24 リブ・アナザー・デイ シーズン9 24:Live Another DAY 第6話 4:00 p.m.-5:00 p.m.

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第6話 4:00 p.m.-5:00 p.m.

脚本/David Fury
監督/Omar Madha

【前回までのあらすじ】

オードリーと再会したジャック。オードリーは理解出来なかっ
たことに謝罪するが、オレは人を殺した事実に変わらない
という。マークにジャックをロシアに引き渡す方法として
大統領の署名が必要だと要求される。
マーゴットはナビードがVTRの中に自分たちの居場所を外部に
漏らそうとしていた形跡があることを知り救いようのない
ことだという。イアンがその形跡を見つけていた。シモーヌ
を愛しているのだとするが、彼はシモーヌの目の前で頭を
撃たれて亡くなる。マーゴットは声明として大統領やイスラム
向けサイトに動画を掲載。
「2年前にテロリスト呼ばわりして殺戮を命じた悪魔ヘラー
大統領に改めて正義を求める。3時間以内に私が指定する場所
に投降しないとロンドン市民が犠牲になる」というもの。
我が国の無人機がマーゴットに奪われたとして、ロンドンに
向かっているというジャックの主張は本当だったことが改め
判明した格好だった。イギリス首相・アラステアにその事実
を伝え、CIAが現在クーゴットの居場所を突き止めたので身柄
を拘束しに行っていると語る。しかし突き止めたIPは偽装され
たものだったとして、クロエはケイトに伝え、ジョーダンも
そのトリックを見破る。ケイトは確保に向かっていたCIAの
スティーブやエリックたちに撤収を告げる。撤収する際に
マーゴットによって乗っ取られた無人機からミサイルが二発
打ち込まれる。

【ストーリー】

現場では多数の死者が無人機バンガードのミサイルによって
発生していた。マークも罠だったことを知り捜査官を何人失っ
たのか情報を集める中、大統領やイギリス首相にもその事実が
伝わる。問題はロンドンだとするアラステアは、無人機のミサ
イルは残っていることを告げると、大統領は警戒管制機と戦闘機
が必死になって捜索していることを語る。イギリス軍にも是非
協力して欲しいとすると、首相は無人機計画の全ての技術の
開示を求める。コバート大将は機密で開示できない事を告げると
アラステアはこの期に及んで手順を立てに取るのかと激怒。
CIAが状況を掌握していればこんな事にはならなかったと告げる。
大統領はコバートに告げ国防省に必要な情報を提供するよう
告げる。無人機捜索はイギリス軍と協力するんだというと、
一瞬その場は固まる。繰り返し話してしまったかと告げる大統領。
首相は閣議で今回の事態を検討しなければならないという。
そんな中ヘラーはジャックを私の部屋に来させてくれと頼む。

イギリス首相の補佐官をしているキャロラインは、アラステア
に対してヘラー大統領は脳神経外科で治療を受けているという
情報があるとし、認知症だろう事を語る。それを聞いたアラス
テアは我が国を委ねる相手が我が身も失おうとしている相手な
のかとして悲観的な発言をする。

ジャックがヘラーの元へ。マーゴットの隠れ家は襲撃部隊が
踏み込んだがその瞬間にアルハラジが乗っ取った我が軍の無人機
の一機が上空に来て爆弾を発射した事を語る。ついにイギリス
領空の射程に入ったのかとすると、他にも2・3機が接近してい
るという。君の武器承認はアルハラジの居場所を突き止められる
のかと問うと、彼女が信用する取引相手だという。ただし金
では無理で攻撃が始まるまでに口を割るのも不可能だという。

そんな中被害者の報告が入ってくる。4名が死亡で6名が負傷だ
った。ジョーダンはガス爆発が原因であると発表しておいた
事を語る。マリアナはスティーブに対して大統領から連絡が
入っている事を語ると直接スティーブとヘラーの回線を繋ぐ。
これからジャックがアルハラジの捜索のために動くこと。その
為に水面下で動く必要卯があり監視も装置の設置も無しだと
いう。ジャックに必要な装備全てを提供するよう告げる。そして口

は出すなという。ジャックはスティーブに対して、民間登録の
車の用意と、盗聴されない携帯電話、尋問の道具、武器一式、
そしてケイトに同行してもらいたいという。スティーブは彼女は
任務から外れたとして既に本部に戻る事を告げるが、大統領は
現場に戻せと告げ、ジャックが必要だというものは全てそろえる
よう命じる。

ジョーダンはケイトに対して大統領命令で君がジャックと任務
に付くようだと語る。ジャック本人が君と組みたいと言っている
とし、その作戦は一切監視出来ないものだという。監視も追跡も
無しでは援護は出来ない事を語る。
——————————————————–

