第7話 裏切り Betrayal
脚本/David Grubstick
監督/Tara Nicole Weyr
【前回までのあらすじ】
ロージーをデートに誘うレジー。エヴリンはエイドリアンをセージ
クリークに行くべきだとして追いだした後にトニーと関係を持つ。
タイはカルメンにステキで良い人だとするがカルメンは顔は褒めない
のねと。ゾイラはハビエルが好きだとし、自信をくれるそんな人を
求めていたと語る。レミはヴァレンティナにイーサンは君を大事に
されているかと問うと幸せならば良いという。しかしレミに逢う
イーサンは突然屈辱だろ、お坊ちゃんがプール係に負けたこと。
オレは金よりも大事なものを持っているという。マリソルはダリアの
浮気は知っているが相手が誰だったのかとオーパルの前で話すと
脚立から落ちて怪我をする。カルメンはオーパルは意地悪なのに
何で着替えを運ぶのかとマリソルに尋ねる。そんな中オーパルの
引き出しには鍵がかかっていてカルメンがピッキングで開ける。
すると中からはダリアの写真が出てくる。浮気相手がオーパルだから
ニコラスはあんなに気まずそうだったのかとするが、問題は何で
浮気を知ってオーパルを首にしないかだという。ニコラスにオーパル
の引き出しのことを話すのかというゾイラにマリソルは「彼女の手の
ひらに乗ってる振りをする、目だけ開いて口を閉じて爪はしっかり
隠しておく」と語る。
【ストーリー】
マリソルはオーパルにおはようと語る。ニコラスは明日の9時53分に
帰るとオーパルに告げる。彼とは話したいことが沢山有るという
マリソル。コーヒーを入れてくれるオーパルは新しいブレンドを
試しているという。病院まで着替えを届けてくれたことに感謝する
が部屋に入られた時にタンスの一番上の引き出しをあけたかと問われ
鍵が開いていたのだという。マリソルは心当たりはないとし、何が
入っていたのかと問うとプライベートなものだという。誰かが開けた
のなら決して許さないというオーパル。それを聞いてマリソルは
コーヒーを飲まずに流しに捨てる。
ヴァレンティナは食料品を買いに行ってくることをトニーやエヴリン
に語る。するとエヴリンはデパートに立ち寄って保湿クリームを
買ってきて欲しいと頼む。300ドルもする主成分サヨナキドリの糞
が入っているもので肌に良いのだという。手にも塗ったらどうです?
というと塗っているというエヴリン。2、3時間で戻るとして屋敷を
出るとトニーとエヴリンは再び情事に耽る。
家から出てきたヴァレンティナに対してレミは花を持ってやってくる。
友達はプレゼントし合うものだろうと。イーサンとも話したことを
語るレミは、正直アイツは問題がありそうだと語る。彼女にイーサン
のことはロクに知らないヤツだろうと語ると、知っているという彼女
は優しくて面白くて私を理解してくれている人で、あなたと違って
望んでも手に入らない悔しさを知っているという。レミはそれは
ボクだって味わったことだという。これからはいきなり来ないでと
語るともらった花を家に置きに戻る。すると部屋には脱いだ服が
散乱してあり、二人がベッドでセックスしているのを目撃してしまう。
■パウエル家
夫・エイドリアン
妻・エヴリン
子・バレット ((死亡)・生きていれば21歳)
ボディガード・トニー・ビシャラ
メイド・ヴァレンティナ
プール係・イーサン
ヴァレンティナがエヴリンとトニーが浮気していることを知り、
大事に至る前に療養施設に入っているエイドリアンを自宅に戻した
というもの。
ヴァレンティナは何処までエイドリアンにエヴリンとトニーの本当の
ことを話したのか分からない。エヴリンはヴァレンティナの様子が
おかしいことに気がついてて居たみたいだし、この辺の流れはどう
発展していくのか。
サプライズが即浮気現場発覚というところに繋がらなかったところ
は良かったけどね。
またレミとヴァレンティナの件で、レミはなんとか彼女とよりを戻
したいみたいだけど、彼女にはイーサンがいる。レミはイーサンが
ひねくれた性格をしていることを会話の中から見て感じたが、それを
ヴァレンティナに話せば逆効果だと分かる。ゾイラからのアドバイス
として、「あの子を取り返したかったらイーサンの悪いところを指摘
するのではなくあなたの良いところ話を思い出させるの」だと
言われ、今ではゾイラもレミとヴァレンティナの関係を応援してくれ
る立場になったのか。
レミはコンゴで一緒にヴァレンティナと医療活動していた際に、
唯一楽しい思い出だったであろう夕日の光景を写真立てに入れて
プレゼントした。とても綺麗な写真で、これだとジワジワっと
