デビアスなメイドたち Devious Maids シーズン3 第8話 隠れた本性 Cries and Whispers

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第8話 隠れた本性 Cries and Whispers

脚本/David Grubstick
監督/Victor Nelli Jr.

【これまでのあらすじ】

ゲイルはマリソルにメイドのジェシーと付き合っているのかと
問う。マリソルは誤解されるので辞めたことにするとしてジェ
シーはメイドをして雇うことを辞めて付き合いに専念する。
ジャンヴィエーヴはゾイラに対してここで赤ちゃんを産んで
一緒に暮らせば良いと語る。そのジャンヴィエーヴはネフ医師
から一緒に半年間ギリシャに来て欲しいと告げる。ケンカ
したジャンヴィエーヴとゾイラ。しかしゾイラは妹の存在が
邪魔くさい為にジャンヴィエーヴのホテルに緊急事態と称して
電話し連れ戻す。カルメンはジャクリンにスカウトされるが
これ程業界人や居るのに私と契約したのがあんた(セバスチャ
ン)の奥さんなのかと。彼女と仕事をしていてアンタと寝てい
たら気づかれるという。エルネストは組織に潜入していたが
誰かに密告され監禁されていたと語る。ロージーと再会して
食事に誘う。テイラーはマイケルのことを信用出来ないと
いうと厄介なことになるぞと脅される。ケイティはずっと私は
ケイティと呼ばれるのかと問う。ロージーはケイティに対して
メキシコで育ったでしょと語る。ケイティが持っていたネック
レスはブランカのものだと知るロージー。ブランカは何者かに
監禁されている中、エヴリンとセバスチャンが物件を見に行っ
た所でブランカが首を括って死んでいるのが発見される。
“私を許して”と書かれていた。

【ストーリー】

テレビニュースではこの事件が報道される。
“ビバリーヒルズに安堵。ついに殺人犯が見つかる”
女性は命を絶つ前ここに数週間身を潜めていたという。テニス
コーチのルイ・ベッカーを殺してバラバラにしたと思われて
いるこの女性。遺体のソバには犯行をほのめかすメッセージ
が有ったこと。容疑者の名前はブランカ・アルバレス(22歳)。

メイド友達は集まる中、その報道を耳にして、マリソルは
ブランカが犯人なんて信じられないと語る。ゾイラはテニス
コーチを殺した?カルメンはあのこの写真、こんなのしかな
いの?と。ロージーはブランカは優しい子だったとして絶対に
間違いだという。ルイの写真だらけの部屋が有ったそうだ
という。エヴリンとセバスチャンが現場を発見したそうで、
エヴリンはショックでスパで療養中だという。

カフェのアルバイトのダグはカルメンに対して友達は気の毒だ
としてラテは店の奢りだという。ダグは私が気が有る振りを
する度にコーヒーをタダのみさせてくれるという。それを
聞いたカルメンは悪女呼ばわりするが、人殺しのブランカより
も私は悪女なのかというカルメン。ブランカは無実だという
ロージー。二人は恋人だったと書いて有るがブランカはテニス
コーチを知らないという。ヌレギヌなのか。ケイティがブランカ
のネックレスを見つけたのだとしスポッタード家で何かが有った
のかも知れないという。マイケルとテイラーに伝えるべきだ
というマリソル。警察にもネックレスを届けてと。しかし二人が
事件の黒幕ならどうするのか?とロージー。
ロージーはみんなに報道や噂など先入観を捨てて自分の心に
聞いて見て欲しいとし、ブランカがこんなことをするのかどうか。
するとみんなはし無いという意見で共通する。
ブランカが犯人に仕立てあげられているとするとゾイラは誰が
ブランカを殺したのか。

