ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~ Downton Abbey シーズン3 第6話 追憶の日々 Episode #3.6

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第6話 追憶の日々 Episode #3.6

監督/Jeremy Webb 脚本/Julian Fellowes
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【前回までのあらすじ】
アンナは新しい証言を得た為にベイツの件をマレー弁護士に托す。
シビルの出産が近づく中、町医者クラークソンとハーレム街の
産科医フィリップ医師がシビルの出産に対して意見を違わせる。
メアリーは赤ちゃんが生まれたとし女児が生まれたというが、
その直後子癇によってシビルは亡くなりダウントンは深い悲しみ
に暮れる。御屋敷の天使が亡くなったとしてヒューズは
語る中、伯爵夫妻の間にも大きな溝が生まれる。コーラは
フィリップとお父様が死なせたのだと告げると、ロバートも
それを否定せずある意味真実だと語る。

【ストーリー】
ダウントンの城ではシビルの葬式が行われて関係者たちは
弔問にやってくる。マシューは落ち込むトムに対して出来る事が
有れば力になるというが、妻が死んだので出来る事などない
と語る。ロバートはコーラたちの元に行くがコーラは伯爵と
口を利こうとしなかった。イザベルは居心地が悪くなり、
何か出来ることが有れば知らせてと告げ、もう帰宅すること
を語る。ヴァイオレットもまたあまりの悲しみに疲れたとして
イザベラと一緒の車で帰る事を語る。全てが終わったのだから
休んでねとコーラに声を掛けるヴァイオレット。しかしコーラは
子供を失った悲しみに終わりなどあるのかと呟く。

使用人達の間でもシビルの死を悲しんでいた。
トーマスが落ち込んでいる中アルフレッドが元気を出してと
声を掛ける。アンナはそっとしてあげてくれと語りトーマス
はシビルのことをよく知っていたのだという。ジミーは人柄が
偲ばれる事を語るとトーマスはジミーの手を触れる。

エセルはイザベルの食事を作る中、シビルの葬式について
尋ねる。厳かだった事を告げ、若い人を失うことの辛さを語る。
エセルも子供を失っている経験上、何よりも辛いことだと語る。
コーラにも気分転換が必要だとし、その為に昼食会に呼ぼうと
思うと告げる。

メアリーはアンナに対してベイツはまだ釈放されないのかと問う。
マレー弁護士はまだ証人と会えないのだという。会えたとしても
バートレット夫人が真実を言わない可能性もあると語る。
判決を覆すことが出来るのか。ヴェラがパイを作っていたと証明
出来るかだという。メアリーはみんなベイツの帰りを待ち望んで
いると語ると、「みんな」と言ってくれたことにアンナは嬉しく
て涙する。メアリーはこの屋敷には今、希望が必要であることを
語り必ず良い知らせがくると語る。

ロバートはコーラに対して今夜からこの部屋で寝ても良いか
と尋ねるがまだダメだという。暫く一人で寝ようと思うという
彼女。クラークソンの話を聞くべきだったが、フィリップを
尊重したのはその道の権威だからだと語るロバート。しかしコーラ
は、クラークソンと違って彼はシビルのことをよく知らないのに
貴方は彼がナイトの照合を持っていて一流だと言われるハーレー街
の開業医ということだけで、娘の命よりもそんなくだらないことを
優先したのだとし、どうしても許せないと語る。私だって娘の死
を悲しんでいると語る。あの子が助かる最後の望みを潰したのだ
とすると、もっと悲しむべきだと語る。

朝食。
イーディスはトムに対して赤ちゃんがもう少し大きくなったら
子守を探さないといけないと語る。乳離れしたらローズ夫人
には頼めなくなるという。トムは仕事が見つかったらここから
出ていく事を語ると、イーディスはすぐで無くてもいいと語る。
まずは次の洗礼式を考えるべきだとし、名前は決めたのかと問う。
シビルと名付けたいと語る。マシューはそれは良いとするが、
ロバートは名前を呼ぶ度に辛いのではないかという。最初は辛い
が妻を身近に感じていたいのだという。シビルも喜ぶはずだと。
イーディスは午後トラビスの元にいくとすると、トムはその必要
はないとし、シビルはカトリックにするという。娘はアイルランド
人であり僕と同じカトリックにすると語ると、ロバートは一体
何を言っているのか・・と言いかけるが・・・。

