第17話 抑えられない怒り Bite Your Tongue
脚本／Oliver Goldstick、Maya Goldsmith
監督／Arlene Sanford
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B&Bの空き部屋に行ってみるべきだというスペンサーの提案で
4人はアリソンがいると思われたモーテルにいくが、運転して
いたエミリーの車は突然エンジンが止まってしまう。エズラは
マギーがマルコムに逢わせようとしないとして激怒。ハンナは
ケイレブとの関係が忘れないままにトラビスと思わずキスして
しまう。ホルブルック刑事はパートナーと共にレイノルズ巡査
とワイルデン刑事殺害を捜査するとしてこの街にやってくる。
エズラとアリアは2人だけの秘密のキャビネットを持つ。
スペンサーは「A」に持って行かれる前にアリソンの日記を
携帯で撮影していた。エミリーの元にアリソンから今日逢いたい
と言われたことに関してスペンサーに相談する。スペンサーは
私もいくというが、一人でないとアリソンは来ないとして
それを止めるが、エミリーがアリソンと会話している最中に
スペンサーが乱入した為にアリソンは逃げ、そしてエミリーは
スペンサーに激怒する。仲を引き裂こうとしているのはスペンサー
だと。
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アリアとエミリーは二人で映画を見に行く。
アリアは前に座っていた客が電話で五月蠅かったので半分しか
内容を覚えて居ないとして憤怒。スペンサーならばきっとゼリー
ビーンズを投げつけていたという。エミリーとケンカしている
手前スペンサーの名を出したことに気まずさを覚えるが、アリア
はスペンサーを許してあげてと語る。エミリーを守ろうとした
のだというが、エミリーはスペンサーは仕切りたがり屋なだけだ
という。もう少しでアリソンが居なくなった夜何が有ったのかを
聞けたのに・・もうそれも絶対に無理になったと嘆く。
アリアはエミリーと帰宅すると、マイクが友達を呼んでパーティー
しているのを知る。アリアはマイクに対して留守を任されている
のは私だとして10分以内にみんなを追い出すよう告げる。
スペンサーは一人、アリソンの日記をパソコンに入れて読んで
いた。「愛と死」という項目。スペンサーはハンナに電話する
と、アリソンが年上の男性のデートした話の中で2人が話題に
しているのは”ノベルと旅”なのか”シャベルと砂利”なのかと問う。
アリソンの文字が読めないと。”謎の男”と付き合ったことが
鍵になりそうだというスペンサー。ハンナはパターソンだという
と、世界史でいつも自分の指の臭いを嗅ぐ子か?と問うが、ハンナ
は小説家のジェームズ・パターソンのことだという。犯罪者の
心理を知り尽くしているという。スペンサーはハンナって1989年
より前に生まれた人に興味がないでしょ?と問う。ハンナは
だって”適当”な子を穴に埋めてそれをアリソンだと思わせた
とんでもないヤツだという。「A」のやり口をたどれば「A」に
たどり着くと語る。ハンナはパターソンの小説は今週で3冊目
だというと天才だという。トラビスに読んでもらっているのか
と問うと彼とはもう逢わず落ち着き事にしたというハンナ。
ハンナもまたエミリーたちから映画に呼ばれていないことを知る。
エミリーは私のことも怒っているとし、あなたのことを怒らなかった
からだという。
エミリーはアリアは父・バイロンは何処なのかと問うと、今頃
シラキュースで講義だという。アリアは部屋に戻ると真っ赤な
服を着たモナが立っていた。ウチで何をしているのかというアリア
に対してマイクに呼ばれただけだという。エミリーにはショック
かも知れないが私の事を身構えない人もいるのだと語る。素敵な
壁紙は如何にもアリアらしいというモナ。
翌日アリアはマイクに対して、堅苦しいことをいうつもりはないが
モナとはどういう関係なのかと問う。学校でグループが一緒だ
という。カウンセリングセンターのディスカッショングループ
のことだという。放課後話合っているとのこと。ファゼリ先生
のカウンセリングなのかと問うと彼はもう辞めたとし、今度の