ゾイラに声を掛けるジャンヴィエーヴ。
頭からブランカのことが離れないというと、殺人鬼の人?と
いうジャンヴィエーヴ。キッと睨むゾイラに、ごめん殺人レデ
ィーの?と言い直す。全てを忘れられるニュースがあるとして
ジャンヴィエーヴはネフ先生が戻るという。私の方が仕事より
も大事だとしていること。そして彼はここに引っ越ししてくる
としギリシャに行く時に自宅を人に貸しているからだと。
ゾイラは静かな環境を求めているのにネフ先生が来たら・・と
心配する。彼は優しくて私を大切にしてくれるとして歓迎して
という。そんな中早速ネフがやってくる。

スポッタード家に警察官がやってきてマイケルとテイラーを
取り調べをする。ブランカのこと。ロージーはテイラーに
少し横になるよう告げる。
ロージーはマイケルに警察は何て言ってきているのかと問う。
ブランカのことで聞きに来たのだとし不審な点はないという。
急に消えた事以外はと。本人はそんな気がなかったのかも知れ
ないとしてロージーはケイティが見つけたネックレスをマイケル
に渡す。ブランカが居なくなった時に身につけていたもの。
ちぎれてクビから落ちたのだという。ここで彼女の身に何か
起きたというのかというマイケルに”あり得ます”というロージー。
ケイティの前でブランカの話はしないでくれという。養子に来る
前にあの子は辛い思いをしてきたのだという。アルゼンチンで?
と問うとそんなだというマイケルは刺激したくないと語る。

カルメンとジャクリンはアルバム制作や歌について話し合いを
しているとカルメンの携帯にセバスチャンから電話。カルメン
はすぐに切るが・・。カルメンは彼女に対して私はホントに
売れそうかと問う。保障するとしアルバムを出せば世界中で
ヒットするという。そんな中再びセバスチャンから電話が
なると、ジャクリンは電話に出たらと語る。カルメンは正気な
のか?と問うと、今はあんたの奥さんと仕事中に電話してくる
なんて・・と。そしてあんたは遺体の第一発見者でしょという
と酷かったんだとして君に会いたいのだという。
そんなカルメンに対してジャクリンは恋人が居るのかと問うと
会わせて欲しいという。スターにするためにはあなたのことを
もっとよく知らないといけないのだという。私は夫を連れて
いくのでディナーを共にしようと言われる。

ジェシーはマリソルの元へ。
職探しはどうかと問うと、なんとかなりそうだというジェシー。
アトウッドさんと明日大事な商談があるというマリソル。
彼は大口賃貸物件を持っているので商談が決まれば凄いことだ
という。しかしブランカのことで集中出来ないとし、彼女の
姉さんにお悔やみの手紙をどうかけばいいか悩んでいることを
語る。世間的には犯人扱いされているがどうしてもブランカが
あんなことをするとは思えないという。彼女はマトモに見えた
とマリソル。ジェシーはアフガンに居た時に何度も残酷な現場を
見て来たがそれをやった人間は俺たちと何ら変わらない人だ
ったという。どんな善人でも状況次第で酷いことをするものだ
という。

エルネストの元にヘクターが現れると久しぶりだなと。
何の用だというとそれが昔なじみへの挨拶かと。車に乗れと
いうと、こっちで幸せにやっているみたいだなと。妻はホントの
事を知っているのか?麻薬組織に捕まったとか言っているのだ
ろうと。ボスからの伝言を伝えに来たとし戻ってこいという。
お前は優秀な部下だったこと。今はもう違うとし組織からは
抜けたんだというエルネスト。しかしホセスの命令には逆ら
えないという。お前の妻は偉いべっぴんだなとし考え直した方が
良いという。残念なことになるぞと。

夜中、ジャンヴィエーヴとネフはベッドでセックスする中
隣の部屋で寝ているゾイラの元にも声が聞こえてくる。
ネフは何度も”ウーララー”と語る為に眠ることが出来なかった。

■感想

このドラマの警察も相当いい加減な扱いで、アメリカのドラマ
に於ける警察官の使い方ってホントに両極端だなって気がする
な。こういうドラマでは警察が介入し過ぎてしまうと、メイド
の役割が減るし、うわさ話・スキャンダル命のドラマなので
殺人が多くなるのは仕方が無いけど、それにしては事件が多い
な。

