ARROW / アロー 第12話 ヴァーティゴ Vertigo

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第12話 ヴァーティゴ Vertigo

脚本/Wendy Mericle、Ben Sokolowski 監督/Wendey Stanzler
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【ストーリー】
アローによって追われる男。男はアローに対して真っ当に働い
ているだけだと訴えるが、麻薬の売買の何処が真っ当だとし、
アローは麻薬のヴァーティゴを誰から買ったのかを言うよう
求める。言えば命だけは助かるとして、弓を使って貼り付けに
する中、売っているのは伯爵だという。

オリバーはディグルの元に戻ると麻薬の売人3人を取り調べたが
そのウチの1人が名前を知っていたという。伯爵という人物だ
とすると、フードよりダサイ名前だなというディグル。この
伯爵が誰であろうとも手は血に染まっているとし、決して許せ
ないというオリバー。しかしディグルは今もっとも大切なことが
有るだろうとし、テアは明日が審問だとし、元締めを懲らしめる
よりも妹の傍にいるべきだという。

翌日、オリバーはテアの元にいくと、そろそろ出かけようと
告げ遅刻は判事への心証が悪いという。他にアドバイスはない
のかとすると、全ては弁護士に任せて置けば良いと語る。いかな
ければいけないのに足が前に出ないのだという。俺がついて
いるというオリバー。モイラもまたテアの元にやってくるとそろそろ
行こうと告げる。
外に出ると裁判所の周りではマスコミで溢れていた。

廷吏から事件の概要が語られる。
被告はテア・クイーン(18歳)、罪状は麻薬の不法所持及び、麻薬
を摂取した状態での運転だという。弁護人は司法取引に合意した
事を告げる。まだ未成年で保護観察が妥当だという。もう18歳
ではないかと検事から異論が出るが、逮捕時は18歳の誕生日の
2日前だったという。それに今回は初犯であること。判事は初犯と
言えどもクイーン家の力でもみ消しただけでしょうという
ブラチェット判事は、ここで不問に付せば街に蔓延るドラッグ
によって市民が困る事を告げ、テアは現在ドラッグの脅威の
象徴となっていること。ヴァーティゴを購入すればクイーン家
の娘でも罪になるということを知ればみんなも考えるだろうと
語る。よっと取引は認めず公判に回すという判事。

モイラは激怒する。弁護士は中間公訴も出来るが公判裁判官は
司法取引も拒否権がある事を告げる。何とか努力するという
弁護士。
テアに対してモイラは何とかするというが、テアはウォルター
を裏切ったママが何とかすると保障するのかとし、それならば
心配はないと皮肉る。もうすぐ私の顔を見ないで済むし良かった
ねと語ると部屋から出て行ってしまう。
モイラはオリバーに対してあの子は事の重大さを分かっている
のか?と問うと、ラリって運転していたことは、他人を殺していた
かも知れないし自分が死んでいた可能性も有るのだという。
あの判事は見せしめにしたかったようだとすると、オリバーは
確かにそうだと語る。檻に入るのは私ではないというモイラ。

— 島 —
オリバーはフェイに騙されてエドワードに捕まって檻に入れられて
いた。いつからヤツラの一味になったのかというオリバーは
仲間だと思って助けに来たのに・・という。結局ヤツラに売る
のであれば助けたのは何故かと問う。ここから出してくれと
訴えるがそれは出来ないと言われる。

— 今 —
オリバーは警察署に行くと風紀犯罪取締班のホール捜査官を
探す。そこにいたのはマッケナー・ホールで、オリバーとは
顔なじみだった。君のせいで昔クラブから追い出されたのだ
としそんな君が刑事になったとはねと語る。夜遊びは卒業した
のかと問うと、おとり捜査でしているという。オリバーは
ヴァーティゴの件で判事が見せしめにしていることを告げ、
ヴァーティゴを売っている人を見つければテアは助かるのかも
知れない事を語る。売人のことを探ったら名前が分かったとし
伯爵だという。ホールは警察も名前は掴んでいる事を告げるが
情報がないのだという。公判前に逮捕出来れば良いが・・と。
伯爵について分かったら知らせて欲しいという。オリバーは
妹思いだというホールはそういうことは警察に任せる様
告げる。
クエンティンはホールに対してオリバーは何を言ってきたのか
と問うと妹の事で来たのだという。

