マスケティアーズ パリの四銃士 The Musketeers シーズン2 第8話(18) 親父(おやじ)の真実 The Prodigal Father

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第8話(18) 親父(おやじ)の真実 The Prodigal Father

監督/Edward Bennett 脚本/Susie Conklin
Adrian Hodges

【ストーリー】

カミーユとマルティーヌはレヴェックに追いかけられ必死に逃げる。
馬を走らせたレヴェックに追いつめられる。
一方アラミスはポルトスに対して2時間も黙り込むなんてトレヴィル
隊長の話はよっぽど重大だったのかと問う。ポルトスは父が誰かを
教えられたんだとし重大だろと語る。
そんな二人の目の前で少女がレヴェックによって痛めつけられている
のを見て何をしたのかと問う。妻のメイドだが盗みを働いたのだと
いう。戻れというレヴェックは二人の少女にムチを振るう。
何をしに来たのかとポルトスたちに尋ねるとベルガール侯爵に逢いに
来た事を語る。あの人は誰にも逢わないという彼にオレには逢うさと
語る。

レヴェックはカミーユを小屋に閉じ込めお前のせいだぞと語る。
マルティーヌを傷つけないでと訴えるカミーユ。
しかしレヴェックが痛み付けマルティーヌの悲鳴が聞こえるのだった。

ベルガールの屋敷の中に入るとひげ面の男が現れ何の用かと尋ねる。
自分はポルトスだとし、あなたの息子だという。誰に吹き込まれたのか
と問うと銃士隊のトレヴィル隊長だという。私を裏切り破滅させた
男だという。真相を知ればトレヴィルのことを鵜呑みにはしないさと
語る。他には何と言っていたのかと問うとポルトスだけ来る様告げる
ベルガール。

トレヴィルは昔残酷なことをしたとダルタニアンとアトスに語る。
ポルトスとアイツの母に・・・友情の為にしたがオレの経歴に消せない
汚点を作ったという。以来オレはそれを償う為に手を尽くしてきた事。
ポルトスを支えてやってくれというトレヴィルに対して二人は何が
有ったのか事情を話してくれと語る。あいつの父を知っていながら
何故黙って居たのか。正当な理由が有るのだと語る。

ベルガールはポルトスに対して引退してから一人で過ごしているとし
世捨て人のようなものだという。私が護衛隊長だった時に現国王の
父君が暗殺されたこと。おかしなヤツがアンリ4世を殺したせいで
私は軍法会議にかけられたという。トレヴィルとフォアは虚偽の証言を
したという。ポルトスはその為に来たのではないとし父かどうか
確かめに来たのだという。私が父で間違いないというベルガールは
彼とハグする。お前には母・マリー・セセットの面影があるとし、
障害の恋人だという。母とオレは捨てられた上に絶望のウチに「奇跡の
町」という貧民街で母は死んだのだという。知っていたら何をして
でも探しに言っていたと語る。

エレアノールはアラミスの前にやってくると夫から客人が来ている
と聞いたという。夫はレヴェックだとし外で逢ったでしょと。メイド
の2人はこれから裁判にかけるのかと問うアラミスに対してやり直す
チャンスを与えないといけないと語る。エレアノールは侯爵の娘だ
と告げる。
そんな中ポルトスとベルガールがやってくると、今夜は夕食をご馳走
になることになったという。ベルガールはエレアノールに対して彼は
お前の異母兄妹のポルトスだと語る。

一方ボナシューの墓に花を供えるコンスタンスは喪服で過ごしていた。
それを見守るダルタニアン。夫は決して悪い人ではなかったが苛立って
いただけだという。ダルタニアンは自分を責めることはないというが、
夫を愛さずに不実な妻だったとして当然責めるというコンスタンス。
あの人の死を喜んでいるのかと問い、幸せになれると思っているのか
というコンスタンスに対してボクは嬉しいというダルタニアン。どうし
て悲しまなければならないのかとし、運命が幸せになるチャンスを
くれたのだという。それを活かさないでどうするのかという彼に
コンスタンスは時間が欲しいという。王妃に付いていないといけない
としロシュフォールの力が強まっているのだという彼女。ボクなら君を
守ってあげられるというと彼女は今は無理だという。君はボナシュー
が死んでもまだ縛られているのかと問うと、時間をかければ良いが、
君が決める頃にボクの心は離れているかも知れないことを語る。