■結局はジャック頼み

ジャックが居なかったら何年前にアメリカという国は、”現実”
に直面していたのだろうかって感じの状態だ。
能力のないものは、姑息な手段で能力のあるものを引きずり
下ろすしかない訳だけど、ジャックのしていることがまた
水面下で行っていることも有り、その能力を誇示できず周知の
事実として伝わらないところが切ない。

唯一ケイトだけは、ジャックの能力に感じている訳で、今回
はそんなケイトに協力してもらいジャックはいよいよ現場に
復帰する。

■足を引っ張るものたち

ドラマを見て居ると色々と足を引っ張りそうな人が多いこと。

・マークはジャックとオードリーの関係に嫉妬心を露わにして
ロシアにジャックの身柄引き渡しを行おうとしていた流れが
有るけれど、大統領のサインを偽装してしまい大変なことに
なっている。

・ケイトの足を引っ張っていたのは意外にもスティーブだった
というところも驚き。アダムの件でハメた人物がスティーブ
だったということでジョーダンに見つかりそう。消したHDDの
内容が復元可能だとするとスティーブの仕業だとバレてしまい
そうだ。しかしスティーブは何者かと精通している感じで、
電話の相手が誰なのか。

・ジャックの足を引っ張るのは、誰でもなくイギリスの捜査
機関だった。イギリスの首相はヘラー大統領が認知症である
ことを隠している事を知り、彼の判断力に対して疑問を持つ。
何もしないように釘を刺していてけれど、MI-5が出動する
ことになり、事態は複雑になった。ただこの流れはある意味
では、ジャックとケイトには助かった部分も有るのかも。
そう思わせつつ、MI-5が現場で敵の爆弾で全滅してしまって
またしてもジャックに嫌疑がかかってしまうという辺りが
切ない(笑)

・マーゴットの計画を邪魔するナビード

マーゴットの暴走にシモーヌは疑問に感じている感じだし、
何よりもシモーヌの兄のイアンでさえも母のしていることに
疑問を感じ始めている様だ。何も愛しているものの前で
ナビードを殺す必要はなかったという彼。しかしそんな彼に
対して、シモーヌを否定するのは私を否定することと同じ
だとばかりに殴られていた。
ナビードの留守電の中に、彼の姉・ファラーからのメッセージ
が入っていて、ロンドンを出る計画を話していたことから、
シモーヌは彼女が何処まで情報を知っているのかを聞きに行く。

■ジャックとケイトは武器商人と接触する

マーゴットと精通しているという武器商人のカール・ラスクと
接触。ジャックはこの2年間彼に雇われていたとのことで、
身を隠すためではなく、ラスクのしていることを裏から調査して
大口取引が潰れようにしていた事を知る。

ただし現在ラスクには追われる立場の人物で、突然姿を消した
ので内通者と思われていること。
どのように接触するか。
ジャックはニルスという人物と組んでいた事を告げ、ラスクに
ニルスが内通者であることを信じるよう仕込み、友好の印と
してケイトをニルスと精通していたCIAの諜報員ということで
差し出すとのこと。プロポフォールを5cc注入しておいて意識の
ない状態で差し出すので拷問されることはないとするが、
それでも成功率は低くて二人とも死ぬ確率は高いという。

何故ジャックは私を選んだのかと問われた際に、臨機応変に対応
出来る有能な捜査官だからとしていた。
下りてもらっても構わないとしていたけど、この状況で下りる
ことが出来るハズもないよな。

ケイトはジャックたちと違って拷問に耐える訓練は一切受けて
いないからね。

■ケイトは拷問に・・ジャックはラスクと対面

ジャックはケイトをラスクの前に刺しだして、自分の潔白性
を説いていた。プロポフォールを誘拐させるクスリを使って
何処まで情報を知っているのか尋問しようということで、
ケイトはピンチに・・・。

ケイトの拷問は鎖で吊されて、ある意味マニア性の高い
視聴者サービス的絵柄があるのかなと思ったけど、腕を後ろ手
にして吊されてしまったので顔も見えず、悶絶状態もほぼ
分からないというなんたる気の利かないカットシーンなんだ
という感じだった。

ただケイトのことを助ける為のバックアップ体制としてベルチ
ェックがいつでも狙撃の準備をしていたのが心強かったけど、
MI-5が邪魔して入り込み最悪な状況になりそうだった。

