第15話 民衆の敵 Public Enemy
脚本/Jess Prosser
監督/Nelson McCormick
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【ストーリー】
コリンズ家の妻・メグと夫のポール、そして娘のソフィアは
三人で教会へいく。既に神父のケンデレンは第一朗読を読んで
いたが遅れてやってくる。聖体拝領の後、席に着こうとしたと
ころ隣にいた黒手袋をする男によってポールは喉元をナイフで
切られてしまう。夫人の声で神父・ケンデレンもやってきて
救急車を求める。
JJの元にはポール・コリンズ大尉の事件のことをチームに話す。
ロードアイランド州プロヴィデンスでの三人目の被害者で
イラクへの4度目の任務から2週間前に帰ったばかりで勲章を
もらっている兵士だった。モーガンは軍人だから狙われたのか
とするが、たまたま犯人の傍にいただけだろうという。リード
によると頸動脈が切られて短時間で失血死していること。
教会で殺すのは象徴的だというプレンティス。しかし担当捜査官
のモアランド刑事によると他の現場には宗教色はないという。
一人目の被害者・マイク・オドネルはレストランの男子トイレで
殺害されていたこと。地元の人がいく小綺麗な店だという。
二人目の被害者カラン・ラグラッサはコインランドリーで殺され
ていた。
3人共のど元を切られていて手口は同じだが被害者のタイプはバラ
バラだという。モーガン。殺す相手は誰でも良いのかも知れない
という。周りで誰かが見ていてもお構いなしだというロッシ。
目撃者によると25歳から40歳の白人男性。しかしそれに該当する
人はプロヴィデンスには沢山いるのではないかというプレンティス。
犯行の間隔が短くなっていること。犯行を隠すつもりはなさそう
だという。マトモな精神状態ではないというモーガンに対して、
施設や刑務所を出た人のリストを作っていると語る。ホッチは
急いでプロヴィデンスに行こうと語る。
飛行機で現地へ。
何故ナイフを使うのかとプレンティス。殺傷能力が有るのは
銃で沢山殺したいならもっと効率よくできるハズなのにと語る。
これは練習ではないかというJJはスプリーキラーってよくリハー
サルするでしょと。性別は男性で学生の銃乱射じゃなければ、
40~50歳で社会から隔絶されたものだろうというモーガン。唯一
社会との接点だった人物と別れたのだろうと。ジョージ・ヘナード
とジェームズ・ヒューバティは2人合わせて40人以上の飲食店で
殺している事を語る。大量殺人の練習ならば大胆になっていて、
かつ残酷になっているという。今は世間を驚かすのと血が目的だが
すぐに満足出来なくなるだろうと。何故標的にされたのか。現場
を見て考えようというホッチ。
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教会で突然イラク帰りの英雄・ポール・コリンズ大尉が喉もとを
ナイフで切られて殺される。実はこのロードアイランド州の
プロヴィデンスでは3人目の被害者に当たり、1人目のマイク・オド
ネルはレストランの男子トイレで、2人目のカレン・ラグラッサは
コインランドリーで殺されていた。3人共首を切られていることから
手口は同じだが、被害者のタイプが違うということで、どういう
ことなのかを分析していく。これだけ白昼堂々殺害していく犯人に
特異なものを感じて行く。
誰が主役かというのが難しいけれど、やはりJJがメインのエピだ
ったかな。子供を持つ母の立場としてメグとのことにも気にして
いたし、飛行機内のプロファイルでもJJは結構鋭いことを言って
いた。ホッチ以上にロッシが今回は主導していた感じもするし、
捜査を動かしていた感じがする。
確かに犯人のコナーって目立たない人だけど、流石にこれだけ
人がいる中で殺害していくことなんて出来るものなのだろうかと
ちょっぴり疑問に思う流れだった。
加害者の精神状態も分かりづらく、リスクを冒してでも目立ちたい
ものなのかどうか。
テレビカメラの前で被害者の遺族が語ることで主役を奪われて
しまったり、殺したと思っていた人物が生きていたということ
を知ってまた殺しに来るという辺りの流れが相当胡散臭いものが
有った。一度殺そうと決めた人物が生きていると不都合がある
のだろうか?リスク計算はある程度出来る人物なので、現場に戻る
とする放火犯と似たような心理があるとしてもちょっと安易な行動
のように思えた。
可愛そうなのはポールの妻・メグかな。
この人は何年間も毎日、夫の戦死の知らせに怯えながら暮らして
来たというのに、生きて戻って来た夫が何の罪もなく信仰深い人物
にも関わらず殺されてしまった。
今回に限ったことではないけど、ちょっとBAUの面々もプロの行動
心理班だとしても外さな過ぎるところがあるよなぁ。
基本的に父親憎しで犯行を行っていたのだろうし、捕まることこそ
実際には一番の命題で、父親に復讐することにあったのかも知れない
けど、被害者たちが殺される理由が不条理過ぎたな。
しかしまぁBAUの一連のプロファイルや犯人像も似ているところが
有るね。結局セリフも展開も似通ってきてしまっていて、犯行の
間隔が短くなっている。殺し方が過激になっているっていう文言
は必ず入って居るような気がする。
町の象徴的な場所を狙った背景には何が有るのだろうか。
この町にはなんの良い思い出もない犯人からすれば滅茶苦茶に
したいと思ったのか。それとも誰一人自分が虐待されたことに
助けてくれなかったからなのか。父親という人物に失望していたのは
分かるけど、女性を狙っても居るし、花屋の主人とか図書館の女性
を狙ったのは何でなんだろうね。
■使用された曲
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デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 広報官
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年
メグ・コリンズ (Sprague Grayden) ポールの妻
ポール・コリンズ (David Landry) 大尉、教会で殺される
ソフィア・コリンズ (Anna Clark) 娘
ジェイク・モアランド (Frank John Hughes) ブロヴィデンス警察捜査官
コナー・オブライエン (Nate Mooney) クオリティカフェ勤務
ビリー・オブライエン (Timothy Brennen) コナーの父
ジュディ・オブライエン (Nicole Abramson) コナーの母
ケンデレン (Larry Clarke) 神父
リビー (Sean Patrick Murphy) 捜査官
ガーデラ (Brantley M. Dunaway) 捜査官
タラ・ケリー (Natalie Edwards) ファーマーズマーケットで花を買う
— (Leah Allers) リポーター
— (Rob Roy Cesar) リポーター
— (Ryan Bailey) Clerk
ジュリア・ヴェッキア (Jennifer Cortese) 図書館で子供連れ。フレイジャー病院へ
(Shane Zeranski) Looky-Lou
— (Debra Leigh) Parishioner
— (Dwayne Standridge) Layperson
— (Curtis Fortier) Layperson
— (Dan Mailley) Salesman
若い頃のコナー (Randon Davitt)
— (Michelle Crane) Featured
— (Rick L. Dean) Pedestrian
— (Justin Minto) Newspaper Reporter