一方アローが取り調べた売人の一人は伯爵によって捕まっていた。
フード野郎に捕まったという売人。伯爵は見せしめが必要だとし
100%のヴァーティゴを投与するという。体中が痛いだろうとし、
何時間もその痛みが続くという。伯爵は売人に一発の銃弾が
入った銃を手渡すと、俺に復讐する為に撃つかそれとも自殺する
為に使うかだという。すると売人は自殺してしまう。

ローレルはネットで「クイーン、薬物事件公判へ」という記事を
見ていた。トミーは朝はベッドでまったりしないかというと、
ローレルはあなたも午後前に起きたらどうなのかという。弁護士
の君は昼間に仕事をするが、ナントクラブの僕は夜に仕事をする
のだという。完全にすれ違いだと。

そんな中ローレルを尋ねてオリバーがやってくる。
ローレルに話が有るとし、テアの審問に来てくれたことを感謝
しつつ、判事が厳しいことを指摘する。厳罰しようとしている
のは再選を睨んでの戦略だろうというローレル。父さんに
頼んで判事にテアの罰を軽くするようしてくれないかという
もの。頼れる人がいないのだというと、やっては見るがアテには
しないで欲しいと言われる。
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スターリングシティでは先日テアの18歳の誕生日パーティーの場
で母親・モイラがマルコムと浮気しているものだと思い込んで
しまい、友人からもらったドラッグを飲んで車の自損事故を起こ
してしまった件で、病院に運ばれた彼女は一命を取り留めるが、
体内からは危険ドラッグであるヴァーティゴが検出されたことで
裁判が開かれることになる。弁護側は未成年者で初犯だった為に
情状酌量・服役無しの社会奉仕を求めるが、注目されている裁判
だけ有って、判事は再選に対する地ならしと共に、麻薬の市場流通
を防ぐ為にも金持ちであるテアに厳罰を与えることで、見せしめ的
な判決を言い渡そうとしていた。なんとかしてオリバーは元締め
を捕まえてなんとかその視線を逸らそうとするが・・・

島でのエピソード。
裏切ったと思ったフェイがまた味方であろうことを示す流れに
繋がるエピソードだった。フェイがオリバーを殺したと見せかけて、
逃がすという策略。まだオリバー自身が護身術も戦闘術も習って
いない状況なので、早いところフェイからジャッキーチェン映画の
復讐シーンの如く、厳しい修行を経て今のアローに至る一端を
見せて欲しいところ。それを見ない限り、なかなか島での
エピソードに於いては息つく暇がない。

ジャッキー・チェン映画に於ける蘇化子の存在、拳児の蘇崑崙みたい
な存在のフェイがなんとか秘伝を教えてあげて欲しいところだけど、
アロー使いのマルコムの姿を見たりすると、誰がこのフード野郎一族
の長なんだろうね。
しかもオリバーは今回の一件でも描かれたように、ロシアンマフィア
のブラトヴァの幹部という立場も有るけど、5年の空白の間にそこ
まで上り詰めたオリバーの過去に関しては依然として謎が多いね。
ブラトヴァの支部のメンバーと接触する際に、アローに対して
Anatoli Knyazevが貴方を高く買っているとしていたけど、この人物
は誰なんだろう。ブラトヴァの組織のトップなのか?
名前が出ただけで、実際にはシーズン2からの登場キャラなので
取りあえず名前だけでも覚えておこう(笑)いつか役に立つかも知れな
いぞ!

