[E] ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~ 第10話 恩返し Episode #4.10 The London Season

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第10話 恩返し Episode #4.10 The London Season

監督/Jon East 脚本/Julian Fellowes

【前回までのあらすじ】

ローズの社交界デビューでロンドンに集まった伯爵一家。ダウントン
でイカサマをしたサンプソンの姿も有った。クラブに繰り出したローズ
は皇太子と不倫関係にあるフリーダ(ダドリーフォード夫人)と意気投合。
しかし皇太子が夫人宛に書いた手紙がサンプソンによって盗まれる。
ベイツのコートからロンドン行きの切符を見つけてしまうヒューズ
はメアリーに相談する。一方ダウントンに残っていたトムは町で
知り合ったサラを城に招待する。スイスで出産したイーディスは思い
詰めていた。

【ストーリー】

ローズはロバートの元に行くと聞きたいことがあるという。
妙な質問だけど友達のサンプソンは悪い事が出来る人なのかと。
彼は友達などではないが何故なのかと問うと、宮殿での食事会が有った
日にダドリーウォード夫人の手紙が無くなったのだという。

デイジーはハロルドがマデリンとピクニックに行くので料理を作って
欲しいといイーサンに頼まれる。ピクニックは自分のアイデアだという
イーサン。彼女にお詫びがしたいとすると、若い女性を連れ出すなんて
不謹慎だというデイジー。何で?と尋ねられるとここはイギリスであり
彼女は貴族の令嬢だという。親同士も一緒に来るので問題はないと
いう。パットナムは料理は誰が用意するのかと問うとデイジーに
頼みたいという。一緒に行って給仕もして欲しいという。しかしデイジー
は私は料理人であり給仕はしないという。現地で準備するだけで良い
とすると、パットナムはイーサンの意図を知り「な~るほどね」と
語る。パットナムはピクニックを手伝いたいならばデイジーを使っても
良いと言うが、アイデアがイーサンによるものだと知り、計画が実現
すればねと語る。エイスガース卿もレビンソン夫人目当てで来るので
必ず行うハズだと語る。

手紙の内容をローズから聞かされるロバート。皇太子は祖父を真似て
あるゆる女性に色目を使っているのか・・王室に幸せな結婚を望む
のは無理な相談なのか。フリーダは何故大事な手紙を持ち歩いていた
のかと問うと、ローズは恋しているからよと語る。しかしアメリカの
新聞社にでも渡れば大騒ぎになるとし、サンプソンの狙いは金だろう
こと。夫人を強請るか、新聞社に売りつけるかどちらかだと。
ロバートは君主制を擁護者の私としては手紙が公になせないことを願う
という。ローズは私のせいだとして落ち込む。私が手紙の内容を話さな
ければこんなことにはならなかったという。すぐに手を打たないといけ
ないとし、もし仮に手紙がサンプソンの部屋に有るならばルス中に
忍び込んで取り返すしかないという。どうやるのかという問いかけに
ロバートはジミーに対してベイツを私の元に来る様に言って欲しいと
頼む。

デイジーはピクニック用に簡単な料理を用意したと語る。ハルロドは
凝った料理を好まないとし、その点イギリス料理は合っているという。
ヴァイオレットとイザベルも来るのに給仕一人で大丈夫かと言う
ヒューズは、こっちはモールズリーに任せてジミーを一緒に行かせた
らどうかという。下僕に断る権利はないというジミー。それを聞いた
カーソンはなかなか謙虚でよろしいと語る。場所はアルパート記念碑
に行くので、敷物とクッションとイスを運んでと語る。
カーソンはパットナムによく許可したなと語る。デイジーにはチャンス
を与えたかったという彼女。「青年はデイジーに良からぬ興味を抱い
ている」というカーソンに対して、パットナムは「女には興味を示して
くれる相手が必要だ。よからぬ興味ならなおのこと良いってもんだ」
と語る。

ロバートはベイツに対して君の昔の知り合いに他人の筆跡を真似られる
者はいないかと問う。文章の偽造なのかと問うと目的は何でしょう
と尋ねる。ある人物の家に入るために守衛にドアをあけさせる必要が
有り、それには主の書類入りの許可証がいるという。筆跡の見本はある
かと問うベイツにパーティーの礼状ならばあるという。それならば
大丈夫だとして午後にはできあがるでしょうと。ロバートはこんなこと
を頼まれて不審に思うだろうがこれは決して動議に反する行いではない
と語ると、もちろんですと返信する。

