Dr.HOUSE ドクター・ハウス シーズン7 第13話 2つの寓話 Two Stories

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第13話 2つの寓話 Two Stories

脚本/Thomas L. Moran
監督/Greg Yaitanes
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BRYE PARK小学校。
ザックはみんなでアメフトを行っていると、コリーンから紙を
手渡される。ザックは話って何なのかと問うと、突然彼女は
「しましょう」と語る。ザックは何で急に気が変わったのか?
と問う。キスしようとしていると突然ウォッシュバーン先生が
やってきて校則違反だとして連れて行かれる。校長がもうすぐ
来るのでそれまで待っていなさいと言われる。その待合室には
何故かハウスの姿も有った。

— 3日前 —
ハウスとフォアマンは大学の寮にいく。
ハウスはノートPCを手にしていたが、その寮の一室にいた生徒
のブレットに対して頼みがあるという。このノートPCのパスワー
ドを解読して欲しいというもの。フォアマンはその間に室内を
捜索して殺虫剤の類はないと語る。ハウスたちに一体何者なのか
と問うと、君たちのルームメイトの主治医だと語る。ロジャー
はライトはただの気管支炎なのだろうとして、大学のメディカル
センターもそのように言っていたことを語る。それはその医者が
バカなんだという。ライトは咳き込んで肺をはき出したのだという。
呼吸器官が口の中に飛び出して来たのだという。勝手に部屋を
調べてどうすうつもりかというブレット。ハウスはロジャーの
ことを銃で撃つと銃口をブレットに向ける。

— 2時間前 —
** 教室
ハウスはBRYE PARK小学校の「2011年お仕事紹介の日」で教壇に
立っていた。医師としての仕事の説明のため。生徒のコーウィン
はハウスが3日前の話をしたことで本当の話なのかと問うと、
ティモシー(ティミー)は嘘だと語る。嘘だとするその根拠は何か
と問うハウスは、医者は銃を持ち歩かないものだという。患者
の家を調べるなんて事もしないし、そもそも話に出したのは
映画「パルプフィクション」のパクリだと語る。

**待合室
ティミーが言ったのだろうというザック。彼は古い映画が好き
なヤツだという。パルプフィクションを古い映画扱いされた
ことに憤りを感じるハウス。ハウスはザックの隣で座る少女の
コリーンが目の下にあざがついていることが気になり質問する。
そのあざは2、3日経過したものだからその件での呼び出しを
喰らったのではないのだろう?と問い、ハウスは相手の心を見透かす
ようにして、君は恥じている・・そして被害者だと語る。
コリーンはあざの理由が知りたいのであれば何でここに居るのか
を話すようハウスに交換条件を持ち出す。

**教室
ここで話をするにはパンチのある出だしが良いと思って銃を
取り出した事を語る。でも実際に家を調べることはあるのだ
という。患者に知らせずに家を調べる意図は病気の原因を患者に
よって隠されてしまうことが有るからだという。ソフィーは
何で死ぬかも知れない患者がそれを隠すのかと問うと、ヤツラ
はバカだし、人は嘘を付く者なんだという。ゲイブはみんな
嘘ならば医者だって嘘をついていることになるというと、常に
嘘を付いている訳では無いと語り、アリストテレスと彼のこと
を告げる。
教師のコーウィンはそろそろ”フラーニ先生”(ハウス)には
実際のお仕事を話して下さいと要求する。普段の診察でのこと
だという。ハウスはカルメンという結婚12年で6人の子持ち
の妊婦の診察をする中、バイブはよく使うのかと問う。3600g
の固まりを6つも出したのだから強力なヤツじゃないと刺激がない
だろうという。コーウィンは患者は他にも居るのではないかと
して別の患者の話をさせようとする。普段患者を診ていない
時には何をしているのかと質問される。

***病院
ハウスはカッディとランチの時間に食事に行こうと誘う。
しかしカッディは理事会との会議があるとして断る。
セックスしないか?とカッディを誘う。前妻はアナルサラダで
どうかと言うとカッディは今朝からダイエットをしているので
良いとし、忙しいのだと語る。ハウスは彼女に俺たちは話し合った
方が良いのではないかと告げると、オレから必要なだけ愛情を
もらえてないと感じて怒っているのだろうとし、それならば
ハッキリ言ってくれというハウス。日曜日のブランチの時には
二人で楽しんでいたじゃないかと。カッディのことが気に入らない
のだとし、「地球上で誰よりも身勝手で自己中心的なクソヤロウ
だ」と語る。ウンザリ・限界だと語る。

