キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle8 第18話 裏切り Backstabber

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キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿 Castle シーズン8

http://dlife.disney.co.jp/program/drama/castle_s8.html

第18話 裏切り Backstabber

脚本/Robert Bella
監督/Jessica Yu

【ストーリー】

・夜道

夜道にフロントグリルにアウディのエンブレムのついた車
(アウディのSQ5)が停車する。
そこにフードを被ったヘイリーはその車に乗り込む。

ブライス・ロバート (Oliver Muirhead)はヘイリーに頼みごとをする。
彼女は面倒くさそうにして、何故私が手伝わねばならないのか問う。
ブライスはモロッコ・マラケッシュで助けただろうというが
手柄は小悪魔にモテるようにあなたに譲っていると語る。
マーカス (Billy Ray Gallion)はヘイリーの事を元スパイのくせに
女学生みたいだと軽視する。ブライスからは今回マーカスも同行
すると聞かされ不機嫌になる彼女。

今回の依頼はマンチェスター・エナジー社の副社長の妻からの
依頼。夫の浮気調査。
マーカスは侵入するスキルが有った。
その彼が侵入して警報を解除し、ヘイリーが副社長のパソコンに
スパイウェアを仕込む段取り。

警報装置のケーブルを切るとエレベーターに乗り込む。
オフィスに入ると彼のパソコンにスパイウェアを仕込もうとする。
しかしどういう訳かアップロードには時間がかかる。

隣の経理部とはガラス越しに透けて見える。
人が居ないと思っていたがネッド(David Hoffman)カーラ
(Bree Williamson)が人のいないオフィスでいちゃつき始める。
ヘイリーはアップロードが終わると二人の情事に興味なく
立ち去るがマーカスは女性の服を脱がせられるのかとして
凝視してとどまっていた。

・キャッスル家

ケイトはリックに対して不機嫌な態度を見せ、彼を遠ざける。

「イビキが五月蠅い?」(Ric)
「裏切りよ」(Kate)

リックに心当たりはない。
ケイトは夢の中でリックに裏切られたと語る。
リックは思わず笑ってしまうが、その夢の中で自分が何をした
のかが気になる。しかしケイトは一切口にしようとしなかった。

そんな軽い喧嘩が起こる中、ケイトの携帯に事件を知らせる
連絡が入る。

・キャッスル探偵社

マーサはこの機会にサインを変えることを決めたとして執筆本
にサインをする。

アレクシスはいつもと変わりないサインだと語り、ヘイリーは
二人のやりとりを聞いていた。

そこにリックがやってくる。
リックは二人にマンチェスター・エナジーで殺人事件が起きた
ことを報告。昨夜その地域にいたヘイリーは誰が殺害された
のかを尋ねると、男性だと語る。ヘイリーは現場でのリック
の捜査を見てみたいとして同行することを示唆する。

・マンチェスター・エナジー Manchester Energy

現場にヘイリーが来たことにライアンたちは違和感を覚える。

「何かの罰で付き添いなのか。」(Ryan)
「僕が事件を解決するのを見たいと言っている。」(Ric)
「解決の”手助け”だ。」「解決するのは俺たち」(Espo)
「自分がいなきゃダメだと豪語していたわ」(Hayley)

・ラニの検証

被害者はひどい状態。
第4胸椎の下を一突きされて、脊髄の損傷で即死。
従業員ではないな・・おそらく泥棒だ。警報装置も防犯カメラ
も止まっていた。被害はエネルギー会社のオフィスなので
家具とパソコンくらいしかない。

ヘイリーは遺留品を見せてもらうと時計を所持していた。
盤面が割れていて3時27分で止まっている
死亡時刻は3時27分だというヘイリー。

「ヘイリーが居ればキャッスルは要らないじゃないか」

先ほど言われたことへの仕返しをするライアンたち。

ラニに指紋採取を求める。

へイリーは密かに男が所持していたものを抜き取る。
昨夜ヘイリーがマーカスに対して口臭を注意した際に
渡したミントのタブレットだった。

ヘイリーはミントをラニに渡そうとして意図的に素手で触っ
た演技を見せる。

被害者の身元が分かる。
マーカス・ヤネク(Billy Ray Gallion)。侵入窃盗の前歴あり。

リックは仲間が居たのかも知れないとし、警戒していたハズ
のマーカスの背後に回れるのは仲間だろうと推論を出す。
マーカスの共犯者を探そう。

そこで突然ヘイリーは偶然に見つけたかのように語る。
ネッド・ワーナー (David Hoffman)という社員の椅子だけ
外に出ていること。彼が残業をして何かを見たかも知れない。

