キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き Castle シーズン2 第8話 10年前の事件の謎 Kill the Messenger

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第8話 10年前の事件の謎 Kill the Messenger

脚本/Terence Paul Winter
監督/Jonathan Frakes
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自転車で颯爽と町を駆け抜けるメッセンジャーの男性。
しかし突然目の前に車が故意に道をふさぎ男に衝突させると
彼が手にしていた荷物を盗んで逃げる。

マーサとアレクシスに頼んでマイフェースのアカウントに登録
してもらう。名前、性別、人種、年齢etc…。役者仲間がみん
なしていて楽しくてネットワークが広がるのでやってみたらと
誘われたのだという。アレクシスは後はプロフィールに掲載
する写真だとすると、マーサはドラマ風・CM風、小悪魔風の
写真を用意する。しかしそれをみていたリックは今世紀の写真
が良いとし昔の写真ではなく今の写真を使うべきだと語る。
マーサはリックに対してお前も人のことは言えない事を告げ、
最近おでこが広くなっているのに鏡を見ていないのかと問われ
慌ててチェックする。
そんな中、ケイトからの電話が鳴る。死体発見の知らせなのか
それとも俺の声を聞きたくて電話したのか?と。

リックはすぐに現場にやってくる。自宅からすぐ近くだったとの
こと。エスポジートによると被害者はキャレブ・シマンスキだ
という。するとリックは映画「クイックシルバー」のケビン・
ベーコンのことを引き合いに出す。あの映画でメッセンジャー役
のケビン・ベーコンが町を切り抜けていくだろうと。
それを無視するケイトは、エスポジートから改めて被害者のこと
を聞く。勤務中のメッセンジャーの前に覆面の男が運転する
車に轢かれて即死。犯人は被害者の配送中の荷物を持って逃げた
のだという。目撃者は沢山するとし、車のナンバーも見ているとの
こと。リックはそれを聞いて5分で解決する事件だとするが、
ライアンは盗難車であり、一時間前に盗まれた車だという。
それならば計画的犯行だなと告げると、殺してまで欲しい荷物
とは一体何なのかと問う。一体何を運んでいたのか運送業者に
尋ねようと告げるケイト。

ケイトはモンゴメリー警部に車を指名手配したが一切情報がないこと
を報告する。殺すほど重要なものとは何かと改めて話合う。
核攻撃の暗証番号とかディック・チェイニーの魂ではないか
というリック。どれもあり得るなという警部。
しかし警部は何処か上の空ではないかと問うと、分署の危機に
集中しているのだという。検挙率が本部が設定した新しい数字
に届かないのだという。いずれ人員を減らすよう求められるとし
刑事をヘラしてたらどう犯罪を減らせというのかと嘆く。

エスポジートは運んでいた荷物は一つで発送元は西2丁目だと
いう。S・ニダル・マタールという人物からのもので、シャキール・
ニダル・マタールというテロリストがいて同一人物かも知れない
と語る。東72丁目に運ぼうとしていた事を告げると、それは
自分達の管轄である64分署だった。すぐに特殊部隊を呼ぶよう
警部は告げると、即時避難せよと指示を出す。

荷物の発送元に踏み込む特殊捜査班やNYPDのケイトたち。
そこに居たのは老人・サリー・ニーダーマイヤーだった。
今朝メッセンジャーに荷物を頼んだかと問うとサリーはそれを
認める。しかしウチはS・ニダル・マタールではなくS・ニーダー
マイヤーだという。運送会社が書き間違えたのだというと、
踏み込んできたドアを直す。発送したバッグが盗まれたことを
説明する警部やケイト。リックとライアンとエスポジートは
静かに紅茶を飲んでいた。荷物は64分署宛てに送っているが
何を送ったのかと問うとダメだという。私は何を送ったのか
知らないのだとし、あの荷物はブレイディという甥っ子のもの
だという。現在刑務所に居るが10年前に渡されたという。
ブレイディがウチに来てこれを大事に預かっていて欲しいとし、
絶対に人に話すでも開けてもダメだと言われたのだという。
そして今朝7時半にブレイディから電話が有り、すぐに発送して
欲しいと言われたとのこと。住所は既に書かれていたという。
ブレイディを逮捕した相手で刑事のロイ・モンゴメリーという
人物宛の荷物とのこと。

ブレイディ・トンプソン。64分署の頃逮捕したとのこと。
彼について思い出すことは何かと問うと、警部は強盗目的が女性
を殺したがすぐに自白が取れて解決した事件だという。エスポジ
ートがやってくると、今朝刑務所で殺されていたと語る。
ブレイディには確か妻がいたハズだという。看守にどう殺害された
のか聞き込みするよう告げ、通話記録も調べるのだという。

そんな中署にはベイズリーがやってくる。
キュレブの妹とのこと。ケイトは兄の死を告げる中、それを
見ていた警部たちは辛い役目だなと語る。
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自転車で荷物を運ぶメッセンジャーの一人・キャレブ・シマン
スキーが覆面を被った人物が運転する車に轢かれて死亡する。
キャレブが運んでいた荷物が盗まれてしまう中、殺してまで
欲しい荷物は何なのかということになる。
送り主を特定していくと、10年前にモンゴメリーによって逮捕
されたブレイディの叔母・サリーから発送されたもので、サリー
は中身は知らないが、ブレイディの無実を証明するものだと
いうことだった。ブレイディの息子は呼吸器疾患を患っていて、
調べていくウチに、ブレイディの妻の元には毎月7000千ドルの
振り込みが有ることが分かる。10年間で100万ドル近い金が
支払われていることから、誰かの身代わりに逮捕されたのだろう
として疑う。しかし話を聞こうとしていた所、肝心のブレイディ
が刑務所内で殺害されたことが分かる。

