スキャンダル 託された秘密 Scandal シーズン2 第11話 罪のはじまり A Criminal, a Whore, an Idiot and a Liar

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第11話 罪のはじまり A Criminal, a Whore, an Idiot and a Liar

脚本/Mark Fish 監督/Stephen Cragg
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エディソンはオリヴィアに対して大統領の文章ニセならば合同
聴聞会を開いて弾劾する事を語る。
オリヴィアはフィッツのサインを偽造したのは誰なのかとして
問い詰めるとメリーだと認める。これは連邦犯罪、そして反逆
罪だというオリヴィア。サリーは宣誓供述を取ったとし、
メリーに対してあなたのご主人は昏睡状態なのでしょうとして
サインが偽造であることを熟知していた。
しかし絶望的な中、オリヴィアの元にはフィッツからの電話が
有る。「やぁ」と一声だった。彼女はフィッツの元に駆け寄る。
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オリヴィアは帰宅するとエディソンが待っていた。僕とのこと
はどうなっているのかと問う彼。元彼とはフィッツのことなの
かと問われ、オリヴィアは彼には奥さんがいるし大統領だと
して馬鹿な事は言わないでという。もしかして彼の病室に入れ
なかったことを怒っているのかと問うと、寧ろ君を心配している
のだという。何故君がこんな馬鹿な事をしているのか。国民を
欺いて彼を守ろうとするのは彼の愛人だからだろうという。
それを聞いたオリヴィアは激怒し、その発言は・・・

1) 性差別で私への侮辱だ。チェイリーに尽くしたリビーも愛人
なのか?とし男性ならば違うでしょという。
2) 単なる事実を陰謀としか会社は出来ないならば逆にあなたが
心配だという。
3) 大統領は意識も有って話をしていること。否定するのは統党心
ゆえの戯言だと。
4) たった今、あなたは私を犯罪者呼ばわりした。アバズレでバカ
やっている嘘付きだと決めつけたことでもう話すことはないという。
結論) 私がどんな種類の人間で誰を騙し、何をしようとも今後
一切あなたに関係無いと告げる。

エディソンは君の事をよく知っているとし、怒るのは何かを隠して
いるからだという。明日ホワイトハウスでサリーが偽造だと言った
例の復権要求について話が有るのだと言われているという。
今ならば君を助けられるのだぞというが、オリヴィアは何も言わなか
った。しかし彼が立ち去った後、すぐにサイラスに電話して困った
ことになったと語る。

2年前・大統領選挙選まで35日。
レストン知事と公開討論するフィッツ候補。
レストンはアジアに於ける軍の増強に対してフィッツに防衛費の問題
をぶつけてくる。
フィッツ陣営で働いている世論調査員のローヤは勝つためには
選挙人団270票があるという。共和党支持者の多い州で188票を
確保、82票はオハイオ、フロリダ、バージニア、コロラド、ネバダ、
ノースカロライナで獲得しないと行けないという。2つ以上は
落とせないというローナ。討論会では支持率は上がっていないと
報告する。

ホリスはフィッツに資金提供者としてそろそろ手応えを感じたいと
して要求してくる。フィクサーをしているオリヴィアやサイラスは
まだ一ヶ月はあるというが、ホリスは裏工作をしようという。パソコン
オタクに頼んで戦はょ結果を有利にするのだという。オリヴィア
たちはそんなことをしたら重罪だとするが、ケチをつけるよりも
フィクサーならば策を出せという。メリーは助っ人を呼ぼうとし
フィッツの父・ジェリーだという。グラント元上院議員が加われば
何よりも大きい支持が得られるとのこと。しかしフィッツは父とは
距離を置いていることがネックで無理だという。メリーはオリヴィア
に何とかフィッツを説得して欲しいと頼まれる。
オリヴィアはフィッツに逢うと、あなたの父は国の宝でたたき上げ
で知事を2期、上院議員も4期も務めた人だとし、バトンを息子が
引き継ぐのも良いのではないかとするが嫌だという。

— 現在 —
医者はフィッツの弾は前頭葉を通ったが腫れは引いたので影響は
最小限だろうという。しかし目眩、倦怠感、イライラなど脳震盪
の症状が後遺症として出るという。前頭葉は独行能力を司る
ところなので決断力・判断力が鈍る患者もいるとし、物が書けなく
なったり失語症に陥る人もいるのだという。また人格変化もあると
いう。順調ならば3週間で復帰出来るということ。

サイラスはサリーが不穏な動きをしている事を知る。
フィッツからの復権要求のことだろうとし、どうみても復帰は時期
尚早だという。しかし大統領への復職適正に疑問を呈する内容に
署名していないとし、10分だけ大統領をサリーらに面会させようと
語る。

2年前・大統領選挙選まで27日。
2年前・大統領選挙選まで26日。
2年前・大統領選挙選まで22日。
2年前・大統領選挙選まで14日。
2年前・大統領選挙選まで11日。
2年前・大統領選挙選まで7日。
2年前・大統領選挙選まで4日。
2年前・大統領選挙選まで前日。
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サリーはフィッツが復権要求を出したことに関して、サインは
偽造だとしてメリーに対して身を引くよう告げる。
合同聴聞会が開かれることになり、そこで弾劾されることになる
ことをエディソンから聞かされる。しかしフィッツは奇跡的
回復を見せてみんなの前に現れる。回復までに3週間はかかると
するが、寧ろ前頭葉を傷つけたことによる後遺症が懸念されると
言われる。
そんな中外交では東スーダンによる海峡閉鎖に対して、リーダー
のキンヤジをどうすべきかの決断も迫られていく。