パットナムの元にエセルがやってくる。
私にアドバイスをして欲しいというエセル。イザベルの元で
働いているが、正直料理が下手だと語る。夫人を招いて昼食会
をするのだとし、悲しみを癒す為に何か良い料理が有ったら
教えて欲しいと頼む。パットナムはカーソンからクローリーハウス
にはいくなと言われているとするが、別に悪い道に引きづり込もう
というのではないと語る。イザベルのことを助けると思って
力を貸して欲しいと頼む。

ベイツの元にデュラントがやってくる。
デュラントはベイツに浮かない顔をしていると指摘される。
悪巧みが失敗して命運でも尽きたのかと問うと、私の命運が
尽きたと思うような何か根拠でも有るのかと問う。あるならば
聞かせてくれというと、クレイグに聞かせるべきかと問うが、そ
んな義理はないと言われる。

ロバートは朝食の際にトムと話合ったことをメアリーに語る。
トムは娘をカトリックにする気だと。クローリー家がカトリック
なんてあり得ないとするか、あの子はブランソンだと語るメアリー。
血筋だけがあの子の幸せを保障するものだというロバートに
対して、それは違うと反論するメアリー。シビルの名前をつける
のもどうかしているというロバートに対して、私はそうは思わない
と語る。
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女児出産と引き替えに命を失ったシビル。
コーラは夫のロバートが出産に際して対応を誤ったことが原因
だとして夫婦としての仲は険悪になる。なんとか仲を取り戻す
為に必要な措置を講じる必要があると感じたヴァイオレット
は、少し夫婦で距離を置いてみることを提案したり、クラークソン
医師に頼んで、シビルの当時の状況から見て例え手術をしても
助からない可能性が高いということを話して欲しいと語る。

屋敷を守る主としてロバートと、使用人を率いる自負心の有る
カーソンの意固地な一面がクローズアップされた今回のエピソード。
今回はそんな二人に対して全方位的に攻撃されるということ
も有って、多勢に無勢のような形で非難される姿が有った。

常に守るべき伝統と新しい時代に適応すべきだとする主張の間で
葛藤が有るけど、今回は何よりも個人的な宗教観の問題が含まれて
いたことも有り、なかなか議論も熱くなった。

コーラはアメリカ人だし、トムはアイルランド人なので、
ロバートのイギリス人としての固定された貴族としての価値感
には辟易としているところが有りそうだ。ヴァイオレットこそ
上流社会とはなんぞやと最も主張する人物だけど、そんな彼女の方が
寧ろ今回は柔軟性をもって対応した感じだ。

ロバートは「血筋だけがあの子の幸せを保障するもの」として
主張するが、権威を尊重するだけではシビルは守れなかった
ことも有ってコーラとしてはロバートにも嫌気を指していた
感じ。

マシューがダウントンの体制を変えようとしていることに関して
ロバートは自分が穀潰しの如く「金は愚者から離れる」として
指摘されているようだとして憤怒していたけど、実際の彼はプライドが
邪魔して現状が見えていないのか、見えないようにしているだけ
なのか。

前回シビルを失うという切ない流れを演出した分、今回は
色々と人生に於ける新しい可能性も見えてくる人物も多かった。
其の中でもデイジーの流れは、メイソンから農場の引き継ぎの
話を聞かされて、使用人からの脱却が図れる立場だという可能性
に期待と不安を覗かせていた。その話を聞いていたパットナムが
微妙な表情をしていたところが印象的だった。パットナムも
使用人として一生を終えるのではなく、デイジーのようなことを
したいと思っていた部分は有るのだろうね。ただダウントンが
財政破綻すれば、この二人で商売することは可能な気がする。

そしてなんと言ってもどん底を経験していたエセル。
みんな娼婦だった彼女の過去を気にしていたけど、嫌悪感を
持つ者も居れば、現実的な状況を鑑みて、仕方がないとする流れ
として消化し、彼女を受け入れる人で体勢が占められていく。
どうしてもそれぞれに持つ信仰とか宗教観から娼婦が受け入れら
れないところも分かるし、それに加えて婚外子を生んだという事実
が有るので、当時の価値感では受け入れづらいのだろうけど、
理想と現実論だけで物事は語れないところが人生だからね。
エセルがやる気を出したというところが大切で、イザベルとしては
エセルが料理を作ることに珍しく動揺していたけど、クローリー家
の女性たちからはなかなかの好評だった。