カウンセラーは最高なんだという。私を苦しめた人間があなた
と仲良くしているなんて・・・モナは避けてとし、ラドリーに
入って居たのはそれなりの理由があるんだと語る。パパと
ママの離婚のきっかけを作ったメレディスのことを手紙でママに
知らせたのはモナだという。しかしマイクは別れを決めたのは
あくまで両親だとし、いつも上から目線で語るのは辞めろと
アリアに語る。モナは次元の違うことをして家族を壊している
のだというが、パパを許したのであれば手紙の事だって許せと
いうマイク。
エミリーの元に父・ウェインは戻っていた。車の件で点検に
出したところコンピュータの不調らしいこと。突然コーナビが
変になったとしエンジンが止まったと語ると、何かの拍子で防犯
システムが作動し遠隔操作でシャットダウンさせたのではないか
というものだった。エミリーは学校には自転車でいくと語る。ウェイン
はそんなにエミリーが動揺しているのであればもっと早くに帰る
べきだったとし、家に車が突っ込んできて死にかけたのだから仕方
がないとするがこの件は全く別だと語る。最近エミリーは食べない
しイライラしているとすると、高校三年だからだとし進路先も
決まっていないという。
エズラとマギーは学校で逢っていた。
契約を破ったので大家がヘソを曲げて鍵を返さないと保証金
は返さないと行って来たのだという。その間マルコムは預からせて
くれないかというが、マギーはここに子は連れて来ていないとし
自宅はシアトルだという。連れて来る約束だろとするが、辞めた
とし、部屋の解約手続きを済ませたら残りはもう荷物を送るだけ
だと語る。弁護士を通さないとマルコムに逢わせないつもり
なのかと呆れる中、アリアが教室にやってくる。
アリアが来たのでマギーは立ち去ると、アリアはあんな勝手なこと
を言わせて置いて良いのかと問う。しかし爆発しても得にはならない
とし、結局自分に返ってくるのだという。
ハンナは本屋で本を探しているとホルブルックが声を掛けてくる。
そのシリーズが好きならばスウェーデンの小説もお薦めだという。
犯罪小説とミートボールはスウェーデンが世界一だという。
今日は君に謝りたいというホルブルック。何よりもこの仕事をして
いてキツいのは罪のない人を巻き添えにして傷つけた時だと語る。
二人共元気にやっているか?と問うと元気だという。
そんなハンナにエミリーからの電話が鳴った為に学校へと向かう。
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■アリア
アリアは新たな問題として、モナとマイクが接近したことに対して
懸念を示す流れが有った。
今回のアリアの水色のドレス姿はより彼女が少女チックで可愛い
姿が有った。
マイクってトラブルメーカーで暫く大人しくしていた気がするのだ
けど、家でパーティーをしたりモナとつきあう事でなんとなく
また争いの渦中に巻き込まれていきそうだ。
マイクはハンナと過去に寝ているし、モナとも関係を持つとなると
アリアの知り合いに手を出してばかりという感じだね。
カウンセラーの存在が二人を引きつけた格好だけど、ジェシーとは
どういう人物なのか。ジェシーに対して「弟を失いたくない」こと
を語っていた。
※ジェシー演じているWes Ramseyは、「CSI:マイアミ」に出演した
際に取り上げたので以下を参照
http://itawind.web.fc2.com/kaigai/csi/csi_m717.htm
またアリアは今回エズラがマギーとの間でマルコムを巡る争いに
発展していることを通して、マギーに一言・二言言おうとして
近づく。
「あんな酷いウソをついて人一人の人生を滅茶苦茶にしておいて
平然としている。」(ari)
そんなアリアに対して
「彼の事に関してはあなたもウソ付いていないか?」
と問うマギーの姿が有ったけど、まぁどっちもどっちに見えなく
もない。
ただアリアがエズラの人生を壊すことに関しては、同意の上で
付き合っている訳で、マギーから指摘されるのは違和感があるかな。
最後にマギーが立ち去る為に苦し紛れに「教師と寝てそこそこの
成績を維持している小娘がっ」と語る姿があった。
エミリーと唯一屈託なく過ごせているのは現在の所アリアだけ。