ピクニック。
ハロルドはパテも魚のムースも絶品だとし、イギリス料理のおいしさ
に初めて気がついたという。マデリンは良かったと告げる。ヴァイオ
レットは平凡なメニューわと語る。料理は独創性よりも味ですよという
ハロルド。イザベルはイギリスにいらして正解だったわねと語る。
マーサはイギリスの爵位について尋ねていた。マーサの財産を狙って
いるエイスガースに対してあなたは何の爵位をお持ちなのかと問う。
ハロルドは種類などあるのかと問うと、イギリスの爵位は色々あると
いう。エイスガースは私の家は男爵家に過ぎないが歴史は古いという。
マーサはマデリンの称号はレディーマデリンなのかと問うと、それを
否定しオナブラルですと語る。ハロルドは良い響きだと語る。イギリス
にはいつまで居るのかと問われるマーサは金曜日までで、その後には
パリに渡りローマにいくという。
エイスガースはあなたのような方が羨ましいというと、ホテルから
ホテルに泊まり歩いて何者にも邪魔されずに旅を満喫すること。昔を
思い出すというエイスガースにヴァイオレットはつまり豊かだった頃の
ことかと問う。ご一緒出来ればどれだけ素晴らしいかとエイスガース
はアプローチする。
マデリンはハロルドに対してアメリカでは有名だそうねと語ると
プレイボーイとしてねと語り、信じられないだろうが事実だという。
ヨットを持っているし美女が好きなんだという。本音を言っても良い
かというハロルドは多くを求めない女性たちと遊ぶのが気楽で良い
のだという。ダイヤを渡してハイさようならという関係ならば誰も
ガッカリしたりしないと。それが一番だとするとだから独身なのかと
問う。意味深な発言だという。イギリス良家の子女は慎み深いと思った
のに違ったのかというハロルド。それは戦前の話で、ハロルドを望む
人は多いハズだという。金持ちだからか?というハロルドに対して
変な方だというマデリン。お詫びのピクニックだと言いながらまた
怒らせようとしているという彼女。ボクは君の事が好きなんだとし、
今まで遭ったどんなレディーと呼ばれる人よりも。だけど父の思惑に
乗る気はないという。君だって望んでいないハズだと。君はお父様
よりも高潔な人だからと。マデリンは彼にお母様には警告した方が
良いとするが、母なら自分の身は自分で守れることを語る。

ヒューズは偽造しているベイツの元にやってくると何をしているのか
尋ねる。ダンナ様の用事だという。ロンドンを楽しんでいるかと問う
と新鮮だというベイツ。戦争中に母を埋葬して以来だというベイツに
そんなに久しぶりなのかというヒューズ。

■感想

いよいよシーズン4も最終話。
シーズン5と6がスターチャンネルで5月に始まるので、もうNHK待たず
に見ようかとも考えている。
10話構成だとやっぱりあっという間に終わってしまう感覚があるな。

前回の続きでまだまだローズの社交界デビューの話は続いていて、
王族の前に挨拶したかと思えば、今回は舞踏会が行われる。
ただこの舞踏会はそれぞれの伯爵家が主催するもののようで、
ロンドンのグランサム伯爵家の持つ屋敷で行われたのだろうか。

■爵位の問題

やはり何と言ってもドラマでは爵位の問題は外せないものがあるな。
イギリスでは価値あるものだとしても、アメリカでは同様の意味が
あるハズもなく、マーサのようにまるで興味を示さない人がいても
おかしくはない。
ただそんな爵位あるグランサム伯爵を息子のティーポットドーム事件
の裁判で、優利に利用しようとした事実も見逃せないもので、マーサ
は如何にもアメリカ人の持つ損得勘定で動くしっかりものの人みたい
だ。これは息子のハロルドにも通じるところがあるのだろうけど、
イギリスでは爵位あるものにすり寄るものも居ればアメリカでは金の
あるものにすり寄る輩が多いのだろう。

アメリカ人親子マーサ&ハロルドと対比するようにして、エイスガース卿
とマデリンの事情が描かれたところは上手かったのではないか。
理解出来ない関係のように思われたけれど、親同士は結ばれなかった
ものの、マデリンはハロルドに対して、良い感じの言葉をかけていた。
出来ればマデリンだけを連れてアメリカに行けば良かったのに・・と。