■ジョーダンは不審なアーカイブを発見する。

パーティーションが外されてデータが消えているとのこと。
スティーブにそれを報告すると、ロックされているので
そうできるハズはないとするが、アダムの訴訟の時に取り扱い
注意のものを移したのかも知れないとして復元ソフトを使い
解析したいことをジョーダンは求めるが、スティーブは忙しい
ということを理由にその捜査に許可を出さない。

■ヤスミンがポイントになるか・・

シモーヌはナビードからの代わりに来たとして彼の姉のファラド
に逢う。ロンドンの街を出るという理由を知りたがっていたが、
シモーヌは彼は修士号を取るため根を詰めているので気分転換
に彼女が外に出ることを提案しただげたという。

しかしその後ロンドンから出る意図として母親から守るためと
シモーヌがファラドに語ると、彼女は警察に知らせようとして
受話器を握る。シモーヌがナイフを持っていたことも有り、
もみ合うウチに刺してしまった。母親は最後の力を振り絞って
ヤスミンに逃げる様告げる。ヤスミンも全力で逃げる中、
交差点を突っ走っていくが、追いかけてきたシモーヌの方は
渡り切れずにバスにぶつかって相当なダメージを受けていた様だ。

■ジャックとラスク

ジャックの銀行口座にはクロエがウィルスを仕込んでいるので
そこにアクセスさえすればラスクが取引していた相手の電話
情報を知ることが出来るという。なかなかラスクが口座に
アクセスしてくれないところは如何にもドラマっぽいところだけ
ど、いざアクセスしようとする際にMI-5が突入してきた。
しかし既にログインはしていたので、後はEnter keyを押すだけ。
凄い銃撃戦になっていたけど、その合間をかいくぐってなんとか
Enter keyを押してログインすることが出来た。

■スティーブと精通している人物は誰なのか

スティーブは情報を流して、それをアダムに押しつけていた
格好だったのかな。それでケイトの立場が悪くなってしまった
訳だけど、ここでもスティーブという無能なリーダーが
ケイトの力に怯えたのか、それとも金に目がくらんだのかって
ところで犯罪が発生している。

この辺の流れは、マークとロシアの件での犯罪人引き渡し条例
での大統領の署名の偽造の流れと似ている感じだね。

■使用された曲

・24 Theme
Written by Sean Callery

■出演者

ジャック・バウアー (Kiefer Sutherland) アメリカ人、
ケイト・モーガン (Yvonne Strahovski) CIAロンドン支局
マーク・ブードロー (Tate Donovan) 大統領首席補佐官
クロエ・オブライエン (Mary Lynn Rajskub) 反逆
ジェームズ・ヘラー (William Devane) 大統領、認知症
エリック・リッター (Gbenga Akinnagbe) CIAロンドン支局
ジョーダン・リード (Giles Matthey) CIAロンドン支局・ヒゲ
エイドリアン・クロス (Michael Wincott) ハッカー・リーダー
スティーブ・ナバロ (Benjamin Bratt) CIAロンドン支局・支局長
オードリー・ブードロー (Kim Raver) マークの妻、ヘラーの娘
マーゴット・アル・ハラジ (Michelle Fairley) 大統領を狙う
クリス・タナー (John Boyega) 中尉、無人機操作

コバート (Colin Salmon) 海兵隊・大将
ロン・クラーク (Ross McCall) 大統領府、マークの部下
シモーヌ・アル・ハラジ (Emily Berrington) マーゴットの娘
イアン・アル・ハラジ (Liam Garrigan) マーゴットの息子
ナビード・シャバス (Sacha Dhawan) シモーヌの夫
ケヴィン・コルデロ (Alec Newman) 海兵隊・大尉
キャロライン・フォウルズ (Miranda Raison) 首相の補佐官
アラステア・デービーズ (Stephen Fry) イギリス首相

アナトル・ストルナビッチ (Stanley Townsend) ロシア副外相
ラドコ (Alex Ferns) ケイトを拷問
カール・ラスク (Aksel Hennie) 武器証人
ファラー・アジザン (Tehmina Sunny) ナビードの姉
— (David Bark-Jones) British Colonel
マリアナ (Christina Chong) CIA
— (Simon Green) Minister
— (Christopher Hatherall) Neighbor
— (Aykut Hilmi) MI-5 Agent
— (Sean Knopp) MI-5 Agent
— (William Key) Armed Man
ハーウェル (Julian Kostov) 捜査官
ダニール (Kola Krauze)
ウッドフェルド (Niall Macgregor) MI-5
ヤスミン・アジザン (Nikita Mehta) ファラーの娘
— (Abubakar Salim) Secret Service Agent
ファジル (Daniel Singh)
ベルチェック (Branko Tomovic) ジャックの仲間
— (Nathanjohn Carter) CIA Agent
— (James L. Muller) CIA Agent

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