■スペンサー
今回のスペンサーはエミリーに完全に嫌われた為にハンナと連絡
を取って、淡々と「A」探しとアリソンと付き合っていたとする
年上の男性「海パンくん」探しを行う。
今回のスペンサーは上述したエミリーとケンカしていた事情もある
し、あんまり化粧をしていなかった為か、少し顔色も悪い。
エミリーと冒頭で逢った際にはエミリーが無視していたシーン
が有る。
クイズ同好会の仲間・アンドリューと接近したので何が始まるかと
思ったけど、天才同士ドーピングに使っている処方薬(勉強のお助け
アイテム・子供の開けられない蓋がついているアレ)をもらう
という流れが有った。
そんな彼に頼む際に、「オッパイを横から見せてあげた仲」だと
語っていたのが笑えた。
スペンサーはアリソンの日記の中でも「愛と死」の項目について
関心を寄せたようだ。
そこにはアリソンが付き合っている男性とのことが綴られていて
「大学のパブ ハート&ハンツマンによく一緒にいくが、彼はデート
とはいいたがらない」「成熟度」「偉大な文学はどれも二つの
テーマに集約される、愛と死だ」「ボイズンベリーパイにビール」
などのことが書かれていた。
ハンナの元に朝4時に乗り込んで行くという辺りのスペンサーの
行動力は凄かった。
一人で「ハート&ハンツマン」にいく。ホリス大学にあるパブだ
という時点でエズラだという事は明らか。
いざスペンサーが訪れるとなんとエズラがそこにはいた。
彼はそこでボイズンベリーパイにビールを注文している事を知る。
更にそこのビールの銘柄は「海パン(ボードショーツ)エール」と
いうものだという事が分かる。
■ハンナ
今回のハンナはキャラになく読書に耽るという役柄。
エミリーともあまり関係が上手くいっていなくて、映画に誘われなか
ったとのことでスペンサーと連絡を取り合う。
次々とハンナが凄い勢いで本を読んでいたけど、本当に本を読んで
いるのかな。
そんな本を選んでいる際に突然母親を逮捕して苦しめたホルブルック
がハンナに接近。ホルブルックが来て、もう少し捜査が進むかと
思ったけど、全然警察が捜査している気配もなく・・・
結局捜査レベルは州警察も地元警察も似たようなものだな。
スペンサーとのやりとりが小説家の名前を出した流れとかイマイチ
よく解らなかったけど、ハンナが推理小説を読み始めたことと
ホルブルックからの言葉で、歯を調べることがアリソンの墓に
入れられた女性の謎を探る一番の道だと考えて、アリソンが通って
いた歯科医に治療にいく。
深夜4時にスペンサーがハンナの家にやってきた。
「私下着もつけていない」として眠そうにしているハンナが
可愛い(笑)
スペンサーはパブに一緒に行こうとしていたけど、その際に
ハンナが珍しく理路整然として正しいことを言っていたところが
驚く。
その歯科医の資料室でレイバーデーの時の診療記録・診察者のこ
とを調べようとしているところで、「A」によって眠らされてしまい、
歯にメッセージを埋め込まれていた。
「言ったハズだ。死んだ子は微笑まない。探すのは辞めろ A」
■エミリー
アリソンとの接触の際にスペンサーが突入してきたことでアリソン
から二度と信用されなくなったと考えてショックのエミリーは
スペンサーとは口を利かず、スペンサーの行動を止めないハンナ
ともちょっと距離を置いていた。
冒頭から珍しくアリアはエミリーが一緒に映画を見に行く姿。
エミリーの元には父・ウェインが帰宅。
心配なので休暇を取ってきたというが、ラストになって心臓に
問題が有るようで検査の為に戻って来た事を知る。
エミリーは自動車が突然止まったことに関して父に話して
修理工に見てもらった様子。自動制御プログラムなんて容易に
ハッキング出来たら自動車メーカーが訴えられそうな気がする
んだけど。
今回のエミリーはやたらと不審者の影が近づいた感じ。
誰かが単に脅しているだけにしか思えないけど。
父親に対してハサミを振りかざした時点でもう少し父親にも
何か問題を抱えていることを気が付いても良さそうな気がする。
ウェインはエズラに相談すると、課外プログラムをさせて補習の
形で評価を与えようとしていたのか、大学行きのサポートに
しようとしていたのか。
