
「ホット・ブワッツ」の記事を書いていた記者。
ウォルトは少しのウソと駆け引きを使って、見事にベネットという
人物の存在価値を引き出すことに成功する。

ラリッサの使いっぱだったけど、最終的には昇進出来て、そして
特集記事も書かせてくれるということになる。
謎のアンディとはこの雑誌のトップの人だと思うけど出演しなかった
ですね。それもまた今回のテーマである「噂」と掛け合わせた
謎のイメージの人物っぽい演出だったのでしょうかね。

■その他

・セバスチャンが格好良いエピ

マギーとの約束を最後まで貫いた彼。
マギーの父・エディ役のBoris McGiverが、「Person of Interest」
では悪徳警官のハーシュだったりするので怖いなと思ったけど。

「人がどう思おうが構わない」
「君さえ真実を知っていれば良い。噂やゴシップは本物じゃない。
ただの雑音さ」

・ウィーバーは益々売れていく?

現在彼は「不可思議な天使」という脚本のリハが進んでいて、
アンドリュー・マッカーシーが主演するとのこと。
バブル時代の青春映画の大スター。

・ウォルトのゲイが母にバレた?

新聞にパリパーティーのことが掲載され男性とキスされているのが
バレてしまった。信心深い彼のゲイなどもってのほかって家庭環境
なので今後どうなってしまうのかな。

■使用された曲

・Would I Lie to You? by Eurythmics
・Just Cant Get Enough by Nouvelle Vague
・A Signal To The Heart by 1933
・Voices Carry by ‘Til Tuesday
・The Safety Dance by Sleeping at Last

■出演者

キャリー・ブラッドショウ (AnnaSophia Robb) 17歳、女子高生
セバスチャン・キッド (Austin Butler) キャリーの彼
サマンサ・ジョーンズ (Lindsey Gort) ドナの従姉妹
ジル・チェン (Ellen Wong) “マウス”、キャリーの親友
マギー・ランダース (Katie Findlay) キャリーの友達、ウォルトと恋愛
ドリット・ブラッドショウ (Stefania Owen) キャリーの妹
ドナ・ラドンナ (Chloe Bridges) ライバル
ラリッサ・ラフリン (Freema Agyeman) ファッション誌
トム・ブラッドショウ (Matt Letscher) キャリーの父
トーマス・ウエスト (RJ Brown) 運動部、成績優秀
ウォルト・レイノルズ (Brendan Dooling) キャリーの友達

エディ・ランダース (Boris McGiver) マギーの父、警察署長
ブレンダ・ランダース (Elizabeth Meadows Rouse) マギーの母
ベネット・ウィルコックス (Jake Robinson) ウォルトの彼、インタビュー誌
アダム・ウィーバー (Chris Wood) 新鋭劇作家
— (Samrat Chakrabarti) DOC
ペンドルトン (Ryan Dinning) バスケの選手
— (Tasha Guevara) Chic Artistic Woman
アルヴァロ (Gustavo Heredia) ウェイター
トリスタン・キャシディ (Edward Watts) ゴシップ誌”ページシックス”編集長
— (Laurie Williams) ウォルトの母
— (Cris Williams) HS Student
アンディ () インタビューの偉い人

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