ヘイリーは席を外すとブライスに電話する。
マーカスが死んだことを告げどうなっているのかを問う。
彼は彼女に謝罪する。この件は全てが嘘。
そもそも企業からは何も依頼されていないんだと。

やむを得なかった・・一つだけ言っておくと“コード44”
としてヘイリーに謝罪する。

リックはヘイリーの様子がおかしいことに気が付き声をかけると
彼女は友達が病気なのでお見舞いに行くとして現場を離れる。

・ヘイリーの仮住まい

ヘイリーは自宅から隠してある武器やパスポート
そして現金などをもって逃走の準備をする。
しかしそこに物音が聞こえる。そこに来たのはアレクシスだった。

アレクシスは資料を取りに来ただけであり、かつて合鍵をくれた
ことを語る。

アレクシスはヘイリーに起きていることを察して今日の事件と
何か関係が有るのかを尋ねる。

ヘイリーは昨日起きたことの概要だけをアレクシスに聞かせる。
父とケイトが助けてくれるのではないか。
しかしヘイリーはそれは無理だとし、友人はMI6時代の同僚で
連絡した際には「全部嘘だった」と言われたのだという。
これには何か裏があるということ。コード44レベルの大ごと
なのだという。

■事件

ヘイリーはMI6時代の仲間のブライスから仕事の依頼を受ける。
依頼はマンチェスター・エナジー社・副社長の妻からのもの
で旦那の浮気調査だった。浮気の証拠をつかむために、
オフィスにある旦那のパソコンにスパイウェアを仕込むという
ものだがオフィスに潜入するためにその道のプロのマーカス
にも手伝ってもらう。

次の日その会社で事件が発生する。
殺されたのはヘイリーと共に夕べ仕事をしたマーカスだった。
ブライスに連絡すると彼から「CODE44」レベルの事態が起きて
おり、彼がヘイリーをはめたことが分かる。
一体何のために裏切ったのか。

ヘイリーは仲間を巻き込むのを恐れて逃走しようとする。

■感想

いよいよラストに向けた流れが形成されつつあるのかなと
冒頭ではそう感じてみていた。
この流れはリックがロサンゼルスに行き彼の記憶が一部戻った
ことをきっかけにして何らかのパンドラの箱を開けてしまった
という認識で間違いないのかと思わせたが、見ていく内に
ヘイリーのことを掘り下げていくエピソードであり、そして
それぞれの「夢」について語られたもの。

かつてケイトがリックらを守るために離れて生活していた
ことも有ったけど、結果としてリックは誘拐されたし、
リックの記憶が戻ることと同時にリックの心情の中には
彼女を守ろうとする意図が生まれた。

ヘイリーもまたリックに近づいた意図やら背景には何かしら
隠しているものが有る気がするが、守ろうとして話せないよう
な事情があるようにも思える。
ヘイリーはここ最近出演するシーンが少なかったので、
それは単に出演が少なかっただけなのか。
裏で何かを画策する為に彼女が見えない所でなんら行動を
していたのか。

今回のエピソードはやはりリックが自信過剰になっている
ところが有り、警察のことを馬鹿にしたが為に、ライアン
とエスポ 対 リックの間で唾ぜり合いの状態が起きている。
互いに皮肉が利いていて面白いのだけど、今回はちょっぴり
ピリリと厳しそうな展開。

今回のドラマのテーマとして信頼関係と裏切りは外せない
要素として存在しているので、どこまでが真実でどこまで
が大義の前の嘘なのかを見抜いていく必要があった。

結果として見るとヘイリーとウェスリーの関係は、
ドラマ「HOMELAND」に於けるクインとキャリーの関係に
見えるし、キャリーとソールの関係に通じるものがある
ように思える。

よく分からないのはケイトがリックを怒っていたことだ。
夢の中で彼が何かをしたみたいだけど、結果として
ケイトはリックがバイクに興じているのを知ってそれに
嫉妬心が生まれたのだろうか。
リックがケイトにプレゼントしようとしていたのは
彼女の家に長く眠っていたバイク(Harley-Davidson
FXSTS Softail Springer)を修理したもの。
彼女はそのバイクでアメリカ中を旅することを夢見て
いたが、その夢は今回の犯罪者とヘイリーの夢と比較
されるべき何かが存在している。

■アレクシス

あれだけ子供だった彼女がヘイリーにアドバイスするほど
までに成長している。ただ今の彼女は口だけでしかない。
犯罪者と戦うことは不可能だ。
ヘイリー自身はMI6で働いていたプロの諜報員。
その彼女が仲間に裏切られて、そして全力で逃げようと
している。
アレクシスの言葉は正しい。
逃げずに戦い真実を解明すること。
しかしこの言葉がヘイリーを死に追い込んでしまうことにも
繋がりかねない。