自由社会のリーダーが一瞬たりとも休めない事情が有り、関係国・
国民相手に強さを誇示する必要はわかるにしても、これだけの事態
が起きた後なのだからもう少し休んでいて裏から指示を出しても
誰も非難しないような気がする。
フィッツのカンバックの流れは悪くなかっただけに、その後に
公務に近いことまでやらせようとする流れは唐突にも近く、
ドラマとしてもやり過ぎた感じに思える。決断は大統領にあるに
しても、それぞれ役職が有る訳で、責任は大統領持ちで、その
計画は参謀本部の国防・国務長官が出し合っても良い訳だしね。

相変わらずこのドラマ、根っこの部分で引っかかっているので、
違和感を引きずったままでの流れがある。
オリヴィアのフィクサーとしての善悪に対するモラルと、
そもそもオリヴィアたちが神のようにして崇めているフィッツの
中に、彼らが言うほどに「信念のある愛国者であんな逸材は滅多に
いない」ということが過去の流れを通して視聴者にも伝わる
形で提示出来るのかという事だ。

今回は2年前大統領選挙選のことをベースにして、フィッツが
大統領になるまでを描いた格好だった。
ただこの2年間の間に描かれたことは、フィッツがオリヴィアの
ことを愛しているという流れと、父親との政治的理念の違いから
来る選挙戦に於ける体制の整え方にその違いがあること。
人間としての性格に何ら疑う余地がないとしても政治家向けの
性格を備えているのかどうかが重大で、父親は政治家向けの
性格をしているが、人間としては未成熟だった。そんな父親に
反発心を抱き、クリーン政策で選挙戦を勝ち抜こうとするフィッツ
の甘さは、政治家としては弱さと見られるところも有る。
その弱さというものを逆手に取って、今回は弱さを知る事として
それを受け入れてこそ、兵士の不安感に寄り添えるものとして
の親近感を唱えていた。

ようやくオリヴィアにしてみれは、彼らしさというものを国民に
提示した格好だったけど、それでも勝てないというのであれば、
正直、国民に指示されていないというだけではないかという
ところにも繋がってしまう。

フィッツには汚いことをさせずに、フィクサーが全ての裏仕事を
請け負うことで折り合いをつけようとするが、フィクサーとして
の善悪を越えた身勝手な論理は、フィッツは関与していないと
否定しても結局の所、全ての責任はそれも含めてフィッツのものと
なるので、クリーンとはほど遠い選挙をしていたことにも
なる。物は言い様だなというところでドラマが回っている。

何処かでホリスの不正票の流れと、爆破の流れはオリヴィアの
関与しないところで動いて欲しいと思って居たけど、結果的には
彼女がゴーサインを出したことが引き金。完全にダークサイド
の人間だということで、この場にいた人物たちはフィッツの性格
とか才能に関係無く、極刑に処される日が来て欲しいとただ願う
ばかり。

正直過去のオリヴィアもそれ程手腕を発揮したという感じに
見えないところもあるんだよね。
そもそも冒頭でエディソンに相当噛み付いていたけど、指摘され
ていることは全てエディソンが正しいのに、ただ事実の整合性
をそれらしく見せられたというオリヴィアが大きな態度に出てしまう
という流れが相当胃もたれを起こしている原因でもある。

ただ過去の事象と現在進行中の記者会見での流れを使って上手いこと
共通部分を拾い出して、フィッツの奮起物語として描いた部分は
上手く出来ていたな。

記者会見も終わりベッドで疲れた体を休んでいるフィッツに対して、
メリーがまた凄い勢いでベラベラと喋っている姿を見ると、
「君と離婚したい」と語るフィッツの姿にもある意味理解出来る
ところが有るかも。

過去オマケ程度にハリソン、アビー、ハックの登場が有ったね。
選挙選前26日目の時点で集合して、対立するレストン知事の暗部
を暴こうとしたところで登場した。

●使用された曲

・Scandal End Theme
Composed by Chad Fischer

■検索用キーワード

オリヴィア・ポープ (Kerry Washington) フィクサー、”リヴィー”
ハリソン・ライト (Columbus Short) 弁護士
アビー・ウェラン (Darby Stanchfield) 調査担当
リンジー・ドワイヤー/クイン・パーキンス (Katie Lowes) 弁護士
ハック (Guillermo Diaz) 技術担当・元CIA

サイラス・ビーン (Jeff Perry) 大統領補佐官
フィッツジェラルド・グラント(Tony Goldwyn) 大統領
ディヴィッド・ローゼン (Joshua Malina) 連邦検事補
メリー・グラント (Bellamy Young) 大統領夫人、ジェリー、カレンの母
ホリス・ドイル (Gregg Henry) 石油王、フィッツ支持
ヴェルナ・ソーントン (Debra Mooney) 最高裁判事

ジェームズ・ノバック (Dan Bucatinsky) サイラスのパートナー、記者
エディソン・デービス (Norm Lewis) 上院議員
サリー・ラングトン (Kate Burton) 副大統領
ジェリー・グラント (Barry Bostwick) フィッツの父、元上院議員
サミュエル・レストン (Tom Amandes) 知事、フィッツと対立
ローナ (Jeanette Brox) グラント陣営の分析官、”算数女子”
— (Joe Holt) 国防長官
— (Virginia Louise Smith) 国務長官
— (Kavita Patil) 外科チーフ
ジム・グレフスキー (Brian Patrick Mulligan)
ジェシカ・モラン (Carrie Armstrong) 息子が軍隊に入るという母
ピーター (Reece Rios) 報道、PTSDによる影響は?と質問
キャロル (Dinora Walcott) 報道、シールズに犠牲者は?と質問
— (Steve Stapenhorst) Debate Moderator
— (Shirley Jordan) Debate Moderator
— (Erin Ross) Society Woman

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