***教室
以上が典型的な医者の一日だと語ると、質問は有るかと問うハウス。
アレックスはバイブって何ですか?と語る。

***待合室
カッディは何が原因で怒ったのかと問うコリーンとザック。
俺たちはキスしているところを見つかったというザックは、
そっちも教えるようハウスに告げる。オレは彼女のアザことを
聞いたんだという。

***
最低病気になってあんたの唇で治るとしても絶対にキスしない
とコリーンはザックに語る。

ハウスはコリーンの行動に対してジラしているのではないかと
問うが、私は誘っていないしジラしてもいないという。それよりも
カッディは何で怒ったのかと問うと、ハウスは高飛車な女だ
と告げる。
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ハウスは何故か名門小学校(BRYE PARK)に来ていた。
待合室に居る間に、ザックとコリーンという生徒が隣に座り
校長を待つまでの間、互いに話合いをすることに。
コリーンはハウスが何故ここにいるのか。そして会話の流れを
通して彼が恋人を怒らせたことに対してどういう事情が有るのか
を知りたくて、大人顔負けの追求力でハウスを問い詰める。
一方ハウスもまた二人がここに呼びだされた理由やコリーンの
目の下についているアザが気になりその原因を問い詰めていく。

ドラマでは制作総指揮を勤めるThomas L. Moranが自ら脚本を
担当したというエピソード。
シーズン6では4話「カルマ」とか13話「カディの1日」を担当され
た方だ。

ドラマでは時系列をいじった流れが有り、一見すると何が起きて
いるのか分からない。少しずつハウス先生が診断に於いて
病気を解明していくかのように、視聴者自身にもドラマのストーリー
を想像してはそのロジックの組み立てをさせて完成させるという
試みが行われているようなものだった。

主に舞台設定としては
「小学校の教室(お仕事紹介の日)」「学校の待合室」
「カッディとのケンカ」「患者の診断」がベースになっている。

一番驚くのはやはり名門の学校というだけ有って、小学5年生
で有ってもハウスのエロエロ話と訳の分からない医師としての仕事・
診断の話を理解して会話の流れを作っていることだと思う。
その中でもハウスの作り話を見抜くティミーという少年が
ハウスの作り話が映画の一場面だとしてズバズバっと当てていく
ところに有ったり、アレックスというちょっとポッチャりした
少年が、わい談に対して突っ込みを入れて流れを止めようとする
ところが有ったり、ハウスに対して恋愛アドバイザー的役割を
持つコリーンを通して子供らしからぬ態度で物語を作っていた。

ドラマでは色んなところで疑問符を投げかけるところから始まって
いる。
「何故ハウスが小学校にいるのか」「何故ハウスがカッディを怒ら
せてしまったのか」「何故ハウスはフラーニ」という名前を名乗って
いるのか。

会話の流れが何処まで本当なのかは分からない。
上述した様にして、ハウスは色々と「お仕事紹介の日」と称して
少年たちに面白おかしくする為にストーリーをデッチ上げている
部分も多く、卑猥な表現に関しては何一つ包み隠さずに話をして
いるところなど、よく教師は途中で止めなかったなみたいな
突っ込みどころも多かった。

映画ネタでは、
・ナースにセクハラする流れを会話した際には、
「なぜ嘘だと思うのか?貴様が真実と向き合えないからだ!」
(ア・フューグッドメン)だと突っ込まれていたけど、その会話の
流れの中でタウブという人物を背が低くて鼻がデカイがアソコも
デカイヤツと表現したところが面白かった。

・PCのロック解除のパスワードの解析を求める際に誰のパソコンなの
か?と問う流れの際には、「恋人じゃないよ、だから興味が有る。
彼女はベッドの上で寝る。120cm上でな」(ゴーストバスダーズ)。

・カッディのオフィスからPCを盗む為に銃でぶち抜いたと語る
(サンダーボルト)
・実は地味にエレベーターを使って盗んだ
(華麗なる賭け・・スティーブ・マックイーンversionだ)
結局嘘かほんとか分からないけど、ナースステーションの近くで
ハウスは硫化水素とアンモラアを少し床にまいて悪臭を放った
隙にカッディのPCを盗んだようだ。

ウィルソンとの絡みでは、ハウスはカッディを宥める方法を知りたい
と語っていた。その為にはPCにアクセスする必要があるということ。
怒っている理由は分かっているとしていたけど、最後までその理由
が何かを言わないところがまた罪な展開であり、冒頭でカッディが
ハウスに失望して別れようとまでしている感じのシーンとして
演出されていたので上手い形で引っ張った形だね。
カッディのことを知っているようで理解していないのではないか。
カッディが最初に飼った犬の名前がパスワードかも知れないとして
ロナルドという名前がついていた事を知る。

ドラマではあんまりインターンとハウスの絡みは少なかったね。
ハウスがウィルソンと会話している際に、フォアマンが来て
容体が悪くなっていると報告する際に「困った時に白人に頼るのは
止せ」と語るシーンが印象的だったかな。

マーサが随分と垢抜けたような感じにも見えた。
マーサ役のAmber Tamblynさん、先日のプレミア上映の際に
パパラッチによって思いっきり乳首シーンを激写されてしまったけど、
彼女の脚にはフェアリーのタトゥーが刻まれているところなんかを
目にしてしまうと、どうも純粋さみたいな役所では不利に働くな。