■捜査官 vs 小説家

冒頭の現場検証の時からバチバチしていた両軍。

そもそもリックの不幸は朝のケイトとのやりとりから始まって
いる。
ケイトが見た夢の中でリックが何らかの行動を起こしては
何故か不条理にも怒られてしまう。

「夢は潜在意識への扉だぞ」

ケイトは二人にその夢事情を話したのか分からないが、二人
はそれを秘密と称して話してくれない。

■容疑者の事情聴取

何故マーカスが殺されなければなかったのか。

オフィスに居た二人が情事にふけようとして裸になるを
見ていた煩悩が災いした格好だった。
見ている人はマーカスではなく目の前で服を脱がそうとして
いたネッドが被害者になったのではないかと思わされる。
ただ「すべてが嘘」だとするプライスのセリフは、二人の
情事さえも演技とさせていたのかどうか。

・ネッド

アリバイを聞かれる。午前2時から4時まで何処にいたのか。
ネッドのアリバイをすでに警察側は掴んだうえで敢えて
尋ねた質問。一人でオフィスに行った。当然嘘だ。

目の前で見ていたヘイリーはこの現場にいたことを至るところ
で打ち消そうとして奔走している。
ここでもネッドの事情聴取を見て「嘘つきだ」と思わず口に
するとリックからは怪訝な顔をされる。

「新しいキスマークがある。誰かと一緒だったのよ。」

ネッドは3時10分にログアウト。犯行時刻は3時27分。
相乗りで帰ったとしピックアップに乗ったのが3時19分。
しかしヘイリーによって強引に供述を修正させられる。

脅しによって供述させられたものは証拠にはならないのでは
ないのかと思ったがヘイリーは警察の人物ではない。
これまでにもリックが警察のものではないので証拠が
排除されてきた過去も有った気がする。

ネッドは2時にバーで超セクシーなブロンド女性と出会う。
名前はカーラ(Bree Williamson)。その女性とオフィスに
いったこと。嘘をついたのは秘密保持違反で首になる
と分かっていたから。

専用サーバーからイギリスの首相官邸を停電させたという。

コルセットにてこずり結局あの後のシーンでは彼女を
裸にはできなかったようだ。
(ブラジャーのホックの外し方ならばどぶろっくの先生が
教えてくれるかも知れないので聞いてくれ <-馬鹿)

因みに監視カメラ映像からネッドと一緒のカーラが映っている
のが後に分かる。

■ヘイリーの態度に気が付く

普段の態度や行動とは違う所を毎日のように会っている
人物ならば気が付くはずだ。リックが違和感を覚えて
ネッドの供述の変更後にはケイトも気が付いて声を
かける。

リックが問い詰めるとようやく昨夜のあの現場に自分たち
が居たことを語る。

ケイトはヘイリーから事情を聴こうとするが、容疑者に
話を聞く聴取の部屋で聞く。容疑者として見られている。

視聴者が見た通りのことをケイトに話した。
頼んで来たブライスはMI6時代の上司。
数か月前にブライスは引退している。

・ブライスの元妻の家

コード44が出ているのであれば別れを告げるハズ。
いざ家を尋ねると物音・うめき声が聞こえる。
ブライスの遺体。
背中を一突きされたのはマーカスと同じだった。
第4胸椎の下。偶然ではない。

何故かヘイリーの口座にマンチェスター・エナジーから
1000万ドルが入金される。

テレビを見るとロンドンで大規模停電が起きていてその
ニュースをテレビアンカー(Michelle Alegria)が読み上げて
いる。

口座振り込みはヘイリーを犯人にさせる証拠。
USBはウイルスだった。スパイウェアも似たようなものだけど。

・ブライスとマーカスのパソコンと携帯

現在はその人となりの情報がたっぷり詰まったものだな。

テロの犯人はヘイリーとされそうになり、潔白が晴れるまで
彼女は隠し部屋に入れておくことになる。

案の定MI6の男・マロリー (Alan Smyth)がリックの元にもやって
くる。

・ヘイリーの本性は?

