ドクター・ハウス Dr.HOUSE シーズン8 第6話 倒れたピエロ Parents

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第6話 倒れたピエロ Parents

脚本/Eli Attie
監督/Greg Yaitanes
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ベンは誕生会のパフォーマーとして呼ばれる。ピエロの格好を
してなんとか喜ばそうとするが子供たちはイマイチ盛り上がら
ず。子供の母は新人さんなので経験を積ませてあげましょうと
して暖かく見守っていた。しかし子供によって股間を蹴られる
ベン。すると突然彼は手足が動かないとして倒れてしまう。

タウブは至って健康なティーンエイジャーが軽度の脳卒中を
起こすものなのかとしてベンのことを語る。パクによると頭部
CT、脳血管造影では正常で、凝固パラメーターも正常だと報告。
ハウスはタウブのシャツが真ん中で皺になっているとして指摘。
シートベルトのせいだというタウブだというが・・
ベンはコカインをしていたならば脳動脈れん縮ではないかと言
うが、薬物検査はシロだという。
ハウスは皺の原因は元彼女とのケンカだろうと語る。
チェイスは元妻とのケンカに賭けるというと、レイチェルの彼の
フィルと揉めたことは認める。ヤツが仕事でポートランドに
戻るので娘との面会の取り決めを変えて欲しいと言ったのだと
いう。レイチェルとウチの子を連れて行きたいと。
患者は股間を殴られているので、それで交感神経が刺激された
のではないかというと、頸動脈は正常だというハウス。
父として相応しいのはどっちだ?とタウブに告げ、お前は子供
に自分のDNAをちょこっとタラしただけの男だという。パクも
またいつも傍にいて大事な事を教えてくれる男がいる親の方が
良いと語る。チェイスは子育てに於いて大人は完璧には出来ない
ものだとしタウブでも良いと語る。しかしハウスは過保護に育った
パクの意見と出世第一の父と酒漬けの母に放って置かれたチェイス
は投げやりさを指摘。アダムスはどうだったのかと問うとダメ
親のせいでどれだけ歪んだ子育て感を持っているのかとハウス。
ウチはダメ親なんかじゃないというアダムス。チェイスの言う
通り親は子育てをしくじるものだという。
アダムスは心内膜炎ではないかとし、菌の塊が脳に流れたので
はないかという。造影検査前に消滅したのかもというと、ハウス
は経食道心エコーで確定しろと語る。

ベンの母・ジェイニーはチェイスとタウブに心内膜炎は治るものなのかと

問う。今エコー検査で進行具合を調べるところだという。
芸でストレスを感じて居たのかと問うと、タウブはストレスより
アドレナリンが増加して悪化したのではないかという。
しかしベンは自分はサーカス団のピエロになって子供を笑わせたい
のだという。ピエロは実の父の仕事だったとして、継父のロンは
語る。父の黒色腫との関係はあるのかというジェイニーに対して
無いだろうと語る。あなたは父親のことを知らないでしょと
いうと、もっと頭の良いところを目指せるのだと語る。

一方外来患者としてやってきたモンローのことを診断するハウス。
自分は2型糖尿病だと自己診断する彼。体重が増えたし、疲れて
いるし、動きが鈍くなったのだという。ハウスは糖尿病ならば
体重は減るんだというと、疲れは病気じゃないのに病気と思い
込んでいることで、鈍っているのは疲れているからだという。
モンローはインスリンが必要だとすると、お前の血糖値を下げて
殺したいところだが仮出所中だと語る。検査してくれというモンロー。
ウザイ野郎だとして出て行くと、看護師には睡眠検査中なので
誰も開けるなと指示する。

ウィルソンはハウスに対して土曜日のことを話合おうと語る。
話合うのは歴史学者だろうというハウス。土曜日には伝説が生まれる
こと。サントスがルビオのあごを砕きお前がオレに50ドルを
払うのだろうというハウス。ウィルソンは患者からチケットを2枚
もらい生で観戦出来ることになったのだとし、しかし君は外出
出来ないのだという。君を置いてアトランティックシティに
試合を見に行きたいと語る。ハウスはオレも行くので根回しをして
おくと語る。

