クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds シーズン6 第11話 25年目の真実 25 to Life

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第11話 25年目の真実 25 to Life

脚本/Erica Messer
監督/Charles S. Carroll

【ストーリー】

ヴァージニア州クワンティコFBI行動分析課。
ロッシはホッチから電話を受けこっちは大丈夫だと語る。
プレンティスはホッチが休んでいる為にロッシの元に報告に
やってくる。シーヴァー捜査官がここで研修を続けたいと言って
いること。本人が結果に満足していないという。ミスは犯したが
その後の対処は冷静だったとし、実力を見せたでしょというプレ
ンティス。監督役のホッチが居ないのでどうしようもないという
と、プレンティスは私が面倒を見ると語る。オレを後悔させる
なわと。

ストラウスがロッシの元にやってくる。
ホッチは眠れていないみたいでジャックさえ落ち着けばなんとか
なると思うという。アレから一年が経過してやっと休みを取って
くれたので良かったというストラウス。
ロッシに資料を手渡す。ドナルド・サンダーソン。25年前に
刑務所に収監され仮釈放にした場合のリスクの査定をして欲しい
という。ホッチが居ないので無理だというロッシは、モーガン
にちょっと来てくれと連絡する。
今日中に逢って欲しいとし審査は明日だという。本人は無実を
訴えていたもので、ジャンキーが押し入ったと言っていること。
25年前にサンダーソン家の妻子が殺害された事件で、彼と息子だ
けが助かった事件だった。条件は満たしているし、刑務所も満員
なんだという。明らかな物証が有ったというストラウス。
25年でどう変わったのかだという。ドン・サンダース、人生の半分
を刑務所で送った男だとモーガンにも伝える。

ヴァージニア州ピーターズバーグ連邦刑務所。
仮釈放の審査の為にモーガンは訪れる。模範囚らしいこと。妻と
娘を殺す男が更正するとは思えないというストラウス。
モーガンはドンに逢うとBAUが来たのかと告げる。
今まで誰も無実を信じないのに何故来たのかと問われ、モーガンは
物証だけに頼ろうとは思っていないという。事件当時研修医だった
が何を専攻していたのかと問うと小児科だという。仮釈放の申請は
18年ぶりだが何故今なのかと問うと、認める気がなさそうなので
諦めていたという。ヘロインの助けも借りたのだろうというモ
ーガンは2年前に独房にヘロインが見つかっていることを指摘する
が、それは新所長の泊付けの為でハメられただけだという。
懲罰房には一度も入っていないとし、考えていたのは息子のことだ
けだという。息子はジョシュア。どうして物証を無視出来るのかと
問うと、僕は急性の精神破綻を起こしたと言われたのだという。
サイコパスだと。サイコパスは隠すのが上手いのだというと、僕も
そう見えるのかと問う。身に覚えのない罪を着せられることが
どんな気持ちかあんたな分からないだろうという。囚人仲間に
殴られて大怪我しているのは16回。1度も殴り返していないことに
ついて尋ねると、最後の1度目は相手を殺そうと思ってやり返そうと
したという。でも死んでも良いかと床で伸びていたら夢を見た
のだという。大人のジョシュアの姿がそこには有ったのだという。
僕が家族を殺したのではないと言おうとしたこと。自分を哀れむ
のは辞めることにしたという。ジョシュアにしてやれないことを
ここでやろうとしたという。それは41人の服役囚に勉強を教えて
高校卒業資格を取らせたことだった。もしも自由が手には入ったら
どうするかと問うと、息子を捜して本当のことを言いたいという。

モーガンは仮釈放委員に対して彼は法的に最大限の刑を受けたこと。
しかしその後25年間の服役ぶりを見ると判決に疑いを禁じ得ない
という。行動は嘘をつかないもの。この男が更正したかは「した」
と判断するという。全てを失いながらも自分自身の向上に務めて
周りの人間わも向上させたこと。心のよりどころは息子だけで
彼は前だけを見ているという。ドンは自分も他人も傷つける恐れ
はないとすると、仮釈放が決まる。
——————————————————–

■今回の事件

25年前の妻子殺しで有罪判決を受けたドナルド・サンダーソン
は仮釈放を申請する。明日その審査が有る為に、BAUには仮釈放
した際のリスクの査定を依頼される。

ストラウスが持ち込んだ案件だが、モーガンが査定に当たり
実際にピーターズバーグ連邦刑務所でドナルドと面会しつつ、この
25年間の服役中の行動・態度を知り仮釈放に値することを委員会で
語ると、即釈放のサインが出る。
しかしその51時間後にドナルドが殺害容疑者として逮捕される
という事態が発生する。殺されたのはトミー・ウィットマン。
果たしてドナルドは25年前に語られていたようにサイコパスで
BAUのモーガンさえも欺いた男なのか。

■ホッチがお休み、シーヴァーが参加

ホッチが仕事を休むなんて珍しいけど、ヘイリーが殺害されて一年が
経過した今でも、息子のジャックがなにやら調子が悪そうだ。
ロッシが実質的にこのチームの責任者のようになるけど、シーヴァー
がもう少し研修を続けたいという願いに対して、彼は「ホッチが居ない
と決断出来ない」事を告げていたし、ストラウスが持ち込んだ仮釈放
の査定の件でも「ホッチが居ないと・・・」という腰の弱い対応の
姿が有った。
元々ロッシは犯罪者に何度も面会を繰り返して、本まで執筆する程
に犯罪者・囚人との面会にはお手の物なのだから、彼がいけば
良かったのではないかという気がしないでもない。