ルイ国王は暗殺未遂が有ったことで怯えていた。
安全な場所はないとし私も父の様に殺されるという。ロシュフォール
は反逆は常にある事を告げ油断してはならないという。ルイは公式行事
は中止で食事は誰かに毒味させろというと、私がすべて毒味するという
ロシュフォール。陛下にこれらの書類にご署名して欲しいとし政治は私
が滞りなく進めるという。ロシュフォールは枢機卿亡き後、そなたが
一番の腹心だとし私の望みを分かってくれるとして署名する。

■概要

・国王のルイーズ姫が暗殺者だったことを知りショックを受けて
恐怖を感じて公式行事も全てキャンセルする事態が続いていた。
ロシュフォールはここぞとばかりにルイ国王から変わりに政治を
取り仕切るという名目で乗っ取り工作を始める。
・ポルトスはトレヴィル隊長から自分の父親がベルガール侯爵だと
聞いて確認のためにアラミスと共に屋敷に行く。
そこにはポルトスとは異母兄妹のエレアノールとその夫であり商人
でもあるレヴェックと住んでいた。
・二人が屋敷に到着する頃、そのレヴェックが二人の少女を馬で
追いかけ鞭で叩く姿を見て事情を聞くと、妻のメイドが盗みを働いた
のだという。カミーユに聞くと怯えながらそれを否定しなかった為に
止める事も出来なかった。
・ベルガールはポルトスに親子関係について聞かれると、素直にそれ
を認めるが、全てはトレヴィルによって誘拐されたのだとして
ウソを吹き込む。トレヴィル自身はそんな単純な話ではないとするが
全ては否定出来ないところがあった。

■感想

オリンピックで随分と期間が空いてしまいましたね。
まぁそんなに連続した内容ではないので、ルイが襲われたことと、
トレヴィルがその過程で負傷した際に、墓まで持って行こうと思って
いたポルトスの父親の秘密を語ったことや、コンスタンスの
夫が殺されたということを前提として頭に置いてドラマを見れば
良いのかなと。

ポルトスの父親とはどんな人物なのか。

シーズン1の頃にも人身売買している商売人が出たし、そもそもポルトス
の母・マリー・セセットなんかもアフリカから奴隷として売られてきた
という過去も有るのだろうけど、今回はポルトスが最も憎むべき
人身売買にこの屋敷のものが関わっていたというところが全てなのかな。

トレヴィルのウソによって彼を信用出来なくなったポルトスが銃士隊
を辞めてしまうのかなと思わせるものがあったけど、辞めたらそこで
ドラマは終わる(笑)のでまず無いよね。

今後シーズン2のフィナーレに向けて色んな秘密が暴かれていくことに
なるのかな。
その最たるはやはり何と言ってもアンヌ王妃とアラミスの関係か。

■追い出されたミレディ

前回ルイの愛人だったミレディは追い出されることになったけど、
ロシュフォールは接触してきて、お互いに助け合おうと語る。
ミレディは女暗殺者がスペインの刺客だったことやその女が警備の
キツイ宮廷内に入れたことで内部の協力者が居る可能性をロシュフォール
に告げる。ロシュフォールは王から取り上げたミレディの宝を
全て返すので王妃とアラミスの関係を調べる様取引してきた。

ミレディとしてはアトスに話したいところだったけど、アトスとは
飲み屋で話し合おうとするも、彼がミレディを不審に感じていて
話にならない、ロシュフォールの失脚の情報があるとしているけど
アトスはウソだと思ったのかな。
何か知っているなら祖国フランスのために話せとするも、100リーヴル
欲しいと訴える。金を払っても後悔させないというが君には全てを
与えたとして取引は不調に終わってしまった。

■ルメー先生がコンスタンスに求婚

冒頭では喪服を着て夫の死を悼んでいるコンスタンスに対してダルタニ
アンがアプローチしたし、更に城に戻ると今度はルメー先生から不幸に
屈しず、率直なコンスタンスに対して魅力的だとして、求婚される。
返事は待つとしていたけど、ダルタニアンは逆に待たせれば心変わり
することだってあるとしてちょっぴりプレッシャーをかけていた。