しかし深夜に一人で学校の中で作業しているのも不自然だし、
構内スピーカーで大音量で音楽が流れたら誰だって気が付くよな。
追い詰められる辺り、学園もののホラー映画の一端を見たって
感じのシーンだけど、行き先には「おちつけビッチ」のメッセージ
が有ったりして、追い詰められた先で窓から外に逃げ出した。
エミリーって窓から逃げるシーンが多い気がする(笑)
それよりも折角だから「A」の姿を見れば良かったのに・・
■その他
・革手袋の人物
今回はベタにハンナを襲いシュレッダーに診療記録をかけられて
しまうという行動だった。しかしその鍵はティッピの籠の中の
敷物として使われていた。
また地図には「ケープメイ・ワイルデンのヨット」と書かれていた。
他にも色々と書き込みがされていたけど、やはりこの人はエズラ
なのか。
・エズラとモナの繋がり
この二人が繋がって居る可能性を示唆する流れが有った。
モナはハンナの母を助けたのに未だにハブられていることに
ご立腹のようで、モナも「A」のことは知っているのだから、
アリアもその事実を話せば良いのにね。
■検索用キーワード
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■使用された曲
・Secret by The Pierces
・See It for Yourself by Sugar & The Hi Lows
・City Inside Me by Chris Arena
・Addicted to the Bad Boys by Elle
・Just Let Me Know by Eoghan Colgan
・Cracks In The Sky by Bosshouse Music
・Nothin’ but Trouble by Lily Lan
・V for Vengeance by Uriah
スペンサー・ヘースティングス (Troian Bellisario) マジメ生徒
ハンナ・マリン (Ashley Benson) 母子家庭
アリア・モンゴメリー (Lucy Hale) 娘、父の浮気を見てしまう
アシュリー・マリン (Laura Leighton) ハンナの母
エミリー・フィールズ (Shay Mitchell) 水泳部、レズ
アリソン・ディローレンティス (Sasha Pieterse) 失踪者
エズラ・フィッツ (Ian Harding) 英文学の教師
(生徒)
モナ・ヴァンダーウォール (Janel Parrish) ハンナと連む生徒
トビー・カバノー (Keegan Allen) スペンサーの彼、大工
ケイレブ・リバース (Tyler Blackburn) 転校生、携帯を改造
ペイジ・マッカラーズ (Lindsey Shaw) 水泳部生徒
(保護者)
メリッサ・ヘースティング (Torrey DeVitto) スペンサーの姉
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリーの母、警察署に勤務
トム・マリン (Roark Critchlow) アシュリーの元夫、アリアの父
ジェシカ・ディローレンティス (Andrea Parker) アリソンの母
ヴェロニカ・ヘースティングス (Lesley Fera) スペンサー母・弁護士
ウェイン・フィールズ (Eric Steinberg) エミリー父・軍人
パム・フィールズ (Nia Peeples) エミリー母・警察庶務
エラ・モンゴメリー (Holly Marie Combs) アリア母・高校教師
バイロン・モンゴメリー (Chad Lowe) アリア父・大学教師
ピーター・ヘースティングス (Nolan North) スペンサーの父
ガブリエル・ホルブルック (Sean Faris) 州捜査官
マギー・カトラー (Larisa Oleynik) エズラの元彼女
アンドリュー・キャンベル (Brandon Jones) 数学部生徒
ジェシー・リンダル (Wes Ramsey) 新しいスクールカウンセラー
Dr.サンディ (Rose Abdoo) 歯科医、アリソンが通っていた。
— (Julie Zhan) ウェイトレス、”ハート&ハンツマン”