メンタリスト The Mentalist シーズン2 第6話 ラメと赤い血 Black Gold and Red Blood

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第6話 ラメと赤い血 Black Gold and Red Blood

脚本/Bruno Heller
監督/Rod Hardy

【ストーリー】

カリフォルニア州・サッター・バレー・メドゥ。
リグズビーは被害者はカービー・ハインズ(29歳)、地元の溶接業者だ
という。地元の警察が現場を荒らしているので証拠の採取は出来ない
というリグズビー。リズは刑事ドラマとか見ないのかとし、子供だって
知っていることだと激怒。
検視官としてパットが現場にいた。リズとは久しぶりだとして挨拶する。
死亡は昨日の昼過ぎで死因は後頭部への鈍器損傷だという。ただし
致命傷は最初に一発ではなく何発目か殴られた跡のことだという。
凶器は棍棒か何かだと。パトリックは被害者の顔にラメみたいなもの
が付いている事を指摘すると、農場でディスコごっこでもしていたの
かしらとパット。
そんな中家族が押しかけてきたという。
リズは部下に役割を言い渡そうとしている中、家族同士でケンカが
発生していた。
ドゥーリーは裁判で負けたのにグズグズとしているのかとしてテッド
を責める。しかしテッドはここはオレの土地だという。
被害者の所持品らしき双眼鏡があるのを見つけるリグズビーとヴァンペ
ルト。リグズビーはヴァンペルトにパトリックに俺たちの関係がバレて
いる事を語る。気にしすぎだというヴァンペルト。

ドゥーリーはテッドがカービーを殺したのだろうとし、お前の娘・ドナ
なんかと結婚するからだと語る。
ロディーはそんな中いい加減にしろと止めに入る。妹は旦那を亡くして
泣いているんだと語る。リズはチョウに待機させる中、テッドが
感情的になりナイフを出した為に即逮捕する。

ヴァンペルトは改めて確認させて欲しいとし、被害者・カービーの妻
がドナ・ハインズであなたを挑発したのがドナの兄のロディー・ガー
バーでしょとすると、オレはテッド・ラスコム。自由の国、カリフォル
ニアの市民でここはあんたら連邦だの州警察だの権力の及ばないところ
だとし、オレを逮捕・尋問の権利はないという。お前ら国連の道具だ
というテッドに、知ってますというパトリックはこの前6月に宣言して
いたヤツ。秘密の大会議が有って捜査官を集めてお前らは国連の道具
だと言ったこと。そこで発表した計画がある・・というパトリックの
言葉を遮るリズはこの人の言うことは無視してくださいと語る。

ボスコがリズの元にやってくる。
決して他意はないとする中、ソファーに座っているパトリック
を逮捕するという。リズは一体何なのかとすると、盗聴器がオフィス
に仕掛けられていて先日の盗聴検査で出てきたのだという。盗聴器の
イヤレシーバーがパトリックのデスクから出てきたこと。ミネッリは
本当にボスコをスパイしていたのかとすると、スパイだなんてとんで
もないという彼は友人として見守っていただけだという。リズは
そんなパトリックの行動を知っていたら許していない事を語る。
盗聴は重大な犯罪だとし、刑法632条、刑期は最大禁固1年だという。
レッド・ジョンの情報を教えてくれないので自分で集めるしかなかった
と語る。だけで彼の部下を裏切らせても居ないし脅迫もしていないし
買収もしていないという。処分は選ばせるというと、今すぐにCBI
を退職し二度と戻らないのであれば不起訴処分にするという。
ミネッリも正直君はやり過ぎだと語る。パトリックは起訴してくれと
し、法廷で会おうと語る。君に言われてもCBIは辞めないという。
刑務所にいくことになるんだぞとし今日今すぐに保釈申請しても火曜日
まで3日間は出られないと語る。全くパトリックが折れないことを
知るとマローイに連行するよう告げるボスコ。

