スキャンダル 託された秘密 Scandal 第5話 疑惑 Crash and Burn

リンク広告 テスト




March 17, 2014
第5話 疑惑 Crash and Burn

脚本/Mark Wilding 監督/Steve Robin
——————————————————–
サイラスは大統領のフィッツに対してアマンダが妊娠している
事を告げる。アマンダは彼のしたことをマスコミの前で公表して
あの人たちを徹底的にやっつけたいとオリヴィアに依頼する。
しかしそんな中アマンダがオリヴィアの家から居なくなっていた。

アマンダが居なくなったことを受けて、職員たちに手がかりを
探す様求める。携帯もサイフもなく逃げたのではないかという。
拉致現場にしては綺麗過ぎること。そんな中ハックはここは
監視されている事を告げ、回収日でもないのにゴミ箱にゴミが
ない事を告げ、通り向こうには政府専用車ナンバーの車が駐ま
っている事を告げる。貨物用エレベーターで上がり、ピッキング
して侵入し鎮静剤を撃って拉致する。オレならばそうすると
して時間にして6分から8分で出来ることだというハック。

それを受けてオリヴィアはデビッド検事補のオフィスにいく。
勝手にオフィスに入れたことに対して秘書のアリッサは首だ
と激怒する。オリヴィアだけは入れるなと言っていたのだ
というデビッドに対して、依頼人が居なくなった事を告げ、
それも私のマンションに滞在中だった女性だという。居なくなって
5、6時間。これは深刻な状況だとして、デビッドに探して欲しい
と頼む。私はこっそり入ったので決してアリッサはクビにしない
でと語る。

クインはハリソンの元にいくと緊急事態だという。
現場に二人でいくと、なんとそこには旅客機が墜落している
現場だった。

フィッツ大統領はその飛行機にはポール・サンチェス上院議員
が登場していたことを知り、マスコミの前で、ポールとは10年
前に出会い、政治家としてどれだけ私が最低だったかを指摘して
くれた大切な人だという。サンチェス上院議員が厳しい真実を
伝えたのはよりよくなると信じたからだと告げ、心から感謝
していると共に哀悼の意を捧げると語る。
119名の乗員が亡くなったことに関して国家的悲劇だと語る。

ネルソン。オーウェンはオリヴィアのオフィスにやってくると、
自分はパイロット組合のもので、事故調査の対応を依頼したい
と語る。組合の代理人として記者発表をして欲しいという。
しかし航空会社の広報が今発表していることを聞いてマズイ状況
だという。広報のカートはスカイナションルは緊急対策プログラム
を発動させた事を告げ、航空局及び、運輸安全委員会にも連絡しているが、

客と家族のケアを優先させるという。事故機には一度も安全上
の問題はなかったとして、パイロットの過失にしようとしている
ことをオリヴィアは感じて居た。

一方フィッツ政権では、サイラスがこの機に乗じて「ドリーム
法案」の採決をしようと語る。フィッツは遺体の回収も出来て
いないとして反対し、ポール議員を利用するのかと問う。
ポールは法案に力を注いでいたこと。その法案とは「優秀な移民
の子が在留資格を与える」というものだった。
ビリーは法案に関しては党内でも意見が割れている事を告げる。
しかしサイラスは事故を無駄にしてはいけないと語る。

クインは機長であるロリ・マッケルソンについての情報を
集める。機長が空軍州兵だった期間は? C141も操縦していた
との報告が入る。
そんな中クインの元には記者のギデオンがやってくる。
アマカダは消えたのだろうとして問い詰めるが、クインは
あくまでオリヴィアが移動させただけだとしらを切る。僕の
記事も無くなったのでお宅との契約もなくなるという。
それに今頃飛行機事故で手一杯なんだろうとすると、「何も
やっていないように見えても何もしていないとは限られない」
としてクインはハリソンの受け売りの言葉を発するのだった。
そんな中ギデオンからはアマンダ捜索願が出ていることを
聞かされアマンダま父・ハンクが届けを出したことを知る。