ドラマとして興味深かったのは、それぞれがそんな爵位有るもの
たちに対して向けられた視線や意識がドラマの中で再び強く意識させる
流れが有ったことだった。メアリーがブレイクに対して今までの先入観
とは裏腹に、ギリンガム卿によると彼は父の従兄弟であるサー・セブラ
スの後継者で准男爵の爵位を持っていること。アルスター最大の領地
を継ぐ立場の人物であること。しかし彼は遠縁の爵位を継ぐことに
興味がないということで、ちょっぴりマシューにも通じるところがある
のかなって感じがする。

■グランサム伯爵の皇太子のラブレター奪還作戦

イギリス版コブラ作戦がいよいよ決行された。
ベイツは犯罪に精通しすぎていて、頼もしいやら怖いやら。
偽造屋の知り合いがいるかと思ったら自分で作成してますよ(笑)
何処までこの人深い人なんだろうか。

サンプソンが手紙を盗んだことを知り、舞踏会に彼を呼ぶ間に彼の
部屋から手紙を盗み出そうとする。選抜隊はメアリー、ローズ、
そしてブレイクだった。

メアリーは皇太子の不倫の後始末など本人の自業自得だとしていた。
彼女自身過去オスマン帝国の外交官・ケマル・パムークとの不倫
の件で相当酷い目に遭っているからね。

侵入した際にローズは、最も探されない場所に隠すはずだとしていた。
当たらずとも遠からず。着眼点は悪くないけど、ベイツによると、
大切なものは肌身離さず持っているものだとして、サンプソンの
スーツの内ポケットから手紙を盗み返した。

スーツに始まりスーツに終わる。

「サンプソンが落としたものをたまたまベイツが拾ったそうだ」
「そういうことにして起きましょう」

ベイツはスーツのポケットの中にロンドン行きの大事な切符を
忘れてきたけれど、大事な手紙を取り返すというおしゃれな展開
になった。

その活躍を見たメアリーはアンナとの会話で、

「ご家族に尽くすのが彼の喜びです。」

これを聞いたメアリーはベイツの事実を公にしようとしていた気分
も収まったようだ。切符は暖炉で燃やされることになる。

■その他

・モールズリーとバクスター

バロウによって脅されているバクスターを何度となく救った。
「あなたが勇気を与えてくれた。あなたは私を強くしてくれた。」
そう褒められたモールズリーも感無量だろう。
この二人が上手いこと結ばれると嬉しいのだけど・・。
ただバクスターにはバロウが握っているという秘密とやらがあるので
それが何なのかだよね。

・デイジーはアメリカに行くのか!?

イーサンがデイジーを気に入り、ロバートに口添えしたのだろうか?
ピクニックの件でもイーサンが提言したみたいだし、意外とアクディヴ
な感じのイーサン。ジミーと違って悪意有る好意って感じもしない
し・・
アメリカで料理人として来ないかとして誘われる。ロバートも既に
了承済みとのこと。
行くのかなと思われたけれど、彼女の母はパットナムであり、父親
はメイソンみたいなものだしね。
しかしデイジーは若い男性に好意を持たれたことに喜んでいた。
それだけであと1年は幸せな気分で居られそうだという。
デイジーが行かないと聞いて、アイビーが割り込んできたことで、
正直そんな気分も台無しにされた。ホントどうしてくれるんだ(笑)

・私たちも良い年、少しは楽しまないと・・

海嫌いのカーソンが手を繋がれてヒューズに誘われて中に入る。
ナチュナルにヒューズはカーソンを誘っている感じで、
「どういう訳か際どい発言に聞こえる」
なんてお堅いカーソンも指摘していた。

またイザベルの元には最早ストーカー状態のマートン卿が現れる。
ヴァイオレット曰く
「歓楽の路へあなたを誘うつもりね」。

マーサとエイスガース卿はマーサに意図を見透かされて関係は白紙に。
そもそもマーサもその気は無いらしい。
でも希望するなら紹介するみたいな感じのことを語っていたね。

・意外と気になること

大抵カーソンがくれば座っている使用人たちはみんな席を立つ。

食事している際にロバートなどがくればみんなが立って迎える姿も
数多くのシーンで見られる。

で、今回マーサが室内に入ってくるシーンが有る。
当然義母とは言えコーラの母なので、その場にいるものたちは
ロバートも含めて席を立つ訳だが、2人だけは席を立つことは無かった。

一人はヴァイオレットであり、一人はコーラだった。

・イーディスの件

やはりイーディスは赤ちゃんを見捨てる事が出来ず、途中で舞踏会を
抜け出してドリューと遭い、子供を育てて欲しいことを頼む。
ドリューはとても良い人だけど大丈夫なのかな。
妻のマージーは子供が好きだとしていたけれど、実子じゃない子が
混じると意外と邪険にする母も居るからね。でもその子がイーディス
の子なので間違いなくドリューはその子を守るはずでそこで疑惑の種
が生まれないか心配だ。