ロバートがこんなところからは一刻も早く帰るんだとした際には

「美味しそうなデザートがもったいないから」とヴァイオレット
が語るところが笑えた。

普段ならばロバートが一喝すれば家長に従うしかないのだろうけど、
シビルに対する罪悪感とそれに対するコーラの強気に態度からも
パワーバランスを失っているところが有るよね。

使用人の間では、恋愛的流れの駆け引きが行われた。

デイジーはアルフレッド、アルフレッドはアイビー、アイビーは
ジミー、ジミーは誰が好きなのだろうか?ジミーを狙うトーマスの
視線が恐いし、オブライエンがまた唆しているところが憎たらしい
けど、パットナムさんがズケズケっと「それぞれお目当てが違う
んだからあんたらの恋は報われないよ。仕事しな」と語る辺りが
面白いね。

フォックストロットを巡って色々と踊りを踊ったり習ったり、
またアイビーは当初頬が赤いと指摘されていたので、実はジミー
と影で踊りをしたのか・・それ以上の関係になったのかなとか
邪推していたら、化粧をしていたとのこと。この辺は時代の流れ
を象徴させての演出か。

そして何よりもベイツの流れ。
バートレット夫人はなかなか本当の事を話してくれない。
マレー弁護士が偽証は犯罪で刑務所に入ることになると脅せば
良いだけのような感じもしたけど、この辺はベイツがクレイグを
脅してなんとかバートレットに正直に証言させる流れを作った。
ただ出てくるまでは安心出来ない。

洗礼式に際して、トラヴィス牧師が色々とカトリックとの
兼ね合いで夕食会で相当質問攻めに有っていたね。
家柄と信仰は関係無いとし、シビルが死ぬ間際に娘をカトリック
にしたがっていたことをメアリーが語ることで、認めることになる
のかな。何よりもシビルとトムの結婚を容認したロバートのこと
だから認めるしかないのだろうけどね。

■検索用キーワード

・Downton Abbey – The Suite
Performed by The Chamber Orchestra of London

ロバート・クローリー (Hugh Bonneville) グランサム伯爵
シビル・クローリー (Jessica Brown Findlay) 三女
イーディス・クローリー (Laura Carmichael) 次女
メアリー・クローリー (Michelle Dockery) 長女
コーラ・クローリー (Elizabeth McGovern) 伯爵夫人
バイオレット・クローリー (Maggie Smith) ロバートの母
マシュー・クローリー (Dan Stevens) ロバートの遠縁
イザベル・クローリー (Penelope Wilton) マシューの母

Mr.カーソン (Jim Carter) 執事
ジョン・ベイツ (Brendan Coyle) 従者
サラ・オブライエン (Siobhan Finneran) 侍女
アンナ・スミス (Joanne Froggatt) メイド長
デイジー・メイソン (Sophie McShera) メイド・新人
トーマス・バロウ (Rob James-Collier) 第一下僕
Mrs.ヒューズ (Phyllis Logan) 家政婦長
Mrs.パットモア (Lesley Nicol) 料理長
エセル・パークス (Amy Nuttall) 新人メイド
ジョセフ・モールズリー (Kevin Doyle) イザベルの従者
ジミー・ケント (Ed Speleers) 新しい第二下僕、イケメン
アルフレッド・ニュージェント (Matt Milne) 下僕、オブライエンの甥
Mrs.バード (Christine Lohr) イザベルの侍女
アイビー・スチュワート (Cara Theobold) キッチンメイド

トム・ブランソン (Allen Leech) 元運転手、シビルの夫
デュラント (Neil Bell) 刑務官
トラヴィス (Michael Cochrane) 牧師
Mr.メイソン (Paul Copley) デイジーの義父、農場主
ジョージ・マレー (Jonathan Coy) 弁護士
クレイグ (Jason Furnival) ベイツと同房
Mrs.バートレット (Clare Higgins) ヴェラの友人
Dr.クラークソン (David Robb) ダウントンの町医者
— (Roman Green) British Army Battlefield Amputee
— (Lewis James) 囚人
— (Martyn Mayger) 囚人
— (Martin Webbe) 囚人

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