ここにいる人たちはヘイリーのことをどれだけ知っているのか。
一緒にいた分だけ信頼がおけるか。
それならヘイリーとブライスの関係はどう説明がつくのか。

MI6を辞めた理由をマロリーに尋ねられるがリックは知る由も
無い。

マロリーによると
彼女が事件の計画と実行に関与した証拠がある。
稀に見る冷酷なスパイ。
最後の任務では相棒を見殺しにした。

アレクシスはヘイリーに対して疑問を持つが寧ろ信頼するには
必要な尋問で有ったのかも知れない。

「ウェスリーの死は複雑な事情が・・」
「マロリーに騙されないで私を信じて」

・カーラの正体

ベス・ウィンという前歴の多い詐欺師。
現在JFK空港近くのモーテルに泊っている。
私はネッドを釣る餌でシステムへの侵入には二人が必要だった。
ポートが開いている間にウイスルを仕込む。
ネッドがログインしてヘイリーが仕込んだウイルスでイグリス
を停電にする。

エドガー・パットンによって命じられただけ。
マーカスがその人物から話を持って来た。
喫煙者であろうこと。
昨日マーカスがその人物からウィルスを受け取った後、彼の
パソコンには葉巻の匂い

ヘイリーもブライスも計画の一部として利用されていた。

シガーバーでマーカスが目撃されている。
革の上着の男と会っていた。
防犯カメラ映像。それはケイトも見たことが有る人物。

犯人はMI6時代の相棒のウェスリー・コナーズ(Aaron McCusker)
6年前に記事に掲載。

「イギリス人イランで処刑される」

マロリー捜査官にその事実を伝えると機密情報を語り出す。
ウィルスを作った経緯。
ヘイリーが相棒を裏切ったとされる件。

ウェスリーはイラン側に捕まり拷問される。
自殺しようとしたが、彼は唯一「二人の任務」
を完遂させる為だけに生きていた。

「俺たちの引退計画」
生きて引退出来たら世界中を旅してまわるというもの。
1000万ドルを使って・・

過去二人だけが知っている隠れ家か集合場所が有るはず。

■その他

・見識と洞察を感じる
・ジェダイマスターの技

リックの現場捜査で使う技らしい

・キャッスル=ワン・ケノービ

・コード44レベル

全てを捨てて振り返らず逃げる

・うっかり故郷を16世紀に戻してしまった

悪くはない。
「ハムレット」が書かれた時代だ

・黒のコルセット
ヘイリーのカーラの記憶にも頼ることになる。
彼女のコルセット・・素材はコットンかレースか。

「黒の革にレースだ。」
コルセットの特徴から検索していくと、
2016年ラ・セダクトリスのコレクションだと判明。
それを売っているのはNYでは一店舗。

・ウィルスと葉巻の匂い

ヘイリーは身の潔白を証明し犯人を捕まえる為にウィルスの
解析作業。解析に成功し、コードには見覚えがある。
大昔に自分自身が書いたコード。
ウィルスはマロリーによるとヘイリーとウェスリーが作った
ものの亜種。イランのウラン濃縮施設への攻撃に使われた。

・スタクスネット

イランの核開発を妨害したウィルス。
アメリカとイスラエルが作ったものだとされたが、イギリス
が流した嘘情報。
その攻撃には優秀な二人、ヘイリーとウェスリー、責任者は
ブライスだった。

・誰も信じない生活を辞めて心を許せる素晴らしい家族を
見つけた。

・自由か死だ

・ロンドンの電気復旧

・こんな一日の終わりは部下とビールで締めたい

・女王陛下の貯蔵庫から感謝の印に預かってきた

・赤いバラ

フランス語で”デゾレ”
スペイン語で”ロシエント”
ラテン語では”ミアカルバ”

リックがケイトにプレゼント。

・隠し事というよりサプライズ

しかしバットマンの次に敏腕な刑事は騙せない。

■使用された曲

・Castle Theme Song
Written by Robert Duncan

■出演者

リチャード(リック)・キャッスル (Nathan Fillion) 作家
キャサリン(ケイト)・ベケット (Stana Katic) NY市警12分署殺人
マーサ・ロジャーズ (Susan Sullivan) キャッスルの母親。女優
アレクシス・キャッスル (Molly C. Quinn) キャッスルの一人娘
ハヴィエル・エスポジート (Jon Huertas) ベケットのチーム
ケヴィン・ライアン (Seamus Dever) ベケットのチーム
ラニ・パリッシュ (Tamala Jones) 検視官
ヘイリー・シプトン (Toks Olagundoye) フリーのセキュリティ

スティーブン・マロリー (Alan Smyth) MI6捜査官
ウェスリー・コナーズ (Aaron McCusker) MI6時代のヘイリーの相棒
カーラ”ベス・ウィン” (Bree Williamson) ネツドと関係を持つ詐欺師
ネッド・ワーナー (David Hoffman) エナジー社・経理部
ブライス・ロバーツ (Oliver Muirhead) ヘイリーの仲間
(Michelle Alegria) ニュース”NSW”・アンカー
(Senta Burke) 清掃員
マーカス・ヤネク (Billy Ray Gallion) ヘイリーの仲間、侵入のプロ
エドガー・パットン

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