ダメージ Damages シーズン5 第9話 寝返った男 I Like Your Chair

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第9話 寝返った男 I Like Your Chair

脚本/Todd A. Kessler、Glenn Kessler、Daniel Zelman
監督/Steve Shill
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【前回までのあらすじ】
サンチェスはエレンにある情報があるとし、軍がPTSDの兵士を
どんな風に扱っているのかを公表したいという。ラトガーに
逢うサンチェスは公表に必要な情報は用意するというと、
ラトガーはマクラーレン・トゥルースが世界に発信するという。
トーベンの件でラトガーはマクラーレンに対して嘘を付いてい
たとし、彼は重要なスポンサーだという。我々の組織に大口寄付
をしていること。プリンスフィールドにインサイダー情報を
流すヤツが何でウチに出資しているのかというマクラーレン。
ラトガーはトーベンに対して犯罪に関与していると分かってたら
端から協力などしなかったと激怒するが、トーベンはあと少し
ガンバレば何もかも望みは叶うだろうと語る。ヘレショフに
面白く無いと伝えてくれという。エレンはカウンセリングに
通う中、元ボスが雇った男に殺されそうになったことを語る。
ウィリアムズ刑事とオーティス刑事に、この名刺に付着してい
るのは私をあの日襲った男の血だという。ウィリアムズは
DNAを検査した結果パトリック・スカリーだと語る。
エレンはピート叔父さんと一緒に写るパトリックに関して
ステファニアに面会してこの写真の男は誰なのかと尋ねるが
見た事もないという。ステファニアはパトリックに対して
エレンが名刺を置いて行ったと報告する。

【ストーリー】
裁判は一週間で始まることをエレンはパティに語る。ウチの依頼
人の証言録取はどうするのかというエレンは、延長の申し出を
しても私たちは拒否すると語る。延長は必要ないというパティ
は法廷での審理が待ち遠しいと語る。宣誓証言は今週やるとする
と何日を想定しているのかと問う。一日だというパティに三人
を一日で済ますのかと問う。一日あれば十分だという。
パティはエレンに対して最近軍の告発の件でマスコミに多く
取り上げられている彼女に、ニュースに出て随分と顔を売って
いるわねと語り大口クライアントからの声も多くかかっているの
ではないかと問う。気を付けてというパティは成功の味は特に
危険。心配がより一層苦いものに感じられるのだというパティ。

— 1週間後 —
事務所のエレベーターが空くとパティのことを二人の刑事が
連行する。パティは取調室へと連れて行かれる中、オーティス
刑事はパティに対して何か語る。

— ローマ2011年 —
ベネット・ヘレショフからの戦略を聞いてもらいたいとして
トーベンとナオミはイタリアの投資家に話をする。
カバートデリバティブもロングスプレッド商品も古いとし、
ナオミはファンド23は未開の地を開くものだと語る。興味深い
ねと語ると検討するという。
ヘレショフは上手くエサに食いついたなとすると、彼は君と
ブルースでつり上げられなければ首にすると語る。
ナオミに対してヴィアソルダーテで遅いランチでも取らないか
と誘うがホテルに戻るという。ここはローマだとして最後にもう
一度ステキな夜を過ごさないかとするが、ナオミに発信者不明
の電話がなると、彼の誘いを断り、また明日として帰る。
ナオミはその足でマクラーレンに逢う。こういう展開は予想外
だとしていつもの手順なのかと問う。まさか情報提供者全員と
こんなことをしているのかという。ナオミはマクラーレンと寝た
後、ファンド23のことで、資金の動きのパターンがあるとし、
インサイダー取引としてか思えないという。資料を渡せると
いう。ラトガーがマクラーレンの部屋にやってくるとこれから
取材だぞというラトガー。ナオミと寝ていることを知る彼。
ラトガーはプリンスフィールドの不正を暴けたら大金星だと
するが一つ問題があるとしてナオミと寝たことだとしてマクラーレ
ンを責める。一体何を考えているのかとして全て台無しになる
かも知れないのだという。8年前お前に心配させられっぱなしで
子守をしているようだとし、それで私は妻子を失ったという。
マクラーレンに対して分かっていないとし、ナオミは情報源だ
とすると、アメリカ有数の投資銀行の内部告発をするのだという。
真のジャーナリストとは何が必要か君が理解していれば自分の
行動のせいで組織の名にキズがつきかねないことも分かるハズだ
という。考え無しの行動は辞めろ!!と激怒する。

— 現在 —
ラトガーは事務所で飲んで居るとマクラーレンがやってきた
為に一緒に飲もうと誘う。一本マクラーレンからタバコを受け
取る中で、軍の不祥事を暴いた件で二人は久しぶりに良い仕事
をしたとして、昔みたいに楽しかった事を語る。
トーベンの件ではどうしてこうなったのかと問うと、彼のこと
は他のスポンサー同様に調べて問題が無かったのだというラト
ガーは、マクラーレンにミスを謝罪する。君はいつも俺の
味方だというマクラーレン。