「型にはまらないあなたのすばらしさが分かってきた」
というルメーのセリフ。

そしてその後アンヌ王妃が王太子と戯れている中で、その子の父親
がルイではなくアラミスとの子であることを告白された。

「私は公務を担って生まれた。特権は有っても自由はない。」
「一つの大切な思い出を支えに生きている。」
「一人の女性になれたつかの間の夢」

だというアンヌのセリフはコンスタンスに向けたものでも有るし、
恐らくスペイン時代から愛し続けたロシュフォールの一途で歪んだ
愛情にも精通するセリフが込められている。
ロシュフォールがスペインで捕虜になっても生き続けられた理由は
アンヌの存在が有ったからだろうね。

14歳の頃に贈った十字架のペンダント。
贈った方は覚えているし愛している方はよりそのものの大切さに
拘っている。アンヌがアラミスに与えてしまった十字架がロシュフォール
のものだったというのはこれまでのエピソードの中でも描かれて一度
はアラミスから盗み出したけど、また戻したことが有ったよね。

コンスタンスはアンヌ以上に派手なドレスを着てダルタニアンの元に
走り、ロシュフォールはアンヌからの寵愛を受けられていると思い込み
たくて狂った行動に走ってしまった。

アンヌがロシュフォールの目を刺したのは凄かった。

さて反逆罪にされそうになるアンヌ。
ただDNA検査する訳にもいかないし、証言だけが頼りで罪を問うて
いくのかな。

■ポルトスが信頼するものは・・

ポルトスはベルガールが父親だと知り喜んでいるが、反面トレヴィル
に対して不信感を持ってしまう。
どうみてもベルガールは怪しさを醸し出していたけどね。

家名のためにエレアノールの母と結婚したとか言っていた。

ただここまで話がこじれたならばトレヴィルも話さざるを得ない
けど、問題はウソをついてしまっていたトレヴィルの発言がポルトス
にどれだけ信用されるのかということ。

ミレディにしてもベルガールにしても嘘をついて人を惑わす人が
多いね。ロシュフォールだって嘘をついて潜り込んでいる訳だし。

ポルトスの親子関係の問題はともかく、この家の娘夫婦はなにやら
会員制の人身売買をしているようで、純潔さを売りにした少女を
売っていた。助けた後にトレヴィルたちの銃士隊の宿舎に少女たちを
連れて帰ったけど、またみんな可愛い(笑)

カミーユを演じてたPhoebe Dynevorは、イギリス/マンチュスター出身
の俳優さんのようでイギリスのドラマには疎いのでなかなか知らない
タイトルばかりだけど、可愛かったので別の作品も見てみたい。
「ダウントン・アビー」のデイジー役のSophie McSheraが出演した
「Waterloo Road」にも出演しているみたいなので、日本のCSで
取り上げてくれないかな。

ポルトスが父のウソを見抜いたのは母親の似顔絵が入ったロケット
が如何にも偽物だったこと。ペンダント繋がりで今回はロシュフォール
とアンヌの関係にもひびが入ったけど、皮肉としか言いようがない。

■出演者

アラミス (Santiago Cabrera) 銃士、剣の腕、色男
アトス (Tom Burke) 銃士、リーダー、剣の一番の使い手 、ラ・フェール伯爵
ダルタニアン (Luke Pasqualino) 銃士の一人
ポルトス・デュ・ヴェロン (Howard Charles) 銃士、パワー、情熱

トレヴィル (Hugo Speer) 銃士隊長 (s2-4で隊長をクビ)
コンスタンス・ボナシュー (Tamla Kari) 下宿屋の女主人(s2から女王侍女)
ルイ13世 (Ryan Gage) フランス国王
アンヌ王妃 (Alexandra Dowling) フランス王妃、スペインフェリペ王の娘
ロシュフォール (Marc Warren) 伯爵、リシュリュー枢機卿の腹心
ミレディ・ド・ウィンター (Maimie McCoy) 元アトスの夫人、元泥棒
マルグリット (Charlotte Salt) 王妃の付き人

カミーユ (Phoebe Dynevor) ベルガールに売られる
マルティーヌ (Ellie Bamber) ベルガールに売られる・殺される
アントワーヌ・レヴェック (Steven Cree) エレアノールの夫
ベルガール (Liam Cunningham) 侯爵、ポルトスの父
エレアノール・ベルガール (Emma Hamilton) ベルガールの娘
ルメー (Ed Stoppard) 外科医
— (Ben Addis) Town House Servant
— (Amanda Wass) Young Girl
アラベラ (Chelsea Grant)
マリー・セセット () ポルトスの母

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