カッディは何故ハウスに怒っていたのか。
コリーンに対して、「怒ったのは遺伝的に些細なことで大騒ぎする
ように出来ている」と語っていた。

相手の為に・・・という部分に欠けているハウス。
それを知りハウスとしては、レイチェルのことをカッディが望む
第一志望の名門の幼稚園に入れようと考えたことがきっかけだった。
その為に(お仕事紹介の日)の仕事を引き受けたのか。
その途中で電話しながら向かっていたことも有り、車をぶつけて
広告代理店の男・ドライデンとか弁護士の立ち会いの下で教壇に
立っていたけど、この人たちも元々は(お仕事紹介の日)の仕事を引き
受けて来ていたのかな。

■今回の患者

・フィリップ・ライト

大学院生で大学のメディカルセンターでは気管支炎だとして診断
していたけど、急患として運ばれて来る。

ハウスは冒頭から「サルコイドーシスだ」としてマーサの前で
宣言していた。
薬剤耐性菌による気管支感染ではないかとしてマーサは疑うが、
そんな目の前で患者は咳をする中で血を吐き、そして肺を口から
吐いていた。壊死した肺組織の塊を吐き出したとのこと。

「原発性扁平上皮がん」なのか。しかしガンでも感染症でもない
とし、チェイスは広域抗生物質が効かないことを語る。
アメーバ性肝膿瘍が破裂した。角膜を破り胸部に達したのでは
ないかというフォアマン。
マーサはルームメイトはサイエンス専攻しているのでチップ製造
をしているのであれば有毒な溶剤を使っている可能性があるという
ことで室内を調べに行く。その過程でハウスはパスワードを
大学生にハズしてもらおうとした様だ。

ハウスが小学校にいる時に、
サルコイドーシス検査は陰性で治療はまだ始めていないという
フォアマンからの電話。肺が虚脱しているとし、縦隔生検をすると
いうフォアマンに必要はないとし、サルコイドーシスの治療で
反応を見るよう語る。
サルコイドーシスは除外診断によって診断するが、他の病気を
除外するのに時間がかかり大抵は死んでしまうからだという。

検査の結果、生検でも抗体検査でも陰性だという。
患者は薬も酒も煙草もやらないこと。炭鉱作業員でもないので
やっぱりサルコイドーシスだという。
ステロイドとメトトレキサートの投与を求める。

校長室に招かれて散々頭おかしいのか?みたいに責められる中で、
ハウスが校長室で目にしたのは「エンドウ豆の上に寝たお姫様」
のポスター。それを見て、原因はただの食べ物だという。
まちがって気管支に入るほど小さいが気管支洗浄では流せない
大きさのものが入ったという。閉塞性肺疾患を起こして、
ステロイドや抗生物質も効かないこと。気管支に入ったのは
豆だろうとしていた。

■使用された曲

・Felicia by “Constellations”
・How to fight loneliness by Wilco

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人、野心
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静、がん専門医
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形、オーストラリア
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 元整形外科医、浮気

レミー・”サーティーン”・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
— (Bobbin Bergstrom) Nurse
レイチェル・カッディ (Kayla Colbert) カッディの娘・2歳半
レイチェル・カッディ (Rylie Colbert)
マーサ・M・マスターズ (Amber Tamblyn) インターン、天才

ザッカリー・タイラー (Austin Michael Coleman) “ザック”、小学生
Ms.コーウィン (Brittany Ishibashi) 小学の教師
Ms.フィールイズ (Erika Alexander) 校長
Dr.フラーニ (Maurice Godin) ハウスが成りすます医師
レジナ (Tracy Vilar) 看護師
コリーン (Haley Pullos) ザックを好きな少女
ゲイブ (Logan Arens) 少年
アレックス (Michael Chey) ハウスの卑猥な言葉の説明を求める
ソフィー (Tiffany Espensen) 質問する少女
ティミー・モーガン (Matthew Haddad) 映画好きの少年
サンフォード・ウェルズ (Nigel Gibbs) 病院・小学校の理事
Ms.ウォッシュバーン (Joyce Greenleaf) 小学の教師
ブレット (Jared Hillman) ライトのルームメイト
カルメン (Gwen Mihok) 外来患者、ハウスが卑猥なことをいう
デビッド・ドレイデン (Jarret Wright) 大手広告代理店
— (Suzy Cote) Female Lawyer
— (Aubrey Manning) Receptionist
— (Victoria Hoffman) Mother
— (Jack David Frank) Teenage Son
— (Cameran Surles) Worried Patient
フィリップ・ライト (Willis Chung) 患者、肺が・・・
— (Sheena Zadeh) Cute Nurse
ロジャー (Doug Locke) ライトのルームメイト
— (Bobbin Bergstrom) Nurse
— (David DiBrienza) Marine
— (Kelly Sarah Samuels) Patient
— (Nicole Tenorio) 5th Grader

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