どの流れに於いても不穏な状況が現れ始めて、目が話せない
ところが出て来たかな。
人からの伝聞のいい加減なところも有るし、このだけ危険な
人物が多いと男性の存在が頼もしさと不穏さが有って、どの
人物が信用出来るのか分からないよな。

■気になること

・マリソルのメイド紹介所

メイド紹介所というだけで軽く見られるところがあるのだろう
か?
マリソルがメイドを紹介すると、みんな何かの隠語とかエスコ
ートサービスとか思っている感じで、大抵近づいてくるもの
は性的なものを要求してくる。今回マリソルに擦り寄ったクラ
イアントのアトウッドは商談の相手なのに、マリソルには
もの凄いセクハラしていく男。脚を触り、そしてお尻を触り。
それを見たジェシーは嫉妬心から彼を追い出した。

マリソルとしてはジェシーの怒った態度は余程ショックに受けた
らしくみんなに相談するが、その件では賛否両論。寧ろ頼もしい
という人も居る。

マリソルとしては「問題を暴力で解決する人は必要無い。二人
の関係を上手くいくにはいつも穏やかに・・」
がキーワード。

今度はマリソルとジェシーがクラブにいった際には、連れが
居るのにビッチな女・アンバーがマリソルを無視してジェシー
に声を掛けてくる。クーガーな女は年増の女性につけられる
ものだけど、若い女性も積極的だ。シェシーのことを誘った
ことに怒ったのか、マリソルはお婆さん扱いされたことに怒っ
たかは分からないけれど、彼女もまた嫉妬の余りそんな女性の
ことに憤り感から行動を起こした。

マリソルは過去の件で男運が無くニコラスの件を引き合いに
出して色々と説明していた。彼とも出会った時に大丈夫だとして
いたけれど、結果的に大変な事態に巻き込まれていたことが
有ったのを説明する。

怖いのはジェシーが銃を持っているところ。
この辺は軍隊時代の癖が治っていないのかも知れないけど、
アフガニスタン当時に心の傷を背負っていないか心配だ。

・ロージーの二股

スペンスが捨てられ・・ロージーは結局前の夫のエルネスト
を選んだ。
エルネストは見た目可愛いし格好良いけれど、麻薬組織の潜入
をしていたという割りに傷跡もないし、監禁されていたという
割りにすっきりした顔をしている。大抵そうなればPTSDに
でもなっていそうだけどね。
実際にヘクターという男が接触してきたけれど、エルネスト
は組織に所属している様で・・問題は警察の潜入捜査官として
の一環として組織に属していたのか、それともその捜査の過程
で警察を裏切って組織の一員になったのかは分からない。
エルネストはヘクターの影に怯えるようになる。

ロージーはブランカの面でも重要な立場だ。
スポッタード家に居る限り、またブランカと同様のことが
起きないとも限らない。

テイラーには幾つもの謎が有るようで、人を殺していることは
間違いない様だ。マイケルに話したら共犯者になるとして
テイラーはそんなことを臭わせていた。

ケイティを見てヴィオレタか?としていたけれど、組織のボス
に関係が有る人物のようだ。
エルネストもロージーの為を思うなら危険にさらすようなことは
するなと小一時間。

・カルメンの不倫

カルメンはジャクリンの会社と契約。そしてジャクリンからは
成功の太鼓判を押されていた。
カルメンの私生活を知りたいとしてダブルデートすることにな
る。
共通項はセバスチャン。
カルメンは取りあえず自分に好意を寄せてくれているカフェの
ダグを連れて行くけど、これまた安易に気が有る振りしている
ところが怖いよな。
カルメンって学習しないのか、前のシーズンではタイがストー
カー状態になっていたのにね。
ただダグって90歳の祖母の誕生日のことを考えている人なので
悪い子ではないのかも。