ベンの心臓弁は正常、心内膜炎ではなかった。
心膜の肥厚が生じていること。「一過性脳虚血発作」に関して
何が考えられるのか。梅毒性血管炎ではないかというアダムス。
パクは梅毒検査は陰性だったとし、彼は性的にも活発には思えない
と語る。チェイスはヒストプラズマ症ではないかと語る。
ハウスは相変わらずタウブのことを指摘する。タウブが患者のことを
実の父を尊敬しているとか豆知識を語るのは、自分が娘を傍に
置くことの正当化なのかという。
免疫が異常に高まっているとするとアダムスはシェーングレン症候群
ではないかという。ハウスは免疫抑制剤を点滴するよう告げる。

タウブは点滴する。
3週間後研修が始まるというベン。今の父・ロンの法律事務所の
ものだという。しかしベンは子供を笑顔にする仕事をしたいの
だと語る。父が僕にそうしてくれたのだという。タウブは夢を
諦めるなと声を掛ける。
ベンは父親のことをよく知らなかったが、母親によると父親は
良い人だが金が無く巡業にばかり出ていたという。まだ16歳
だろうとして何でも出来る事を語る。
そんな中突然点滴していたベンから鼻血と口から血が流れてくる。

ハウスの元にみんな集まると、患者の口と鼻から血が出たこと
を報告。するとハウスは赤ちゃんを抱えていた。ハウスとルビー
の子・ソフィーだった。レイチェルの子と同じ名前をつけている
のかと問われると、もう一人はソフィアだという。ルビーが
預けに来たのだとしかなり怒られたという。夕べはパパの番だ
ったと。スケジュール管理が出来ていないのであれば、どちら
かの子を手放したらどうかというパク。
血小板数が少ないのでDICではないかというタウブに対して、
ハウスは赤ちゃん言葉を使って、”分裂赤血球は出てないでちゅ”
と語る。パクは後腹膜出血なのかと問う。チェイスはブレイターナー
兆候がないとして否定する。タウブがハウスから赤ちゃんを取り
上げるとグズりだす。オレが抱いていた時にはグズらなかったぞ
というハウス。娘が同じ名前になるのを止められないくらいに
立場が弱いし予定を忘れるくらいにテンパッているとし、娘に
懐かれていないのを認めない自惚れ屋だとハウスは語る。
アダムスは白血球数が低いので感染症なのかと問うと、
血小板も赤血球も白血球も低いということは「再生不良性貧血」で
はないかという。骨髄移植が必要だとハウスは告げると、
アダムス以外はドナーが見つかるまでは血小板輸血をしに行けと
語る。

ハウスはアダムスが一学期遅れて大学に入学していること。
高校は一学期遅れて卒業していること。遅れて卒業したのは5科目
の成績が一学期保留されているとして指摘すると、一学期間
荒れていたのかと問う。反抗期だったのだというアダムス。
両親がケンカばかりしていたのでわざと問題を起こして気を引きた
かったのかと問う。私はマトモに育っていて親の子育てはしくじって
いないと語る。
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子供を喜ばす大道芸人となりたいとしてピエロとして活躍して
いた16歳の青年ベン。ベンは頭が良く、母のジェイニーや継父
のロンは、ロンの法律事務所で働いて欲しいと考えるが・・
そんなベンは突然手足が動かなくなり運ばれてくるのだった。

今回は子育てに関して、親の役割と子供の思いが描かれた。
同じ日に見た「CSI:NY」のアダムも父親に虐待されていたし、
「BONES」での被害者の父親はとんでもない飲んだくれのジャン
キーだったし、今回このドラマで描かれたベンの父親もどうしよう
もない程の人間性を持つ人物として描かれた。

相変わらずハウスがタウブの子育てに関する是非とアダムスの
家庭の事情を探る流れが有り、タウブが子供を育てることに固執
していることに関して、色々とちょっかいを出してはからかう姿が
有る。正しい方向に導こうとしているのだろうか。それとも診断
チームとしては邪魔だと考えてハウスとしても排除しようとして
いるのか。気になるのは前回有耶無耶にされたけど、タウブの
本当の子なのだろうかということ。
二人の妻、レイチェルとルビーは意地悪しているのではないの
だろうけど、子供に似たような名前をつけるという辺りが
なんとも言えないね。

アダムスの件に関しては、アダムスの両親は完璧すぎる為に
アダムスがグレたという辺りがまた人間の心理の難しいところ。
両親は相当な金持ちっぽいし、2ヶ月間アダムスは両親を困らせよう
として家出した結果、相当心配をかけてしまいそれ以降、両親
の期待に応えようとして努力しているようだ。

