ブラックリスト The BLACKLIST 第20話 キングメイカー The Kingmaker (No. 42)

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第20話 キングメイカー The Kingmaker (No. 42)

脚本/J.R. Orci
Lukas Reiter
監督/Karen Gaviola

【前回までのあらすじ】

トムはリズに対して僕は良い人間だがレッドは違うとして封筒を
手渡していく。サムは死ぬ直前にリジーに話さないといけないと
いうがレッドはダメだとしてそれを止める。レッドを拉致して拷問
する男は君が悪いとして約束を破ったからだという。私の仲間たち
も心配しているという。ランプの中の鍵をラドフォード銀行に
持って行けと言われ貸金庫3929だというトムは、リズにさよならを
告げる。

【ストーリー】

●チェコ共和国プラハ。
車の中の温度は29度を差ししていた。議員は電話しながら建物から
出てくる。「ヴァンダの支援は必要ない。財務相とは話を付けた。
レッド氏に計画通りだと言ってくれ」と。車に乗り込むと、キング
メイカーは議員に対してスクバンスカ通りに行くのかと問う。プラハ
で英語を喋る運転手は珍しいというと私はイギリス人だという。何か
の記事であなたも英語を話すと読んだという。議員は暑いので冷房を
入れてくれないかと語り水を飲むというと、突然眠ってしまう。
議員は目覚めると小汚い建物の中のベッドの上で寝ていた。そして
床には男性が息をせず倒れていた。議員は男に声を掛ける中、警察が
やってくる。

テレビでは一連のことを報道する。
チョコの国会議員のエミール・ドゥーセック氏が青年を殺した容疑で
逮捕されたこと。青年は男娼で絞殺体で発見されたという。私への
容疑は事実無根だとし裁判でそれを証明するという。私は議員を辞職
して裁判の準備に専念するという。

レッドはニコの屋敷を訪れる。
水泳中だったニコはここの所泳ぎとパンを控えていることで17kgも
痩せることが出来たという。レッドは溺れた女性を助けた時に吐瀉ブツ
を吸い込んでしまってからプールに近づかなくなったと語ると、
元海軍だったのにかと問われる。ドゥーセックが使えなくなったのは
痛いなというと、プラハでの事件は知っているが事件の起こり方が
気に掛かるという。これははめられたんだとし、キングメーカーの
仕業だという。それよりも誰がヤツを雇い我々に損害を与えたか。雇い主
は分からないというレッド。何ヶ月も前から君を悩ませている敵がいる
のでソイツらが仕掛けたのではないかという。プラハはホンの一例で
有り何者かが時間と労力をかけて君の商売を潰そうとしているのか?
というとレッドはそんなハズないというが、ニコは君の友達がウワサ
していたのだとし、彼らは”レッドに関われば巻き込まれる”とし、
今は忠実な友でもやがて離れて行くと言って居たという。レッドは
その友達に伝えてくれというと、”口を閉じろ”と。

リズは写真を見るとサムが入院し死亡したセントアドリアンズ病院の
写真でそこにはレッドが入っていく写真が写っていた。レスラーは
誰から写真を受け取ったのかと問う。写真の撮影日が不明なので
何とも言えないとし、しかしレッドがサムに遭ったのならば何か目的が
遭ったハズだという。レッドに友達は居ないというリズ。
そんな中リズの携帯に「ニックのピザ、指定の場所へ」とメールが
届く。写真の裏を取ったら本人に聞くというリズ。

リズはレッドの元に行くとジェイミーと商談中だった。週末まで答え
を出す。ただしサンプル品は全て頂くという。
ジェイミーが出て行った後、リズは早速トムは何処なのかと問うと、
ニューヨークに居るとし部下に見張らせているという。殺風景な部屋
なのは家主が無粋だという。ジェレミーは大麻の合併企業を作る気で
資金不足なので私が融資することになったとし、デンベが食べているのは
大麻アイスだという。
それよりもキングメイカーという遭ったことが無い人物だが彼のお陰で
私は膨大な時間と金を無駄にしたという。世界を動かす政治家が数名、
彼の手により飛躍したり転落していること。政界の黒幕なのかと問うと、
彼の敵のつぶし方は芸術で、スキャンダルをでっち上げて暗殺も厭わない
のだという。彼はクライアントを育てるというウワサがあるとし、目を
つけた人材の大学や配偶者まで選んで機が熟したら王座に押し上げる
のだという。彼への仕返しとしてFBIに逮捕させる気なのかと問うと
レッドはその通りだとしてよろしくという。情報ではこの12時間以内に
アメリカに飛んだという。