レミの良いところを思い出していきそうだね。
早い所イーサンの頭がおかしいことに気がついて欲しいが、恋は
盲目にさせているのか。
■ウェストモア家
夫・スペンス (男優)
妻・ペリ (女優)
関係者・ロージー
新メイド・カルメン
関係者・タイ (スペンスの兄の息子・17歳)
スペンスは優しくあんまり怒らない性格に見えたけれど、タイの事に
関しては相当預かった手前厳しい態度を見せていた。
タイがカルメンに与えた革のジャケット。
カルメンはもらえないとしつつも袖を通した途端にもらう気満々(笑)
「ボクの人生をがらりと変えてくれた」としているけれど、カルメン
の人生を変えたのもタイを含む強盗の仕業。
スペンスはメイドの給金からではそんな高いジャケットを買える訳
がないとしていたこと。
タイからもらったことを語ると、3千ドルのものだとして、母親の
カードで買ったことは明らかなので返すよう告げる。
革ジャンを返そうとすると今度はカルメンに突然のキス。
「口の中にベロを突っ込まれたので言えなかった」とスペンスに報告
すると、スペンスが返す事を告げる。母親と変わらない年の女に・・
と何気に失礼なことを語るスペンスは、メイドにキスするものじゃない
としてガツンと言うことを語るが、スペンスがロージーとの関係を
持っていることを彼が知っているのかとカルメンが反論した途端に
態度を急変させたスペンス(笑)
結局カルメンが「私はモテる女なので相手が傷つかない振り方を熟知
している」と言うことで、彼女がタイに話す事になる。
自分には付き合っている人がいる・・相手が有名人だから秘密だ
としていたけれど、このタイという人物はネットをしないのか?
ルビオと婚約していたのがカルメンだということくらいすぐに伝わり
そうだけど、それだけハリウッドではメイドが人間扱いされていない
ってところなんだろうね。
最後にスペンスとカルメンがハグしているのをタイが目にしてしまった
ので、勘違いしていきそうだ。タイは気弱なヤツなのか、若さ故に
無謀なキャラなのかよく分からない。まるで好かない子なので早い所
強盗仲間だと見つかって欲しい。
■デラトゥア家
母・ジャンヴィエーヴ
息子・レミ (大学生)
メイド・ゾイラ
メイドの娘・ヴァレンティナ
メイドの夫・パブロ
ジャンヴィエーヴは出てこなかったね。
ゾイラとハビエルの恋愛がメインだった。
雑談の中で、他のシェフのレストランに行くことに対してどう思うか
という会話になる。逆にハビエルもプロのメイドとしてゾイラに
意見を求めることになる。
レストランに行った後にハビエルの自宅を訪ねると、彼の自宅のメイド
が相当適当な仕事をしていて、部屋がもの凄く汚いことが分かる。
メイドの名前はコンセプシオン(Concepcion)。名前が珍しいな。
名前じゃなくて英語の単語なのかと思い辞書で調べてしまったところ
は内緒の話(笑) 昔スーパーファミコンで名作ゲームのセプテントリオン
(Septentrion)とイントネーションが似ているなとか訳の分からないこと
を考えながら見て居た。
こんな仕事をしないメイドは首にすべきだというゾイラ。
「雇ったシェフがフライパンを焦がしてばかりいたらそのままにするか?」
と言われ、ハビエルもその通りと感じた様子。
しかし有るとき仲間たちの寄り合いで集まった際に教会に通う友達
でメイドのコンセプシオンが首になりそうだということを聞いて、
ゾイラとしてはばつの悪い思いをするる
週末にはキレイにするよう言われているが、その日は祖母が病気で
何時亡くなってもおかしくない状況だということで見舞いに行きたい
のだという。
代わりにゾイラが片付けることになると、彼女はプロのメイドらしく
一瞬でキレイにすることにした。
それをみたハビエルは今まで如何に彼女が手抜きをしていたのかを
知り首にするという。
ゾイラは本当のことを話すと、ハビエルは
ウチワサボテン料理のことを引き合いに出して、
「外側はトゲトゲしているが、中身は柔らかく甘いところは、情け容赦
ないタフな女を装うが、でも心は思いやりに満ちて情け深い」ゾイラ
と似ているという事で二人の関係が深まる。
ゾイラにしても娘のヴァレンティナにしても、相手から自分の気持ち
を分かってくれる人に落ちていくという親子して同じパターンが
存在しているんだね。ハビエルが良い人だと良いんだけど・・
■ダーリング家
主人・ニコラス
妻・ダリア(1999年・自殺扱い)
メイド・オーパル
メイドの息子・イーサン
フィアンセ・マリソル
今回のメインはやはりこの家族か。