エレンは発砲の訓練をする。
クーパーはエレンの腕が上手い事に驚く。クリスに習ったのか
と問われるがこれは別人から教わったのだという。俺の仕事は
何かというクーパーに対してパトリック・スカリーを探して欲しい
ということ。彼は窃盗で数年前服役していて、その後は街を
離れていること。分かっているのはここに書かれている最後の
住所だけだという。マクラーレンの件とは別件だという。
クーパーはこの仕事は好きだが、事情を知らないと引き受けられない
事を語る。エレンは何年か前にスカリーによって殺されそうに
なったことを語る。警察の捜査は行き詰まったが、ようやく進展
したのだという。復讐目的には手を貸せないとすると、危険な
男だぞと言われる。エレンは何処で何をしているのか知りたい
だけだと語る。

ケイトは事務所にやってくる。入り口のセキュリティ解除は124。
スカリーはその写真を撮って解除パスワードを探る。

エレンが番組で取り上げられた動画を見るパティ。
マクラーレン・トゥルースでのリークで軍は自国の兵士に日常的
に心理的虐待をしていたことが証され、国防総省前に3日間デモ
が行われていた。マクラーレンの責任だとする人もいるがどう
思うかと問われ、マクラーレンは真実を公にしただけで、デモは
真実を知った市民の憤りの表れだという。今、マクラーレンの
損害賠償の件を扱っているが、この件はどう影響すると思うかと
問われ、特に関係することはないが、マクラーレン・トゥルース
は今後も腐敗した政府機関や企業の責任を問い続けるとし、
パティの低俗な避難に怖じけ付くことはないと語る。

ハーンドンはパティの元にやってくると、エレンには大口の
クライアントが殺到しているという話だと語る。
パティは彼にトーベンのファイルなのかと問うと、興味深い
記事が掲載されているという。宣誓証言の時に使えそうなものなのか
と語る。

エレンはクリスと過ごしていた。リーク以降の退役軍人病院は
どんな状況下と尋ねると妙な気分だという。告発者のことを
誰も知らないのに元兵士は公になって喜んでいるという。
良い気分でしょと語る。しかしリスクを冒したのはあなたなのに
私が注目されている現状は申し訳ないと語る。
そんな中エレンの元に母親・デニースから電話が鳴る。
夫のゲイリーが電話してくるのだとし、説教して「家を出て行く
なんて大馬鹿だ、お前は我が家の面汚しだぞ」と言われ続けて
いるとのこと。職場や教会で罰が悪いのだという。今夜は何が
有ったのかと問うと、お父さんがアパートに来て怒っていたの
だという。ドアを叩いて帰ってこいと怒鳴っていたという。
とても恐かったこと。居留守を使ったが2時間ドアの前に座って
いたのだという。エレンは屈してはダメだとし立ち向かわないと
ずっと見下され続けるのだという。
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いよいよ裁判まで一週間に迫る。しかしまだパティがエレンの
クライアントに証言録取をしていないことが気になっていた。
そんな状況の中エレンは裁判以外にも、どうしても過去に自分
を殺すよう指示したのは誰なのかを知りたがっていた。そして
もうすぐそれが分かるという状況の中、クリスに頼んでスカリー
を24時間見張って欲しいことを語る。

このドラマ、とても上手く出来ているのは、シナリオ上どのエピ
ソードの流れも必ず何処かで対となるような出来事とリンクして
いることだと思う。

エレンに起きている状況は必ず何処か別のところで該当するもの
としてのエピソードが存在していて、エレンの両親のエピソード
などを見ると、クライアントであるマクラーレンとラトガーの
関係を踏襲している感じでセリフなんかも上手く被せて描かれて
いるし、クリスの件での国家の兵士への虐待の流れとか見ると、
必ず何処かで悲しむ人がいたり、傷つく人がいたりして、
ハーソンズ家がその縮図のような感じにも思えてくる。
それを正しく裁きたいものとしては、エレンのような弁護士なり、
マクラーレンのような非営利メディアの存在があるのだろうけど、
どれも人が関わる限りは完璧なものはないんだよな。