ピート・シュラー刑務官に連れて行かれるパトリック。
バルガー刑務官は廊下でネズミを見たのだと語る。警察から申し送り
があり護衛を付けろと言われているが守ってやる理由は何なのかと
パトリックに尋ねると、護衛は必要無いと語る。殺されるぞと言われる。

■概要

・カリフォルニア州のサッターバレーメドゥで、地元の溶接者で29歳
のカービー・ハインズが殺害される。
・この年ではハインズとガーバー家が土地を巡って争っていた。
トッドは先祖の土地をダマされて売られたと訴え、ダマして売った
のを知りつつ購入したとして裁判を起こしていた経緯が有った。
・遺留品には双眼鏡や文字が汚いノートが残されていていることが
分かる。
・しかし捜査をする中で、ボスコはパトリックがオフィスに盗聴器を
仕掛けたことで、重罪に当たるとして逮捕する。今すぐCBIを辞めれば
起訴は取り下げるというが、パトリックは一歩も譲らない姿が有った。

■感想

いつにパトリックが逮捕!!

最近CBIもパトリックの能力に頼り切っているところも有ったしなと
思うと彼を封印してでも捜査を解明・解決できるということを示したい
意図があるのかと思った。

このシーズンに入ってパトリックは一度出て行くようなことを口に
した際に、リズも意地を張って止めないみたいな流れが有ったので、
いずれパトリックが居ないときのことを考えて、捜査官としてのレベル
をそれぞれあげなければならないよね。

そんな状況なのにリグズビーとヴァンペルトは、内緒の関係を続けて
いる。いつばれやしないかとヒヤヒヤだし、今回の二人はリズに
話そうとしていたけど、結局話せずにチョウがフォローする流れが
有った。
チョウって如何にも口が堅そうなところが有るので、信用されやすい
ところが有るのかな。そしてそれだから頼られる。
テッドとの関係で心を開いたのはチョウ相手だし、刑務所に入れられて
連絡を真っ先に取っていたのはチョウだった。
こういう時、他人に対して素っ気なく、寡黙な性格しているように
見える韓国系って良い味が出るのよね。

それにしてもヴァンペルトがヘアバンドしての登場。あまりに可愛す
ぎた。クソっリグズビーめ(笑)

■パトリックの逮捕は感情的なもの?

勿論厳密に言えば重罪だけど、パトリックがCBIに来た事で、ボスコは
リズがパトリックを好きになっていると考えて嫉妬しているように
思える。

彼はパトリックが入ったことで、チームリズの部下たちが犯人逮捕の
為に多少のルールを無視して行動する事に、問題はないと思っている
ことを問題視していた。そしてそんな感覚を持ち込んだのが他ならぬ
パトリックでありドクされていると称していた。

しかしラストでリズが個人的圧力でボスコにパトリックの件での起訴取
り下げを迫る時には、自分のキャリアを犠牲にしてでも彼を助けよう
とする姿があり、そもそも厳格なルールを語っていた彼は、過去の
捜査の中でどんな違法な捜査をしたのだろうか。

リグズビーとかヴァンペルトは、ボスコがリズに好意を寄せているのは
視線を見れば分かるとしていたけど、それ以上に深い何かが二人の間
には存在している感じだ。

■殺しの動機は?

田舎の土地を巡って所有権を争う設定としては多いよな。
特に隣人が昔からのライバル関係に有るような土地。
その土地が金を産むような場所だったことで、金絡みの殺人ではないか
と疑われたが、カービー本人は金に固執するような人物ではない
こと。寧ろアヤシイのは暴行歴のあるカーバー家のロディーとかドゥー
リーだった。

