メンタリスト The Mentalist シーズン2 第15話 レッドヘリング~おいしい罠 Red Herring

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第15話 レッドヘリング~おいしい罠 Red Herring

脚本/David Appelbaum
監督/Eric Laneuville

【ストーリー】

カリフォルニア州ナパバレー・ウェスティングリゾート。
デュースターバーグは第23回ウェスティングリゾート・ベストシェフ
コンテストを開催するという。主催者は私、デュースターバーグ。
本日のチャレンジはソノマのレストラン182でジリング・パーム・ドゥ・
キュイジーヌの史上最小年優勝者のハンナ・ディアス。サンフランシスコ
からはラジオ番組の司会者も務めているアーリス・センドジャーメイン
と妻のジュリア・セントジャーメイン。厨房ではジェフリーはイライザ
に対してムースを乗せてくれと語り料理を作っていた。
デュースターバーグは客に対してチャレンジするシェフの紹介を続ける。
パリで修行、ラップティッドメゾンの総料理長のエイドリアン・ルド。
そして最初の料理を出してくれるのはジェフリー・バージだという。
ジェフリーは何とか料理を作り終えると、壇上に出てくる。
そしてみんなに料理を振る舞い一言言おうとするとそこで倒れてしまう。
イライザは急いで救急車を呼んでと告げ、ここに医者は居ないのかと
語る。

リズは先に来ていたリグズビーに副検視官は何と言っているのかと
尋ねる。まだ何とも言えないとしていること。自然死なら私たちに
用はないという。パトリックはそんなリズに機嫌が悪いねと語る。
あるシェフが州議会議員の父に電話してそこから検事総長、そして総長
のアシスタントを経由して私の元に連絡が有ったとし、政治は嫌いだ
というリズ。
チョウは死んだシェフは主催者と殴り合いのケンカをしていたようだと
語る。

デュースターバーグに話を聞く。
あれは事故で落ち度はないという。バージと揉めた原因は何かと尋ねる
とトリュフですという。パトリックはリズに対してトリュフは高級な
キノコだよと語ると、そんなの知ってるわよとリズ。
シェフは実費でトリュフを仕入れたがコンテスト数時間前に消えたのだ
という。変わりを用意しろと言われたが何千ドルもするので断ったのだ
という。すると怒鳴られた為に争いになったこと。ジェフリーはケンカ
っ早いですねと語るとそんなことはないというデュースターバーグ。
彼は天才だったとし、天才は厄介なものだがでも暴力を振るう人ではない
という。

リグズビーは会場の料理を食べる。チョウは得体の知れないものは
喰わないという。バージが作った料理はしょっぱいというパトリック。

検視官として来ていたDrシュタイナーに挨拶するパトリック。
久しぶりだとすると、パトリックは口の中は見ましたかと尋ね、
検視官の腕を持つパトリックは口の中を強引に調べさせる。すると
口の中が荒れていた。どうして分かったのかというシュタイナーに
料理が不味いのは味覚がイカれているからだという。
デュースターバーグはシロだとし死因は頭部損傷ではなく死因は毒だ
と語るパトリック。リグズビーは思わず食べ物を食べるのを辞める。

リズは簡易検査の結果毒の正体はリシンだったという。被害者が
それを食べたか飲んだかしたと。リシンはヒマから容易に抽出出来る
というチョウ。被害者の料理からは検出されていないというリズ。
リシンは効果が現れるのが遅いのでここの料理ではないのだろうと
語るリグズビー。被害者の部屋の飲食物を調べてとリズは語る。

リズはチョウにシェフに話を聞いてと語る。コンテストの賞金は10万ドル
だとし動機になるという。リズはパトリックに何をしているのかと
問うと、ポ・ドゥ・クレームで口直ししているという。気取ったプリン
だよと。被害者の妻が到着したので話を聞きにいくよわと語る。