その頃キングメイカーはホテルのベッドはイエダニを初めとして糞便、
小便、精液などが付着しているものだとして、メチシリン耐性黄色ブドウ
球菌で年間15000人のアメリカ人が死んでいる事を語り、ホテルのスタッフ
に消毒させていた。

■今回のシナリオ

長いことレッドの商売を邪魔する組織が台頭してきていたが、かつて
レッドに圧力をかけてきたフィッチ率いる組織とはまた違う組織である
事を知り、協力して敵の正体を突き止めないかと持ちかける。
フィッチは組織のメンバーを集めて会議を行うが意見は分かれて、
多数決の結果レッドとは組まないことを決める。レッドはこの組織に
対して秘密を持っていること。それが公になることを望まないのではない
かというが、それでもフィッチだけではどうしようも出来ない事を知る。

■感想

何だか色々とここに来てドラマが複雑になってきましたね。
これらの要素は元々は存在していたし、時々そんな組織は顔を覗かせ
ていたのだけど、自ら害の及ばぬウチには限りなく
互いにケンカせずの関係を保って上手くやってきたのだと思う。

しかし巨大な国際的な市場を前にして、必ずそんな利害の衝突が
起きることはある訳で、レッドがしているブラックリストの犯罪者
潰しもそんな組織間の冷戦的関係に火に油を注ぐような感じに
なるのではないかという不安も逆に存在していた。

いくつもの勢力の構図がある感じ。しかもそこには各国の政治家たち
が関わる流れが有ったり、裏社会の組織同士の対立の構図が有ったりで、
一体いくつの組織が存在しているのか全体像も見えてこない。

今回登場したキングメーカーもその組織の末端、構成員の一人にしか
過ぎず、結局の所トムにしても、長年レッドと牽制しているフィッチ
らにしても、組織の規模なり中枢はどうなっているのか分からないな。

トムはベルリンという人物なり組織に繋がりそうだし、今回のキング
メーカーはチェコで活動するイギリス人だったけど、この人も繋がる
ところ同じなのかどうかが気になる。
トムを泳がせていた事と同様にキングメーカーを泳がせようとしたのも
裏に繋がる組織の実態を探ろうとしているからで、その辺の駆け引きが
なかなか盛り上がってきた。

■裏社会に於ける信頼関係・友人関係

ズバリ言って今回のテーマはこれだった。
裏社会で活動する限りは常に孤独な存在であること。
そこに信頼関係はなく、組織として属していても必ずしも友達でも
なければ信頼関係がある訳でもない。

レッドには友達は居ないとするリズだけど、そんな彼女と手を組んでいた
時のレッドは少なくとも友達とは違うが同じ意識や方向性を持つ信頼関係
にも近いものが存在していたのではないかな。

今回は以下に言及するサム殺しに関するレッドの関わりによってそれも
また壊れてしまうという感じだったけどね。

■フィッチ率いる組織

アラン・フィッチ自身は

S1-10 Anslo Garrick (No.16)
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=3404

S1-11 The Good Samaritan (No.106)
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=3442

に登場。
Anslo Garrickがレッドに復讐する際に便乗してフィッチが接触した。
この際FBIの”郵便局”が襲われてレッドが拉致されたけれど、
フィッチがそうした意図は、自分たちの力を誇示することで、
レッドがFBIと接触していることに懸念を表明する為だった。
フィッチもこの20年間の関係のことにも言及していたし、

■リズの養父・サム・ミルボーンの死

既にサム自身はS1-8で亡くなっている。
https://dramatimez.sakura.ne.jp/blog/?p=3337

サムはリズに余命幾ばくもないことが分かった際に正直に告白する
ことを決意していたが、レッドがそれを止めた後、枕で窒息死させたと
いう経緯がある。

捜査の流れとは別にリズはアランに頼んでサムの死にレッドが関わって
いるのかどうかを調べてもらう。
リズは前回もトムに関して本筋の捜査とは違う流れで動いていたし、
アランを色々と利用している事実も有るよね。