ダグはカルメンの予想以上に彼女のことを熟知していて、
彼女の曲の何処が好きかと問われる。
「心の恋人」か「私の愛はあなたのもの」か選べないという
ダグ。カルメンのCDって出ていないのによく知ってて居たな(笑)

またソルボンヌに短期留学していたというウェイトレスを見て
セバスチャンが声を掛ける。ジャクリンによると彼はこれまで
にも色んな女性に声を掛けてきたとのことで、証拠が無いので
浮気と取れなかったとしていた。

ただ最後の行動を見る限り、ジャクリンって隠れレズっぽい。
セバスチャンとの関係を拒んでいたのは寧ろジャクリンであり
性関係がないのはセバスチャンの責任ではなかったのかも。

・ゾイラの妊娠

ゾイラとジャンヴィエーブ。ネフ先生が興奮すると”ウララー”
なんて声を発することを知る。単純に性的興奮を覚えた時
だけでなく日常でも使っている。ネフ自身は気に入っている
みたいだけど性生活を知ってしまっている身としては想像力が
ふくらみ気持ちが悪い。
ただこの家はジャンヴィエーブの家だしね。
ネフ先生の性関係がゾイラにも伝わってしまっていたことを
考えると彼が怒るのも無理はないけど、聞こえてしまったとは
考えないのかな。

妊娠して一番大変な時なのに、せめて出産まではヴァレンティナ
戻ってこーい(c) ガンバード

■スポッタード家

スポッタード家の秘密は今回は相当根深そうだ。
取りあえずケイティを連れてきた経緯が知りたいね。
ケイティは組織のボスの子だとしたら大変なことになりそうだ
し・・
テイラーはマイケルが捨てようとしていたみたいなことを言って
いたけど、夫婦関係の危機に有ったのかな。

■使用された曲

■出演者

マリソル・スワレス (Ana Ortiz) スタッポード家のメイド
ロージー・ファルタ (Dania Ramirez) ウェストモア家のメイド、

子供が
カルメン・ルナ (Roselyn Sanchez) 歌手志望、アレハンドロのメ

イド
ゾイラ・ディアズ (Judy Reyes) ゾイラのメイド、ヴァレンティナ

の母
エヴリン・パウエル (Rebecca Wisocky) 意地の悪い妻
エイドリアン・パウエル (Tom Irwin) 浮気性の夫

ジャンヴィエーブ・デラトゥア (Susan Lucci) 母、精神不安
ヴァレンティナ・ディアズ (Edy Ganem) 娘、レミにアプローチ
レミ・デラトゥア (Drew Van Acker) 大学生、ジャンヴィエーブの

息子
スペンス・ウエストモア (Grant Show) 夫、ソープオペラ賞の男優
テイラー・スタッポード (Brianna Brown) マイケルの妻、元娼婦
マイケル・スタッポード (Brett Cullen) 弁護士
ケイティ・スポッタード (Grecia Merino) 養子・ヴィオレタ

セバスチャン・デュソー (Gilles Marini) カルメンと不倫、不動産業者
ジャクリン・デュソー (Michelle Hurd) レーベルの社長
エルネスト・ファルタ (Cristian de la Fuente) ロージーの夫・警察官
ミゲル・ファルタ (Alejandro Vera) ロージーの息子
ジェシー・モーガン (Nathan Owens) 男性メイド
Dr.クリストファー・シフ (John O’Hurley) ジャンヴィエーヴの彼
ヘクター (Antonio Jaramillo) メキシコの組織
リチャード・アトウッド (Matt Walton) マリソルと契約
— (Jameson Jamey Copeland) レストランの客
— (Celine De Backer) ウェイトレス
アンバー (Nicci Faires) ジェシーを誘惑
— (Kristen McFann) リポーター
ダグ (Travis Quentin Young) コーヒー店の店員、カルメンファン
— (Keith Paul Hunter) Beverly Hills Police Officer

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