ハックはアマンダが誘拐された直後の近くの交通監視映像
を調べるとチャーリーが映っている事を知る。
ハックは近くの喫茶店でチャーリーと会うと彼からは今は
どんな名前で呼ばれているのかと問われる。
ハックだとするとハックルベリーフィンかとからかわれる
とお前はチャーリー・ブラウンかと仕返す。ハックのことは
死んだと思っていたと言う。ハックはチャーリーに対して
165cm・48kg・27歳・アマンダ・リン・タナーの事を尋ねる
が知らないという。ハックはあんたの腕も落ちたとして
カメラに写っている事を語る。彼女はどこかと問うが、
彼は人捜しなんてヤメロと告げ、また戻って来いよとし、
金が稼げる事を告げる。それに俺はチャールズ・マンソンの
チャールズだと語る。
——————————————————–

アマンダは大統領の態度を知り、フィッツ大統領のしたこと
を暴露して政権を崩壊させることをオリヴィアに語る中で、
その日の晩に何者かによって侵入され、注射を打たれて
つれさられてしまう。オリヴィアは急いで検事補のデビッド
に捜査協力を求める中、アメリカでは119名の乗組員を
失う飛行機追跡事故が発生する。フィッツ大統領はその搭乗者
リストにポール・サンチェス上院議員がいた事を受けて、
その死を利用して彼が法案を通そうとしていた「ドリーム法案」
の採決に持ち込もうと考えていた。

相変わらず面白いのか面白く無いのか分からないけど、
ドラマ自体は多分面白いのだと思うのだけど、やはり感情ば
かりを出し過ぎるオリヴィアポープという人物像を見ると
決してやり手のフィクサーには見えない所が残念な部分だ。
一個人としての存在ならば良いのだけど、彼女の場合、
その名を看板としてチームを率いている訳で、感情に左右
されるシーンばかり見せられると、ちょっと迫力さに欠ける。
“誰もが恐れる存在”だからこそチームを率いることも出来るし、
相手に恐れさせられもする。そんなところがこのドラマの良さだと
思うので、もう少し感情を見せるのは一人の時にするとか、
特別な相手の時だけに限定して欲しいところ。

さて今回のエピソードもまた二本立て。
いずれのエピソードも共に、頂点に立つモノたちは真実を
知らないまま部下たちが勝手にしていたことだという共通点
が有る。日本の政治問題の中でも”金銭問題”に於いては大抵
こんな事情が有ったりするのかなと思わせるものがある。

このドラマ、前から気になっていたけど、金銭的事情に関して
は一切触れることがない。オリヴィア程の人材を容易に雇える
のかどうか。依頼料はどれくらいかかるものなのか。
弁護士ものならばそういう金に汚い動きが有ったり、金額が
能力を示すものとして存在するのだけど、そういうのを一切排除
したような感じ。オリヴィアの直感にだけ従って請け負っている
ところは悪くないとは思う。それ故に直感に従わないものには
断るようなエピソードも挿入すると良いんだろうけどね。
ただしその直感も大統領周りのエピソードでは当てにならない
みたいなところで動いているので、あんまり説得力は無くなっている。
本人も大統領から「直感を信じろ」とされた際には、それが
上手く機能していない感じに思えることを口にしているので、
迷走している人物感がドラマとしての興味を引き出せるのであれば
面白くはなっていきそうだ。

アマンダの件では結局ハックを使って実行犯は分かったけど
その背後にある流れに関しては、額面通りサイラスが指示
してやらせたのかどうか。勘違いだったでは済まされないもの
があるけれど、ニクソンの引退時のVTRが送られてきたという
ことは、大統領に引退勧告を迫るというものなのか。

前回アマンダが拉致される直前に「本当の事を話そう」と電話
で会話していたところが気になる。
個人的には前にも描いたかも知れないけど、ずっとこの流れを影で
操っているのはフィッツの妻・メリーなんだろうなと思って見て
いるのでいつ本性を現すのかという部分も有る。