他人の人生の時間を金で購入した金持ちの話。
どうしても被害者には子供を助ける為に金が欲しいという事情が
有り、金持ちが10年前に殺害したという女性の件に於いて、刑務所
に入る変わりにその対価として7千ドルを毎月受け取ることになる。

金持ちが如何にも考えつきそうなものが有り、何でも金で買える
と思っている部分が有るのだろうか。
しかも金持ちは自分の手は汚さないように処理している為に、
フィクサーの男性が直接色々と手を回していた感じだけど、
流石に10年間監視し続けるという行動は相当労力がいることで
有り、泣かぬならば殺してしまえホトトギスとばかりに、
人の命の重さを何とも思っていない人物が集まり、処理してしま
った感じ。

ただウェルスリー家としても全ての人が金がある訳では無いし
全ての事情を知るものも居ない。
一番怪しいと思っていた、ウィンストンとブレイクの二人は
スキャンダルこそ抱えていたものの実際には殺害に関しては
何の事情も知らないものが有った様子。更に子供の存在でさえも
知らされていないということも有り、最後の最後まで犯人像を絞る
のが難しいものが有った。

10年前に殺害されたオリビア・デビアン。
10年前の出来事故に捜査も容易ではないように思われた。
当時オリビアは殺害された当日にパーティーに出席していて
それもただのパーティーではなくピアソンクラブという
高級社交クラブだった。
従業員の話では、当時彼女と口論していた人物を目撃していて、
その人物像は20代半ばで中肉中背の青のブレザーでオレンジの
ネクタイの男性。しかしそのパーティーに出席した時の写真を
見ると全員がその特徴と同じ服装を着ていて、誰が誰なのか
絶望的なまでに口論していたものを探すのが難しかった。

同伴者のジェフ・デラハントに接触した際に、オリビアと付き合
っているのかと問う流れが有り、そんな彼からは逆にケイトと
リックに対して付き合っているのかと問われて、それぞれに違う
反応を見せたところが笑えた。

「あり得ない」(ケイト)
「まだだ」(リック)

今回は、モンゴメリーが10年前の逮捕に関与していたことも
有り、彼に責任の非がないとはいえ、冤罪事件だったとする流れ
が有るとしたら責任を感じるところがあるのかも。
金持ちの論理には負けないとばかりに、モンゴメリーがこれ
までに無いほどに警部としての力を発揮して、色々と強気に
捜査していた姿が印象的だった。

オリビアの遺体を調べようとした際に、棺の中に遺体がなかった
こと。リックは小説「嵐の警告」の時にデリック・ストームが棺の
中で凶器を発見する場面があるということで、棺の中にある
証拠を突き止めていた。

捜査は写真が全ての問題のポイントとなっていて、オリビアが
当時口論していた流れはワインを当時こぼした人物だということ
で写真の中から引き当てたし、棺の中に入って居た写真もまた
オリバーの母が1978年に先代のキャスパーの選挙事務所で働いて
いた証拠として残されており、10年前の事件から発展して30年前
の事実にまで遡って事件の根っこを掴んでいった。

写真を見る際に、リックはケイトに虫眼鏡を要求する。
警察ならば持っているだろうとしていたけど、「シャーロットホー
ムズ」じゃないとして否定されていた。

またサプライズとしてはウィンストンがゲイだったという事実。
ウィンスタン役のGregg Henryは最近まで見ていた「スキャンダル」
でホリス・ドイルという悪人役を演じているのだけど、その彼が
ゲイなのかと思うと流石にちょっとサプライズ処ではなかったかも。

リック家の事情はマーサがインターネットで役者同士で交流する
為にSNS・マイフェースのアカウントに登録したことから、
騒動が発生する。初恋で初エッチの相手から友達承認を求められる。
リックがそんな情報を聞いて嫌そうにしているところが笑えたけど、
プロフィールの写真には美しい時の写真を掲載したい気持ちは
よく分かるけど、実際に逢うとなると昔の写真がネックとなって
しまうところが有る。ただマーサの場合、女優として活動して
いる手前、相手の方はある程度顔を認知しているのではないかと
思う。逆に中年となった男性の方が容姿に関してはヤバイことに
なっている可能性が有りそうな気がするけどね。

■検索キーワード

・Castle Theme
Written by ‘Robert Duncan (VII)’ (qv)
・On Fire & Out of Control by Locksley
・C’mon Y’all by Salme Dahlstrom

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
ケイト・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人課の刑事
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ロイ・モンゴメリー (Ruben Santiago-Hudson) 警部

シドニー・パールマター (Arye Gross) M.E.

ウィンストン・ウェレスリー (Gregg Henry) 兄
ブレイク・ウェレスリー (Mark Moses) 弟、議員
レナン・ウェレスリー (Jill Andre) 女家長、ドレスコードを決める
トレント・ウェレスリー (Josh Daugherty) ワインが零れた写真
サリー・ニーダーメイヤー (Hattie Winston) ブレイディの叔母
ジェフ・デラハント (Ron Melendez) オリビアのパーティーの同伴者
ヴァレリー・トンプソン (Sonya Leslie) ブレイディの妻
サラ (Judy Kain) オリビア・デビアンの姪
フランク・デービス (Jeff Harlan) フィクサー
エドウィーナ (Taneka Johnson) 10年前のピアソンクラブの接客係
— (Rod Damer) バーテンダー
— (Ian Salmon) タクシー運転手
キャスパー・ウェルスリー
チェット・パラバーン
ドット・エリソン
ジャレッド・トンプソン () 呼吸器に障害

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