ノートに書かれている「ジェイ」「マーティン」、「ハゲタカ(VULTURES)」
と書かれている意味は何なのか。

まさか捜査の流れも監獄の中で行っていくとは思わなかった。

コンドルは手前の脚にションベンを引っかける」というアクセルの
セリフから

ジェイ=カケス
マーティン=ツバメ
ハゲタカ=コンドル

そして双眼鏡が落ちていた事から被害者はバードウォッチャーだという
ことを見抜いていく。

■バトリックの牢獄暮らし

普通起訴が決まるまでは刑務所ではなく拘置所に収監されるものでは
ないのか?火曜日までは話が通せず3日間は刑務所内にいることになる
という。しかも警察に対する盗撮は重罪であり、普通の優しい刑務所
とは違って少し強面の人も収監されている場所だった。
パトリックと同房になった囚人は、男性をレイプして殺害した人物だ
ということで、ブロンドのパトリックが可愛いとして囚人達から
冷やかされていたけど、パトリックは穴を掘られることなく出所出来る
ものなのか。

同房の男性はブー。名前がブーなんてあり得ないのであだ名だろうけど
それでもブーはないだろう(笑)
そしてそんなブーからはパトリックは警察関係者だということが
知れ渡って居ることを聞き、翌日には大変になることが予想された。
しかしここでブーと仲良くなって助けてもらえるのかなと思ったけど、
やはりパトリックと言えば心理を読み、彼らの悩みを解き放つことで
信頼をよせていくという役割を果たした様だ。

■ロディーを誘導

人心掌握がやはり上手いパトリック。
リグズビーは可哀想な役割だったけど、パンチされても効かないみたい
なガタイの良さがあるからね。
ロディーから監獄で話を聞くことになる。

■リズに頼み

冒頭で現場を荒らされたことでリズは、「ここの人は刑事ドラマを見な
いのか」
としていたけど、刑事ドラマだと刑務所に入る人は直前に
一度の電話しか許されていないみたいなことを言われるけど、刑務所に
入ってしまえば何度でも外部に電話出来るのかな。

リズには「ブルーベリーマフィンを買ってきて」と語るも中身は「クラ
ンベリー」。売ってなかったのよとのことだけど、マフィンを買ってくる
にしても一個は無いだろうって感じ(笑)

半分ブーに渡していた。渡さなければパトリックの尻が狙われていたかも
知れない。

パトリックが求めていたのはマフィンの入った紙袋。
その紙袋を使ってドブネズミを捕まえていた。それを使って上手いこと
脱獄してしまうのだから凄いけど、脱獄すればまたより刑期が厳しく
なっていくようで心配させる要素が増えていく。

■犯行の動機は浮気

今回は美人が多かったよな。
ドナ役のErin Cahill、サンドリーン役のAshley Jonesは共に美人
だった。
被害者にラメが付いていたことから、サンドリーンと被害者が浮気
していて、それを告白すると語ったことで、犯行に及んだ。

原油を吸った砂・オイルサンドとか、絶滅危惧種のヒメコンドルの巣
の事も関係なかった。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

サム・ボスコ (Terry Kinney) レッド・ジョン事件担当
バージル・ミネッリ (Gregory Itzin) 署長

ドナ・ハインズ (Erin Cahill) カービーの妻
ゲイル・ハインズ (Ellery Sprayberry) ドナとカービーの娘
ガービー・ハイネス (Elliott James) 29歳、溶接業者
サンドリーン・ガーバー (Ashley Jones) ドゥーリーの妻
ロディー・ガーバー (Eric Ladin) ドナの兄、元海兵隊
テッド・ラスコム (Madison Mason) ガーバー家に土地を奪われたと訴える
ドゥーリー・バーガー (William Russ) 父親、サンドリーンの夫
パット (JoNell Kennedy) 検視官
アクセル (Geoff Meed) 囚人のボス
— (David Cheaney) Jail Medic
ブー (Fatso-Fasano) 囚人、ジェーンと同房
— (Greg Harris) Inmate
— (Jules Douglas) Inmate
— (Jose Acevedo) Inmate
ヒックス (Dominic Hoffman) 捜査官
— (Travis Johns) Deputy
— (Steven Littles) Escort Deputy
バルガー (Frank Noon) 刑務官、ネズミを見たと
— (Brian Oblak) Deputy
— (Matt Fowler) CSI Medic
ガーバー・クラン (Vinnie Varone)

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