ニコラスに対してオーパルとダリアが付き合っていたであろうことを
問い詰めて、しかもそんなオーパルのことをメイドとして追い出さない
ことへの違和感ある行動を問い詰めた。
その結果ニコラスはオーパルを追い出すことをせず、別の家を購入して
自分たちが家を出てこれまでの家をオーパルとニコラスに提供しよう
とする。
数百万ドルの屋敷を手放して引っ越しするのは不自然だとして、
彼女に何を握られているのかと問い、何故縁が切れないのかを尋ねる。
「あっちが出て行くか、私が出て行くか」
だというマリソルに対して、ニコラスもオーパルに対していよいよ
決断を下す。退職金を渡し、そしてイーサンには遺産を残すとして
いたけれど、オーパルは取り決めの違反だと主張。刑務所行きになって
も良いのかという彼女に対して、そうなれば君は道連れにするという。
ラストでニコラスがランニングしてダリアが橋から落下して死亡した
現場に行く。当時のニコラスがダリアを止めようとして突き落として
しまったのかなと思っていたけど、回想シーンを見ると、ダリアを
殺害したのはオーパルだった。
ダリアは当時、「どれだけ辛いか」ということを口にしていた。
その辛いという状況はダリアが子供が出来ない為に、ニコラスがダリア
と関係を持って子供を産んだ状況を指す物なのかな。
ダリアとオーパルの関係に関してはダリアは実験という言葉を使って
いて、愛していなかったことを口にした際に咄嗟にオーパルが突き落と
したみたいだけど、ダリアが生前言うにはニコラスは相当退屈な人物だ
としていた。問題は何故ニコラスがオーパルに弱みを握られているのか
がイマイチよく分からないんだよね。
最後にオーパルがニコラスを車で轢いていく姿が有った。
まさか記憶喪失パターンか。親子してオーパルの家はヤバイ(笑)
■ミラー家
主人・ケネス (脳梗塞)
妻・ディディ (元ストリッパー、アンブロージア)
娘・ルシンダ (元彫刻家)
メイド・ロージー
甥・レジー
ロージーとデートするようになったレジー。
しかし今回はレストラン先でスペンスと再会してしまう。
当時スペンスが厳しい言葉を投げかけたのは、ペリに脅されていた
からだとし、タッカーの親権争いをしている手前仕方がないことを
語る。レジーがまたしても画策して、スペンスに殴られるように
挑発して、
「ベッドでの彼女(ロージー)はケダモノだろう」
「俺たち兄弟だ」
なんて言葉を言われてスペンスが殴ることになる。
カメラマンに動画を撮影していたけれど、スペンスは有名人なので、
その前の段階から誰かが動画を撮影していてその内その真実の動画が
出てくることをただ祈るばかりだね。
■使用された曲
・
■出演者
マリソル・スワレス (Ana Ortiz) スタッポード家のメイド
ロージー・ファルタ (Dania Ramirez) ウェストモア家のメイド、子供が
カルメン・ルナ (Roselyn Sanchez) 歌手志望、アレハンドロのメイド
ゾイラ・ディアズ (Judy Reyes) ゾイラのメイド、ヴァレンティナの母
エヴリン・パウエル (Rebecca Wisocky) 意地の悪い妻
エイドリアン・パウエル (Tom Irwin) 浮気性の夫
ジャンヴィエーブ・デラトゥア (Susan Lucci) 母、精神不安
ヴァレンティナ・ディアズ (Edy Ganem) 娘、レミにアプローチ
レミ・デラトゥア (Drew Van Acker) 大学生、ジャンヴィエーブの息子
ペリ・ウエストモア (Mariana Klaveno) スペンスの妻。女優
スペンス・ウエストモア (Grant Show) 夫、ソープオペラ賞の男優
ニコラス・ダーリング (Mark Deklin) 元ダリアの恋人、現マリソルの彼
オーパル・シンクレア (Joanna P. Adler) ダーリング家のメイド
イーサン・シンクレア (Colin Woodell) オーパルの息子、プール係
トニー・ビシャラ (Dominic Adams) パウエル家のボディガード
レジー・ミラー (Reggie Austin) 弁護士
ハビエル・メンドーザ (Ivan Hernandez) 料理研究家、ゾイラと出会う
タイ・マッケイ (Gideon Glick) スペンスの甥、強盗
ダリア・ノバ (Susie Abromeit) ニコラスの元妻
コンセプシオン (CC Castillo) ハビエル家のメイド
— (Zechariah Pierce) Well-Dressed Man
ケリー (Jean Zarzour) 看護師