気になったのは、内通者の存在か。
2度に渡ってアローたちの行く末に刑事が後追いのような形で
訪れたけど、何れも”内通者からの通報”によって現場に来たこと
を語っている。2度目のシーンに於いてはいよいよクエンティン
と対面してしまう訳だけど、相変わらずあれだけ近い状況でも
正体がばれることはない(笑)

一番面白かったのは、島でのエピソードとリンクし、ロシアンマフィ
アから忠誠を求められたオリバーが殺すべきだとする相手を仮死状態
にさせて、後に北斗の拳ばりの秘孔を突いて一瞬で回復させる
テクニックを披露。ディグルがそれを知りたがっていたけどね。

今回はマルコムが出なかった分だけエピソード的には安心して
見ていられた。正直街で蔓延っている悪は、今の所マルコム
絡み以外の組織犯罪は恐れるに足りない気がする。
今回の場合、幾らアローでも法治国家で裁かれようとしている
テアのことを助けることは出来ないという部分では恐れるに値する
部分が有ったのかも知れないけどね。

マッケナーに関しては今後もスポット参戦するみたい。
クエンティンの相棒のように出てきた刑事がいつの間にかでなくな
ってしまった感も有るのだけど、彼女風紀犯罪取締班なので、
テア絡みの件で出てくるのが多いのかな。ローレルの相棒の女性
弁護士が居なくなったので、その枠にテアが押し込まれた格好だけ
ど、最近みんなテアではなく”スピーディ”という愛称で呼ぶ
姿が有るので、絆から本来の状態を取り戻して欲しいね。

そういえば今まで母親が隠していた父親の本性がテアにも語られた。
しかしその裏では母親が所持していた手帳の存在も同時に発見
される。
フェリシティも流石に気が付いた様だけど、思い切って彼女を
仲間にしてしまえば良いのにね。この人ヤバい人なのか?

オリバーは妹の為にローレルに頼みクエンティンに助けを求めた。
クエンティンはそれを否定しようとするが、かつてローレルが
万引きした時にも父親がもみ消している過去が有り、何処でも
子供の為には父親は不正をおかしてしまうところが有ったり
するのねという感じ。
相変わらずクエンティンのオリバーに対する嫌悪感は留まる事は
ない。

■使用された曲

・Arrow End Theme
Composed by Blake Neely
・One Last Look by Trent Dabbs

■検索用キーワード

・ネフェドロンをお薦め Mepheodrone

オリバー・クイーン (Stephen Amell) スターリング・シティの億万長者
ダイナ”ローレル”・ランス (Katie Cassidy) 正義感溢れる弁護士
トミー・マーリン (Colin Donnell) オリバーの親友にして、悪友
ジョン・ディグル (David Ramsey) オリバーのボディガード。元軍人
テア・クイーン (Willa Holland) オリバーの妹”スピーディ”
モイラ・クイーン (Susanna Thompson) オリバーとテアの母親
クエンティン・ランス (Paul Blackthorne) スターリング・シティ警察の刑事
ウォルター・スティール (Colin Salmon) クイーン産業のCEO

ヤオ・フェイ (Byron Mann) 中国の囚人?
エドワード・フライヤーズ (Sebastian Dunn) 島の男
フェリシティ・スモーク (Emily Bett Rickards) クイーン産業・IT
マルコム・マーリン (John Barrowman) モイラに接触??、トミーの父

マッケナー・ホール (Janina Gavankar) 風紀犯罪取締班・捜査官
ブラケット (Serge Houde) 判事
アレクシ・レオノフ (Eugene Lipinski) “ブラトヴァ”
— (Eileen Pedde) 医者
— (Seth Gabel) “伯爵”
アレックス・セレス (Kurt Evans) “ブラトヴァ”
— (Barry Nerling) The Mechanic
— (David Quinlan) リポーター
— (Jeffrey C. Robinson) デスストローク
— (Patrick Sabongui) Street Dealer
— (Monte Thompson) Thug
— (Robert Weiss) Court Clerk
— (Matthew Hoglie) Pedestrian

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