・ヴァイオレットvsマーサ

今回のヴァイオレットはもの凄い勢いで毒舌を吐いていた。

「その年ならば疲れたでしょう」
「そちらは傷心?」

「西部開拓の話で社交界を魅了する気?」
「レディの肩書きに興味はない。プロポーズは断った」

「あなたはこの先自分にそう言い聞かせるのね。鏡を覗く度に・・」
「私は鏡は怖くない。そこに写っているのは未来を恐れない女性よ。
これからは私たちの時代。そちらはいずれ過去の遺物と化すわ」

この辺はヴァイオレットも気にしていることだろう。
そしてマーサを誘っていたエイスガース卿もまた同様の不安があること
を娘が語っていたのを思い出す。

・トーマスは舞踏会に来る

サプライズで皇太子が登場した舞踏会。
ローズにとっては最初に踊ったものとして、舞踏会では鮮烈なデビュー
となったことだろう。

舞踏家に来たトム案の定バロウに屋敷に連れて来たサラの件を
ロバートに告げ口されていた。二階は寝室しかないということで、
何をしたのかは分からないが・・と行っていたけどね。

・マネの草上の昼食みたい

昼にはピクニック、夜には男性ポーカーギャンブル。女性は芝居見学。
その不自然さにヴァイオレットは皮肉を込めて語った言葉。

コーラがフォローしてお母様と仲良くしたいのよと語るも、
ヴァイオレット様大爆発。
「仲良く?何のために?」

ここまでくると貴族も正直下品って感じだ。

・使用人達の休日

結局みんなでビーチに遊びに行った。
サッカーをする当たりは流石はイギリス!

■使用された曲

・Downton Abbey – The Suite by The Chamber Orchestra of London
・Les Patineurs Valse (The Skaters Waltz)
Written by Emil Waldteufel
・Vienna Blood Waltz
Written by Johann Strauss

■出演者

ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
シビル・クローリー (Jessica Brown Findlay) 三女
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母

チャールズ・カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
アンナ・スミス・ベイツ (Joanne Froggatt) メイド長
デイジー・メイソン (Sophie McShera) 料理人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 副執事
Mrs.ヒューズ (Phyllis Logan) メイド長
Mrs.パットモア (Lesley Nicol) 料理長
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) 無職->下僕
ジミー・ケント (Ed Speleers) 新しい第二下僕、イケメン
アイビー・スチュワート (Cara Theobold) キッチンメイド
トム・ブランソン (Allen Leech) シビルの元夫
バクスター (Raquel Cassidy) コーラの侍女

LADYローズ・マクレア (Lily James) 18歳、スーザンの娘
マーサ・レヴィンソン (Shirley MacLaine) コーラの母
ハロルド・レヴィンソン (Paul Giamatti) コーラの弟
マートン卿 (Douglas Reith) メアリーの名付け親
マデリン・オールソップ (Poppy Drayton) ローズの友人、社交界
Lordエイスガース (James Fox) マデリンの父
— (Oliver Dimsdale) ウェールズの女王
フリーダ・ダドリーウォード (Janet Montgomery) 皇太子の夫人
チャールズ・ブレイク (Julian Ovenden) イブリンの上司
イーサン・スレード (Michael Benz) マーサの従者
アンソニー・ギリンガム卿 (Tom Cullen) “トニー”、メアリーの幼馴染
サラ・バンティング (Daisy Lewis) 学校の教師
LADYロザムンド ・ペインズウィック (Samantha Bond) ロンドンに住む叔母
テレンス・サンプソン (Patrick Kennedy) 詐欺師
Lordチャンバーレイン (Alastair Bruce)
ジョージ王五世 (Guy Williams) 国王
— (Pete Lee-Wilson) Porter
ティム・ドリュー (Andrew Scarborough) 代々伯爵家の土地を借地
— (Chris Cowlin) Yeoman of the Guard
メアリー王女 (Valerie Dane)
アッシャー (James Hare) 紳士
— (Anthony Milton) Club Guest Dancer
— (Scott Plumridge) ウェイター
LADY ジェーン・ラドクリフ (Gemma Rourke) ダーウェントウォーター伯爵夫人の娘
— (Evie Wray) LADY
ハロワビー卿

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