大統領が法案に向けて働く中、世間では航空事故のことで
賑わっているのに、それを利用するというのはゲスな感じ
がする。大統領の無能さ加減を表しているのか、それとも逆に
そういう所でも国民全体を通して見るのが正しい考えなのか。
一つの犠牲の下に成り立つ多数の自由社会という構図に関しては
色々と議論の余地は有りそうだけど、大統領はあんまり出来る
人物に見えないところがあるのは確かだね。

恋愛関係に於いては、このドラマ、ホントどの流れもチグハグだ。
クインと記者・ギデオンの関係。
オリヴィアと大統領の関係。
スティーブンとフィアンセ、そして数多くの女性との関係。
何故一話の段階でそんな遊び人のスティーブンを家庭に納めよう
とさせていたのかはちょっぴり謎。オリヴィアとしては女癖の
悪さを更生させようとしたのかも知れないけど、スティーブンの
妻になる人は相当不幸にも思える。

そういえば謎の人だったハックの件では随分とその内情・内面に
迫ったところも有ったな。彼の中にある深い闇は、大学を出た
後にCIAによって作り出されてしまったものの様だ。
ホームレスだった時にオリヴィアによって助けられたということ
だけど、そんな彼を立ち直らせる際のエピソードにはどんなもの
が有ったのだろうね。
まぁCIAをしていたのであれば、ホワイトハウスにいたオリヴィア
のことは知っていたのかも知れないけど・・。

●使用された曲

・Pusherman by Curtis Mayfield
・I Believe in You by Johnny Taylor
・Everyday People by Sly & The Family Stone
・I Believe In You (You Believe In Me) by Johnnie Taylor

オリヴィア・ポープ (Kerry Washington) フィクサー、”リヴィー”
スティーブン・フィンチ (Henry Ian Cusick) 訴訟担当
ハリソン・ライト (Columbus Short) 弁護士
アビー・ウェラン (Darby Stanchfield) 調査担当
クイン・パーキンス (Katie Lowes) 弁護士
ハック (Guillermo Diaz) 技術担当・元CIA

サイラス・ビーン (Jeff Perry) 大統領補佐官
フィッツジェラルド・グラント(Tony Goldwyn) 大統領
ディヴィッド・ローゼン (Joshua Malina) 連邦検事補
メリー・グラント (Bellamy Young) 大統領夫人、ジェリー、カレンの母
ビリー・チャンバース (Matt Letscher) 副大統領補佐官
ギデオン・ウォラス (Brendan Hines) 三流紙”DCサン”紙記者
サリー・ラングストン (Kate Burton) 副大統領

チャーリー (George Newbern) CIA工作員、元ハックの仲間
ハンク・タナー (Graham Beckel)  アマンダの父
アマンダ・タナー (Liza Weil) 妊娠騒動
アンドリュー・マッケルソン (Darren Pettie) ロリの夫
ロリ・マッケルソン (Michelle Cuneo) スカイナショナル社パイロット
リサ (Leslie Grossman) 検死官・スティーブンと・・
フィリス・ハイエス (Lenora May) 運輸安全委員会・娘がピアノ
トム・ラーセン (Brian Letscher) シークレットサービス
ハル・リンボー (Stoney Westmoreland) シークレットサービス
カーリー・レストン (Amanda Fuller) 当日病欠したCA
ダニエラ・ヘイル (Julia Prud’homme) ボイスレコーダー開示
— (Sage Kirkpatrick) Bartender
ジェイミー (Emily Harrison) 整備報告書を見せてとスティーブン
ネルソン・オシュア (Dan Gordon) パイロット組合
カート・シーハン (Nick Jaine) 空港会社広報
— (Alexander Bedria) Airplane Mechanic
— (Madison Mason) Airline Executive
— (Christopher Warner) Surveillance Agent
— (David Vincent Burns) NTSB Investigator
— (Chris Spinelli) Cubical Worker

スポンサーリンク
レンタグル大336

シェアする

フォローする

スポンサーリンク
レンタグル大336