シェフから話を聞く。アーリスはジェフとは親しかったという。
ジュリアはだからウチの父に電話してCBIを呼んでもらったという。
毒殺と分かる前に呼んだのは妙だというチョウ。我々は共に働いている
仲間だというアーリス。ハンナはそれを聞いて笑う。仲間ならば
なんでジェフリーかせスーシェフを引き抜こうとしたのかと問う。

■概要

・賞金10万ドルがかかっているシェフコンテストの場で優勝候補の
一人のジェフリー・バージが亡くなる。
・シェフの中の誰かの父が議員の娘だったことも有り、CBIへの捜査
依頼がやってくるが、リズとしても彼の死が事故によるものか
殺人かによって担当するかどうか変わってくるので検視官に判断を
仰ぐ。
・パトリックは被害者の作った料理が塩辛いことを知り、検視官に
口の中を調べてもらうと、舌が荒れていて、毒死だということが
分かる。
・簡易検査の結果使用された毒はリシン。リシンはヒマから容易に
抽出される毒なので少しの知識が有れば誰にでも使用することが
出来た。
・しかし問題なのは被害者の料理からリシンが検出されていないこと。
・現場でコンテストに参加していたものたちから話を聞くと、色々
とそれぞれに不可解なことが発生していることが分かる。

■感想

ここの所、それぞれのキャラクターの私生活上の問題に触れること
が多いけど、今回はリズだった。
リズが最後になって未亡人となった夫人に対して、夫のアルコール依存
症について語っていたけど、リズ自身も実はアルコール依存症なのかな。
男性の捜査官ならばともかく、あんな机の中に酒を入れておくもの
ですかね。
ただ先週はリズと飲みに行くパトリックなんかの光景も有ったし、
今回は依頼した議員の娘のジュリアまで死なせてしまったので、
リズとしてはまた胃の痛い思いだろう。机を片づけているとしていた
けど、まさか降格なんてことはないだろうし、異動もないよね。
ストレスを感じると片付けしたくなるって人は多いので、それに
期待しよう。

殺人に繋がりそうなものかはともかく、シェフの世界もドロドロの
世界だった。リシンはヒマから抽出出来るなんてチョウが知っている
くらいだから、料理人なら誰でも知っていそうだし。

深夜に鳴った電話の意味とか、トリュフが当日に無くなったとか、
主催者や被害者とケンカしていたり、被害者は妻のアビゲイルと別居
していたり、被害者の弟・ケヴィンとアビゲイルの仲間悪さ。
アーリスがジェフリーのスーシェフを引き抜こうとしていたことも有る
し、そして後々判明してくるアビゲイルが市場で被害者と口論している
流れなどを見ると一体どういう事情が存在しているのか。

■リグズビー、食いしん坊

シェフが死亡したのが毒だと言われる前にパクパクとテーブルに
並べられていた食事を食べてしまうリグズビー。
ジェーンも同様で毒だと分かる前にジェフリーの食事を口にして
いたし、プリンを食べてる姿が有った。

チョウは冷静で得体の知れない食べ物は食べないことを言っていた。

酒の問題はシェフの職業病だと語っていたけど、そんなに重圧なの
かな。

ジェフリーの部屋の食料など口にするものからはなかなかリシンが
見つからない。しかし依存症は酒を隠し持つものだとして、トイレ
の水をためるタンクの中に入っているのを見つけた。
彼が酒飲みだと知っている人物の犯行だよね。

■心理的揺さぶり

取りあえずシェフが集まる前でルドを逮捕。その態度を見てハンナが
安心したので彼女が何かを知っているとして、ルドの逮捕を取りやめて
ハンナを連行する。ハンナはコンテストで優勝する為にベタなものだ
が、ジンを購入して被害者に飲ませていた。しかしそのジンの中に
酒は入れていないと否定。

更にトリュフはルドが盗んでいたことが判明する。
パトリックなら臭いでトリュフの場所を見つけそう(笑)

■通話記録の怪

妻には5秒の電話。その後午前2時の電話は店に一時間も電話していた。
イライザにその事を尋ねると、明日のメニューの変更の為の電話だと
いう。

■金の流れ

ケヴィンがイライザから金を盗むシーンが有った。
リズからパトリックが車の鍵を盗んでいたけど、何か予期するところ
が有ったんですかね。
ケヴィンがちょうど逃げてきたので、ドアを開けて退治した。