シーヴァーが参加していたけれど、今回のドンが研修医2年目
でえん罪で捕まってしまったことの相乗効果としての起用なのか。
殆ど彼女の活躍らしい活躍もなかった気がする。唯一プレンティス
にコーヒーのダブルショットを持って来たことと、彼女から「1つ貸し
ね」と言われたシーンばかりが頭に入る。

■身に覚えのない罪

こういう場合、国としてどんな賠償補償があるのか気になるね。
日本の場合は明確に補償の規定があるけれど、アメリカの場合って
訴訟大国なので賠償額とか相当凄い事になりそうな気がする。

「身に覚えのない罪を着せられるのがどんな気持ちかあんたには
分からないだろう」としていたけど、「24」のジャック・バウアー
を見て居るのでその辛さは分かるぞ(笑)

ただモーガンが物証だけに拘らずに彼の態度・行動で評価をした
為にモーガンはドンのことを信用するこの世で唯一の人間となった
ようだ。そこで信頼関係は結ばれたハズだった・・。

■25年間腐らずに生きてきた男

囚人仲間に大怪我させられること16回。それでも一度も殴り返す
こともなく、息子にしてあげられなかったことを囚人たちにする
ことで代替行為で気を紛らわしていたこと。
大怪我させられた際にも16回目には相手を殺そうと思った時も
有ったとしたけれど、その際にも夢の中で息子のジョシュアが出て
きたということで、彼に犯行を留まらせる役割を果たした。
そんな姿を見てモーガンは仮釈放どころか、本当に犯罪を犯している
のかとさえ言及していたけど、仮釈放委員会の場では深くは言及
しなかった。
これで本当にモーガンの目を欺いた殺人鬼だったとしたら相当
凄いよな。

■25年前の記憶

25年も世間と隔絶していたら相当時代も変わっているだろうね。
冒頭では釈放されてからバスに乗る姿が有ったけど、もう少し世間
を見守る姿が有っても良かったかも。

25年間記憶を覚えているというのは相当難しいことだと思う。
ドンが覚えていたのは、唯一自宅に近くのスーパーから配達係を
していたというトミーの声。
後に記憶の件で当時の妻子たちの映像(妻の誕生日??)が発見され、
ドンがモーガンにそれを見せて欲しいことを頼む。
本当にサイコパスだとしたら、その映像を見ることで「犯行の反芻
を楽しむ」ハズで写真も見せてもらえなかったという。
「だんだん記憶はぼやけていく」と語り、映像を見せる流れがある。

■トミーの殺害、そしてメアリーの共犯

犯人は3人いた。25年間3人の共犯者が裏切らずに秘密を守ったこと
には強い絆が存在するハズで血縁などがあげられることをプレンティス
は語っていた。

またこの手の事件では同様な事件があるハズだけど、そういう事件も
発生していない。
ドンが逮捕されたから発生していないのか。

■数々の違和感

まずメアリーが殺害した際に本人が殺しに来たこと。
政治家ほどの人物ならば直接手を下すようなことをする訳がない。
殺しの衝動というのが残っているのか、それとも殺し屋を雇うと
いう行動自体に抵抗感があるのか分からないけどね。

事件当時のことをVTRに撮影していたこと。
これが少々意味が分からない。しかも録画しているのは、家族を
象徴する映像に上書きするようにして撮影されたものだった。
1994年というと個人的な撮影機というのは有ったのかなと思った
けど、ウチにこの時代のSONYのハンディカムがあるので撮影機器
自体は合ったのか。

またトミーとメアリーの逮捕歴が判明。
犯罪は軽犯罪だとしていたけど、不法侵入とクレジットカード
詐欺が軽犯罪なのかって感じ。

そして何よりもDNAが証拠として浮上するけど、それがまだ確認されて
いない状況で一気に逮捕の為に踏み込んでいたよね。
そんな状況で現在の状況とかメアリー殺害時の状況を指してパニック
云々と語っていたけど、演説中にFBIが突然踏み込んで来て殺人とか
なんだと言われれば誰でもパニックにもなるし激怒するものだと思う。
怒るというのは寧ろ普通の反応で、サイコパスのようには思えないの
だけど、どうなんでしょうかね。

■家の人大丈夫?

モーガンが責任を負わされることになったことで、ガルシアは心配
していた。

■リードとシーヴァー

前回ガルシアがリードに対してシーヴァーのことをカワイイと思って
いると指摘していたので、リードに取っては彼女を特別に気に掛けて
いくのかなと思って見て居る(笑)色々と彼女に説明する姿が有った
けど、特別に何かをしたって感じには思えなかったかな。

■使用された曲

・Far from Home by Five Finger Death Punch

■出演者

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

アシュリー・シーヴァー (Rachel Nichols) FBIアカデミー
エリン・ストラウス (Jayne Atkinson) BAUの課長

ドン・サンダーソン (Kyle Secor) 25年えん罪の父
ジェームズ・スタンワース (Philip Casnoff) 政治家、犯人
Mrs.スタンワース (Edita Brychta) ジェームズの妻
ビル・コッドウィン (Greg Collins) 警察官
若い頃のメアリー・ルトカ (Joy Darash)
若い頃のスタンワース (Mike Hoagland)
若い頃のトム (Chrys Ryan Johnson)
トム・ウィットマン (Phil Levesque) 犯人の一人
キャリー・サンダーソン (Megan Kathleen Duffy) ドンの妻
アビー・サンダーソン (Nikki Hahn) ドンの娘
メアリー・ルトゥカ (Paula Mattioli) 犯人の一人
ジョシュア・サンダーソン (Chris Prangley) ドンの息子、医大へ

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