外来患者がやってきて糖尿病の心配を過度にしている人物だった。
その人物が持って来た尿をハウスが検査と称して飲み干すところ
が驚いたけど、アレってアップルジュースだったということで
間違い無いのか?その辺の意図がよくわからなかった。

そしてなんと言ってもハウスはウィルソンと共に格闘技を見に
行く流れに於いて、ハウスは監視装置が足についている為に
見に行くことが出来ずにいる。
ウィルソンはハウスに折角チケットをもらったので・・・という
ことでハウスに諦めてもらおうとするが、ハウスが諦めるはずも
ない。途中でハウスはアンクレットを外そうとしていたけど、
あれって本当に外そうとしていたのか?
ハウスはフォアマンと取引しようとして大失敗。
ウィルソンはフォアマンに頼んで、たまにはハウスにも息抜き
させてもいいのではないかとしていたけど、ウィルソンの役目
はハウスの友達でいることではないかとして、ここで一緒にテレビ
を見て私の悪口でも言ってくれとし、ハウスの仮出所を我々で
乗り切ろうと語る。しかしいざ最後になって実際にボクシング
を見に行くのはハウスとフォアマンだったということで、相変わらず
ハウスに騙されるウィルソンの姿が有った。

前回ハウスのオフィスを改造してウィルソンの部屋と繋がったので
それを見てみたかったぞ(笑)

パクはボクシングのことをゲームだと言ったことで相当バカに
されていたな。

■今回の患者

・ベン

一過性脳虚血発作で運ばれて来た患者。
上に書いたエピソードガイドを見ても分かる通り、最初にアダムス
が言ったことが正解ルートだったね。

治療していたら鼻と血から出血。
再生不良性貧血とか、背中が痛いとして血圧の低下が起きたりする。

骨髄ではなく肝臓が悪化。
ハウスは母親がベンの父親の件で嘘を付いていることが気になる
という。

高アンモニア血症か合成障害かという感じで、透析するか肝移植が
必要かということになり、タンパク質を大量に摂取させようと
していたけど、心不全を起こすか昏睡を起こすかのどちらかの
検査だということで相当厳しそうだったね。

突然眼球突出も起き始めた。
バーキットリンパ腫なのかということで化学療法。
しかし多臓器不全を起こしかけていること。
もう命がないかも知れないということで、息子が逢いたがっている
父親を呼ぶ。そこでハウスは父親の歩き方から脊髄ろうだろうと
見抜く。晩期の梅毒を患っていること。そこから息子は性的虐待
を受けて居た事を知る。

セーリッシュ・ヘルクスハイマー反応を引き起こしていることが
分かり、ペニシリンとTNFに対する抗体医薬を投与することで
治療は回復するとのこと。
梅毒というと、日本のドラマ「仁 -JIN-」を思い出すな。
ペニシリンの無い時代花魁の女性が梅毒にかかり、ペニシリンを
作った流れが有ったけど、これだけ酷い病気になっていって
しまうというのは恐いね。

■その他


■使用された曲

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人、S8から医院長
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 腫瘍科、ハウスの親友
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 外科医、離婚
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 元整形外科医、離婚歴、浮気
チ・パク (Charlyne Yi) 脳外科医、ボスを殴る
ジェシカ・アダムス (Odette Annable) ジョンズホプキンスで研修した医師
— (Bobbin Bergstrom) Nurse

レイチェル・タウブ (Jennifer Crystal Foley) 元タウブの妻

ベン・パーカー (Harrison Thomas) 息子、16歳、ピエロ
ジェイニー・パーカー (Elizabeth Lackey) 母親
ロン・パーカー (Kovar McClure) 継父
モンロー (John Scurti) 2型糖尿病を疑う
本人出演 (Jim Lampley)
ルビー (Zena Grey) 看護師、タウブと子供を産む
サンディ (Kathe Mazur)
フィル (Mark Atteberry) レイチェルの現在の彼
ミッチェル・ゴードン (Jim Gleason) ベンの父
ヴィンス (Jack Nathan Harding)
— (Tim Chiou) 父
— (Henry Clarke) 父
メレディス (Donnabella Mortel)
— (Trevor Larcom) 少年
— (David Charles) 警察官
— (Keith Markey) 警察官
— (David Bickford) Man on Screen
— (Greg Allan Martin) Man on Screen
ダリア (Dava Krause) Cashier

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