今回は色んなサプライズ的展開も用意されていて、構成の仕方も
上手く出来ていた。時系列をちょっといじっただけで、
「屋上にいます」というエレンの流れは様々な事象への流れに
精通しているように思えて、今回は毎日同じような行動を取ること
でスカリーをおびき出したのかなとも思えるけど、屋上といえば
冒頭から描かれているエレンの結末の流れにも精通していたり
するんだよね。エレンは死んでいないのではないかと思わせる
ものが有るんだけど、逆に殺されたとしたならば、エレンを
狙う人物は沢山する訳で、今回はその殺意の一人として父親まで
参入した感じがしてなんとも切ないところが有る。
刑事ドラマなんかを見ると、よく遺体が最後に見た光景を知る為
に遺体の有った場所に寝転がることが有るのだけど、本当に
エレンは死んでしまったのか。それともパティに自供を引き出す
為の演技とか、スカリーに対する何らかのフェイクのアクション
だったりするのかとか色々と想像すると楽しいものがある。

ギッタが先日マクラーレンを裏切りパティと接触していたけど、
今回裏切ったのはラトガーだった。
ラトガーの語る話は、微妙に真実も織り交ぜられていて、今まで
彼がマクラーレン・トゥルースを守ってきたというのも事実だろう
し、マクラーレン・トゥルースの外郭を彼が作ったものだとしても
立場的に弱いのはラトガーの方。ただラトガーには彼女のメール
をハッキングするだけのスキルはない訳だし、それを選り分けられる
のか。

証言録取のシーンまでは、イニシアチブを持っているのは
エレンだとされていたけど、これでまたドラマとしては一気に
状況が変化してパティにイニチアチブを握ることになった。
このドラマに於いては誰が主導権を握っているのかを探っていく
ことが面白く、現在そのバトンを誰が握っているのかを正確に
把握していくことが必要だ。
パティは先週のシーンの中で、ハーンドンに対して是が非でも
トーベンのことを調べる様に示唆していた訳だけど、なんとか
情報を見つけ出していた。1989年9月7日のウォールストリート
ジャーナルに掲載された25年前の記事には、トーベンはヘレショフ
のベッジファンドに資金提供しているとのことなので、当時は
トーベンの方にイニシアチブが有ったというところなのだろうか。

ラトガーはこれまでシラっとしていたけど、実際には2011年の
ローマ時代からマクラーレン・トゥルースの乗っ取り計画を実行
していたというブラックさが有り、今までの流れは全て知っていた
ということになりそうだ。ヘレショフとラトガーの間にだけ
交わされた流れだけど、ここに来てラトガーの小ずるさが目立って
来たね。ヘレショフに対してマクラーレンを排除した後の組織
を続けていけるだけの資金提供をして欲しいということを語って
いたけど、今度はパティにも同様の言葉で言いくるめようとして
いる姿が有る。パティがそう簡単に彼の言葉を信用するのか
どうか。

しかしこのドラマの思う所は、マクラーレン・トゥルースの責任
の所在に関して、問い詰める流れが有るけれど、マクラーレン・
トゥルース側スタッフが告発文に対して何らかの手を加えて公表
しているという状況が有るのであれば、彼らは告発する場所を提供
しているという主張は誤っている感じがする。完全に自動的に公開
される為の手順でシステムが設計されているのかと思ったけど、
人の手が加われば責任はマクラーレン・トゥルースに掛かってくる
ようにも思う。

そういえばエレンに銃の使い方を教えたシーンって過去シーズン2
辺りで習う姿が有ったよな。どのシーンか忘れたけど。
そしてパティは再び自分がエレン殺害を示唆したのではないことを
語っていたけど、その辺の流れが本当のところどうなっているのか
な。

ドラマでは親権の問題もまだ未解決だし、パティの父との関係も
まだすっきりしていないし、どうなるのかな。

・When I Am Through With You by The VLA

パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事

チャニング・マクラーレン (Ryan Phillippe) ネットで暴露
ケイト・フランクリン (Janet McTeer) 元弁護士、パティの敵
ビル・ハーンドン (Judd Hirsch) 元弁護士
マギー・ホアン (Li Jun Li) パティの秘書
キャサリン・ヒューズ (Brooke Liddell) 孫
キャサリン・ヒューズ (Kiley Liddell) 孫

ライル・ヒューズ (M. Emmet Walsh) パティの父
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子
クリス・サンチェス (Chris Messina) 元傭兵
ヘルムート・トーベン (William Sadler) インサイダー取引に荷担
ギッタ・ノバク (Gillian Alexy) マクラーレンの部下
ラトガー・シモンズ (John Hannah) マクラーレンの部下
ベネット・ハーショフ (Victor Garber) プリンスフィールドCEO
ワリド・クーパー (Gbenga Akinnagbe) 探偵
ゲイリー・パーソンズ (Gordon Clapp) エレンの父、暴力夫
ナオミ・ウォリング (Jenna Elfman) プリンスフィールド密告
パトリック・スカリー (Jeff Binder) 殺し屋
— (Vincenzo Amato) Italian Investor
ロザリオ・オーティス (Maya Days) 捜査官
ダン・ウィリアムズ (Casey Siemaszko) 捜査官

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