弟によるとショーン・ホーリックから兄は金を借りていたこと。
自分が紹介したとし、電話で金を返さないと殺すと脅されていたこと
が判明。

ショーンによると彼は金を持っていて何度もホテル・リッツに泊まって
いるのを見て居るという。
確かに調べると2ヶ月に12回以上泊まっていた。ただし支払いは女性。
リッチで部屋代を出せる程の人物。

■料理を食べずに見破るパトリック

ハンナが攻撃的なのはママ母への怒り。ルドは養子だという。
ジュリアがジェフリーと浮気していることを見破る。ジェフリーが
別居した5ヶ月前から。しかし彼は事件の前の夜に関係を終わらせる
と言ってきたこと。そんな話をジュリアから聞いているウチに彼女も
リシンの毒で倒れてしまった。

■ジェフリーの一連の行動

正そうとしていたのは赤ちゃんが出来たからだった。
パトリックがいきなりアビゲイルに対して、外見が変わったとか昔の
方がスタイルが良かったとしていたけど、そんなの当たり前だろうと
小一時間。どういう意図があるのかと思ったら妊娠している為のもの
だった。

アビゲイルの家からヒマが見つかった為に逮捕するが犯行を否定。

■全員を呼び出し食事会

関係者で被害者たちの為に献杯する。
その際、ジュリアが殺害されたのがハバネロに入れられたリシンの
毒だと知り、ハンナが作ったメロンスープとプロシュートのミントと
バジル添えの中にジュリアのハバネロを入れたと語る。
みんなが口にしている中で犯人ならば、その中に毒が入っていることを
知っている為のものだった。

犯人はスーシェフをしていたイライザ。
独立することを常に邪魔してきたこと。
子供が出来たことにより告白してきたことで、夢が潰されてきた
恨みがここに来て殺意を生んだということだった。

■その他

・卑劣で無責任なサディスト

パトリックが思わず言われていた。

依存症の人には変わらない人と変わろうとしない人がいるという。
しかしご主人は妊娠をきいてすぐに治療を始めた。だからジュリア
との関係を終わりにして変わりたかったのだろうと語る。

■使用された曲

■出演者

パトリック・ジェーン (Simon Baker) 犯罪コンサルタント、CBI
テレサ・リズボン (Robin Tunney) CBIの捜査チーム・上級捜査官
キンブル・チョウ (Tim Kang) CBI捜査官・元軍人
ウェイン・リグズビー (Owain Yeoman) 放火事件のエキスパート
グレース・ヴァンペルト (Amanda Righetti) CBIの新人捜査官

エイドリアン・ルド (Federico Dordei) ラップティッドメゾンの総料理長
ジュリア・St.ジャーメイン (Elaine Hendrix) 妻、シェフ、父が州議会議員
アーリス・St.ジャーメイン (Brian Howe) 夫、シェフ
ハンナ・ディアズ (Gina La Piana) ソノマのレストラン182
アビゲイル・バージ (Dina Meyer) ジェフリーの妻、別居中
ジェフリー・バージ (James C. Victor) シェフ、アルコール依存症
バートナム・デュースターバーグ (Jon Polito) 料理コンテスト主催
ケヴィン (Skyler Stone) ジェフリーの弟
イライザ・グリーン (Robin Weigert) ジェフリーの店のスーシェフ
Dr.シュタイナー (George Wyner) 検視官、パトリックが嫌い?
ヘンドリックス (Joel Brooks) 弁護士
ショーン・ホーリック (Sal Landi) 医療用麻薬の店のオーナー、高利貸し
ジョッシュ (David Greenman) 医療用麻薬の店
— (Alexander Emmert) Sous Chef
— (Ryan Van de Kamp Buchanan) Sous Chef
オクティヴィオ・ゴンザレス (David Light)
— (Michael A. Templeton) Foodie Audience

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