レッドを疑う流れが浮上したのもトムが別れる際に残していった貸金庫
の中の写真からだった。レッドはサムが入院していた病院に訪れていた
こと。いつ訪れたのか分からなかったが取り寄せた防犯カメラ映像に
よってサムが死亡した日、2013年11月8日 PM 4:37に訪れていたことが
判明する。死亡が確定されたのが5時半なので1時間の誤差があるとして
いたが、発見されたのが一時間後だというだけで、死亡したのは寧ろ
一時間前だと分かり、レッドに問い詰めていく流れが有る。

■キングメーカー

この人のしていることは長いスパンで人材を育てながら政界にも重要
なポジションに押し上げること。また時には邪魔な政治家をスキャン
ダルを使って無理矢理引きずり下ろすことなどしている。

短い期間で発生する事件だと分かりやすいのだろうけど、長いスパン
で計画された事件って見つけづらいものがあるんだろうね。

毎度の如くキングメーカーが誰なのか誰も知らないというところから
始まるが、今回はFBIが上手く対処していた印象も有る。
ただ重要な場所ではレッドが情報を提供した形で、レッドとFBIが
関われば意外と簡単にこんな正体不明の男でも簡単そうに追いつめら
れるところが有るんだよな。やはり情報は大事だということなのかな。

リズが殺されそうになったけど、レスラーが後ろから銃でドーンで
終了。

■レッドを狙う物は?

組織は資金力が豊富にあり色んなところにも精通している人物。
レッドの命そのものを狙っているではなく、おもしろがっているところが
有るようだ。

フィッチら組織も知らないくらいなのでかなりのくせ者なのかな。

■レッドの過去は海軍にあり

大抵有能な人は海兵隊の特殊部隊という設定が多いよな。
レッドも今回の会話の中で海軍だったことが語られていたし、サムとは
リズが生まれる前からの友達であることを語っていた。

キングメーカー役のLinus Roache

元祖「Law & Order」でマッコイさんの後を引き継いだ検事の
マイケル・カッター役。

■使用された曲

・The Blacklist Opening Theme
Written by Dave Porter
・Sweetheart, What Have You Done to Us by Keaton Henson

■出演者

レンモンド・レディントン (James Spader) “レッド”
エリザベス・キーン (Megan Boone) FBI新人プロファイラー”リズ”
ドナルド・レスラー (Diego Klattenhoff) FBI捜査官
トム・キーン (Ryan Eggold) リズの夫、教師

ミーラ・マリク (Parminder Nagra) CIA捜査官
ハロルド・クーパー (Harry Lennix) テロ対策本部長
デンベ (Hisham Tawfiq) 南スーダン解放軍元兵士
アラム・モジタバイ (Amir Arison) FBIのコンピューター専門家

アラン・フィッチ (Alan Alda) レッドに圧力をかけてた同業者
キングメーカー (Linus Roache) 殺し屋
ニコ・デマキス (Joseph Siravo) レッドの仕事仲間
パトリック・チャンドラー (Mike Doyle) 下院議員
エミール・ドゥーセック (Jack Dimich) チェコの国会議員
— (Alok Tewari) アライアンスメンバー
— (Lee Wong) アライアンスメンバー
— (Ylfa Edelstein) アライアンスメンバー
— (Amr El-Bayoumi) アライアンスメンバー
アルトゥロ・ルイス (Dominic Colon) 水道管修理”デイティネーション”
アルバート・R・ミッチェル (Dan Ziskie) 連邦上院議員
Mrs.ミッチェル (Alexandra Neil) アルバートの妻
— (Kyle Anderson) Young Guy
— (Ezra Barnes) ビジネスマン
— (Tommy Bayiokos) ニコの従者
ピョートル (Troy Caylak)
— (Logan Crawford) ニュースキャスター
— (Jane Fergus) ニュースキャスター
— (Jeanine Ramirez) ニュースキャスター
— (Tara Gadomski) BBCレポーター
— (Antwayn Hopper) Clerk
— (Joyce Philbin) Woman on the Beach
チャールズ (Richaud Valls) “ルクレア質店”の裏の社交クラブオーナー
アリソン・チャンドラー (Michaela Waters) パトリックの妻
— (Cullen Wheeler) Unknown Man
— (Tyler Evan Rowe) Dead Male Escort

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